情報の授受については、メディアリテラシーの重要性ということを思います。
ただ、どんな情報も発信する人間の意図があるということは厳然とした事実です。
何か事件が起きたとして、そのことに対して、肯定的にとらえる思いがあって発信しているのか、否定的にとらえる思いがあって発信しているのかで、全く情報の発信の仕方は変わってきます。
もっと言えば、善意の発信をしようとしているか、悪意の発信をしようとしているかの違いで、それによって、発信する情報の組み立て方は全く違う物になるということです。
結局、発信する側も、受信する側も、人間としてのあり方、心の持ち方が問われているということでしかありません。
人物を磨く教育だけが唯一の処方箋のような気がしています。