村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

整理整頓をしよう

2011-05-31 23:19:42 | 茶の事
耐震診断を依頼したので家の骨組みを見えるように、
天袋の荷物を出しておかないとならない。
荷物を空にして、その荷物を他の部屋にとりあえず投げ込み、
積み重ねておくが、ごちゃごちゃで見られたものでない
まあ、この部屋は見ないだろうから いいや
てな具合で 見えるところだけ少し片づけた
下の部屋も縁の下を見るだろうから、
水屋の床板を外して炭を取り出し、
すぐに覗けるようにした
炭が水屋に山積みになっている、
それから押入れの天井も見るかもしれないからと、
押入れの茶道具を部屋に広げた

係の人は10時に見え、まず図面を見せてほしいとおっしゃる
探したが図面がない、では現状を計測しますと 調査を開始なさる
すると家の隅々をごらんになり、図面を書きながら壁など叩いて構造を調べる
一番みられたくない荷物の投げ込んである部屋も
ちゃんと電気まで付けてごらんになった
大変だ
スッキリ片付いている場所が一つも無く
全くお恥ずかしい限り

日頃からちゃんと綺麗に整頓しておかないから 
こうなる


写真は天袋に入っていた猫のフイギャアだ
いつ買ったのだろう 埃をとりまた元の天袋にもどした

明日から六月
水無月である
原語由来辞典によると
水無月は水がないわけでなく
神無月とおなじように
無の「な」は「の」ということ
水の月 と言う意味
田に水を引く月だから
水無月といわれるようになった とある



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お茶を毎日飲もう

2011-05-30 23:36:55 | 茶の事
やきものの勉強会で
久しぶりにゴトさんに会った
声が大きく、キョロっとした眼で
相変わらず元気そうだ
実直で純粋で人なつっこい
自分を飾ろうとしない
正直な感じが見ただけでわかる

もう少しお喋りをしようと珈琲をのんだ

ひとりいた生徒さんは
休んでばかりで結局やめてしまい
今は誰も教えていないそうだ
ゴトさん自身はいま、先生にはついていないので
自分のお稽古は月に一回、友人たちと七事式の勉強会をしているだけだと言う
他にお謡いと仕舞いを習っているが
定年後はゆっくりお茶をしたいと思っていたのに、
案外お茶がない生活で時間も余っていたところ、
また話しがあって研究室で少し働いている現在だがますますお茶がない
お茶の生活を願っても中々うまくはいかないと言う

ゴトさんも
お茶が好きなのだ 
もっともっとお茶がしたいのだ

茶の湯とは只湯をわかし茶をたてゝ飲むばかりなる事と知るべし

お抹茶を毎日飲もう


あまりに目立っていたので
今日バスの中で撮った


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灰師を目指そう

2011-05-29 22:02:55 | 茶の事
風炉になったら灰型を作る
稽古の空いている時に灰型をつくる
今年は地震の影響で炭を使わず電気に釜をかけている
だから炭手前がない
香合の拝見も無いし、釜の湯の温度も一定
そのかわりに 片づけは簡単
水屋も炭道具がなくその分すっきりしている
炭手前の代わりの時間に灰型を作り香を焚いた
ひとりかふたりは興味がないらしいが
他は皆 灰型を作り、香炉をつくって香を焚く
私は年中
香を聞けてうれしい


灰型に真行草がある
真は鱗灰 真の風炉でする灰型である 

行の灰型は
二文字押切、遠山(一つ山)、遠山(二つ山)、向山、向一文字前谷

草の灰型は
二文字掻上、丸灰掻上、藁灰

前土器マエカワラを前に立てる
火口の装飾と火気の発散を防ぐ役割がある

前土器マエカワラは白と赤がある また大小ある
赤は鉄風炉のみ、掻上や藁灰など 名残にする
暑中に二枚使う事もある

雨だ
雨がまだ降っている



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晶子の歌

2011-05-28 23:02:26 | 紫廼茶話会
鎌倉や御仏なれど釈迦牟尼は美男におはす夏木立かな

ご存じ与謝野晶子の歌



与謝野晶子は
明治11年12月7日に駿河屋の三女として大阪堺に生まれ
昭和17年5月29日(1878~1942)64歳東京で亡くなる

明日が命日だ






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朝は弱い

2011-05-27 22:18:19 | 茶の事
招かれて新潟茶会へ赴かんホームに装う着物ふさわず

薫風を浴びつつ歩む庭内の茶席に並ぶ人らめざして

ご当地の産物盛る点心盆まず目を射るは光る白米

佐渡看席とはかつて島が見えし薄茶の亭主は指せり



体が重い
調子が出ない
朝は起きれないし
短歌もうまく詠めなかった

台風が来るらしい



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干菓子はそら豆と水

2011-05-26 23:01:42 | 村雨庵 稽古 
写真は私とサカチカさんが作った州浜の空豆と和三盆は水

最近みんなで和菓子教室に通っているので
千草庵のお菓子の他に
主菓子もお干菓子も内製が並ぶ
昨日さわわさんが作ってくれた水無月という小豆が上にのっている三角のお菓子
茶道文化検定の六月のお菓子の欄に載っていた
六月晦日の夏越の祓に神社で茅の輪を潜り厄を落として残りの半年の息災を祈る
その夏越の祓に食べる菓子が水無月
三角のういろうは氷室をあらわし小豆は古来厄除けとされてきた
とある 小豆がいっぱいのっていてとても美味しい

私が試みに作った練り切りは お手玉と名を付けた
餡はyosie先生が作られたもの
間違いなく美味しいが 私が作った形や色は悪い
やはり素人の作ったのは何となく野暮ったい




一六タルトとぼっちゃん団子はおたけさんの松山旅行のお土産
飛び姫は富山のお土産を・・・
とたくさんのお菓子がある

甘いものを食べると太るが
食べると嬉しい気分になる

和菓子の材料に使うもの
何度も書くが
何だか良くわからない
上用粉、上新粉は米の粉
白玉粉は餅米を水挽き、沈殿したものを乾燥した
寒梅粉は餅米を餅にして焼き、みじんに砕いた粉、みじん粉とも言い,固める性質を持つ
押し物、打ち物を作るときに使う

粉を手にすると 嬉しい
 




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短冊 板廂

2011-05-25 23:37:07 | 村雨庵 稽古 
水曜稽古
掛けものは ホトトギスの歌

郭公ホトトギス
くふくふ椋本すずかかわ
おのが時とや
鳴きわたるらむ 常之

時代の短冊だが
なんだかわからない

短冊は鎌倉時代
頓阿が不破の関の板廂に歌を書いて二条為世に贈った
その板廂の大きさが短冊の大きさになったとの伝説がある

深秘抄に
短冊の事、
為世卿頓阿申合候哉、
長さ一尺にて候、
只今入見参候、
此題岸柳、
為世卿自筆にて候、
裏書は頓阿、
重而子細は尭孝筆跡にて候

云々と
現在の短冊の大きさは
縦一尺二寸 36.4cm 
横二寸 6.1cm
昔はもう少し小さい

正式(晴れ)の歌は懐紙に、
普段(ケ)の歌は短冊に書いたという






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雲林院

2011-05-24 23:29:12 | 茶の事
茶の稽古に出かける
外は雨が降っている
久しぶりのお仲間と会うも楽しいが
それが終わったらすぐ次の料理のお稽古へと出かけないとならない
ぐずぐず出来ないのに、結局モタモタして出遅れた
料理の場所に到着したら6時45分
始まるのは6時半からなのだが
私はいつも早めの六時には着いていた
遅れてしまった

行くまでの山手線で
三人がけの隅に座っていたら
五、六歳の女の子とその母親と友人の三名が乗って来た
私の隣にはお母さん
その隣に女の子が座り
吊皮にはお母さんのお友人が立っている

女の子がクイズを出した
「八百屋で売っているお茶はなあに?」
お母さんとその友達は無言でじっと考えている
わたしもついつい考えた
きっとチャがついているものだろう
カボチャかな
と閃いた
お母さんとお友達はなかなか答えが出ない
女の子は「ねぇねえ、なんですか?」と
答えを求めるが 二人とも考えているのか、いないのか
何も言わない

女の子がこっちを向いたので
声を出さずに「カボチャ?」と言ってみた
一瞬 ニコリと女の子が笑ってお母さんに言う
お母さんがこちらを向いた
「答えは カボチャですか」
当たりだったらしく
女の子は小さな手に飴をつまんで私に差し出した
当たりの賞品は小さな飴
お互い視線を合わせ笑みを交わす
気持ちが通じた一瞬だ
お礼を言って有難く頂戴した
まもなく新宿の駅になり私は降りるのだ
女の子にバイバイをしてホームに降りた
いまの気分は
薫風自南来

写真の掛軸
筆者は大徳寺の塔頭 雲林院の藤田寛道 寛道宗信
大正15年生まれ昭和60年 遷化
現在のご住職は藤田寛渓和尚

紫野の大徳寺雲林院だが
去年京都に行った時に
源氏物語の賢木に登場するゆかりの地として寄った
かつては天台宗でとても大きな寺だったという
能に同名の演目もある


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釜ひとつ

2011-05-23 23:24:41 | 茶の事
昨日お菓子の帰り 森金さんに誘われて
お試しで 酵素風呂へ行った
三回で3150円 
糠かおがくずみたいなのに酵素が入っていてその中に
砂風呂みたいに埋まるのだ
初めてなので埋まって12分間横になり、
シャワーでその糠を洗って
別の部屋で休む、汗がひいたら帰る
朝から茶会に出て和菓子を作って、
それからだから横になったら、きっとすぐ眠くなる
二人でぐーぐーイビキかいたらちょっと恥ずかしいと
笑いながらも本気で心配したのだが 
眠れなかった
とにかく汗が出て熱いのだ
その部屋も熱いに尚ストーブまで焚いている
熱帯夜だと眠れないように眠るどころでは無い
糠に横になると案外気持ちが良い
とたんに汗がたくさん出る、
普段のお風呂はいつも烏の行水なのに
12分も入っているとは長い辛い苦しい
その時間がやっと過ぎシャワーを浴び
二人でおしゃべりをしながら汗がひくまで休んだ
終わってみると、いつもと足の感じが違う
痛い感じがいつもあるのだがそれがないのだ
よさそうなので今日も行ってきた
良くなって
正座が出来て
点前が出来るようになると良いが
茶人としては当たり前の普通の事なのに
それが出来ないのは辛いものだ
それももてなしなのであるから

利休道歌に言う
茶はさびて心はあつくもてなせよ道具はいつも有合にせよ

釜ひとつあれば茶の湯はなるものを数の道具を もつは愚かな

そうは言っても釜だけでは出来ないが
やたらに道具があってもつかえない
おっしゃる通りである

大きく茶釜を分類すると芦屋と天明と京釜になろうか
鎌倉時代初期に福岡県遠賀川河口で初めて茶の湯釜が出来
室町時代には工人が四散
越前芦屋、伊勢芦屋、博多芦屋、肥前芦屋、播磨芦屋、石見芦屋、伊予芦屋
などもある




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独坐大雄峰 百丈懐海

2011-05-22 23:48:38 | 茶事 茶会 
早起きしていつもの茶会へ行く
サカチカさんと飛び姫の他に
新しくアイテラ氏と森金さんも一緒に行く

待合の掛物は 
時代の扇子 
白藤の絵 酒井抱一の絵だ

本席は立花大亀の一行 独坐大雄峰
碧巌録の26則にある
百丈懐海が修行僧の問いに独坐大雄峰と答えたと
大雄峰は百丈懐海禅師が住んでいる江西省百丈山の事
花入は大振りな手付の籠 宮城野萩に大山蓮華と薊 薊に見えたが田村草かも
釜は下間庄兵衛の雲龍釜 
下間と書いてシモヅマと読む江戸中期の京釜師 三代続いたと習った 
風炉は唐金 鬼面かん付
炭斗 鱗籠
火箸 明珍
釜環 長野烈
灰匙 淡々斉好み
香合 水無瀬神宮の古材 淡々斉花押
水指 曲
茶入 高取 表千家13代即中斎箱
茶碗 黒楽 楽家六代 左入造 鵬雲斎大宗匠箱 銘 松声
 替 萩 鵬雲斎箱
茶杓 西部文浄作 銘 残雪
建水 唐金
蓋置 青竹
茶は 又玄 小山園
主菓子 銘 緑風 青井製

干菓子は 落雁の燕 と 州浜の柳
薄茶は点て出しで頂戴した
隣に座ったアイテラ氏にサッサと拝見するのよ、とかテキパキ隣へ回して
と何度も言った 隣に座ったせいだ 許されよ

茶会の後はいつものように
和菓子教室へ向かう
茶会の道具をゆっくり拝見していると
和菓子教室へ遅刻する
サッサとテキパキ行動する
忙しいが 

面白い




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青海波

2011-05-21 23:05:17 | 茶の事
今日は料理教室
生姜を買い忘れて買いに行った留守に
何か荷物が届いていた

BS7でやっている骨董塾の100問に80点以上取れたら記念品が出るのだ
印伝の拡大鏡が記念品
ちょっと欲しかったので毎週携帯から答えを送信していた
紺色の青海波の文様 欲しかったのでとっても嬉しい

青海波はセイガイハと読み
青海破とも書く
雅楽の演目であり
その時の衣装の文様が半円を三重にしたもので
青海波の文様となる

盆に青海盆というのがある
金属を叩いて盆にするのみ叩いた跡が
青海波の模様ににているから
青海盆というらしい

四海 波が平らで平和である

目出度い



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2011-05-20 23:17:08 | 茶の事
気持ちの良い風が吹いている
昼間が長くなり
日暮れがおそくなる
木戸のモミジが枝を伸ばし
灯篭を隠している
大切なものを守るかのようにも見える

昼は料理教室へ行き
夜は自宅で文の会がある
夜七時からバイ様がいらした
ひと月振りにたっぷり話した
お互い最近自分の茶の稽古をしていないと
薄茶でも濃茶でも
毎月、毎週、当たり前に点前することで
気持ちも体も整い、鍛えていたのだと
思えば、そう出来た若い時の自分が羨ましくもある

昔何かで読んだ
たとえ少しの事でもよいから、
その事について良く知り、
その少しの事を自由自在に使いこなす事
ちゃんと身に付いたならば
少し先に進むのだ
それが物事に熟達する方法だと
お茶の先生が私によくおっしゃった
お茶以外の事はしない事よと
私はちゃんと先生の言いつけを守った
先生の教えは有難い
熟達はしていないが、
茶の楽しみを知りえた

夜の9時を過ぎると
そろそろ勉強しましょうと
バイ様と村田宗珠の消息をちょっと読む
ちょっとでも勉強した気分
村田宗珠は村田珠光の養子であるが
珠光の文は著者が知る限り真筆がないから
宗珠の文をだしたと今読んでいる本にはある
珠光は応永29年か30年生まれ、西暦では1422か1423だ
亡くなったのは文亀2年1502年だというから509年前になる
珠光流という流儀があり
村田珠光、
村田宗珠、村田宗印と三代まで村田姓なのに四代からは鈴木姓になり
鈴木宗可、鈴木宗有、鈴木無庵、鈴木道義と続いたようだ

そういえば
今日の料理教室の魚は 鱸だった
ちなみに出世魚の鱸
こっぱ→でき→せいご→ふっこ→すずき→おおたろう
だそうだ



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わかみどり きみどり ふかみどり

2011-05-19 23:06:59 | 村雨庵 稽古 
気持ちのよい風が吹く
薫風だ
庭も左右から木が茂って狭い道になっている
わかみどり、新緑
そのうちに萬緑となる
植物の力

インターネットはケーブルテレビで繋いでいるのだが
昨日急に電源が入らなくなり、午前中に電気屋へ行ってアダプターを買いにいった
どこの電気屋も木曜日は休みらしく何も買えずしまい
今日もネットは駄目かとガッカリして帰ってきた
二日も使えないとは困ったと思っていたが、
急に思いつきケーブルテレビに電話をしたところ、修理に来ると、一時間もしないで修理担当が来て、新しいアダプターと名前は知らないが小さな機械を新しくし、すぐ使えるようになった。料金を聞くと無料であった。
それは当たり前なのかも知れないが、
今日が木曜日でなく
電気屋が開いていたら新しいものを買って、
ケーブルテレビに電話をかけなかったかも
今日が木曜日で良かった 

今日は木曜稽古
茶の稽古だが
稽古のあいだに
香炉を作って銀葉をのせ香を焚く
オタケさんが伽羅を焚いた
やはり伽羅の香は格別いいかおり
いつまでも聞いていたい甘い香りだが
すっきりとして上品でもある

香を聞く時にただ良い香りと聞くだけでなく
その香りを記憶するように 心がけて香りを聞く
ただ記憶と言っても難しいから、何か他の香りに譬えたたり
色でも良いし甘味や辛みと思ってもよい
自分の記憶しやすいようにするとよいと
いつも言われるが
それも難しい 
香りを聞きつつ脳を働かし、
ただただボケ予防を願ってのみ香を聞くのだ わたしめは



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おとずれ

2011-05-18 23:11:47 | 村雨庵 稽古 
稽古日
待合いには扇子
薫風とある 戸上明堂

本席は
月夜のホトトギスとある俳句をかけた

今夜パソコンがネットに繋がらず
色々やってみたがダメ
何かと
不自由だ

今日届いたお菓子は
白い練りきりで、紫のツバメと緑の柳をアップリケのように貼り付けてある

銘は
おとずれ

なかなか洒落ている
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月にホトトギス

2011-05-17 23:51:04 | 紫廼茶話会
今日は
お茶と料理と二つの予定がある
お茶の稽古の持ち物のほかに
夜はお料理なので
包丁やエプロンも持って出かける
今日もやたらとバックが大きい
稽古の途中にメールが入り、
お料理の日が今日ではない事を知る
夜の部が無くなって時間が出来たが、
その時間はテレビを見たりゴロゴロしたりで埋まる

まあ それで良いのかもしれない

今日の寄付の掛けものは
月とほととぎす

逗子婦人はこの所よく鳴いているのを聞くとのお話し
帰ってからネットでホトトギスの鳴き声を聞いた
やっぱりテッペンカケタカ、東京特許許可局 だった

月とホトトギスが絵になる
ホトトギスは夏に来る渡り鳥
夜に鳴くというので珍重され、
またその年の始めて聞く鳴き音を
忍音シノビネといいまた珍重したらしい

月にホトトギス 納得した

本席は
截斷紅塵水一溪コウジンヲセツダンスミズイッケイ

紅塵は俗世の事
無心に流れて行く深き渓の水の一筋が
煩悩渦巻くわが日常を切り断つ
別天地へ赴き、清寂の中で修行するのではなく
今のまま、ありのままでいる
煩悩妄想の紅塵の中での悟りを目指し精進せよ
日々努めよと言うのではないか
そう解釈すると耳が痛い

対句がある
衝開碧落松千尺ヘキラクヲホウカイスマツセンジャク 
截斷紅塵水一溪コウジンヲセツダンスミズイッケイ

奥山のその清涼、孤高、突き抜けた情景をあらわし、
また禅者の境涯を言うと、
先生に伺った




花は大山蓮華オオヤマレンゲ
もくれん科 
別名はミヤマレンゲ
花は下向きに咲く

ほうのきとオオヤマレンゲの雑種の
ウケザキオオヤマレンゲは花を上向きに咲かすと聞いた

菓子は森八の生菓子
紫陽花
綺麗でかつ 美味




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