村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

懐の会 霜月

2009-11-30 23:14:48 | 懐石・料理
あさ10時から
料理教室だ
里庵様とカヤマ様
ゆっくりと懐石のお勉強などいたしましょうか

関アジと蕪の菊なます
牡蠣ご飯
写真は 
里芋と冶部煮とほうれん草の煮びたし
なめこの赤だし

里芋を六面に剥くのだが
どうしてももったいないと
里庵様がさわぐが 
里芋の一番美しい形を
先人達が見つけて
あの形となったのだから
必要なのだ と思う
お椀に盛られたお芋の
綺麗なこと・・・ご覧な

皮に残ってしまう分を
なるべく少なくするには
技術も必要
それも
だんだん上手になる   はずだから
精進しませう お互いに
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今日は試験日

2009-11-29 23:58:48 | 茶の事
茶道文化検定の今日は試験日
2級を受けた
昨年
国立の一橋大学のキャンパスへ行ったこと
あれから一年だ
今年も森金さんと出かける
市ヶ谷の法政大学
綺麗な広い教室だった

試験は去年の3級がやさしかったが
2級はどうだろう 

勉強用のテキストも買ったが
あまり面白くなかった

歴史はなんとか平気
茶事や茶道具も勉強しなくても良いかと
生意気に勝手に思っていたが
そうは簡単にいかない
二級だ
知らないものは知らない
考えてもわからない物はわからない

今日わからなかった事、間違ったところを覚えれば良い

勉強になるのだ

お腹が空いたので早くに出て
おにぎりを食べお茶を飲んでいた

3人知り合いに会った
時たま
どうなさっているかなと
思っていた
おうたに様などとは 
はずかしくも
嬉しく手など握ってしまった

森金さんと
帰りは駅の近くで
コーヒーを飲みピザを食べた
まったく
食欲だけは
なお
旺盛だ
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封筒が一枚残った

2009-11-28 20:18:43 | Weblog
最近お茶を飲みすぎると夜
眠れなくなる
昨日もそうだった
今日は寝不足状態

何も用事がない

昨日のSU会で学んだことと
点前の担当や来月の予定など
会のみなさんに送る為 コンビニにコピーに行く
それから封筒に住所を書くが
11名だとちょっと大変だ
切手を貼り 封をして
完成だ さあ出そうと思ったら
一枚封筒が残った
ああだからコピーが余ったものがあったのだ
足りない分は又コンビニへ行かねばならない
ああ がっかり

それに
明日は
茶道文化検定の2級の試験日

明日は試験だ


勉強していないので
これから
頑張る

もう遅いか
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暁の霜

2009-11-27 23:55:24 | 茶の事
今日は二時から稽古が始まった
ひたすら
集中して
先生の言葉を聞き漏らさぬように
する
貴重な時間



茶の湯には
梅寒菊に
黄葉み落ち
青竹枯木暁の霜

口切りの茶事を思い
茶の湯には
陰陽の調和が大切という
利休道歌の中にある

我が家への帰り道 
見上げれば
クリスマスのネオンの飾りが歩道に続く
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加賀屋と根来展

2009-11-26 23:50:37 | 美術館・博物館
今日はアサノと山と待ち合わせ
銀座の加賀屋で食事
写真はその入口を入ったところだ

アサノの誕生日が今月の30日で今日はそのお祝い
昼の古都暦というコースの食事
山がご馳走してくれたので
なおさらに
美味しかった

その後は
日比谷線で神谷町
歩いて大倉集古館の
根来展を観る

だいたいが室町時代のものだったが
奈良時代のものがひとつ出ていた
ひどく傷んでいたが
大切にして来たイニシエの人の
その時間の長さをしみじみ思った

二階は小さいものがいくつも出ていた
根来を写した初代の治兵衛が
いかに上手かを ひとり再認識した
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村雨会霜月最後

2009-11-25 23:58:43 | Weblog
霜月最後の稽古日
そして茶会のあと最初の稽古日


茶会では皆 それぞれに何かしらに気づき
自覚したことだろう
反省するはして次回はしないようにすることだ

今日の掛け軸は
短冊が五枚
春月、夏月、十五夜、冬月、寄月祝


月に纏わる歌がかかれてある
表具も見たことのない紙
作者も不明だ
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雨が降ってる

2009-11-24 23:32:22 | 懐石・料理
昨日の茶会
終わってもまだ為さねばならぬ事あり
道具の片付けもあるが
会計の清算 
立替や仮払いの処理
水屋見舞のお礼のお手紙を出す
きのう電話出来るところはしたが
もう疲れてしまい 今日メールなどした
それらがちゃんとおわらないと終わらない
道具はまだ乾かさないと仕舞えない

あとかたづけも 中々大変である

お茶の中に社会がすべて入っているとか
聞くが
まさにそうだ

茶会の収支 挨拶やお礼の手紙
着物は仕事着 
茶会では
着物のままで畳をジャンジャン拭いたり
大きなテーブルを水屋に持ち込んだり
ふすまを外したり 屏風を動かしたり
なんでもするのだ

しずしずと
点前をしているだけが
お茶だと思っていたら
そうはいかない

何カ月前に入ったばかりのさわわさんとおたけさん
今回は初めてのお茶会でしたね
受付をして
会費を頂いたり
下足やお客様の誘導
お昼はビニールの袋に
京樽のお弁当とお茶を入れてセット
皆さまにお渡しします
それなのに 新入りなので
お茶のお点前などの役は回って来ず
数茶碗のお運びだけでした
自分はお点前も裏で
お茶も点てていないのに
これがお茶会なのだろうかと
がっかりしたかも知れません
さぞお疲れでしたでしょう
茶会は
いろいろな役が必要なのです
お茶は社会ですから


夜はお料理の勉強
料理は気分転換になる
集中してないと包丁は危ないから
今日は
ほうぼうを下ろして薄作り
添える紅葉おろしを辛味大根で作った
カボスと一緒に盛り付ける
写真がそれだ
終わってわが駅に着いたら
夜11時半
そとは雨が降っていた
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花丹茶会 霜月

2009-11-23 23:39:31 | 茶事 茶会 
花丹茶会と言うのは
想望庵様と村雨庵とでする茶会
私めが3月生まれで花の頃
想望庵様のお宅には見事な牡丹が乱れ咲いていたから名付けたが
1回目はもう20年くらい前に開催した小寄せの茶会だ
思えば
昔からなんにでもあれこれ名前をつける癖があったのだ

今日は
紫兎庵様をゲストに三名で濃茶席を持つ

9割は紫兎庵様のお道具
想望庵様と私めとで
何点かの道具を出させて頂いた

さて
濃茶席
四畳半の床は光悦の消息
11月8日付のお手紙だ

茶会で写真を撮ることができず
以前のをのせた

会記 濃茶席


軸 光悦 消息
香合 仁清
花入 胡銅 砧
花 本白玉
水指 古高取 菱形
茶入 瀬戸 春慶
銘 落栗 淡々斉箱

茶碗 萩 坂田泥華
まだら唐津 長森慶
赤楽 吉向松月
茶杓 小森松庵 銘 冬霞
建水 浄益
蓋置 竹 面取溜塗り 黒田宗傳
濃茶・茶 芳雲 奥西緑芳園
菓子器 織部 林正太郎
菓子 豊年 太市製


薄茶席

軸 無事是貴人
宙宝宗宇 大徳寺418世

香合 祥瑞写し 真清水蔵六
花入 竹 尺八 山田宗偏作庭の竹を以て造る

棚 角棚 江シン宗左好
水指 上野焼 花耳付
薄器 雲錦平棗 光秋作
茶碗 鼠志野 峰の紅茶杓 成瀬宗巨作 銘 松風

葉写し 野中利之

替茶碗 薩摩

数茶碗 駕洛釜

建水 浄益
蓋置 臼 井上良斎

菓子器 青漆爪紅 辻石斎
菓子 薪の里と蔦紅葉 太市製



茶籠席

床 高尾 伊川院筆香合 時代焚き殻入れ 金蒔絵


御所籠 国弘作

茶碗 色絵 古粟田

菓子器 箕
菓子 吹き寄せ 太市

以上
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茶会の前日

2009-11-22 23:20:43 | 茶事 茶会 
明日は茶会
天気はどうだろう
花はどうか
庭の椿がなんとか間に合ったが
うす桃色の西王母 
白い本白玉と白わびすけ
それに日向水木の黄葉を切っておいた

茶を漉したし
なんとか揃ったが 
茶巾落としを一つ持ってきてと想望庵様に言われていたが
見つからない すいません

どこへも出かけない日曜日
あとは酒誓さんに借りた仁の漫画を
5巻から16巻まで読んだ
夜はそのテレビを見た

明日は茶会
早起きしなければならないが
でも早寝はできないから
ほどほどに
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文の会

2009-11-21 23:55:12 | お勉強
今日はバイ様がお休み
ミカワ様と酒誓さんと草苑さんと

はじめは焼物の話し
前回は縄文弥生土師器須恵器
今日は六古窯
備前信楽丹波常滑越前そして瀬戸
今日は信楽と備前を取り出して説明す
瀬戸以外はみな焼しめだが
土がその地方により違うから子細に見る
信楽は石英の粒が入っていること多く
備前は田土を使うから
きめ細かくねっとりしたつちである
と大まかにわかれば
今日はそこまで


次は宗旦の文を読む
まず何も見ず読んでいくが
ほとんど読めない
眺めているうちに
水仙の文字が目に入る
その後解読
解説を読んでいき
これが宗旦の水仙の文というものだった知った


お昼のあと
有楽町へ
出光美術館に行く
ハローダイヤルで聞くと
展示のテーマはユートピアだと聞いたが…

作品群を観て
意味が解った

初出品の室町時代に描かれた布袋図と
たくさんの寿老人や福禄寿
お目でたそうな絵がいくつもあり
また
冷泉為恭のも見たので
少し
幸せな気分
やはり
行って良かった
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源氏の会霜月

2009-11-20 23:59:16 | Weblog
玄関の戸を開けたら
万両の実が赤く綺麗だ
写真に撮った

午後
ナイトさんが茶碗を見せに見えた
ホントは買って下さいませと
おっしやりたいのでありましょうが…
残念ながら
拝見のみ
即全の茶箱用の茶碗
淡々斎の箱だ

ちょっと高い


夕方は源氏の会
例の中華屋で待ち合わせ
いつものように楽しく食べ楽しく飲む
源氏の会は第三金曜日
いつもその店に俳句のお仲間らしい人達が七、八人位いる

年齢は皆さんアラセブンティーかアラエイティー
誠にお元気だ
賑やかだ


源氏物語の
今日からは浮舟を読み始める
小学館の古典全集
源氏物語は六巻 6冊からなっている
ようやく六冊に入っていたがまだまだ終わらない
今年中には終わらない
来年は読み終える はずだ
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茶会の支度

2009-11-19 23:49:49 | 茶事 茶会 
今日は木曜稽古
茶会の準備だ

茶会の薄茶席の道具組を確認
並べてみる
何となく地味だ
水指が置きで上野焼
薄器は京塗の作家
飯田光秋作の 雲錦の平棗と

茶碗は鼠志野茶碗の峰の紅葉の写し
野中利之作だ

渋い
元々たいした道具ではないせいか
並べるとどうもぼやける
もう少し道具を生かし
くっきりと置きあわせしたい
亭主床の席なので
棚は邪魔な気がしたが
致し方ない
あまり目立たない
木地の棚がよい
江しん宗左好みの角棚を使う事にした

茶会まで後わずか
道具を変えると点前も少しかわる
点前をする三名にはすまないが
変えたから宜しく…
ヒイロンさんと飛び姫と酒誓さんだが
頑張れ…

お弟子だけで準備
茶会に持って行く道具を包む
大事な物は一つひとつ風呂敷に包み
あとでそれを又大きな風呂敷で包み紐を掛けるのだ
写真は薄茶の分だけ
他に茶箱の分がある

茶を漉して当日に持って行かないといけないが

わすれないか
と心配
以前
肝心のお茶を家の冷蔵庫に忘れたことがある

その時は近かったので車で取りにいった
茶杓の中身だけを家の水谷に置いてきぼりの時もあり
取りに帰った
建水をすっかり忘れて
茶室にあったのを借りたこともあり
お弟子様の一部に
全く信用されていない
今回はお弟子が自分達で用意したのだから
よかったが…

この茶会では
三席中二席を村雨社中で持つ

水谷の支度だけでも大変
布巾がこの雨で乾かないので
茶箱の席の布巾と敷物は松籟庵さんにお願いした安心

明日は紫兎庵様と松風庵様がお越しになる
源氏の会だが
さて
源氏物語を読むことが出来るだろうか?
また四方山話で終わるかもしれない
松風庵様とは京都以来だ
楽しみだ
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稽古の後は…

2009-11-18 23:00:02 | Weblog
23日の月曜日に茶会があるので
今日の村雨会の稽古日は最終打ち合わせだ

御所籠で色紙点の点前をするはアイテラ氏が
なんと
ちょっと怪我した膝のしたををほおっておいたら
膿んでしまったと言うのだ

なんとか良くなってほしい


今日
さかちかさんが本を貸してくれた
JINという漫画だ
今テレビで放映しているが面白いから
原作が見たいといったらさかちかさんが貸して見せてくれたのだ
マンガだ
それをこれから読む
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渓遍掃葉夕陽僧

2009-11-17 22:41:12 | 紫廼茶話会
立花大亀老師筆

掃葉夕陽僧

河合玉堂の絵にありそうだ

夜来の雨ですっかり落ちてしまった紅葉
いつ終わるかしれず掃き続けて
渓の近く
夕陽を浴びて僧がひとり


定家の
見渡せば花も紅葉もなかりけり裏の苫屋の秋の夕暮れ

それと通じる心か


大自然の中の一人は
ひとりの中の大自然でもあり
自他の境がなくなってしまう
いやもともと境などなかったかも知れない

今日は紫兎庵先生のお宅で口切りのお稽古
下座床に
大亀老師の軸
と竹花入に磯菊が入る


我が家のお稽古とは又違い
緊張した空気の中でのお点前は中々清々しく
誠に良いものである

夕方からは
料理のお勉強
荻窪まで電車の中で人目をはばからず熟睡
すっかり気持ちが切り換わった
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かたづけナイト

2009-11-16 23:49:26 | Weblog
寒くなった
ホットカーペットを出そうと
その前に積んである道具のあれこれを取りのぞき
やっとカーペットと出したところへ
やましたの担当のナイトさんから電話
先だって頼んだ扇子他を届けてくれるのだそう
間もなく着きますとおっしゃるが
ちょうど部屋は道具でいっぱい
足の踏み場がないほど隅々まで広げたばかりだ
この部屋では座るとことも無い
仕方なく入口のところを少しどこかへ動かす

そうこうしているうちに ピンポン
正座して二人座るがやっとの隙間に小さくなって互いに座り
頼んだ扇子と古袱紗 朱の袱紗を受け取る
あまりの荷物にさぞ驚いた事であろう

いつも
少しは片づけておかないとは思うが
結局いつも最後になってしまう
昔からの友達が
部屋がかたづかぬとこぼす
なんでも面倒なのだそうだ
皆も同じようなのかと安心するが
安心しても一向に
部屋は綺麗にならない
捨てればといとも簡単に言うが
茶の道具や本はなかなか捨てる事はできないのだ
どんどん増えるばかりでまったく困ったことだ
処分するか、どうするか
とり出して眺めてはみたが
また奥へ押し込んだ

そろそろ正月の用意
今日 扇子は来た
柳も頼んだし 懐紙も送ってくるはず
でも最近物忘れがひどいから 肝心なものを忘れているかも知れない

脳トレのテレビは良く見るようにしているし
ガムも噛んでいる
そうだ
ブログも毎日書くようにしている
それでもダメなら仕方ないだろう
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