村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

秋きぬと。

2023-08-08 23:43:14 | お習字

 藤原 敏行
秋きぬと
目にはさやかに
見えねども 
風の音にぞ
おどろかれぬる

 今日はお習字の日
先生の森金先生は10時に
お弟子様の大豆様は1時にいらして
仮名と細字などを書かれた様子
私めはちょっと片付け
お習字の道具も出さいきあずさわらず
ほかのことをしていた
学校のと気とす

朝ドラの「らんまん」を毎日、楽しみに観ている
写真のわが庭の植物も
どんどん茂って
益々道を狭くしてる、

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炎天の畝に 歪む人かげ

2023-07-18 23:21:53 | お習字

 北原白秋
唐辛子 
花咲く頃や 
ほのぼのと 
炎天の畝に 
歪む人かげ

今日は火曜日
なにも用事がない
八時少し前に、ゆっくり起きて
朝ドラのらんまんをみて
取りあえずアイスクリーム
朝ごはん何を食べようか
ゴロゴロして、
プラのゴミ出しの日
玄関開けるとお風呂場のように暑い
大きな袋をもってごみ収集場所にいくと
持っていったばかりで
空っぽ
持ち帰えるしかない

今日はゆったりのんびりできるぞぉ

テレビを
なんとなく見てると
ピンポンと玄関のベル
森金さんが見えた
「どうしたの森金さん」
「LINEしましたが
今日はお習字ですよ」
LINEは見たけど
中身は読んでない
ことが ばれたか
びっくり

雨戸を開けてクーラーつける
森金さんは掃除機をかけて
机を並べる
私はちょっと掃除して
散らかってるものを
ちょっとかたづけた

なにも用事のないつもりが
お習字とは とほほ

気分的に
書く気力なし
又の機会に
お願いいたします

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小紫なる岸の藤浪

2023-06-13 23:40:43 | お習字

 相模
見渡せば松のみどりにうちかさね
こ紫なる岸の藤波


今日は火曜日
お習字のお稽古
森金先生とお習字
予定は予定

針切は
相模集・重之の子の僧の集
相模と、重之の子の僧、

藤原行成筆と伝えられる。
相模集と重之の子の僧の集の二集を1冊の綴葉本として書写されたもの。
書写本の筆跡が細くシャープなところから、
『針切』と称されている。
歌のみが書写された相模集の部分と、
詞書コトバガキを設けて
リズミカルな出入りを配した
重之の子の僧の集の部分とが有る。
どちらも流麗な線で書かれているが、
相模の部分はやや右に流れる傾向が有り、
重之の子の僧の部分はこれに比して
行をやや垂直に執り、
墨継と相まって
すらりとした美しさをより強調して
凛とした強さも醸し出している。
「針切相模集」は
現在十一葉三十六首知られているが、
後に一葉四首も『針切』として加えられている。
一方、「重之の子の僧の集」は
二十二葉五十五首が現存しているが、
後に書写時期を異にする転写本など
数冊から十首が推察されており、
六十五首が『針切』として確認されている。
11世紀終わりから
12世紀初め頃の誕生とされる。
料紙は生成りの楮紙で、
調度品としては素朴な紙を使用しているのが特徴。

写真は利休梅だろうか
友達がおくってくれた
浜離宮の花の写真

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木隠れて

2023-05-09 23:27:55 | お習字

木がくれて名誉の家の幟ノボリ哉 蕪村

今日はお習字の日
新人が参加
端午の節句に鯉のぼりを建てたとのこと
お孫様は元気元気の男の子らし

明日は
お茶のお稽古なので
まずは
そのしたく
風炉二つに
灰型を押さねばならず
なんとか仕上げた

インスタントの珈琲をいれ
お菓子を食べる
どんなときも
十時と三時は欠かさず
お習字の日だったが

次は頑張ろう

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早蕨の萌え出づる春になりのけるかも

2023-04-03 23:31:29 | お習字

 志貴皇子
石走る垂水の上の早蕨の
萌え出づる春になりのけるかも

昨日の先生のお話しにあった
「茶筅の清め方」

お茶のお点前が終わったら、
すぐに茶筅を清めて整えよう。
茶筅の外側は竹の表なのでつるつるしているが、
裏はざらざら。
そこに特にお抹茶が残ってしまう。
指で挟んで、静かに元の形になるように一周。
付いてるお茶をしごいて取る。
水をかけて、もう一度静かに一周させて、お茶を取る。
それを竹釘にかける。
と。
自分の稽古場では、
ブラシがあるのでそれで清めて、
茶筅立てに戻すようにしているが。
指で清める方が綺麗になるかも、
次から早速やってみようではないか。

今日は月曜日
お習字をする日
森金先生が見えてお習字をする
お習字をする日なのだが
お昼だからとりあえず
お湯を沸かしカップラーメンを食べて
お喋りをして
食後の珈琲を飲み
森金先生の
お持たせの豪華プリンを食べて
癒しのひと休み

何かをしようとするだけでエネルギーを消耗する
結局わたくしめ
お習字はせず

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春のけしきにかすめども

2023-03-14 23:43:10 | お習字

 紫式部
み吉野は
春のけしきにかすめども
むすぼほれたる
雪の下草

むすぼほれ→凝固、凍結


今日はお習字
森金先生のご指導のもと、
今日の生徒は私一人
他は硯が重いから自習。
最近行った茶会の事など
お喋りしながら仕事をこなす

先日の東茶会の薄茶席。
道具畳の水指の左隣に、
硯屏ケンビョウが置いてあった。
何だろうと
ずっと気になっていたところ、
最後に
柄杓をそれに立掛け、
蓋置を柄の脇に添えて飾られた。
なるほど
だから蓋置は
お習字の水滴スイテキ。

文房とは文人の書斎。
そこで用いる道具が文房。
文房四宝ブンポウシホウは
筆、墨、硯、紙。
誰もが好きな文房具。
丸善や伊東屋でなく、
今度は茶道具屋さんで文房具を
買おう。

写真は堀江知彦筆の短冊

春の園
くれないにほふ桃の花
下照る道に
いでたつ乙女

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白魚に

2023-02-20 23:34:06 | お習字

白魚に己れ恥ぢずや川蒸気 漱石

写真は土曜日のお料理
白魚の卵寄せ
春は白魚だ
白魚は大きくなったらなんと言う
大人になっても
白魚は白魚だと
教えてもらった
  そうなんだ

今日はお習字
細字を一枚書いて、終了
残りの時間は確定申告の準備
決まったところにいれてある
申告関係の書類を揃えるだけなのに
非常に疲れる
続きはまただ
明日
頑張ろう

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やみはあやなし梅の花

2023-02-14 23:45:25 | お習字

  躬恒
春の夜の
やみはあやなし
梅の花
色こそ見えね
香やはかくるる

このうたは
謡の詞章に確かにあったが
すぐには思い出せない

梅の花が咲くまで
15年かかるらしい

桃 栗3年、
柿8年、
梅は酸い酸い13年、
柚子は大馬鹿18年、
林檎ニコニコ25年
 だそうだ

今日はお習字
硬筆のペン字を練習する日
何枚か書いて今月分は
とりあえず完成した
小さな満足

写真はうちの胡蝶ワビスケ

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春たてば

2023-02-06 23:14:54 | お習字

 素性法師
春たてば
花とや見らむ 
白雪のかかれる枝に
うぐひすの鳴く

今日はお習字のお稽古
久し振り
まず書道道具を出す必要がある
硯を用意
水の用意
紙に文鎮セットしてみると
筆がない
探したが見つからない
とりあえず
前回使って
干したままの筆を使って
楷書を三枚書いて
行書二枚
仮名とペン字
提出する事に
意義がある

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良夜リョウヤかな

2022-10-12 00:19:37 | お習字

筆硯ヒッケンニに多少のちりも良夜リョウヤかな 蛇笏

良夜リョウヤとは
名詞
①月の明るく美しい夜。
また、特に、中秋の名月の夜。
[季語] 秋。
②ある物事をするためによい夜。

昨日の10月10日は満月
別名ハンターズムーン
そして今日は
十六夜イザヨイである
いざよいとは
ためらう・進めないという意味の「いざよう」が名詞化。
月の出が遅くなり、
十六夜は十五夜の月よりも
ためらっているように見えたため
「いざよい」と呼ばれたとネットにあり

今日はお習字の日
午前中は
泌尿器科の予約あり
診察して薬をもらう
最近なにかと忙しく
くすりを飲むのを忘れたらしく
薬の残数がやけに多い
明日は忘れず飲もう

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書を愛し

2022-09-20 23:41:12 | お習字

書を愛し秋海棠を愛すかな 青邨

山口青邨 ヤマグチセイソン
明治25年(1892)-昭和63年(1988) 96歳。
大正-昭和時代の俳人,鉱山学者。
古河鉱業などをへて母校東京帝大の教授。
高浜虚子にまなび,
大正11年水原秋桜子らと東大俳句会をおこす。
「ホトトギス」同人。
「夏草」を創刊,主宰。
岩手県出身。
本名は吉郎。
句集に「雑草園」,著作に「花のある随筆」など。

今日は書道部の日
森金先生が重たい硯を背中にしょって
いらした
私は月に一日しか書ないので
今日は頑張って提出用を作成すること
半紙楷書と仮名とペン習字
何とか二枚ずつ提出のもの書いた
ちょっと達成感あり
とは
気持ちが小さい私目
でも気分よし

写真は
昨日の千疋屋のケーキ
お皿にミルクがたぷたぷ
ケーキはスポンヂと生クリームたっぷり
美味しかった

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机のうへの蚊遣かな

2022-07-19 23:22:12 | お習字

学びする机のうへの蚊遣かな 蕪村

今日は書道部
十時から午後四時まで
お習字のお稽古
臨書は高野切の一の手を

高野切は、
『古今和歌集』の現存する最古の写本。
仮名書道の最高峰とされ
『古今和歌集』の勅撰より約150年後の
11世紀中期に書写されたもの。
はじめは二十巻あった。 
料紙は、上質の麻紙。
表面に雲母砂子を散らす。
全20巻を3人で分担書写したいわゆる寄合書である。

第一種の書風は、
秀麗温雅。
字形は直筆を主とし。
くせがない。
連綿は控えめである。
この書風は今日に至るまで
仮名書道の手本として尊重されている。と

書き始めるまで
まずはお湯を沸かし
珈琲とお菓子とでほっとする
お習字に関係のない
ちょっとした片付けにいそしみ
次はお習字道具をあれこれ広げていると
お昼の時間
お昼を食べてひと休み
そろそろ墨を磨りはじめ
規定の仮名を書く
思うように掛けず筆を変えるも
同じ
あきらめてひどいまま提出
次は臨書
高野切れをチラッと臨書すると
うまく書けない
筆を変えてもよけいにうまく書けない
疲れてひと休み
結局臨書は提出までいかなかった
来週頑張ろう
実質の稽古時間は一時間半だった

写真は根津美術館の

 

 

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鮎くれて

2022-06-21 22:09:24 | お習字

鮎くれてよらで過行スギユク夜半ヨワの門 蕪村

今日は書道部の日
十時から十六時
お習字の前にちょっと銀行
月毎届く野菜ジュース代と
同じく森永のお肌に良いドリンクなど支払い
銀行で下ろしてコンビニにて支払い
偶然お弟子様のさわわ様に会った
あらっと手を振って嬉しい気分で家に戻る
木戸の紅葉がやけに繁ってる
今日は書道部でお習字をする日なのだが
麦わら帽子にタオルを首に巻いて準備完了
お弟子様に頂いた長柄挟みを手に
紅葉の伸びた枝を切る
切るわ切るわ
切り始めたら止められない
気がつくと
枝がほとんどなくなって坊主 
後悔した
次は白木蓮
天へと真っ直ぐ伸び上がる枝を
いくつも切る
此方は柔らかいので
さくりさくりと気持ち良く切る
つづいて隣のニッサという木も
さくりさくり
足元には枝が山のようになった
陽が照っているわけではないが
あせびっしょり
切った長い枝はまだゴミ袋に入れず
取り敢えずまとめて
枯れたら小さくなるのでそれから捨てる
その他の短いものはゴミ袋にまとめて
三袋
シャワーを浴びお昼を食べ
お習字の机の前にやっと
座って
お習字よりまだすることあり
来週MOA 美術館に出かける時間の電車を探す
ともう3時過ぎてしまった
残り時間は集中あるのみ
三枚ずつ書いて
仮名と高野切れの臨書完成
結構充実した一日
我ながら元気だ

お習字をみっちりすべきな事はわかるのだが
銀行の雑用と植木の手入れ
外出の手配など
その他の用事をいくつも見つけて
そちらを優先してしまう
よくあること

 

 

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降る音や

2022-06-15 00:25:32 | お習字

降音や耳もすふ成梅の雨 芭蕉

今日はお習字
村雨庵書道部の日
森金先生がお休みの2ヶ月ほどは
たいしてお習字の稽古はせずいたが
茶事の御礼やらで筆を使うこと多く
そのたびに文字の下手な事を思い知らされた
頑張ろう
少しでも良くなるように
頑張ろう
と今日は思った

覚えよう
唐の四大家
・欧陽詢 オウヨウジュン
・虞世南 グセイナン
・褚遂良 チョスイリョウ
・顔真卿 ガンシンケイ


書道を勉強するには
書体ごとに
楷書は 九成宮醴泉銘、孔子廟堂碑
行書は 集王聖教序、蘭亭序
草書は 書譜
隷書は 乙瑛碑、曹全碑
篆書は 泰山刻石、石鼓文
かなは 高野切第一種、高野切第三種
とウィキペディアに出ていた

難しそう
もう遅いか
深く考えるのは止め
とりあえず
入っているお習字の会のを
毎月出すことだけ
集中することに

写真は渋谷駅近く

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たつことやすき夏衣かな

2022-05-09 23:56:45 | お習字

 前大僧正慈円
散りはてて
花のかげなき
このもとに
たつことやすき夏衣かな


今日は古筆の研究会
 類聚歌合 ルイジュウウタアワセとは
歌合を
主催者の身分別に
類別集成したもの。
『歌合類聚』とも。
平安中・後期に二度編集。
「十巻本」
「廿巻(にじっかん)本」。
これにより、平安後期までの歌合は、
ほぼ全貌が確かめられる。
『十巻本類聚歌合』は、
9世紀末の『民部卿(行平)家歌合』から
1056年(天喜4)『皇后宮(寛子)歌合』に至る
46の歌合を10巻に類別編集。
編集は後冷泉天皇の在世中(1068以前)といわれ、
編集主体は関白藤原頼通、
源経信らが関与したと。
『廿巻本類聚歌合』は、
12世紀初め堀河天皇の意図に基づく
『和歌合抄』10巻の編集に始まり、
『古今歌合』に増補され、
ほぼ1127年(大治2)に『類聚歌合』20巻として整備編集されたと推定。
前記の『民部卿家歌合』から
1126年『摂政左大臣(忠通)家歌合』に至る
200以上の歌合を
20巻に編集した。
この編集主体者は『和歌合抄』以来太政大臣源雅実と推定され、
摂政藤原忠通も関係深く、
実務には源俊頼らが参加したといわれる。

自分ではわかった気がするが
すぐ忘れてしまうから
困る

写真はペン習字の基本
少しずつ
まずは①をやってみるか

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