村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

大晦日

2015-12-31 23:21:01 | Weblog
ひつじ年の大晦日

幼いときと同じように
紅白を見ている
秋田から来た従妹と
川口から来た従姉と

みんな還暦を過ぎてはいるが
性格や心は変わらない

若かったある時期
みんなでお茶のお稽古をしていた
長くは続かなかったが
楽しかったと言う
点前は忘れたが
お菓子のことは
覚えているようだ

難しいことは
忘れて
楽しいことは思い出し
繰り返し
お喋りしよう

人生ポジティブに
残りの人生を
明るく楽しく
過ごそう


写真は昨日の茶事の
干菓子
サルの和三盆


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想望庵歳暮の茶事

2015-12-31 00:25:28 | Weblog
中目黒の駅近く
想望庵様の予約して下さったお蕎麦屋は
年越しそばを食べる客でごった返している
店の外で並んで待った
ようやく四人の席が空き
前もって想望庵様が注文済みの
車海老の天せいろ
想望庵様に感謝しつつ
つっーと
年越しそばを頂戴した

さてお腹を満たし
お宅へと向かう

食事は外で
茶はお宅へ

今回は
こういう段取りだそうだ
お支度の負担の少ない
賢明な考えだ

待合の汲出は
生姜の効いた甘酒
露地にて向付
挨拶のあと

初炭に
香は聞香
大切な伽羅をお焚き頂く

その素晴らしい香り
に脱帽だ
茶は続き薄茶にて
ゆっくりと時間が過ぎ
12月30日の午後を
想望庵にて楽しんだ

あぁァ
来年もたくさん
お茶に関わりたい
と祈ろう



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成りにけり

2015-12-29 23:28:48 | Weblog
成にけり なりにけり迄 年の暮  芭蕉


木戸に門松などを飾ろうと外に出ると
向かいの奥様に出会って
年末のお喋りが始まった
大した話題でもないが
近所の情報は重要だ
ゴミの収集の事やら
奥様の俳句の話まで
楽しい話しは中々終わらない

家の床の間に
柳を掛け
田中納言の
絵を掛ける
正月の用意は年々省略
お米屋さんが店じまいしたので
おかざりの重ね餅は買わず
食べるだけのお餅を買う

あといくつ寝ると
お正月



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夢たたみこむ しはすのよ

2015-12-29 00:05:14 | Weblog
予約の時間より早めに出かけて
いつもの珈琲屋へ

歳末の月曜日
午後の三時半
席は満席であるが
すぐ空くだろうと
座って待つ


カフェラテを頼み
本を読む
自宅で読むより
集中する

ブログに
毎年の想望庵様の
茶事がないので
淋しいなあと書いたら
しょうがないなあ
じゃあ
来てもいいわよ

お誘い頂いた
感謝 謝々
有難い
家に帰ったら
半衿つけ替えようっと


物ぬひや
夢たたみこむ
師走の夜     千代女




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源氏余韻の会

2015-12-27 20:54:43 | 茶の事
ゆく年の惜しくもあるかな 
ます鏡みる影さへに
くれぬと思へば 
        つらゆき


今日は
17日の三渓園にての茶会
「源氏の会」の 余韻の会

茶会の余韻を楽しもうと
水屋の20名にメールをしたが
28日にしたら出席は主催の三名のみ
やむを得ず27日の今日にしたところ
参加者は6名
倍に増えた

源氏の余韻だから
上野の韻松亭なんか相応しいかもと
言っても今更予約もとてないはず
源氏の頃は何といっても唐物だからと
都合の良い言い訳

場所は
いつもの中華屋に11時半
豪華版でいこうなどと言っても
頼むのは常日頃と同じもの
フカヒレやアワビもあるのだが
注文はしない
いつもと同じ
まずは生ビール
十分に食べ飲み
杏仁豆腐も食べて
次は喫茶店へ
着いたのが1時
それからお喋りが始まり
そろそろ帰ろうかとなったのが
4時15分
十分
余韻を楽しんだ


源氏の会
次回を
楽しみにして




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忘年茶会

2015-12-26 23:37:55 | 茶事 茶会 
東京忘年茶会
毎年年末に開かれる
やましたの茶会
いつも楽しみにしている

11時の席なので
さかのぼって
サカチカさんと駅で待ち合わせをしていた

駅に少し早い時間についたので
珈琲を飲んで時間調整しホームへ
乗り換えて
大江戸線の牛込柳町へ
改札口で
時間を見ると
11時5分
すぎている
なんと‼
茶会は始まっている

やむを得ず
遅れる事を電話したが
時間の計算を間違える事
案外よくあるのだ
今回は二人で
勘違い

待ち合わせ
時間の確認
もういちど

11時の席はもう始まっている
詰めのあとの席につくと
すぐ主菓子が運ばれた
両口屋是清製の
銘は「つごもり」
大福帳の形
年末は気が利いている

写真は薄茶のお菓子
和敬清寂と文字のある和三盆
王羲之の文字を集字して型にしたというと松葉
帰りにお土産付き
来年の懐紙と会記
嬉しい茶会だ



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おおえ の よしとき

2015-12-25 22:54:47 | 中古三十六歌仙
中古三十六歌仙の一人

大江嘉言オオエノヨシトキ
?~1009 平安中期の歌人
大江千古の孫にあたる大隅守・弓削仲宣の子
官位は従五位上・対馬守
各種歌合に出詠
藤原長能・源道済・能因などの歌人と交流あった
とのことだ

山ふかみ
落ちて
つもれる
もみぢ葉の
かわける上に
時雨ふるなり  嘉言  


朝一番に早苗ちゃんから
メリークリスマスというラインが来た
最近始めたラインなので
初めての事だ
少し恥ずかしいが嬉しい

眼前の街は
何となく忙しそう
師走の風景が広がる
あと一週間で
申年だ




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ふじわらの よしたか

2015-12-25 00:57:54 | 中古三十六歌仙
中古三十六歌仙の一人

藤原義孝954-974
フジワラノヨシタカ
平安時代中期の公家・歌人
藤原伊尹(謙徳公)924-972の三男か四男
藤原行成972-1028は子供

短命であった 
974年流行った疱瘡で
兄と同日に21歳で亡くなる
美貌!だったそう だ

百人一首の歌50番
君がため 惜しからざりし 命さえ 長くもがなと 思ひけるかな

写真は窓際のアマリリス
急に背が伸びて
大きくなってきた

気になっていた手紙を五通書いた
書き始めるとそう難しくなく
すらすらと書けるのだが
書きだすまでが 大変
でも封筒を探し宛名を書き
切手を貼るまで
結構時間がかかった

今の時間
今日はイブ
そうだ🎄Christmasイブ

メリークリスマス

カステラの
一きれさへや
クリスマス   万太郎



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煤はらい

2015-12-23 23:11:37 | 村雨庵 稽古 
すすはきは年くれ竹のははき哉 季吟

江戸前期の歌人、俳人、和学者の
北村季吟キタムラキギンの俳句だ

大掃除の季節
背の高い長い竹で
天井の隅などの塵をはらうののだろう
心の塵もはらいつつ

今日は
祭日で夜の稽古の
お弟子様も来た
その賑やかなこと
そこもう少し静かに
あっちょっと静かにしてね
あのね
ウルサイ 
うるさいでしょう!

皆んな 凄く元気そう
この調子で来年を迎えよう

今年最後の稽古日
ときどき雨が降っていた

菓子は練きりの「寒牡丹」





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冬至

2015-12-22 23:48:13 | 茶の事
貧乏な儒者とひ来る冬至哉 蕪村

冬至だ
柚子湯に入り南瓜を食べた

今日は月に一度の茶の稽古
今年最後
稽古のあとは
忘年会
写真はその中のひとつ
日本料理の店であるが
洒落た料理が出る
中々美味しい
満足して帰った

さあいい気分で
来年も頑張ろうっと



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ふじわらの さねかた

2015-12-21 23:58:25 | 中古三十六歌仙
鍼治療のあと整形外科でリハビリ
終わるとそろそろお昼
いつもの喫茶店で
サラダとトースト
それに珈琲

帰りは家まで歩いて帰った
足の調子が良いっという事か
この所びっしり治療している
そのお陰で
少しずつ良くなっている
と思いたい


さて
中古三十六歌仙の一人

藤原実方
ふじわら の さねかた
平安時代中期の貴族・歌人
左大臣・藤原師尹の孫、
侍従・藤原定時の子

実方は光源氏のモデルの一人とも言われるそうだ
清少納言とも親しく多数の女性と交際したらしい

百人一首では51番歌
かくとだに えやはいぶきの さしも草 さしも知らじな 燃ゆる思ひを


一条天皇の面前で
藤原行成と和歌について口論になり、
怒った実方が
行成の冠を奪って投げ捨てる
天皇の怒りを買い、
「歌枕を見てまいれ」と
左遷を命じられた
とする逸話や
スズメへ転生したというのもある

写真は庭の椿
いろいろな椿が満開だ


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茶会の後

2015-12-20 20:43:15 | Weblog
三渓園の茶会が終わった
次の日の金曜日は反省会
土曜日の昨日は病院と短歌を作っていた
今日の日曜日はずっと寝ている
燃尽き症候群か
ぼうっとしている

火曜日には月に一度の稽古に忘年会
水曜日は村雨庵の茶の稽古
あと最後に
年忘れの茶会が26日にある
でも
毎年あった除夜釜は
今年はない様子
毎年の新年の茶会も
今年はないだろうし
さみしい

珈琲ゼリーソフトクリーム添え 
これを食べると元気になる
今日はゴロゴロ寝てばかり
あとは下町ロケットを見て眠る
明日は茶会道具のかたづけをしよう
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三渓園源氏の会・会記

2015-12-19 23:17:44 | 茶事 茶会 
三渓園源氏の会 師走17日

 寄付  源氏画 古土佐

 濃茶 
本席 一の席
床  時代歌仙画 紫式部 
書院 巻子 紅葉賀 武者小路実陰筆

花  蠟梅 寒菊
花器 尊式 胡銅唐物 古桼盆に
香合 琴 純銀
釜  古天明
炉縁 真塗り
水指 紹鴎好溜塗曲 不見斎直書き
茶入 仁清造 肩付
仕覆 嵯峨桐金蘭
茶杓 遠州作
茶碗 天目茶碗色々
建水 唐金 宗偏好み
 茶  芳雲 緑芳園
 菓子 ゆり根金団 
 菓子器 白磁 定窯

薄茶 二の席
床 源氏画 紅葉賀 古土佐
花 水仙
花入 青磁 大内筒写 宮永東山造
香合 簾貝 時代
風炉先 銀地
釜  馬地紋 時代
棚  遠州袋棚
水指 瑠璃釉 李朝
薄器 大棗 幸阿弥長周造
茶杓 岡田雪台作 村雲
茶碗 古清水 塗の台付けて
次  白磁 香淳皇后のご縁にて
    他に源氏の色々 
    夕顔や朝顔他色絵茶碗
蓋置 胡銅 時代
建水 銀溜山中塗 前端雅峰造
 菓子 若紫 ときわ木製
    雀  吉祥寺亀屋万年堂 
 菓子器 薬玉 色漆時代

袴付床 公卿図 梶田半古筆
  脇 乾山写し香炉 中村梅山造
    
 以上
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師走源氏の会

2015-12-19 00:42:25 | Weblog
今日は
源氏の会
中華屋で待ち合わせ
の前に
鍼治療
まだ待ち合わせ時間に早いので
喫茶店で珈琲を飲んだ
その写真


3人会えば まずは
ビールで乾杯して
昨日の茶会の反省会
今日は源氏の本は読まず
来年から

茶会の後
紫兎先生も松風さんも
皆々もお疲れでしたが
「疲れたが 楽しかった」
と誰しも言う
結果 
楽しければ疲れは取れる
ようだ

お客様の皆さんから
源氏物語の取り合わせが楽しかった
改めて勉強しょうと
思ったなどと
お電話やメール
又コメントを頂戴し
安堵した

茶会に着る着物を
ゆっくり考える暇がなかった
源氏の会なので紫がいいかと
私の着物は二十代に着ていた
紫色の無地の綸子
銀糸の縫い紋
地紋は桧扇の文様だが
私が着ると
みやびとは
ほど遠い

紫兎先生は
藤色の紋付
松風さんも平安朝の帯で
優雅

お客様の中には
源氏絵巻の模様の着物
源氏香の帯
お姫様や
百人一首の模様の方もいらして
それぞれにお召し物にも楽しまれ
お越し頂いたご様子で
より
茶会が華やいだ



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三渓園源氏の会写真

2015-12-18 07:35:36 | 茶事 茶会 
写真がないと書いたら
受付をお願いした
ガゼータさんが送ってくれた


写真は
白雲邸いりぐち

下のは
受付
文字は紫兎先生の文字
文字も麗しい




下は
食堂脇の廊下
さすが古建築に興味のあるガゼータさんゆえ
見どころが違う




写真有難う


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