今日はきざはしの会
紫兎先生のお茶のお稽古
待合の掛物は
供をつれた騎乗の公達
遠景に富士山
とあれば
伊勢物語の東下りだ
この時ちょうど5月の末なのよ
と先生が仰る
そう言えば
この富士山の前は
三河の国八橋と言うところに至りぬ
で
カキツバタを読み込んで歌を詠むこと
折句というらしいが
唐衣
着つつなれにし
つましあれば
はるばる来ぬる
旅をしぞ思う
杜若なら
まさに五月だ
そこで帰ってから読み返す
伊勢物語9段
「東下り・駿河国」
富士の山を見れば、
五月のつごもりに、
雪いと白う降れり。
時知らぬ
山は富士の嶺
いつとてか
鹿の子まだらに
雪の降るらむ
その山は、
ここにたとへば、
比叡の山を二十ばかり重ねあげたらんほどして、
なりは塩尻のやうに
なんありける。
そうだ今日は
五月三十日
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紫兎先生のお茶のお稽古
待合の掛物は
供をつれた騎乗の公達
遠景に富士山
とあれば
伊勢物語の東下りだ
この時ちょうど5月の末なのよ
と先生が仰る
そう言えば
この富士山の前は
三河の国八橋と言うところに至りぬ
で
カキツバタを読み込んで歌を詠むこと
折句というらしいが
唐衣
着つつなれにし
つましあれば
はるばる来ぬる
旅をしぞ思う
杜若なら
まさに五月だ
そこで帰ってから読み返す
伊勢物語9段
「東下り・駿河国」
富士の山を見れば、
五月のつごもりに、
雪いと白う降れり。
時知らぬ
山は富士の嶺
いつとてか
鹿の子まだらに
雪の降るらむ
その山は、
ここにたとへば、
比叡の山を二十ばかり重ねあげたらんほどして、
なりは塩尻のやうに
なんありける。
そうだ今日は
五月三十日
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