Vision&Education

木村貴志の徒然なるままの日記です。

日本

2009年02月28日 | Weblog
昨日の朝までは鹿児島にいました。
菜の花が咲き、蓮華草が咲き、
とてもきれいでした。
もうすっかり春でした。

昼は福岡で仕事をしていました。

夜、東京に入ると結構寒く、
まだコートが必要でした。

日本列島は、やはり、細長いのだと、
改めて体感した次第です。

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思惑

2009年02月25日 | Weblog
色々な人が、色々な思惑を持っているのが人の世。

時として、こちらが思いもしない
受け取られ方をすることもあります。

あるいはまた、
私の考えていることが少しも伝わらないこともあります。

最大限の相互理解のための努力はしますが、
いざとなれば、「本来無一物」と思っています。

何も持たずに生まれてきたし、
何も持たずに死んでいく。

ベストを尽くして、執着せず。
という境地を大切にしたいものです。

河井酔茗の詩に『ゆずりは』という作品があります。


     こどもたちよ、
     これはゆずりはの木です。
     このゆずりはは
     新しい葉ができると
     入れ代わって古い葉が落ちてしまうのです。

     こんなに厚い葉
     こんなに大きい葉でも
     新しい葉ができると無造作に落ちる、
     新しい葉にいのちを譲って――。

     こどもたちよ、
     おまえたちは何をほしがらないでも
     すべてのものがおまえたちに譲られるのです。
     太陽のまわるかぎり
     譲られるものは絶えません。

     輝ける大都会も
     そっくりおまえたちが譲り受けるものです。
     読みきれないほどの書物も、
     みんなおまえたちの手に受け取るのです。
     
     幸福なるこどもたちよ、
     おまえたちの手はまだ小さいけれど――。

     世のおとうさんおかあさんたちは
     何一つ持っていかない。
     みんなおまえたちに譲っていくために、
     いのちあるものよいもの美しいものを
     一生懸命に造っています。

     今おまえたちは気がつかないけれど
     ひとりでにいのちは伸びる。
     鳥のように歌い花のように笑っている間に
     気がついてきます。

     そしたらこどもたちよ、
     もう一度ゆずりはの木の下に立って
     ゆずりはを見る時がくるでしょう。

世の中をどう見るか。
人生をどう見るかと言うときに、
私はこの視点も大切にしたいと思っています。





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錬る

2009年02月24日 | Weblog
教育の中で「錬る」という概念が消えたように思います。

特に、「腹を錬る」ことで、
非常時にも平常心で対処する心を涵養することが
無くなっているように思えてなりません。

人生においては、深い悲しみや苦しみに
不意に見舞われることがあります。
また、極度に緊張を強いられた中で、
何かを為さねばならないことがあります。

だから、そうなった時に狼狽えて、
判断や対応を誤らぬよう、
また、見苦しい出処進退をせぬよう、
「腹を錬る」教育があったのだと思います。

この「腹を錬る」ということが失われたのは、
非科学的、そして、非効率的だからなのでしょう。

しかし、科学をもってしても予測することができず、
効率的にやったつもりが、その裏側から見れば、
極めて非効率的だということがいくらでもあるのが、
人間存在であり、人生だと思います。

であれば科学万能主義、効率万能主義では、
絶対に上手く対処できなくなると考える方が、
むしろ合理的精神にかなっていると言えるのではないでしょうか。


コメント (1)
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花の美しさ

2009年02月23日 | Weblog
梅の花を眺めていて、
ふと、どうして神様は、
人間に花を見て美しいと思う力を
お与えになったのだろうかと思った。

受粉のためだけなら、
虫や鳥だけが惹かれるようにしても
よかっただろうに、そうではないこの不思議。

うまくは言えないけれど、
ただ、言えることは、

人間に花の美しさを感じられる力が備わっているのは、
本当に幸せなことだなぁと言うことです。




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新春のつどい

2009年02月22日 | Weblog
昨日、Vision&Education,Ltd.の
新春のつどいを開催致しました。

お忙しい中、遠方よりお集まりいただきました皆様に
心から感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。

日程が合わなかった方は、是非、来年はご参加下さい。
お会いできることを楽しみにお待ちしています。

この会は、年に一度、
酒蔵で新酒を痛飲するというだけの気軽な会です。(笑)

でも、応援して下さった皆様方に対して、
きちんと私たちの一年間の活動のご報告をさせていただき、
また、新しい一年の活動(Vision menu)を発表する会でもあります。

そして、教育をより良いものにしたいと願う人たちの、
異業種交流の場でもあります。

ささやかな会ですが、
私は、一歩一歩踏みしめていく感じのするこの会が大好きです。
そして、とても大切なものだと思っています。

肩書きを越えて、
色々な会話を交わすことが出来るのは、
私にとっても素晴らしい学びのひとときとなっています。
(六時間ほど飲んでましたが…(笑))

地に足のついた教育活動をやり続けること。
つまり、ぶれることなく、
自分の目指す教育の世界を追い求め続けること。
それが私にとって何よりも大切なことだと改めて実感しました。

今、本当に、教師としての手応えを感じています。

また、皆さんとお会いできることを楽しみにしています!
ありがとうございました。







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2009年02月19日 | Weblog
今日はあいにくの雨。
でも、恵みの雨。

私たちの皮膚に触れる空気が、
春の近さを感じさせてくれます。

庭の紅梅にも白梅にも
メジロやウグイスがしきりに
やってきています。

新しい年度のスタートもすぐ目の前!!
新年度は、さらに新しい展開を創っていきます!!







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飛行機トラブル

2009年02月19日 | Weblog
先日書いた、飛行機トラブルに関してのブログで、
お叱りを頂戴しました。

遅れてアポイントを必死で取ろうとしている
ビジネスマンへの配慮がないのでは!一面的見方だ!
というご趣旨でした。

私は、ちょっと目に余る人がいたので、
そこに触発されて書いたわけですが、
確かに読み返してみると、
その時の勢いで書いているので、
そのあたりの事情が伝わらない文になっていたなと反省しました。

ご指摘ありがとうございました。

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権力闘争

2009年02月18日 | Weblog
政治家は常に権力闘争をすることを
宿命づけられていると思います。
そして、それは、やむを得ないことだと思います。

闘争とは、闘いであり、争いです。
そして、その中にも人格があらわれてきます。

願わくば、
覇道(武力や権謀をもって支配・統治すること)ではなく、
王道(有徳の君主が仁義に基づいて国を治める政道)を以て政治を
と願うのですが、現実にはなかなかそうはいかないようです。

ただし、教育の世界まで、
覇道を広げて欲しくはないと思います。

教育に携わるもの同士が足の引っ張り合いをしていて、
何のための教育というのか?と思うからです。

しかし、闘うべき時には闘うしかない。
そして、引くべき時にはきれいさっぱり引くしかない。

その時には、自分の行動の意味を、
たとえ孤立無援になったとしても、
納得しておく必要があると思います。

志や信念は、
結局自分一人のものでしかないからです。

ただし、それは、
一人だけで歩いていくという意味ではありません。
志や信念は共有し、多くの仲間と共に、
歩んでいかなければならない。

ただ、
逆境に立たされたときに
はじめて厳しく問われるのが、
自分自身の志であり信念だと思うのです。






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飛行機トラブル

2009年02月16日 | Weblog
今日の夜、羽田から福岡へ飛ぶ飛行機が、
電気系統のトラブルで出発が遅れました。

まぁ、如何ともし難いわけですから、
乗客としては、回復と出発を待つしかないわけですが、
なんとまぁ、いい大人たちが平静に待てないことか・・・(笑)。

これじゃあなぁ・・・、と思いました。

イマドキの若い者の話ではありません。

・・・なんだ、耐性のない未熟な大人が、
未熟な子どもを育ていているだけの話じゃないか。

そう思った瞬間でした。







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今、やっていること

2009年02月15日 | Weblog
私たちが今取り組んでいる教育事業は、
本当に地道なものです。

しかし、心はこもっていると自負しています。

真心を込めて、一人一人と向き合っていく。
そのことだけを追い求めていきます。

何よりもそれが大切だと信じているからです。

心に響く手作りの教育の種をまき続ける事。

それが私たちのミッションです。

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