村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

ドクダミの花

2016-06-30 22:58:29 | お勉強
道のべに
どくだみの花
かすかにて
咲きあることを
われは忘れず   茂吉

月に一度の研究会
今日は唐津
奥高麗
絵唐津
無地唐津
斑唐津
蛇かつ唐津などなど

奥高麗は高麗とは言うものの
唐津産だと言うことは決定している
形は井戸形のものと
熊形なりのものとがあると

他に似ている名前で
絵高麗
これは中国の磁州窯のもの

また白高麗
これも中国の徳化窯のもの

だから
やきものは
勉強しないとわからない

ひとつずつ
覚えていくことの
楽しみ
知らないことを
知ることの楽しみ

楽しみは
まだまだ
たくさんある






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雨の降る日も

2016-06-30 01:17:24 | 村雨庵 稽古 
浮草や 雨のふる日も 常の花 千代女

写真は昨日の松籟庵様の
後座の床の間
花は桔梗と虎の尾それにいとすすき

昨日は過ぎ
今日も間もなく過ぎ去る
今日は
水曜稽古

昼の稽古は
さわわさん
カズ先生
クマショウさん
アイテラ氏
ケンケン氏
サカチカさん
夜の稽古はひとり
森金さんのみ

何年か前には
夜の部には6名位は生徒がいたのだが
今日はひとり

さみしいね


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松籟庵新席披き

2016-06-28 21:34:19 | 茶事 茶会 
駒場より某所へと引っ越され
今日はその松籟庵様の新席披きである
お客様は九名様を
松籟庵様はおひとりでもてなされる

待合の掛け物は富田渓仙
汲み出しを頂戴し
席入り

本席の床は
慈雲筆の一行
挨拶の後今日は早めに炭をして
炭道具もさすが
松籟庵様のお道具ゆえ立派である
香合は唐物
その後少し略した懐石を頂き
虎屋の道明寺のお菓子
観世水を頂戴して
中立

後座は竹花入に
紫が美しい桔梗
虎の尾と糸すすき
水指はたっぷりと大きめ
柿釉のかかる高麗の焼き物で
不識のかたち
松籟庵様ならではのお道具だ
茶入は高取
茶碗は一元と
無地刷毛目の
重ね茶碗
茶杓は観山
建水曲げ蓋置は青竹
薄茶は
永楽得全と祥瑞と清水六兵衛
菓子器サハリ
茶杓は瓢阿

今は帰りの電車の中
茶事の後珈琲を飲んで
今の時間になったが
充実したお茶の一日を
心から楽しんだ
また是非



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幼馴染みの誕生会

2016-06-27 23:33:08 | Weblog
幼馴染みの誕生会
今月29日の水曜日が
ホントの誕生日
今日は
浅草のロシア料理店
ボナ・フェスタ
ランチは2700円から
私たちもそれを頼んだ
食事は
前菜
スープ
メイン料理に今日は
ロールキャベツ
とても美味しかった

スイートが出て
最後はロシアンティー
お店の人がすこぶる
感じ良い
店を出て
浅草ゲートホテルにて
コーヒーを飲んで
今日は解散

次は11月に誕生会


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山形鈍翁茶会から立石寺・山寺

2016-06-26 23:58:15 | 茶事 茶会 
今日は茶会の為
早起きして着物を着
いざ山形へ

東京駅
朝8時の山形新幹線
森金さんとサカチカさんの3名
指定席の倚子をグルリと回し楽しく嬉しく
お喋りしていたところ
男性がひとり4番目の席に座られた
すいません
回しますのでと言うと
いやいやそのままで良いですよと仰るので
有難く
われらがお喋りと一緒に
10時半頃 山形に着く

濃茶席から薄茶席
立礼席それと香煎席
おしのぎを
一回りして
茶会は2時には終わった


山形博物館へ行こうか
タクシーに乗ると
山寺も30分で行かれますよとの運転手さん
天気は良いし
時間はある
ではお願いしますと急遽
方向転換
山寺へ向かった
空は青く
空気は綺麗
茶会後の時間としては
中々よかった


閑けさや岩にしみいる蝉の声 はせを




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さやさやし

2016-06-26 00:29:24 | 茶の事
菅畳けさ 
さやさやし
風に吹かれ
跳び跳び軽ろき
青蛙一つ  北原白秋


今日は
朝早くに出かける
外に出ると地面はすっかり濡れている
今しがたまで
雨が降っていたのだ
霧雨のように雨が降っているが
傘をささず出かけた

月に
一度の茶の稽古
年に
何度かの奥伝の稽古
今日は,…
行の点前をする
大円の草と行之行台子


水指の蓋の置く位置は 
真は 正面
行は 客付
草は 勝手側に

柄杓の扱い
真は 置き柄杓
行は 切り柄杓
草は 引き柄杓

柄杓は
真は柄杓を杓立に
行は柄杓を右手に蓋置きと共に持ち出す
草は柄杓を建水に乗せて持ち出す

など他にも色々あるが
扱いを
真行草に分けて私は
理解している



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中務 なかつかさ

2016-06-24 23:40:08 | 女房三十六歌仙
美容院の予約あり
シャンプーカット
シャンプーは炭酸シャンプーで御願い
カットは
待ち時間に見た雑誌の
短髪男子のようにして下さいと頼んだ

出来ないことは無いけど
そうすると耳の上は刈り上げますよ
と言われ慌ててキャンセルした



女房三十六歌仙が途中だったのでその続き

中務 なかつかさ
912頃 - 991頃
平安時代中期の女流歌人。三十六歌仙、
女房三十六歌仙の一人。

父は、宇多天皇の皇子
敦慶親王、
親王が中務卿であったから。
母は、女流歌人の伊勢。

異母兄弟に
刑部卿源後古、源方古。

源信明(みなもとのさねあきら)との関係は深く
彼との間には藤原伊尹室の井殿がいる。

他に元良親王、
常明親王との恋や、
関白藤原実頼、
藤原師氏、
藤原師尹
との関係が知られる。
家集「中務集」


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浮き立つ雲の

2016-06-24 01:11:49 | 能・謡
今日は昼は
お謡のお稽古
夜は木曜稽古
森金さんが来た

「吉野天人」を最後までうたい終えて
ひとまず 完成

次回は「土蜘蛛」だとか
その稽古のために
先生が謡って下さる土蜘蛛は
朗々たる美声
見事な節回し
うっとりと聞き
いって


「浮き立つ雲の行方ををや。
浮き立つ雲の行方をや。
風の心地を尋ねん」
と始まる

その
言葉の美しさ
呟くだけでも
ワクワクする

復習予習を
しっかり
稽古をしよう



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よひらの山

2016-06-22 23:39:54 | 村雨庵 稽古 
崇徳院

紫陽花の
よひらの山に
見えつるは
葉越しの月の
影にやあるらむ


俊成

夏もなほ
心はつきぬ
紫陽花の
四ひらの露に
月もすみけり

今日は水曜稽古
朝は雨が降っていたようだ
草木は艶めき水瑞々しい
紫陽花の写真はわが家ではない

今日の
掛け物は
青山高不語
青山高きを語らず
大徳寺小田雪窓筆

菓子は虹のような色合いのお菓子
銘は雨後の空

もしかして
違うかも知れないが
洒落てるね


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影法師カゲボウシ

2016-06-22 02:12:02 | 紫廼茶話会
蝸牛カタツムリ
みよみよおのが
影ぼふし 
     一茶


紫兎先生のお稽古
朝の内は雨が降っていた
お昼から雨が酷くなる予報を、忘れて
小さい折り畳み傘
大きい傘にすれば良かった

曇りだったが 途中から晴れた
小さい傘でよかった


時間になっても
日が暮れない
いつまで明るい
今日は夏至

昼が長いと
得した気分になる
これまた嬉しい

写真は
朝鮮サハリの鉢に
水無月のお菓子

サハリは少し冷たくして
菓子を盛る

水無月は
葛の菓子
小豆をのせ
それを三角に切る
水無月祓い厄払い
六月のお菓子だ


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昼顔咲きぬ

2016-06-21 00:38:58 | Weblog
子ども等よ
昼顔咲キぬ
瓜むかん
      芭蕉

今日は月曜日
午前中に長いこと片づけを頼んでいた宮さんが
今日で最後
大阪へ帰りるとのこと
毎週火曜日に来てくれ
途中から隔週にしてもらった
そのたびに捨てるビニールの袋が
はじめは10個
少なくなっても2個や3個は外に出ていた

家の中を綺麗にしたい
かたづけたいと思えば
まず
不要なものを捨てる事
わかっていても
一人ではできない
仕事で頼んだとはいえ
宮さんのお陰だ
有難うさようなら

さようなら
左様ならば
いざお別れしましょう
どうかお命お大切に
またいつか
お目にかかれると良いですね

私は今日泌尿器科へ行き
癌再発の検査をした
今のところ
異状なしだった

もし再発しても
挫けないぞ
と痩せ我慢で思ってるのだが

今日はともあれ良かった
つぎの検査まで
すっかり忘れて
自分勝手な茶の道を
驀地マッシグラ
進むぞ!
進め!




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撮り鉄

2016-06-19 22:10:09 | Weblog
あまりにも
ゆっくり走っている電車があったので
写真を撮った

気が付くと
ホームにはカメラを持った人が何人も見える

確か踊り子号だったか
お客の姿も見えた
ゆっくりと通り過ぎた
見たことのない電車
電車の写真を撮るのが
好きだ
撮り鉄
である



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仙境に遊ぶ

2016-06-19 01:42:41 | Weblog
今日は仙遊乃式を二回する
花炭香に濃茶花月
けっこう時間がかかるが
皆することがあるので
ボーとしてはいられない


東半東と迎付
花寄せ又は廻り花
本炭所望半東支度
灰器帛紗で炭どうぞ
三客炭つぎ半東礼す
灰器を下げて炭を見る
釜を寄せたら
風炉中拝見
釜に水次釜清め
炭斗下げて香盆膝前回し出す
香どうぞにて
礼する二名で二チュウ焚く
お香そのまま本香添えて
香盆下げて
棚香炉
茶入を下ろし水指前
茶碗建水
東濃茶
主客で濃茶
茶碗拝見
詰め預る
水一杓でお薄は花月
すぐ帛紗付け茶碗を返す
取込み総礼
半東立ち
干菓子器折据
すぐ四畳半
菓子食べた後札を見る
三服点して干菓子器正客
茶碗取り込み
また総礼
蜘蛛の子散しで八畳戻る
お道具拝見詰め返す
干菓子器お道具またまた総礼
東半東で送り礼



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天保五年

2016-06-17 23:47:24 | 茶道具、古美術、骨董
昨日のつづき
釜の箱の裏に

小霰釜
高さ  四寸六分
胴渡り 四寸八分
蓋寸法 三寸五分
右之通り鋳造者也
天保五年五月三日
御釜師
浄光 印

天保五年は1834年
五月とある
旧暦だと今頃かも


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小霰釜

2016-06-17 00:16:03 | 村雨庵 稽古 
今日は木曜稽古だ
いつも二カ所でお稽古している
朝鮮風炉と道安風炉
でも今日は
生徒が少ないので
道安風炉だけに種火を入れた

写真の釜は小あられ釜
箱の蓋裏に極めあり
天保年代に造られたとある
風炉の釜はちいさく可愛いのが多い
かん付けは鬼面だが
ホントに可愛く
ちっとも
怖くない ぞ



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