Vision&Education

木村貴志の徒然なるままの日記です。

笑う門には福来たる

2007年07月10日 | Weblog

ちょっと気を抜くと、
あっという間にブログ更新せずに一週間が過ぎていきます。
誕生日も東京にいるうちに一瞬で通り過ぎてしまいました。

東京では「みのり寺子屋・第一講座」と
「親心の学び舎・第二講座」を実施してきました。

「親心の学び舎」での、あるお母さんの感想の書き出し…。
「今日の講座を振り返って思うことは、今日はよく笑ったなぁという事です。・・・」

笑う門には福来たる。
お互い笑い合って、学び合って、良かったと心から思います。

私は、そんな学び方を通じて、
お互いに「親心」を見つめる時間を
創っていきたいと思うのです。

「みのり寺子屋」の子どもたちの感想も、
「楽しかった」という声でいっぱいでした。
人としての在り方を伝えようとしているのにです。

しかも、小学校二年生から五年生までの子どもたちが、
10時から15時まで5時間も集中して取り組んでいて、です。

でも、私はそれが大切だと思うのです。

一人一人の顔が楽しく笑顔に満ちていることの方が、
教育を大上段に語るよりも素晴らしいし、
より具体的ですぐれて教育的な営みなのだと私は思います。
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教育の意義

2007年07月05日 | Weblog


教育を論ずることは虚しいと思うようになった。

なぜならば、教育とは個々人の実践でしかなく、
教育する心とは立場を越えて与え続ける心に他ならないからだ。

「与える」ものは、
愛情であり、知識であり、智恵であり、時間であり・・・。
その他、無限の利他行が教育ではないだろうか。

教育を一般化して論じようとすれば、
どうしても組織論や運動論へと変質していく。
そして、それは闘争的な色彩を帯びてくる。

だがそれは、教育の心から遠ざかることであろう。

システムは人を育てない。
人を育てるのは人である。

その事実に立ち返って、私は教育を行っていきたい。
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にゃらん

2007年07月04日 | Weblog



最近、「にゃらん」にはまっている。
ご存じない方は↓からどうぞ。
http://www.jalan.net/jalan/doc/campaign/summer2007/nyalan/

う~ん、うまいっ!!
CMプランナーの力量に脱帽である。

音楽(口笛)が絶妙にマッチしている!
にゃらんの動きのとらえ方(カメラワーク)が絶妙!
Web限定、未公開シーンの決めの川柳が絶妙!
間の取り方、空気の伝え方が絶妙!

いや~、本当に素晴らしいですね~。
また見て癒されようっと。
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捜し物

2007年07月03日 | Weblog


膨大な本と資料の中に埋もれて生活していると、
困ったことに、すぐに使いたい小物が
行方不明になることがよくある。

それは、例えば携帯電話だったりするのだが、
これは電話をかけてみればすぐに発見できるので
あまり問題にはならない。

問題は、エアコンのリモコンや車のキーケースなどである。
今日も暑い中、エアコンのリモコンが見あたらずに、
危うく熱死するところだったが、
動物的な嗅覚のおかけで何とか発掘し事なきを得た。

探す度に思うことがある。
それは、それぞれの「物」に電話番号を持たせておいて、
携帯電話を探すときのように電話をかけられたら
良いのではないかという妙案?(愚案?)である。

エアコンのリモコンにも、テレビのリモコンにも、キーケースにも、
ついでに本や、薬や、殺虫剤や、ハサミや、弁当や、まんじゅうにも、
みーんなに電話番号を持たせて、音が鳴る仕組みを安く作れば、
きっと売れるに違いない。

誰もリモコンと会話を楽しもうとなんて思ってるヤツはいないはずだから、
音が鳴るだけでいい。きっと、手軽にできるはずである。

それにしても、携帯が普及してこんな思考回路になるとは、
夢にも思わなかった。やはり携帯は人間を堕落させるようである。

・・・と書いていたら天から声が降ってきた。

「そんなバカなこと考える暇があったら、とっとと片付けたら!?」
「堕落しているのはあなたの脳みそだけじゃないの?」

ごもっともで・・・。
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真剣勝負

2007年07月03日 | Weblog


今日は北九州のある私立高校で講演をしてきました。
テーマは「夢・ビジョン・志」。

大人が熱く生き、そして、熱く語らなければ、
子どもたちも志を立てることなどできない。
そう私は思っています。

「虚無」の固い岩盤を打ち抜くことは容易ではありません。
しかし、子どもたちの心の扉を叩き続け、
目を覚まさせ、自分の足で歩いていけるようにするのが
私たち大人の使命だと思います。

その意味でも子どもたちと接する時間は真剣勝負です。

子どもたちを
「どうでもいい赤の他人」だと思って教育するのか、
「これがわが子だとしたら…」と思って教育するのか、
「大切なわが国の国民を育てている」と思って教育するのか、
その心構えによって、私たちの言葉も響き方が違ってくる。
森信三先生がそんなことを仰っていたと思います。

もっともっと伝える力を高めなければ、
そのためには、もっともっと学び続けなければと思いました。

二時間ぶっ通しの長い講演でしたが、
最後まで顔を上げて目を合わせ、
真剣に聞いてくれていた生徒諸君の瞳が、
今も瞼に焼き付いています。

ありがとうございました。
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