講座や講演や研修の回数が増えれば、向き合う人たちの数も多くなります。
あまりの忙しさに、効率を求め、手を抜いたり、雑になったりすることのないように、
来年は、改めて、心して、1人1人を大切に、全身全霊で向き合いたいと思います。
教育をより良いものにすると言うことはそういうことでしかないのだと思います。
慢心せぬよう、手抜きをせぬよう、厳しく自らを戒めていかなければと思います。
講座や講演や研修の回数が増えれば、向き合う人たちの数も多くなります。
あまりの忙しさに、効率を求め、手を抜いたり、雑になったりすることのないように、
来年は、改めて、心して、1人1人を大切に、全身全霊で向き合いたいと思います。
教育をより良いものにすると言うことはそういうことでしかないのだと思います。
慢心せぬよう、手抜きをせぬよう、厳しく自らを戒めていかなければと思います。
足立美術館のミュージアムショップで手に取った『魯山人の真髄』という本の中に、「新渡戸稲造博士の絵画観を嗤うーその新著『偉人群像』中に見えた竹内栖鳳論についてー」というタイトルの文章がありました。北大路魯山人も新渡戸稲造も尊敬している私は、何事かと思わず本を買って読んでみました。
この文章は魯山人の、「氏のしらじらしさと、軽率な物のいい方、この二つをあくまでもいやしみ、かつ、責めなければならない。」(※氏とは新渡戸稲造博士のこと)という言葉で結ばれていましたが、なかなかに厳しい物言いだと感じました。
北大路魯山人も新渡戸稲造も私にとっては仰ぎ見る存在であり、素晴らしい先人たちです。
この魯山人の新渡戸批判の言葉には、確かにそう感じられるところが無きにしも非ずという感じではありましたが、高圧的な物言いには多少の違和感というか残念さもありました。ここで言う残念さとは、北大路魯山人という人格に対しての残念さです。
それが決定的であったのは、横山大観に対しても、ボロクソにけなしていた文章も綴られていたのを読んだからです。
それでも私の北大路魯山人に対する尊敬の念も、横山大観に対する尊敬の念も変わりませんが、当時の芸術家たちの妥協を許さぬこだわりと、その精神のぶつかり合いの強烈さを実に興味深く感じました。
もっと学びたいと思います。
いじめはおそらくは、簡単にはなくならないと思います。
なぜなら、712年に成立した『古事記』にも書かれているように、大国主命も兄弟たちのいじめによって2回も命を落としているからです。そして母神の力によって復活します。
神代の時代からあり、神々もまた行っていたいじめが、簡単なことでなくなろうはずがありません。
私は薄っぺらな道徳教育には懐疑的です。
ただ、正義が行われるように、仁の徳が行き渡るように、人間が修養を積むことに対しては大賛成です。
私たちは孔子が紀元前に説いた人の道すら身に付けられないというのが現実です。紀元前の人間が考え語った教えさえ、十分には身に付けることができないほど、人間は変わらない生き物なのです。
しかし、それでも、学び続け、修養を続けていくところに、かすかに光明が見えてくるのだろうと思います。
そして、他人に説教したり、批判したりするのではなく、まずは自分自身が修養を積むしかないのだと思います。
卒塾生との対談です。毎週金曜日に、卒塾生、保護者との対談をアップしています。バッカーズ寺子屋のことについて少しでもお伝えできたらと思っています。
安芸高田市の市長が投じている一石は、一市を超えた大きなものであると思います。日本人の言語力の低さ、志操の低さ、論理性の低さというものが、如実にあぶり出されているからです。
政界での言語空間が、いかに低レベルであるのかが、白日の下に曝け出されました。マスコミも同様でした。問題の本質は、日本人の言語力の低さ、志操の低さ、論理性の低さだったのです。
であるならば、私は、子どもたちの教育改革に向かいたいと思います。そうした力は子どもの頃に養われるものだからです。
教員のなり手がなくなっていることを耳にします。教員という仕事に魅力が無いとか、待遇が悪いとか、様々に理由は語られています。
私が思うのは、使命感の欠如と言うことです。これは、教育に使命感を持ちましょうなどと言う話ではありません。能力あるリーダーたちが、本気で子どもたちと関わり合って、日本の未来に責任を持ち、それを果たすかどうかと言う話です。
安芸高田市の市長と市民のミーティングの最後に主催者の方が、声を詰まらせ、涙ながらに「安芸高田市を何とかして未来の子どもたちに残したい」という言葉を語られていました。
今、同じように、「日本を何とかして未来の子どもたちに残したい」と本気で語る人がどれだけいるのでしょうか。そして、そのための行動を起こす人がどれだけいるのでしょうか。
東大や京大を卒業した人たちは優秀です。だから、とても教員の待遇や地位に甘んじられないと思います。どれだけ綺麗事を言おうと、骨を埋める覚悟で、自分が学校現場に行って、汗を掻くことはない。それが現実です。
勿論、学歴だけが大切なのではありません。しかし、前述の、言語力や論理力については、学力との相関は当然あるでしょう。その力の無さが、政治を含め、全ての問題の本質だとすれば、日本の力を低下させている根本原因だわかったのであれば、誰かがそこに立ち向かわなくてはならないのです。
佐賀出身の下村湖人は、小説『次郎物語』を書き、多くの教育的資産を遺して下さいました。彼は校長先生を務めていましたが、私の知る、数少ない東大出身の教育実践家の1人です。素晴らしい人生であったと思います。
そんな教育者が出てくることを望みます。
私も頑張りますが、残念ながら、それほど能力がありません。ただし、能力が低いことを重々自覚しつつも、結果が出ている限り、教育実践をやり続けます。
更に覚悟を固めていこうと思います。
バッカーズ寺子屋を知っていただくためのYouTubeがスタートしました。
shortを60本、毎日配信します。
卒塾生や保護者との対談もありますので、
バッカーズ寺子屋で検索して下さい。
よろしくお願い致します。
国というものは、本当に様々な力が合わさって成り立っているものだと思います。農業も林業も漁業も大事ですし、商業も工業も軍事も教育も大事です。ここにはとうてい拾い上げられないだけの、様々な仕事があり、人々の努力があり、それが国の礎になっているのだと思います。
また、国というものは、今生きている人たちだけが作っているのではありません。歴史や文化や芸術といったものは、様々な先人たちの人生があって育まれてきたものです。それを粗末にしていては、先人たちへの感謝など生まれるはずがありません。感謝があってこそ、自分の人生への使命感や責任感が生まれるのだと思います。
大切なことは、国にとって、人々にとって良きことを願っているかどうかだと思います。残念なことに、「善かれかし」と願う人ばかりではないことも事実です。
悪意のない人たちが、悪意のある人たちによって、扇動されることもあろうかと思います。
だからこそ、1人1人が曇り無き眼を持てるように、自分の判断力を身に付ける教育が大切になると思います。同時に、徳のある人間になって、人のために、国のために、世界のために、貢献して欲しいと思います。
私はそれを実現できるような教育を生み出していこうと思います。
昨年、子どもの権利のために活動した子どもに贈られる「国際子ども平和賞」の授賞式がオランダで開かれ、日本人として初めて大阪出身の川崎レナさん(17)が選ばれていました。
あまり知られることもなく、私もその1人でしたが、次の言葉に引きつけられました。
「私がこの活動を始めたきっかけは悔しさでした。変わりそうにない日本、自分の生まれた国、日本に誇りを持てないことについて、とてつもない悔しさを感じました。」
私も、変わらない教育に、教師の姿に、悔しさを感じていた1人ですから、心に響きました。そして、スピーチでは、次のような言葉が続きます。
「39歳の市長が居眠りする議員に向かい『恥を知れ』と叫んだ時、日本はまだ変われる。私はそう思うことができました。政治家として議会で寝ないのは普通のことのはずです。政党や思想関係なく、その普通を取り戻そうとしてくれている大人たちがいる限り、日本は私が誇れる国になれるはずです。政治家の皆さん、私の発言は実現性がないでしょうか。理想的すぎるでしょうか。私たち若者は見るはずではなかったつらい、悔しい日本の現実を見てきています。それでも理想や希望をまだ持っています。政治家になる前にかっこいい大人になって下さい。私たちに子どもらしく夢を持たせて下さい。私たち日本の子どもは皆が理想とする、かっこいい日本になってくれるのをずっと待っています。私たちはいつまで待てばいいでしょうか」
当たり前のことをちゃんとやることが大切だというのは、その通りだと思います。かっこいい大人であって欲しいと願うのもその通りだと思います。
言行一致の大切さ。行動の大切さを改めて思います。私は粛々と、今の道を歩き続けます。
まず、自分からやる。それだけです。
明日(12/15)からバッカーズ寺子屋を知っていただくためのYouTube shortの配信が始まります。60本収録していますから、毎日の配信で、二ヶ月は続きます。shortの方は何せ一分間ですから、畳みかけるように話しています(笑)。
YouTubeの方も卒塾生・保護者との対談が配信されます。こちらは、10~15分ぐらいで、落ち着いて話しています(笑)。こちらは金曜日毎に少しずつ配信される予定です。
自分の声を聞くのに馴れない私は、多分、全部見ないと思います(笑)。多くの人に見ていただき、バッカーズ寺子屋の教育を知っていただけたらと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。
また、今の私が教育に対して何を思い、どう考え、何をしているのかが発信されていきます。社員教育に関心のある方にもご覧いただけたらと思います。
誤解されているところも多々あると感じていますので、私の「今」に触れていただければ幸いです。