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村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

奥田頴川 オクダエイセン

2025-04-01 19:16:52 | お勉強

今日はエイプリルフール4月の冷たい雨が降って懐炉を持っていないことに悔やんだ

 

昨日はお茶碗研究会

仁清乾山

どの分野でもそうだが

わかっているようで まだまだだと 思い知らされる

古清水は

仁清以後~奥田頴川 以前とか

道具屋筋は明治でも古清水と言うと

 

奥田頴川はトーハクに呉須赤絵の重要美術品 色絵飛鳳文隅切膳がある

陸方山とも号した

建仁寺の南に開窯 明の渡来人の子孫 中国意匠の作品が多い 特に呉須赤絵を得意

京焼に磁器を導入,京焼黄金時代の因となった 

 

今日は読売カルチャーの南方録へ

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八重の紅梅さきにけり

2025-02-14 21:02:45 | お勉強

 源実朝
わが宿の 
八重の紅梅 
さきにけり 
知るも知らぬも 
なべてとはなむ

今日は淡交会へ
久しぶりだ
さて何年前か
自分のブログで調べると
2010年11月
中野サンプラザの淡交会へ行ったとある
開催の会場が変わって
三軒茶屋の人見講堂になったが
行ったことがないので
私目と古志ちゃん
森金さんに連れていってもらった
駅から歩く
とにかく
真っ直ぐ行くと言われても
行ったことなければ心配
一度行くと
なんと言うことはない
皆さんの後をついていけば
たどり着くが
初めては何でも心細い

先達がいてこそと
徒然草にもあるではないか
52段
少しのことにも、先達はあらまほしきことなり
森金さん有難う

帰りは写真のお店で
ピザセットを食べた
場違いな感じ

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まづ咲やどの梅の花

2025-02-08 20:50:49 | お勉強

 山上憶良
春されば
まづ咲やどの
梅の花
ひとり見つつや
春日暮らさむ

水曜日にアイテラ氏が持ってきた梅の花
いまだに馥郁と香ってる

今日は朝日カルチャー
その帰りは髪をカットする
短いので寒い
風邪を引きそうだ
カルチャーはお昼に終わるので
そのままカットの予約した美容院へ
お昼を食べる時間を考えてなかったので
お腹がすいた
朝はチンするスープだけ
(お腹がすいた)
「お腹がすいた」と
頭はこの言葉でいっぱいだ
カットの後は急いで駅前の喫茶店で
ランチ
茄子となんやらのトマトスパゲティ
サラダと珈琲がついて
千円
カウンターの席だったが
もっとゆっくり食べたかった
お昼の食事も大切

滋賀県のミホミュージアムにて
古筆の展覧会が開かれると

3月15日(土) - 6月8日(日)
うつくしきかな―平安の美と王朝文化へのあこがれ―

行ったことがないので
行ってみたい

写真は頂いたチョコレート
森金さんとクマショウさんに
少し分けた

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花とや見らむ 白雪の

2025-02-04 20:49:40 | お勉強

 素性法師
春たてば花とや見らむ 白雪の
かかれる枝にうぐひすの鳴く

今日は読売カルチャー
南方録

雪の会
十四
易云うに
雪の会は何とぞ足あと多くならぬよう
心得べし

飛び石の上は水にてそっと消し
手水鉢の水は入れないわけにはいかないので
見よきように
水をかけて消すべし

ただし
手水鉢の石やその回りの木々などに
景色おもしろく降り積もれば
そのままにして
手水は腰掛けにて
片口にて出すもよし
とある

露地の手水鉢を使えないときは
腰掛で片口を使ってもよいよ
ということか

片口とは
そそぎ口のついた鉢
とあるが
大きなものでないと
用をなさない
懐石に使うような
想像している鉢とは違うのか

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光琳の屏風に咲くや

2025-01-13 23:17:14 | お勉強

光琳の屏風に咲くや福寿草 漱石

先日の三井記念美術館
『唐このみ』に行った
年末年初恒例の
円山応挙筆
国宝「雪松図屏風」が正面展示されてる
応挙の作品で唯一の国宝だ

中国南宋の画家
梁楷 
リョウカイ
の掛けものがあった
13世紀初の嘉泰年間に
宮廷画家の最高位である画院待詔となった。
金帯を賜与されたものの
関心を示さず柱に掛けて帰ったといわれる。
酒を好み、
画院画家としては型破りな性格で、
狂人を意味する梁風子と号した。
細密な院体画を描く一方で、
減筆体と称される粗放な人物画をよくした。
牧谿・玉澗とともに日本の水墨画に大きな影響を与えた。
(ウィキペディア)

「六祖破経図」が展示されていたが
東京国立博物館蔵の
「六祖截竹図」と対だとか

「六祖破経図」をもう一度みてみたい
19日までなので
たぶん無理

写真は今だかつて
見たことのない電車

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すみれつみにとこしわれぞ

2025-01-11 19:31:38 | お勉強

 山部赤人
はるののに
すみれつみにと
こしわれぞ
のをなつかしみ
一夜ねにける

今日は朝日カルチャーへ
午前中10時半からと
午後1時から 二つの講座をとっている

第1土曜日と第2土曜日なのだが
お正月のため第1土曜日が第2土曜日に移動
くずし字と古筆
頭がごちゃごちゃで疲れた
結果 眠くなった

くずし字は
元永本古今和歌集
げんえいぼんこきんわかしゅう
国宝。
『古今和歌集』が完本
胡蝶装上下2冊に書写,
料紙は唐紙,
金銀の切箔,
金の野毛をまいた華美なもの
書は構図の変化に富んだ散らし書きで,
流麗な筆致のうちにも
一種の典雅さがある。
奥書に
「元永3年7月 24日」とあり,
書写の日付の明らかな古筆の珍しい例。
(ウィキペディアより)

元永3年は 1120

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日向ぼこ

2024-12-03 19:33:41 | お勉強

眼の前に脱がれし下駄や日向ぼこ 蛇笏

飯田蛇笏
山梨生まれ
明治 昭和の俳人

今日は読売カルチャー

南方録の講義を受ける

覚書 四
客亭主
互いの心持ち
いかように
得心して
然るべきやと問う
易の曰く
いかにも
互いの心に
かなうがよし
しかれども
かないたがるは 悪しし
得道の客亭主なれば
おのずから
心よきものなり
未煉の人
互いに心にかなおうとのみすれば
一方 道に違えば
ともどもに過ちするなり
さればこそ
かなうはよし
かないたがるは
悪しし

かなう→適う
[適]
あてはまる。
ちょうど合う。
ふさわしい。

かないたがる→迎合する
未煉の人→未熟者

有名な言葉だ

写真はミーちゃん
ミーちゃんは最近痩せてしまって
背中もガリガリ
元気がない
日曜日に犬猫病院へ
血液検査などしたが内蔵はそれほど悪くないらしい
結局
歯石がたまって
思うように食べられないらしい
柔らかい食べ物をあげてるのだけど
好き嫌いが激しく
喜んで食べない
昨日の帰りに色々
柔らかそうなパウチや缶詰を買ったが
少し食べただけ

一つ消えたら
また一つ
心配事は 絶えない

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炉開き

2024-11-05 21:53:41 | お勉強

炉開きや仏間に隣る四畳半 漱石

11月になって
明日から炉の稽古
午前中のカルチャーを戻ってから
炉を開いた
掛軸を掛け
炉ぶちは真塗
炉中を清めて
五徳を入れる

炉の釜をとり出して
五徳と合わす

風炉は仕舞えるように
灰をふるって五徳を外し
前瓦に底瓦もまとめておく
結構時間がかかったが
まだ蓋置や、炭道具など
変えなければならないものがあるが、
まだできてない
何でも変えるのは面倒だが
変わると新鮮な気分になる

今日は読売カルチャー
南方録を勉強
順番に南方録を音読する
今日は二名ほどだったが
ボーッと聞いていると
進んでしまい
どこを読んでるのがわからなくなった

利休は
村田珠光の草庵小座敷の茶と
能阿弥からの書院台子の茶
その二つの系統から茶を学んだとのこと

ちゃんと聞いてないと
先生から質問が飛ぶので
必至で聞いた
ちょっと目が覚めた

写真は横浜そごう九階

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秋霧の

2024-11-02 20:35:30 | お勉強

 大弐三位
秋霧の
晴れせぬみねに立つ鹿は
聲ばかりこそ
人にしらるれ

紫式部の娘の大弐三位の和歌

今日は
朝日カルチャーで崩し字の勉強
その帰りにいつもの美容院でカット
前回はパーマをかけた
シャンプーして乾かして
調整のカットしたり
バリカンで襟足をさらっと整えて
ヘアワックスみたいなので完成した
その間ずっと店長と気持ちよく
お話しをしていたのだが
家に帰るとふと考えた
シャンプーのあとタオルで拭いたが
さて
ドライヤーをかけてくれたのかしら
今は乾いてはいるものの
とても気になった
そうなるとすぐ電話する 
「今日のパーマのあと
ドライヤーかけてくれたのかしら
記憶がないんですけど」
「いえいえちゃんとドライヤー
かけましたよ大丈夫ですよ」
「はい 
そうですか
わかりました」と切って
又よくよく考えた
ドライヤーを持ってる美容師さんの姿を思い出した
私めの間違いなのだ
でも思い込むと
確認の電話しないと気が済まない
少し落ち着いて考えてから行動すべきなのに
全く
困った性格
気を付けないと

今日はカット
短くしてさっぱりした

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遠州の自然こそ

2024-10-28 21:47:31 | お勉強

遠州の自然こそ赤々と朝日は高く サカチカ

お茶碗研究会へ
今日から遠州七窯

赤膚焼(大和)
古曽部(摂津)
志戸呂焼(遠江:遠州)
膳所焼(近江)
朝日焼(山城)
上野焼(豊前)
高取焼(筑前)
遠州のきれいさびは
江戸時代の茶書の和歌

織 理屈
綺麗キッパは遠江トオトオミ
お姫宗和に 
ムサイ宗旦

遠州はきれいキッパ

閑寂や枯淡のなかに、
その反対の言葉とも思える
華やかさや麗しさのある風情のこと

きれいさびをネットで調べた結果だが
何だろう


因みに遠州七窯の覚え方とググると
拙ブログがヒットする

写真は土曜日の蕎麦懐石
一緒に食べた三名
八十四歳と八十歳の熊さん姉妹と
六十八歳の森金さん

皆さん超元気

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尾上の鹿

2024-10-05 20:01:27 | お勉強

 藤原敏行
秋萩の
花さきにけり 
高砂のをのへの鹿は
今やなくらん

今日は朝日カルチャー
崩し字の読み方
10月からの新規の方も増えて
教室はほぼ満員

朝からずっと小雨が降ってる
そのせいか
講義を聞いてると眠くなる
となりの人もそんな感じ
のどかな教室
文字は
時代によって異なる
紙、墨、筆が異なる
平安時代の細く流麗な仮名文字は
鎌倉時代になると筆が変わって
文字に太い細い箇所が出来る

昨日は病院
泌尿器科と内科と二件寄ったら疲れてしまった

写真はクマショウさんちの
時代の裂地

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露にやつるる藤袴

2024-09-30 20:26:29 | お勉強

 源氏物語・藤袴
おなじ野の
露にやつるる藤袴
哀れはかけよ
かごとばかりも 

今日はお茶碗研究会
八月は夏休みだったので
久しぶりだ
先生ともお話しできて
嬉しい
手帳を出そうと思ったら
ぎゅうぎゅうのバックの中から
テレビのリモコンが出てきた
探していたのだが
見つからなかったので
ビデオのリモコンで操作していたが
なんとなんと

今日は
備前
伊賀
信楽を勉強

信楽に耳なし
伊賀に耳あり
わからんものは丹波と思え

写真は今日の山葡萄のバック
茜さんからのプレゼント

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獨やねなむながきこの夜を

2024-09-03 21:06:08 | お勉強

 源実朝
秋風は
やや肌寒くなりにけり
獨やねなむ
ながきこの夜を

今日は読売カルチャー
侘び道具の定義
村田珠光は
山上宗二記にて
「わら屋に名馬をつなぎたるがよし」

利休は
茶話指月集で
「数寄に出す道具は、
栗に芥子をまぜたるように
組み合わするが巧者也」
とのことだ

禅茶録では
禅茶に用いる器物は
美器・珍器・宝器・旧器ではなく、
円虚清浄の一心を現した器を扱う。
のだ
とあるが
あまり意味がわからない

ただ
因は必ず果に至るもの
悪に染まれば、
悪所におもむき、
善を好めば、
善所へ導かれるのが
道理である。
ゆえに、
ひたすら勇猛心を奮い立て、
熱心に禅茶の工夫を尽くせば、
現世では牢獄に繋がれることを免れ、
死しては三途の門を閉じ、
昇天得道は疑いもなし。
かくのごとく、
成就したものが
天地同一円照清浄の宝器なり。

こっちは
解るような
わからないような
勉強したぞ
という気分にはなったが
気分だけだ

写真の題は「むしうり」

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宵の稲妻

2024-08-31 18:28:14 | お勉強

 藤原定家
影宿す
程なき袖の露の上に
馴れても疎き
宵の稲妻

台風十号は迷走中
遠雷が聞こえる
雨はまだ

先月のカルチャーの勉強会

下記は『茶禅録』より

  そもそも
  茶の根本は、
  道具の善悪ヨシアシを選ばず、
  点茶の型の
  美醜を論ぜず、
  ただ 茶器を扱い
  三昧の境地に入って
  自己の本性を感ずる
  修行にある

   茶事に際して
  時制を求める方法とは
  心 を一点に向け 雑念を払う
  集中心を持って 茶器を扱う
  三昧のことである


点前に集中
扱う茶道具に集中
普段のお稽古でもそうありたいね

写真は八月二十日の東博の表慶館ヒョウケイカン
なんと
美しいことか

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ただにあはれと

2024-08-13 23:34:04 | お勉強

 北原白秋
高々と
のうぜんかづら
咲きにけり
ただにあはれと
観つつ籠コモらむ

のうぜんの暮

月曜日は研究会だった
会員の辛子さんがお持ちになったもの
写真がそれの裏側

ネットで調べると
蟠桃核
バントウカクという墨だった

中国上代伝説中の
西王母が持つと言う
桃の核を模した墨。
明代になると
戯曲にまでなり、
三月三日には
西王母を祀る蟠桃会が
催されるように
民間行事にまでなった。
その故かこの墨はかなり多い。
良い墨は少なく粗雑なものが多いが、
形が変っていて喜ぶ人もいる。
『文房古玩事典』とのこと

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