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Vision&Education

木村貴志の徒然なるままの日記です。

教員のいじめに思う③

2019年10月07日 | Weblog
教員のいじめの続報映像を見ていて、
胸くそが悪くなると同時に、

「やっぱりね」という思いにしかならない
自分にも虚しさを感じていました。

教員の社会とのズレや幼稚さを、
何十年も前から指摘し、

多少なりとも改革のための実践をしてきましたが、
焼け石に水でしかないというのが実際の所でした。

私は正確に事件の全容を
把握しているわけではありませんから、
言葉を慎みたいところではありますが、

いじめた教員にも、
いじめられた教員にも、
それをなかったことにしていた周りの教員にも、
それを隠蔽しようとする教育委員会にも、
いじめた四人に病気の診断書を出す医者にも、
加害者側に付くであろう弁護士にも、
まごころや正義への信念というものを全く感じません。

これは根が深すぎる問題です。
日本の社会全体が精神的に劣化していることを
示唆している問題だからです。

これから見聞きするであろう、
全ての関係者の理由と言い訳の一つ一つが、
陳腐で子供じみたものであろうことは、
想像に難くありません。

しかし、内部にいれば、
そのおかしさがわからないのです。
そのことも学校教育現場にいた私にはよくわかります。

当面は、
私は目の前の子どもたちに全力を注ぐしかできません。
しかし、親の影響も大きいので、
同時に働きかけるしかありません。

ごまめの歯ぎしりを続けて行くしかないのです。









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