村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

十四帖・澪標

2019-10-19 18:44:54 | 源氏物語五里霧中
澪標
(源氏28歳10月-29歳冬)

帰京後、
源氏は順調に政界に復帰し、
栄耀の道を歩みはじめる。
年変って、
朱雀帝退位。
実は源氏と藤壺の子でありながら
東宮であった冷泉帝が即位する。
秋、源氏は須磨明石の流浪を
守護してくれた住吉明神に詣でる。
明石の御方もたまたま
これに来合わせていたが
再会はできなかった。
また新帝即位により斎宮が交替し、
六条御息所とその娘の斎宮が帰京。
間もなく御息所は病死する。
源氏は御息所の遺言にしたがって
彼女を養女とし、
冷泉帝に入内させて
斎宮女御とする。
(ウイキペディア源氏物語あらすじヨリ)


みを-つ-くし
【澪標】
往来する舟のために
水路の目印として
立ててある杭。
土佐日記
「みをつくしの
もとより出でて、
難波に着きて」

[訳]
みをつくしのところから
船出して、
難波に着いて。


「水脈ミオつ串クシ」の意。
「つ」は
「の」の意の古い格助詞。
難波の淀川河口のものが有名。
昔、淀川の河口は
非常に広がっていて浅く、
船の航行に難渋したことから
澪標が設けられた。
歌では、
「わびぬれば
今はた同じ難波なる
みをつくしても逢はむとぞ思ふ」
『後撰和歌集』

澪標=身を尽くし→難波
となるようだ

外は雨
うちの森金さんは
「薄茶待ち」の茶事に参加している
私は一度も経験がない
後日話しを聞くのが楽しみだ
写真は現在あるチョコレート
一粒を大事大事に食べていたが
こんなにあると
目の毒だポンポンと五個は食べてしまい
反省した
コメント
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