Vision&Education

木村貴志の徒然なるままの日記です。

教育について思うこと

2024年01月27日 | Weblog

教育はとにかく全身全霊を懸けてやるしかないものだと思います。

しかしながら、直ぐに成果が出るようなことは、

人間教育においてはありえないのだと思います。

自分自身のことを考えてみても、

直ぐに劇的な変化が起きないことはわかります。

その人の生活習慣や心の習慣が変わり、

その人の言葉と行動に少しずつ変化が起きて、

だいぶ時が経って、ふと気がつくと

大きな成長を遂げていたことが感じられた。

そんなものだと思います。

私は人の促成栽培には興味はありません。

どっしりと根を張った人間となって、

揺るぎない人生を生きて欲しいと願うばかりです。

 

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教育の成果

2024年01月21日 | Weblog

教育の成果は、その人の目の輝きによって測られるべきものだと思います。

偏差値が低かろうと、点数が取れていなかろうと、時に過ち、失敗してしまおうと、

二度と無い自分の人生を、目を輝かせて生きているかどうか。

それが大切だと思います。

なぜなら、その輝きの裏には、たくましく生き抜いていこうという意志や、

与えられた生への喜びが、必ず存在しているからです。

子どもたちの偏差値が低いことを嘆くより、

子どもたちの目の輝きが失われていること、

生きる活力が失われていることを、

嘆くのが当たり前にならなくてはダメだと思います。

目の輝きが失われていることに気づき、

そして、それを心から嘆く大人たちが増えていくことでしか、

あるいはまた、

目の輝きを取り戻す教育を考えられる大人たちが増えていくことでしか、

日本の教育が正気を取り戻すことはないのだろうと思います。

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教育的に価値のあること

2024年01月20日 | Weblog

家族で潮干狩りに行ったこと、父にデパートの美術品売り場によく連れて行かれたこと、初めて兄弟で煮物を七輪で炊いたこと、母がお菓子や料理を作るのを眺めていたこと、母に繕い物をしてもらったこと、父と裏山を崩して一輪車で土を運んだこと、父と畑を作って野菜を育てたこと、父と父の友人とみんなで自宅の庭造りをしたこと、父と母が喜んでくれたこと、父と母が叱ってくれたこと、…。

子どもの頃の想い出として、何か物を買ってくれたことや、塾や習い事や、AI技術の進展で得られたもので、私の心に深く残っていることは、ひとつとしてありません。

何かを一緒に体験したこと。そこに温かい心があったこと。それが想い出であり。教育であると私は思います。人が人を育てるとは、そうしたものだと思います。

同じ経験をした時間。共に過ごした時間。その経験について会話した時間・・・。かけがえのない時間とは、そうした時間なのだと思います。

寒々とした時間を子どもに過ごさせておいて、子どもがしっかりと育つわけがありません。人間教育的に本当に価値があることとは、学校や塾に行くことの中だけにあるのではないと思います。

教育の問題とは、子どもの問題ではなく、大人の問題です。

大人の価値観を磨かずして、子どもが立派に育つはずがないのです。

だから、私は子どもでも親でも、道に迷っている人がいたら、全力で支えます。それが日本の教育をより良いものにすることだと思っているからです。

 

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19期目のスタート

2024年01月18日 | Weblog

弊社Vision&Education,Ltd.は、昨日、19回目の創立記念日を迎えることができました。

これも多くの皆様方のご支援の賜物と心より感謝申し上げます。

あっという間の18年でした。

今年の一年間は、来年、20年目を迎え、

再来年、20周年を迎えるための準備の一年と考えています。

ささやかな会社ではありますが、

日本の教育に一石を投じていく会社でありたいと思います。

今だけではなく、

私がいなくなった後も、会社がなくなったあとも、

生み出した教育だけは、後世に遺せるような、

本物に育て上げていこうと思います。

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嬉しかったこと

2024年01月16日 | Weblog

先日、とある経済団体の新年会に出席していました。

会の途中、1人の若いスタッフに声をかけられました。

「先生の志の教育がきっかけで、自分の将来のことを本気で考えるようになりました。そして、今があります。」

そう話して下さいました。

授業を受けて下さったのは、もう、10年以上も前のことです。

私という人間と、私の話した内容を、今日まで覚えてくださっていたことに感激しました。

そして、お伝えしたことが、少しでも誰かの心に残っているのであれば、

私のやって来たことも無駄ではないのかも知れないと思いました。

 

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【Vision & Educaion,Ltd. からのお知らせ】- Vol. 72  2024年1月9日配信より(2)

2024年01月12日 | Weblog

◆◆ 先人の言葉に学ぶ ◆◆――――――――――――◆

「真理は感動を通してのみ授受せられる。だがそれには、教師自身の生きた真理に対する感動こそ、その根源といえよう。」(『森信三一日一語』より)

教師に限らず、教える者が日々瑞々しい心を失わず、世の中の、真・善・美に対して感動する心を持っていてこそ、初めて大切なことは伝わるのだという、この言葉の重みを痛切に感じます。ということは、「教える者」は「学び続ける者」でなければならないのだと思いますし、「感性豊か」でなければならないのだと思います。マニュアル通りに教えたり、ルーティーンワークのようになされる教育が、いかに教育の本質から遠いところにあるのかを反省させられる言葉です。感動し、魂が響き合うような時間の中で、大切なものは師弟の心の中に残っていく。この教えを肝に銘じたいと思います。(志)

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2024年1月9日配信「Vision & Educaion からのお知らせ- Vol.72」より

2024年01月10日 | Weblog

◆◆ 木村貴志からのご挨拶 ◆◆――――――――――――◆

明けましておめでとうございます。新しい一年がスタートしました。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

1月の行事としては、ご承知の通り、主な物だけでも、元旦(1月1日)、七草の日(1月7日)、鏡開き(1月11日)、成人の日(1月第2月曜日)、小正月(1月15日)、大学入学共通テスト(1月13日、14日)、大寒(1月20日)などがあります。折々の伝統行事に目を向け、その意味に触れ、先人たちの心と共に、丁寧に一年間を生きられたらと思います。

自分の心一つで、過去の人たちと感謝の思いと共に生きることが出来るし、まだ見ぬ未来の人たちと共に使命感をもって生きることも出来ると思います。その結果、砂粒のような「個」として生きるのではなく、悠久の命の連続性の中で、共に生きることができるようになることを感じています。

こうした感覚の喪失、乃至は、個人主義という装いをした利己主義が、今日の日本における、様々な問題を引き起こしているようにも感じます。他人を論評する気はありませんし、そこまでの学もありませんから、まずは、私が感謝と使命感をもって生きてみたいと思います。

バッカーズ寺子屋、バッカーズ九州寺子屋の新しいパンフレット&ポスターが完成しました。10歳~15歳の子どもたちが対象の、月2回、1年間限定の学び舎です。ただし、一生の学び舎です。受講料は2005年の設立以来、月額5,000円に据え置かれています。社会貢献事業だからです。著名な経営者の方々の講話を伺えることなどから「敷居が高い」といった話も多少耳にしますが、全然そんなことはない、楽しい学び舎です。

パンフレットなど必要な方は、事務局までお問い合わせ下さい。また、一年間の学びの内容が少しでもお伝えできるよう、YouTubeショート、TikTokに動画をアップしています。そちらもご覧頂き、まずは入塾説明会にお越しいただければ幸いです。

今年も子どもたちの教育と共に、社会人の皆様と学ぶことにも、益々力を注ぎ、教育効果を高めていきます。全ての研修において、「学び方の変革」「志の教育」がテーマですが、実践の中から掴んできた血の通った言葉、思いのこもった言葉をお届けいたします。

本年もご指導ご鞭撻の程、何卒よろしくお願い申し上げます。(志)

 

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教育

2024年01月04日 | Weblog

18歳人口減少の記事が日経新聞に出ていました。

驚くこともない当たり前のニュースです。

しかし、日本の国が衰退していく一端を示す悲しいニュースの一つです。

こうした情報に、深い悲しみや強い危機感がないところに問題があります。

唯一の希望は、教育という、未来への投資です。

そこにしか活路はありません。

私は私の考え得る教育実践を生み出し、20年間、教育改革に取り組んできました。

それは教育制度の改革ではありません。

本当に人が人に気づきを与えていくことができるような、共に学ぶことを大切にした教育の改革です。「学び方の変革」であり「志の教育」です。

高校教師も辞め、日本の未来のために全力を尽くしてきましたし、これからもそうします。今年は、昨年以上に強烈に動いていきます。

しかし、ごまめの歯ぎしりに過ぎません。わかって下さる方もそう多くはありません。

ただ、それでもやり続けます。

矜持として、安全なところにいて評論する人にはなりたくありませんし、結果を出せずに満足するような人間にもなりたくないからです。

誰からも評価されなくても、100年、200年先に、社会のために頑張ったのだと誰かに気づいてもらえるような仕事が出来たら、私は十分です。

 

 

 

 

 

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謹賀新年

2024年01月01日 | Weblog

謹んで新春のお慶びを申し上げます。 
旧年中は格別のご高配にあずかり厚く御礼申し上げます。 
Vision&Education,Ltd.は、「日本の教育をより良いものにする」というミッション実現のために、今年も全力で走り続けます。
本年もVision&Education,Ltd.を                                 どうぞよろしくお願い申し上げます。

      2024年 元旦

Vision&Education,Ltd.

代表取締役 木村貴志

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