今日、オフィスに戻ると、
人間ドックを受けた病院から
何やら分厚い封筒が届いていた。
3月に人間ドックを受けていたので、
既に結果は4月に受け取っていた。
・・・にもかかわらず、
「親展」「結果表在中」の赤い文字が記された
角2の封筒が再度送られてきた。
しかも、封筒は妙に分厚い。
私がオフィスに戻る前に、
わが社のスタッフ三人は封筒を囲んで、
色々な妄想をふくらませて、
話に花を咲かせていたらしい。
スタッフA「とうとう来たみたいねぇ。」
私の陰の声(何が?)
スタッフB「そういえば、最近、具合が悪そうだしねぇ。」
私の陰の声(ピンピンしてるが?)
スタッフC「やっぱり人に言えない結果が出ていたんじゃない?」
私の陰の声(ちょっとメタボなだけだが?)
その後も、三人の話は延々と続き、
話題は、保険金殺人の話になり、
トリカブトの話になり、
完全自殺マニュアルの話になり、
命の尊厳の話になり、
なぜか、バカボンのパパの話になり、
一応の収束をみたそうである。
オフィスに戻った私に、
嬉々としてスタッフから、
親展・結果表在中の封筒が手渡された。
私「ん?ドックの結果はもうもらっていたよね。」
私もこの封筒はただ事ではないと思い息をのんだ。
そして、震える手で開封してみた。
・・・・中からは、一冊の分厚い緑色のファイルが、
・・・・いや、分厚い資料も綴じられる幅のファイルが出てきた。
私「こ、これは・・・・。」
ファイルには一枚の書類が綴じてあり、こう書かれていた。
「人間ドック結果報告書を綴じるファイルを送り忘れていました。
ご受診されてから、かなりお時間が経っておりますが、
ファイルをお送り致しますので、
こちらに保存していただけるようお願い致します。」
人間ドックを受けた病院から
何やら分厚い封筒が届いていた。
3月に人間ドックを受けていたので、
既に結果は4月に受け取っていた。
・・・にもかかわらず、
「親展」「結果表在中」の赤い文字が記された
角2の封筒が再度送られてきた。
しかも、封筒は妙に分厚い。
私がオフィスに戻る前に、
わが社のスタッフ三人は封筒を囲んで、
色々な妄想をふくらませて、
話に花を咲かせていたらしい。
スタッフA「とうとう来たみたいねぇ。」
私の陰の声(何が?)
スタッフB「そういえば、最近、具合が悪そうだしねぇ。」
私の陰の声(ピンピンしてるが?)
スタッフC「やっぱり人に言えない結果が出ていたんじゃない?」
私の陰の声(ちょっとメタボなだけだが?)
その後も、三人の話は延々と続き、
話題は、保険金殺人の話になり、
トリカブトの話になり、
完全自殺マニュアルの話になり、
命の尊厳の話になり、
なぜか、バカボンのパパの話になり、
一応の収束をみたそうである。
オフィスに戻った私に、
嬉々としてスタッフから、
親展・結果表在中の封筒が手渡された。
私「ん?ドックの結果はもうもらっていたよね。」
私もこの封筒はただ事ではないと思い息をのんだ。
そして、震える手で開封してみた。
・・・・中からは、一冊の分厚い緑色のファイルが、
・・・・いや、分厚い資料も綴じられる幅のファイルが出てきた。
私「こ、これは・・・・。」
ファイルには一枚の書類が綴じてあり、こう書かれていた。
「人間ドック結果報告書を綴じるファイルを送り忘れていました。
ご受診されてから、かなりお時間が経っておりますが、
ファイルをお送り致しますので、
こちらに保存していただけるようお願い致します。」