村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

十九帖・薄雲

2019-10-24 19:15:38 | 源氏物語五里霧中
薄雲
(源氏31歳冬-32歳秋)

明石の姫君が源氏の元へ引きとられ、
大堰の別邸では親子の悲しい別れが繰り広げられる。
翌年の春、藤壺が薨去し、
源氏の悲哀はかぎりない。
一方で冷泉帝はふとしたことから
みずからの出生の秘密を知ってしまい、
実の父である源氏を皇位につけようとするが、
源氏はこれを諌め、
秘密を守りつづける。
(ウイキペディア源氏物語あらすじヨリ)

源氏物語では
もの悲しい秋に
みなお亡くなりになる
夕顔
六条御息所
紫の上
でも
藤壺だけは春に亡くなり
多くの恋人達の中でも
光源氏にとって特別なひと
と印象つけるための
紫式部の意図だろうと
先生は仰る

この帖に相応しと
私の書いた漫画
僧正遍昭
816~890 平安時代前期の僧・歌人。
俗名は
良岑 宗貞(よしみね の むねさだ)。
大納言・良岑安世の八男。
官位は従五位上・左近衛少将。
花山僧正とも号す。
六歌仙および三十六歌仙の一人。

桓武天皇の孫という高貴な生まれ
であるにもかかわらず、
出家して天台宗の僧侶となり
僧正の職にまで昇ったこと、
また、歌僧の先駆の一人であることなど、
遍昭は説話の主人公として
恰好の性格を備えた人物であった。
在俗時代の色好みの逸話や、
出家に際しその意志を妻にも告げなかった話は
『大和物語』をはじめ、『今昔物語集』
『宝物集』『十訓抄』などに見え、
霊験あらたかな僧であった話も
『今昔物語集』『続本朝往生伝』に記されている。
江戸時代に製作された歌舞伎舞踊
『積恋雪関扉』では良岑宗貞の名で登場。
(ウイキペディヨアリ)

ただ者ではないね
コメント
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