Vision&Education

木村貴志の徒然なるままの日記です。

教育

2021年01月05日 | Weblog
国を外側から形作っていくのは政治ですが、
国を内側から形作っていくのは教育です。

日本をより良いものにしたいのであれば、当然、両者に目を向けなればならなくなります。その上で、私が教育が大切だと思うのは、政治も経済も医療も教育もメディアも、人間のやることだからです。

その人間の思考はどうやって出来ているか。それは、24時間365日降り注ぐ、情報によって形作られていきます。

そこに恐さがあります。メディアの情報を鵜呑みにしていれば、何の悪気もなく間違ったことも正しいと信じ込むことが起きるのです。

批判的精神とは、両論を知り、合理的に判断を下していくことです。決して、感覚で何となく正しい、間違っていると言うことではないのです。そして、そうした批判的精神や合理的判断を養うのは、教育の役割なのです。

ほんの一例を挙げれば、戦後のGHQの占領政策で、何が行われたかを知る人と知らない人とでは、全く物事の見え方は違ってくると思います。知らない人は、メディアの情報を鵜呑みにして、自分がなぜそう考えているのかについても疑問さえ持ちません。そして、相手が間違っていると信じ込みます。

ちょうど、「貴婦人と老婆」や「ルーヴィンの壺」のようなだまし絵を見たことがない人が、どちから一方の姿しか見ることが出来ずに、「あなたが間違っている」と言い続けているように。

深く学び続けることでしか、その呪縛から逃れることはできません。いや、学んでも学んでも、逃れられない現実があることに打ちのめされるだけなのかもしれません。

そうしたことを学ばずに、脳天気に楽しい人生を生きる方が幸せなのかもしれません。バラエティ番組を見て、ゲームをして、音楽を聴いて、仕事をして、人生の時間を埋めていった方が、摩擦も起きずに快適かもしれません。

しかし、それでは、日本の未来が幸せになる気がしないのです。だから、真っ直ぐに、聞きたくないこと、耳障りの良くないことも言い続けようと思っています。

日本が滅びていく哀しさを思います。亡くなった先達を含め、私の周囲には、それを憂慮していた人たちが沢山いました。今、私もそうした思いを抱えています。

一縷の可能性は、私も過去には何も知らないお気楽な人間だったと言うことです。そして、色々な事を学べば、自己変革を遂げられると言うことです。したたかに、少しずつ、大切なことを伝えられる人間になりたいと思います。

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仕事はじめ

2021年01月05日 | Weblog
今日から仕事はじめです。
弊社は、みなさん遠くから通ってこられるので、10:00~18:00が業務時間です。(私は時間に制限がありません(笑)。)
今日は、みんなで初詣に出かけてきます。
一年間が素晴らしい年になりますように。
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わからないことばかりです。

2021年01月05日 | Weblog
「4日にTBS系で放送された「グッとラック!」で、神奈川県の黒岩祐治知事が生出演。やはり生出演したジャーナリストの辛坊治郎氏から「ベッド数も把握してないのに、医療崩壊とか言えないでしょう」と言い放たれる一幕があった。」

というネットニュースが流れていました。あっという間に検索しにくくなっていましたが。

確かに医療崩壊は最も心配されることです。でも、具体的に、どこの病院がどれほど逼迫しているのかが報じられることはないようです。東京医科歯科大学の話は耳にしましたが、色々な市町村で、具体的に病院の名前や、お医者さんや看護師さんたちの肉声にふれることはあまりありません。また、データで報じられていることも少なすぎるのではないでしょうか。例えば、何人の看護師さんや、お医者さんが、感染したり、退職をしたりしているのかなどもそうです。

私の情報収集能力が低いのかもしれませんが、どうもわからないことだらけです。

例えば、2020年と2019年の死亡者の数はどれほど違うのか。(これはほとんど変わらないことはわかっています。)

これまでインフルエンザや風邪から肺炎になってなくなった人と、新型コロナウイルスで肺炎になって無くなった方と、人数的にどれほど違うのか。

新型コロナウイルス感染者で、無症状の人、あるいは、軽症の人の予後はどうなのか。

もっとわかりやすく、正確な比較データが欲しいところです。

新型コロナウイルスの危機も理解できますが、幸いなことに、身近な人で誰も重症化している方が具体的にいらっしゃらないので、半信半疑のまま危機感を持っているというのが正直な所です。

インフルエンザの方が、学級閉鎖や学年閉鎖があり、まだリアリティがあります。新型コロナだと一人出ても閉鎖されるのでしょうから、どうも感覚的に捉えどころが無い感じになります。

皮膚感覚で危機感が感じられないところが、この感染症の怖いところなのかもしれません。メディアはもっとその辺りを意識して報じて欲しいと思います。感情的に騒ぎ立てなくても良いから、淡々と正確なデータを教えて欲しいだけです。

市販の風邪薬や漢方薬についても、風邪やインフルエンザだと随分と効能を喧伝しているのに、風邪と同じような症状の新型コロナウイルスについては、その効果が何も語られないのはなぜなのでしょうか。同じ対処療法だと思うのですが。

とにかく私は医学に関しては素人ですから、わからないことだらけです。そして、皮膚感覚で、なかなか理解できないものです。

人間も動物ですから、リアルに恐怖を感じたら行動の変容が起こるのだろうと思います。

だれかもっと正しい情報をくださらないかなぁ。

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