Vision&Education

木村貴志の徒然なるままの日記です。

五事を正す

2009年09月26日 | Weblog
大学時代、私は卒論のテーマを「貝原益軒の思想」にしました。
(といっても、到底、読めたものではない、いい加減な代物でしたが…)

しかし、ぎりぎりまで、日本の陽明学の祖であり、
近江聖人といわれた「中江藤樹」をテーマに書いてみたいと思っていました。
子どもの頃に読んだ「中江藤樹」の伝記に強く心惹かれていたからです。

しかし、うまく書けませんでした。

そして、
中江藤樹という人の事を勉強し続けてみて、
中江藤樹で卒論を書けなかったのは、
彼が残した思想よりも、
その教えを受けた人たちの言動に、
私は感動していたのだということが
次第にわかってきました。

中江藤樹は「五事を正す」ということを大切な教えとし、
周囲の人たちもまたその教えに感化されていました。

「五事を正す」とは、「貌・言・視・聴・思」の五つを正しくすること。

そうすれば、人は、誰とでも仲良く親しみ合い、尊敬しあい、認め合う
美しい心を磨くことができるという教えです。


貌…愛敬の心をこめてやさしく和やかな顔つきで人と接すること。

言…相手に気持ちよく受け入れられるような言い方をすること。

視…愛敬の心をこめて暖かく人や物を見るようにすること。 

聴…話す人の立場に立って相手の話をよく聞くようにすること。    

思…愛敬の心をもって相手を理解しようとする深い思いやりの心を持つこと。 


生きていれば、色々なことを言われることもあります。
また、出会う人たちも様々です。

しかし、この教えは大切にしていきたいと、
改めて思う今日この頃です。
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バッカーズ卒塾生

2009年09月11日 | Weblog
卒塾生が書き込みをしてくれました。
とても嬉しいものです。

ちょっとだけご紹介します。


「・・・ブログ書き込みは初めてですが、時間があるときに拝見しています。
ブログを拝見して、先生や後輩たちの活躍を嬉しく思い、とても励みになります。

卒塾してから2年ー。
塾生だったときには、感じられなかったバッカーズでの学びが発揮されるのを自分でも感じます。自分の意見を主張することが以前より出来るようになり、行動力もあがったと思います。・・・」


バッカーズ・ファンデーションの経営者の皆さんが播いた種が、
私たちが真剣に伝えようとした大切なことが、

時を経て、塾生の皆さんの、
心の中でmatureされていることが感じられる…。

これほど素晴らしく、
かけがえのないことはありません。

今の教育は、すぐそこでわかることを大切にしているように思えてなりません。

勿論、「今、ここ」での一つ一つには、
真剣に取り組まなければなりませんが、

その成果については、
素晴らしいワインが時を経て熟成されていくように、
祈りを込めて見守ることも大切なのだと思います。

「信じて待つこと。」

それが教育にとっては、
とても大切なことなのだと思います。

子どもたちではなく、
私たち大人の側に、
果たして「信じて待つ覚悟があるのか」
ということが問われているのだと思います。

それは、もう、
「祈り」と言うしかないものなのかもしれません。


私たちはバッカーズ寺子屋の全卒塾生が、
素晴らしい人財として育っていくことを確信しています。






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