Vision&Education

木村貴志の徒然なるままの日記です。

学びのサイクル

2011年05月29日 | Weblog
学びのサイクルとして、

気づき ←
 ↓     ↑
言語化   ↑
 ↓     ↑
関連付け→

という流れが大切なのですが、
要は、関連づけをどこまでできるかが、
とても大切なことだと思います。

多くの人たちは、
色々な話を聞いても、
「あぁ、それは医者の話ね。」
「あぁ、それは明治の話ね。」
「あぁ、それは中国の話ね。」
という具合に、自分の頭にある物差しで、
カテゴリーの中に括っておしまいにしてしまいます。
もったいないことに、比較や類推をしないわけです。

しかし、これでは、何も成長に繋がっていかないと思います。

大切なことは、
「医者の世界でそうだということは、
教育の世界にあてはめて考えてみたらどうなるのだろう?」

とか、

「明治にこういうことが起きたと言うことは、
平成の今だと、どういう可能性があるのだろうか?」

とか、

「中国が今こうだとしたら、日本はどうなるのだろう?
どうすれば良いのだろう?」

とか、色々な発想を展開することです。


そのためには、まず、己の小ささと、
無知を知らなければならないのだと思います。

その謙虚さの自覚のないところに、
成長はないのだと思います。
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