村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

宮城野の

2019-10-05 20:06:12 | 短歌・俳句の事
宮城野の
露吹き結ぶ風の音に
小萩が上を
思ひこそすれ
(源氏物語・桐壺)


「宮城野」は
和歌の歌枕。
古代仙台地方陸奥国分寺が所在した原野。
「宮木野」とも書く。
「宮城野原」ともいう。
(ウイキペディヨリ)


私は宵っ張りの朝寝坊だ
夜はいつまでも眠たくない
朝はずっと寝ていたい
そういう誉められない生活を
続けて来たが
病院生活はそれを許さない
朝は六時に明かりがつき
朝食は八時
十時からリハビリ一時間
昼食は十二時
リハビリは一時から一時間
夕食は六時
夜は十時に消灯だ
寝れる訳がない

真夜中まで悶々とし
眠剤を貰って寝る
今日目が覚めると四時
まだ外は暗い

ではやりませう
持参の硯を恭しく取り出す
水滴に水が入ってないので
ペットボトルの水を
硯に落とす
墨を磨る
そろりそろりと墨をする
四人部屋にかぐわしい
墨の香がひろがる
半紙に半分
いろはと三回くらい書く
そこまでで満足

カーテン越しの
外が明るくなってきた
今日の日の出は5:39

お習字は
ここまで
八時の朝食を待つのだ
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