Vision&Education

木村貴志の徒然なるままの日記です。

宮沢賢治

2016年08月25日 | Weblog
来年度の卒塾生合宿の下見をと思い、
岩手に出かけていました。

宮沢賢治記念館に行くと、
たまたま、
その日の、その時刻に、
宮沢賢治の弟である清六氏のお孫さん、
宮沢和樹さんのご講演を伺うことができました。

とても良い時間を過ごさせて頂きました。

私は宮沢賢治については、
学校で習ったことぐらいしか情報がなく、
残念なことに、あまり良い印象はありませんでした。

しかし、この夏、
映画を何本も見たり、
童話や詩の世界に改めて触れていく中で、
大きく印象が変わって来ました。

学び方が良くなかったのです。

そして、
花巻を訪れて、
様々なことが見えてきました。

面白い研修ができるように、
もっともっと学ばなくてはなりません。

意義のある花巻への旅でした。


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ソフトクリーム

2016年08月25日 | Weblog
先週、
バッカーズ九州寺子屋の
卒塾生合宿で岡山に行きました。

岡山には、
しょうゆぶっかけソフトクリーム、
桃ソフトクリーム、
はちみつソフトクリーム、
様々なソフトクリームがあります。

また、
バッカーズ寺子屋の萩合宿では、
夏みかんソフトクリームを毎年いただいています。

今年は、
しょうゆぶっかけソフトクリームを除いて、
全種目制覇しました。(笑)

しかし、

一昨日食べた、
小岩井農場のソフトクリームが、

私のソフトクリーム人生の中では、
一番美味しかったと思います。

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教育は、・・・。

2016年08月24日 | Weblog
不信を前提としたビジネスや契約はあり得るが、
不信を前提とした「本物の」教育はあり得ない。

なぜなら、
勉強が出来ない子にも、
嘘が習い性になった子にも、
盗みをする子にも、
信じる心を忘れず相対するのが教育だからである。

教育においては、
時に騙されても良いと思う。
致し方ないことだと思う。

騙されても、
その子の心の中に、
悔い改める気持ちがいつの日にか起きて、
その後の行動が改められたのなら、
それは教育としては成果があったことになろう。

抜け目なく騙されないことが、
優れた教育者の条件ではないと思う。

万分の一の可能性を信じるしかない時もあるのだと思う。

また、

効率を前提としたビジネスはあり得るが、
効率を前提とした「本物の」教育はあり得ない。

なぜなら
教育とは手間暇をかけることだからである。
失敗を受け入れ、許し、
成長のために共に汗を流していくことだからだ。

それを無駄事と思うなら、
共に天を戴くことはできない。

偽物の教育を作って良しとする気持ちには、
私はなれないからだ。

それが正しいかどうかなど私にもわからない。

ただ、私は私の良心の声に従うだけである。



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自分を知る

2016年08月18日 | Weblog
教育で大切なことは、
自分の言葉や行動が、
周囲に投げかける波紋の大きさや
強弱を知ることです。

自分の体の動かし方一つが、
周囲にどのような連鎖を引き起こしていくのか、
その予想がつかなければダメです。

話す時間一つ、
身動き一つの持つ心理的意味合いと、

その先に生まれてくるであろう
周囲の人たちの心身の動きが見えていなければ、
良き影響を生み出すことはできません。

しかし、それがわかるのは、
感性の世界のことであって、
マニュアルでできることではありません。

同じように見える状況であっても、
全く違うことをすることが大事な時もあるのです。

前例を踏まえ、
マニュアルを作り、
正確に効率的に行動することこそが、
より良い仕事のやり方だと信じている常識人からすれば、

私の行動は、
思いつきや、そのときの気分としか見えないことも
山のようにあると思います。

そんなことは解っています。

しかし、理解されなくても、
教育的に結果を出し続けたいと思う限り、
私は私の判断で行動をしていく以外に道はないのです。

それは哀しみに満ちた、孤独な道でもあります。

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旅こそ人生、旅こそ学び

2016年08月18日 | Weblog
バッカーズ九州寺子屋の卒塾生合宿が終わりました。

実に充実した学びの旅になりました。
私もそう感じていましたし、
何よりも卒塾生の皆さんがそう言って下さいました。

「すごく深い学びになりました」と言ってくれたこと。
「芸術や文化について深く語り合うのは、
 バッカーズでしか出来る場はありません。」と言ってくれたこと。
「本当に楽しかったです。」と言ってくれたこと。

研修を実施する側としても、本当に嬉しかったです。

そして、
グループプレゼンが、
実に深いところにまでたどり着けたことが、
何より素晴らしかったです。

テーマは、
「今回の卒塾生合宿で、文化・芸術について、
 感じたこと、気づいたこと、考えたこと」でした。

このテーマの本質に、
今回の旅での見聞を土台として、

また、バッカーズで学んだことを踏まえて、
実に素晴らしいプレゼンを創り上げてくれました。

よく考えて、表現してくれました。

私もこの研修スタイルに、
新たな教育の可能性を見いだすことができました。

皆さんお疲れ様でした。




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実務家と空想家

2016年08月13日 | Weblog
宮沢賢治のお父様は、
優秀なる実務家であったと思います。

そして、
宮沢賢治は、
偉大なる空想家でした。

現実の日々においては、
父親の方が圧倒的に正しく、
評価されるべき存在であったと思います。

しかし、

時が経って、
この世の中に遺したものは、
どちらが大きかったのかと言えば、
やはり宮沢賢治のように思います。

現実の人生においては、
何の成果も生み出していないように見えた人生が、

実は後世の人たちにとっては、
偉大なる成果を遺していたのです。

教育という仕事も
そのようなものであろうと思います。

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荷物を積まずに

2016年08月13日 | Weblog
お客様の大切な荷物を積まずに
飛行機を運航させた航空会社が非難されています。

私もこの会社はほぼ使わないのですが、
先日、たまたま使わせていただく機会がありました。

荷物に関して、また、案内に関して、
非常に不安と問題点を感じました。

簡単に言えば、
お客様目線でないということです。

自分たちの仕事の手順が優先されている感じです。

その空気感は、
現場でのちょっとした一言や、
何気ない仕草などに表れるものです。

今回のニュースを耳にして、
あぁ、やっぱりねと思ってしまいました。

改革が始まるのか、
このままズルズル行ってしまうのか。

今度乗る時はいつだろうかと思いつつ・・・。

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宮沢賢治

2016年08月12日 | Weblog
昨日から、改めて、
宮沢賢治の世界に触れています。

正直、私は、
宮沢賢治にはあまり興味がありませんでした。

これまで学校を中心に出会ってきた、
断片的な知識が、
私にそう判断させていたのです。

しかし、
今、学び直してみて、
心が揺さぶられてなりません。

そして、
子どもたちに、
宮沢賢治との良き出会いができるよう、
花巻にも足を運んでみて、
私自身の学びをまずは深めようと思っています。








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非常識

2016年08月11日 | Weblog
私は非常識な教育者だと思います。

しかし、
世の常識に囚われなかったからこそ、
ここまでやってこれたのだと思っています。

また、
その結果を見て下さる方々に支えられたからこそ、
ここまでやってこれたのだと思っています。

本当に感謝という言葉しかありません。

しかし、
世の常識ある人たちは、
非常識な人を好みません。

いずれ私も常識ある善意の人たちに
疎んじられ、葬り去られる日が来るのだろうと思っています。

吉田松陰先生も橋本左内も、
幕府の常識という大いなる善意の前に
処刑されていきました。

偉大なる先人たちと私なんかをくらべるつもりもありませんが、
常識と非常識の関係はいつも同じなのだと思います。

現場と現実を見ようとしない常識人たちの手で、
改革に身をなげうつ人たちは滅びていくというのが、
歴史の教訓なのかもしれません。

財布のひもを握っている人が強いというのもまた
ある意味では事実です。

しかし、お金ではなく、
私はプリンシプルを重んじ、
志に殉じていこうと思います。

私は志と共に、
何度も仕事を辞めて、
ゼロから這い上がってきました。

再びゼロにする覚悟はいささかも揺るぎません。

先人たちにくらべれば、
随分長生きをさせていただきました。

非常識な人生を貫くことに何の後悔もありません。
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芸術

2016年08月11日 | Weblog
音楽や詩や小説、
そして、
それらを融合した映画などの素晴らしさは、

悠久の時の流れを感じさせてくれることと、
人生のはかなさを感じさせてくれるところにある。

日常に埋没し、
感性の瑞々しさを失った私たちに、

新鮮な感情の呼吸を
よみがえらせてくれるところに、
素晴らしさがある。

それは、
時に哀しく、
時に切なく、
時に苦しく、
時に激しく、
時に優しい。

自分のいなくなった後の故郷を思うとき、
自分のいなくなった後の家族を思うとき、
自分のいなくなった後の町の風景を思うとき、

少しの哀しみと、
その世界を想像しきれない不思議を感じるが、

そうして人は生きていく存在なのだと思う。

だから、精一杯、
喜怒哀楽に満ちた人生を過ごしていこうと思う。





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