村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

あいさんの茶飯釜

2009-02-28 23:53:19 | Weblog
2月28日 土曜日 晴れた
次の七日の土曜は あいさんの茶事 茶飯釜で正午茶事をする
決めたは良いが うまく出来るか心配 あいさんも私も
今日は特別に茶事の為の稽古をする
早起きのあいさん 朝8時20分に到着
支度はほとんどしてあったが予想を超えて早い
今度の茶事で使うご自分の道具を運んでみえた
茶入れ、茶碗、濃茶用と薄茶用、うす茶器
あと香合と花入れをご自分のを使う
他は私のをなにか取り合わせよう
茶事は7日 まだ三月なので雛祭の取り合わせだ
今回お客様は四名 
あいさんは招待の手紙を書くのが大変だから
いいですかと聞く 
まあ仕方がない
メールで案内をすることにした
それも私がするのだ 
しかたない 面倒なことは、大変なことは無しだ
今回の亭主役をとにかくがんばれ 
あいさんは今年74歳 歳よりも若く見えるし 可憐
今日の稽古は茶事と同じく釣釜の初炭、濃茶、後炭、薄茶
大丈夫 この分なら茶事も出来るね 
明日も 稽古あり

「明日も早く行きます」とあいさん

のんびり出来ぬ あすの日曜日

茶事の稽古が終わり
次は
料理の稽古 

献立を作った

茶飯釜の茶事
汁 三月大根 菱形に切った大根、蓬麩、辛子
向付 細魚 若芽 ウド 山吹味噌をかけて
煮物椀 白魚椀 白魚とフキノトウ
焼物 サザエの壺焼
預け鉢 鰊と蕗の炊き合わせ
進肴  ほうれん草と芹のゴマ和
小吸い物 山葵の花
八寸 赤貝と菜の花
香のもの タクアン他

以上の予定

今日の料理はその中で
向付と焼物 預け鉢と進肴の四つ作る
他におまけで
細魚の中骨で潮汁も作る

食材がすっかり春だ

春を堪能す 



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読書

2009-02-27 21:39:02 | Weblog
今日はこの冬一番の寒さとか
雪が降った
寒い

山本兼一の「利休にたずねよ」
名宝刊行会編の「田中親美」
雑誌 penの「千利休の功罪」

かたわらにあり
読む
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梅花和雪香

2009-02-26 23:20:22 | Weblog
2月26日と27日の稽古は七事式
7事式は禅家の七事随身からとったものという
花月
且座
廻り炭
廻り花
茶カブキ
一二三
員茶
の ななつ
精神と規矩作法の実践との鍛練
五人で呼吸を合わせて 札を取ったり
席を移動したりと 
バタバタせず うまくいけば嬉しいし なんとなく合わなくとも
役が当たるか当たらないか 全てを自然にまかすも
楽しい


外は冷たい雨
今日の掛物は
 
梅花和雪香  ばいか雪に和して香る

明日も雨 
ひょっとしたら
雪も降るかも
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わが従姉 史子姉様

2009-02-25 12:26:59 | 短歌・俳句の事
昨年の2月22日にわが従姉が亡くなり
一周忌を終えた 
去年下記のような短歌を詠んだが 
よくある素材でもあり  との批評
心が動くから
どうしても類歌が多いのだ 


この時はこの事のみが 頭にあったから
詠んだが 歌はうまくは無い  
ただ詠まなければと思った
詠みたかったのだ 

身近な愛する人との別れは言いようのないもの
どうしても
言葉には限度がある 





  この六月定年なるとう悲しみの声聞こえこし従姉の通夜に

  暖色の装いをせず白と紺のイメージのまま従姉は逝けり

  すでにして読経終えにし通夜の部屋焼香台には人の列なす

  棺には愛読の本を入れにしかバイロンのそれも原語の詩集も

  恋したることありしかと叔母は問う従姉の下向く遺影を見つつ

  急逝せし苦しさおもいハンカチを握りしめつついくたび嗚咽す

  遺影には眼鏡に透けるその奥の従姉の瞳がわれにまぶしき

  東京医大の図書室の司書その業務いちずに勤め終えし従姉か

  頭のよい子供なりしとう弔文に従姉は微笑を浮かべてやいん
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牛の押し絵

2009-02-24 23:02:01 | Weblog
今年はうしどし
いつも押し絵を下さる N様
郵便で送っていただきました今年の干支
小の色紙に毎年 下さる

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香道 如月

2009-02-23 23:04:21 | 茶の事
月曜日 今日は香道の稽古
聞香炉に灰を入れ
香タドンに火をつけて灰の中に火箸で入れる
灰を山のように押さえて
火箸で筋を入れる
銀葉をのせ
香をたく
聞香炉を手に乗せ
香を聞く
その香を何番か当てる
と そんなことをしているのが
今日の稽古だ

香木には六種類がある
それを六国といい
良いもの順に並べると(流儀により順が違うが)
一番から六番まで
キャラ、ラコク、マナカ、マナバン、サソラ、スモンタラの六っつ
私めが今日 たいたのはマナカだった
自分でこれは何かな 三番のまなか  かな
それとも4番のマナバンかなと悩みつつ ええい三番ときめた
答えはその香を包んでいる キャラたとうの隅に書いてあるので
照合するわけだが 外れることが多い 今日は当たった
うれしい
なにかな と考える
香をきいて 
かつての記憶を思い出し 
何番に似ているかを判断するのだ

集中力と記憶力 

どこでも必要なんだこの力

やれ やれ


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寒川神社

2009-02-22 22:36:13 | Weblog
節分を過ぎたら毎年寒川神社にお祓いに行く
寒川神社は相模一之宮 八方除の守護神だ
相模線の宮山の駅から神社まで10分くらい歩く
今日は日射しが明るく気持ちが良い
神社はとても空いていて大して時間もかからず
いつもの団子屋で門前そばとお団子を食べた

そのかえりはいつも映画を見ることにしている
「20世紀少年<第2章>最後の希望」
切符を買うとき売場の人から
第一章を見てないと分からないからと言われつつ買ったが
何にも知識がないけれども観たら面白かった
第三章も見なければ
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2009-02-21 22:45:05 | 茶の事
昼は我が家で懐石料理教室
と言っても生徒は二人
寂しい
がこんなものか
確か来週も予定は二人だった
三月7日に茶飯釜の茶事をするので、その献立にした。来週の土曜も同じく教室をするので、今は書かないでおく

夕方は中目黒に
晴れの会がある
勉強会だが何の勉強やら遊びやら、不明

きっと遊びなのだ、だから楽しい!

掛け物は立花大亀老師の喝
の一字であった
喝の意味することは後程

菓子器は村瀬治兵衛
写真を載せておく

帰り道、椿の色々がきれいな蕾を持ち 足を止めてついつい見惚れてしまう
これを我が家に連れて行きたいが、罪になるとて一緒に帰る松風庵、松籟庵様と未練を残しつつ駅へと向かった
夜も更けつつ
はや10時半になっていた
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冬から春へ

2009-02-20 23:29:16 | 茶事 茶会 他会記
冬山惨淡として眠るが如し

冬も眠りをさまし
春へと移る
しかし何事もすんなりとはいかない

写真は
古清水の茶碗
大きく袈裟懸けに繕いがある
初めは無傷だったが
こわしてしまった
金繕いをした


槍梅の色絵 輪郭を描かず
釉薬が分厚く
温かみがある

梅花が3つ
白と桃色と金の縁取りに紅の点々は鹿子の模様になっている花

着物の紋様のようだ
がしかし
何としてもわが撮りし写真がお粗末

大好きな茶碗なのに
残念
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大炉は今日で

2009-02-19 23:15:53 | 短歌・俳句の事
木曜稽古
大炉は今日で閉じませう
まさに雪など降りてもよしなる
冷たき空気

さて今日は短歌など
詠まんか詠まん



如月の春のようなる暖かさ庭の椿が次々と咲く

その木ごとふさわし名前のありしこと狭庭の椿とわび助にみな

蕾持つ椿の枝を稽古するたびごと切りな曙椿の

花入れに胡蝶わび助三枚に葉を整えて美し椿

「明石潟」とう名前のつきしこの椿の蕾は小さき鶏卵ほどの

かつてわが祖父母は椿育てしが「明石潟」とう名などはすらず

花咲けば4寸ほどにも開けかし見事な明石潟の椿よ

紅色の濃き花なれば紺わび助黄色のしべは葉を艶めかす

黒つちにすうっと育つが貝母草伸びれば猫に踏まれて折れつ

ユリ科なる貝母の和名は編笠百合花芽の膨らみ咲く時を待つ

稽古ごと生きたる花をいけたれば狭き庭より季節を知りぬ

茶の時に花を入れたる椿ゆえ順に咲きたれ一度に咲かずに
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如月水曜稽古

2009-02-18 18:51:52 | 茶事 茶会 他会記
如月の掛け物
今日は
好雪片々不落別所

好雪片々別所に落ちず

寒い
雪でも降りそうで
寒い
この軸を掛け
今日は
うぐいす点をする


休みが三名
出席は四名
見渡せば
なんとAB型が四名
因みに私めはA型であるが
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如月 懐石料理

2009-02-17 15:12:22 | 茶事 茶会 他会記
今日は寒い
荻窪まで懐石料理を習いに行く
光はもう春の日差し だが風は寒い

梅が香に追ひもどさるる寒さかな はせを
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茶事のあと

2009-02-16 23:54:25 | 茶事 茶会 他会記
茶事のあとかたづけ

使用した茶道具を速やかに片付ける
路地草履は裏を見せて
横半分に折った新聞紙の上にて乾かす
そのあとは外に出して風を当てる
ちゃんと乾いてないと藁ゆえ腐ってしまう
懐石の四つ椀は場所をとるが すべて広げておく
他に煮物椀 小吸い物椀 重ねず広げる
漆のものは 一週間か10日かそのままにしておく
しまうとき空拭きしてからしまう
向付や預け鉢など 陶器は湯をとおして乾かす
これも私めは10日以上は乾かしてからしまう 
早くにしまうとカビたりする 
使えば使うほど陶器は育つ
艶を増し変化するはず
それもしまい方は重要
わが庵では
棚にて乾かす時けして逆さまに置かない
水屋で洗って置くときも
さかさまにしない
さかさまにすると口作りがぶつかって
気をつけても知らぬ間に
ホツがあったりにゅうがあったりする
大事に 
大事に扱おう 
自分のも   人のも
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大炉の茶事 その二

2009-02-15 22:38:34 | 茶事 茶会 他会記
大炉の茶事 その二

ずっと風邪気味
亭主はくましょさん
くましょさんも昨日の手伝いの時から、風邪が直らず
一日やっとなんとか無事済んだが
すぐピンと頭が働かない
集中力がない1日だった


茶事も終わって夜8時頃
京料理ふくもとのこうさん用事があり見える
この2月18日開店と
是非とも一度お越しを
ホームページもあるとの

では大炉の会記
取り合わせは極寒二月ゆえ
その寒を味わい雪をこころに梅を添えるが
この所暖かく厳しさに欠けた茶事になってしまった


待合 老子出関図 五十嵐俊明作
汲出 志野 山十窯 甘酒に生姜入れて
煙草盆 唐木
火入 冬木立の模様あり
本席掛物 歌六首
    頼杏平 作
花入 萩焼 うづくまる
花 椿 春曙光
炭斗 唐物
火箸 時代 桑 柄
灰匙 白楽
香合 オランダ白鳥写
水次 モール 五郎三郎
水指 備前種壷 佐藤苔助造
茶入 鬼丸碧山造
茶杓 大徳寺孤峰庵 小堀卓巖作 銘 関居
茶碗 赤楽 本間窯
建水 刷毛目
菓子器 杉木地銘々皿
菓子 金団 このはな 虎屋製
水指 同じ
棗 平棗 誠中斉作 蓋裏に立花大亀花押
茶杓 須賀玄道作 銘 千代の友
茶碗 粟田焼 乾山写し雪笹
絵志野 野中春清
古清水 槍梅
なおよ窯 さび絵
菓子器 高坏黒塗
菓子 霜柱、雪だるま
煙草盆 桐
火入 楽焼 桐山

以上
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不思議のつづき

2009-02-14 22:49:43 | 茶事 茶会 他会記
1月30日のつづき

少庵の歌を書く掛軸
この軸の作者はただものではない
はず
改めて軸をみると
白楽庵で・・・
いやバイ様は
自楽庵ではと おっしゃる


図書館で
自楽庵で調べると
なんと一人いた

久米信茂
大正期の実業家
明治元年埼玉生まれ本名を良作。代々信茂を名乗る。
号を自楽庵、禄翁
官休庵9代の門下で自宅の茶室半床庵は東京都の重要文化財
半床庵は宝暦4年没の久田宗全の好みで子の不及斉宗也が建てた

現在では半床庵は武者小路千家の東京道場の稽古場になっているようだが
さて
さて果たして 私の軸の自楽庵が
この自楽庵かどうか まだ確証はない
違うかもしれない
ただ
この軸ひとつで何年も 楽しんだ
よみに悩み 作者も不明でいたものを
ある日突然わかったのだいや解らされたといえるやも 

この軸を掛けると少庵はどういう人か
また筆者の自楽庵は誰か
と思いをはせる

  ふると見ば
  つもらぬ先に払えかし
  雪には折れぬ
  青柳の糸   少庵


また来年掛けれるよう
願って
軸を終う
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