Vision&Education

木村貴志の徒然なるままの日記です。

自己責任論

2020年06月12日 | Weblog
新型コロナウイルスによる東京都の規制が更に解除され、「自粛」から「自衛」へという知事の言葉が取り上げられていました。

この言葉に反応して、あるメディアでは、「自己責任論ということですね。強者には良いけど、弱者はどうするんだ。」と批判的に反応していました。

私は基本的には自己責任論で良いと思います。その意図は、自分が強くなければ、自分はおろか、他人を守ってあげることなどできないからです。経済的支柱、精神的支柱を人は必要とします。他人を救うには、自分が強くなければ、「同病相憐れむ」ということはできても、具体的に何かを解決して、誰かを救うことはできないと思います。支柱がぐらついていては、支えようがないのです。

確かに弱者救済は絶対に必要です。しかし、まだ何もやっていない中から、強者と弱者の線引きをどうやってするのだろうかと思います。余程明らかな場合を除いて、唐突に、「きみ、弱者ね。」と判断するようなことを私は良いことだとは思いません。失礼な話です。

そもそも、「自己責任論は強者の論理だ」と批判している人は、強者の側にいる人ばかりのように感じます。第四の権力と言われるメディアの側にいて、年収も相当高い世界にいるのですから、私は弱者だから、弱者の気持ちがよく分かるというには相当無理があります。

だから、原則は自己責任論です。しかし、どうしても救いの手は必要になります。みんながみんな上手くはできないからです。そのための仕組みをしっかり作っておきましょうね。という話で私は良いのだと思います。

書いていて、当たり前のつまらないことを書いてしまったと思いました(笑)。





コメント
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