村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

鬼に泣くまい

2018-04-27 02:31:51 | 村雨庵 稽古 
鬼に泣く子にはやるまい柏餅 小波

巌谷小波イワヤサザナミの画賛だ
1870 - 1933
明治から大正にかけての作家、児童文学者、俳人。

鬼退治に行こうとする桃太郎だが
お供が泣いては鬼に負けてしまう
泣き虫には柏餅をやらないよ
泣かないで柏餅を食べて
いざ鬼退治に行こう
というところ


今日は村雨庵木曜稽古
昨日届いたお菓子は
青楓と柏餅
この季節
柏餅を一度は食べたいものだ


茶会まで
いよいよ迫ってきた
稽古日は
今日と来月の水曜2日のみ
薄茶の点前を担当するお弟子様は若手の
こしちゃんと七ちゃんの二人
入門して一年経ったかどうかの新人さん
お点前と着付の両方とも
この茶会のために稽古し頑張っている
初々しい
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朧月夜にしくもの

2018-04-26 01:06:57 | 村雨庵 稽古 
今日は水曜稽古だ

写真は筆者は不明だが
新古今和歌集の大江千里の和歌

大江千里オオエノチサト は
同じ文字の
アーティスト大江千里オオエセンリや
昔の宝塚歌劇団にもいたようだが
この歌の作者大江千里は
平安時代の歌人
父親は在原業平と兄弟であり
中古三十六歌仙の一人だ


源氏物語「花宴」に
右大臣の六の君(朧月夜)が
この歌を詠み登場する


照りもせず 
曇りもはてぬ春の夜の 
朧月夜にしくものぞなき

皎々と光っているでもなく
かといって
ぼうっと曇っているわけでもない
なんといっても
春の夜のおぼろ月に
勝るものはない

というような意味だろう
『白氏文集』の「嘉陵春夜詩」から
不明不暗朧々月
という一節を
和歌に訳したものだと
新古今和歌集の詞書にある


朝の九時頃は凄い雨だった
10時半ころまだ雨の降る中を
長靴を履いてお稽古に見える
お弟子様達
なんと有難いこと
感謝
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艸クサの道

2018-04-25 02:10:00 | お勉強
春雨や蓬をのばす艸の道 芭蕉

雨の降る音が聞こえる
雨が降ると木戸のいろは紅葉は
枝葉を長く伸ばして
また一回り大きくなる


今日は月に一度の茶の稽古
花は
柏葉あじさいと最後の椿
愛らしいその椿は
「天津乙女」だと聞いた

温暖化のせいか
風炉の花がどんどん咲き始めているが
四月でも炉の時は努力して
最後まで椿を入れるよう努力する
そしてくっきりと炉と風炉とに区別する
炉塞ぎと初風炉
その切り替えを曖昧にしない
衣替えのように潔くするのだと
習った

わが家の椿は
咲き終えてしまったが
今日の花をそのまま頂戴してきたので
お弟子様たちにも
椿の話をしよう
そして来年は遅咲きの椿を買おう
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白魚や

2018-04-23 22:47:21 | 懐石・料理
藻にすだく白魚やとらば消えぬべき 芭蕉

白魚と言えば
金曜日に行った一文字の白魚
塩味とレモン味のその白魚の
素晴らしく美味しかったこと

以前料理教室を開いていたとき
なんといっても春は白魚
その透き通ったツルツルした魚を
一本揚げや
白魚を筏にして蒸し
筍と新ワカメや木の芽とともに
白魚椀を作ったこと
思い出した

でも
春ももう終わりだけれどね
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大和物語

2018-04-22 23:51:32 | 文の会
ゆく春や撰者をうらむ歌の主 蕪村

短歌の締切が毎月やってきて
蕪村の俳句の気持ちが
わかる気がする

写真は待ち合わせた
いつものイタリアンの店
お昼からワインで乾杯
幸せだ

今日は文の会
古典を原文で音読するのだが
「伊勢物語」が終わり
今日から「大和物語」を読む

『大和物語』ヤマトモノガタリとは、
平安時代の貴族社会の
和歌を中心とした歌物語
登場する人物たちは実名、官名、女房名で、
具体的に固定の人物を指していることが多い。
通常では、173段に区切られ
約300首の和歌が含まれる
統一的な主人公はおらず、
段ごとに歌語りが連なった
オムニバスの構成だと
今日は五段まで読んだ
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琵琶の抱き心

2018-04-21 23:42:43 | Weblog
行く春や重たき琵琶の抱き心 蕪村

行く春の
雨降るごとに地へ伸びる
いろはもみじの
枝のしだれて 村雨庵

まさに今が行く春か
この季節は庭の草木の成長がめざましい
雨が降るとなおのこと
背を伸ばす
寝坊したあとに庭に出ると
もう土は見えないくらい
野草が勢いを増している
凄い生命力だが
何より茶会の花が心配だ
牡丹も藤も蘭の類いも
もうみんな咲いてしまっているようだし
悩んでいる
茶会の花ばかりは
近くにならないと見えない
連休中に考えようっと

今日はなにも予定がない
となると
ずっとゴロゴロ していた
一日が早いのなんの
あっという間だ
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懐石一文字のお昼

2018-04-20 23:18:23 | 食事会
神楽坂の一文字にて
今日は食事会
地図を見ると
早稲田通りを進み
ニユージヨートーヤビルの先を左に曲がり
すぐの小路を右に曲がった右の店だ
バイさまとヒロコ様と現地12時集合
私は水が撒いてあったので
10分前に店に入ったが
お二人が時間になっても来ない
すると電話が入り
ビルの角を曲がったが一文字の小路にきずかず
ずっと先まで歩いて行ってしまったようだ
確かに見過ごす小さな路地だ

村瀬治兵衛の沢栗の折敷
始めに浅利と青菜の煮浸し
蛤シンジョ
お造り
焼き物
鯛の子と筍と蕗
白魚の唐揚げ
筍ご飯と蓬生と雪下人参の味噌汁
水菓子

お酒は
三重の木屋正酒造の「而今ジコン」

久保田で有名な新潟の朝日酒造の「得月」

佐賀の天山酒造の純米大吟醸 無濾過生「七田」

至福の時を味わった
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うらうらに

2018-04-19 23:57:50 | 村雨庵 稽古 
うらうらに
照れる春日に
ひばり上がり
心悲しも
ひとりし思へば 大伴家持


今日は気持ちの良い天気
村雨庵木曜稽古
稽古は午後からゆえそれまで
茶会の道具出しの続きだ
今日は風炉釜
濃茶と薄茶の二席なので
二つ必要だ
その前に
昨日の稽古に使った
炉にかかっている透木釜を片付け
炉を塞ぐ
そこへ
お弟子様が見えたので
これ幸い
透木釜をもとの箱に
しまってもらう
透木釜は大きくて重いのだ
お弟子様でもしまうのが大変そう
すいません
炉縁を箱にこれもしまってね
お願いします
薄茶の朝鮮風炉
濃茶は小さい風炉と小さな霰釜
風炉の灰を準備せねばと
奉書をひき底瓦をのせて
五徳を置き
釜の高さを調整し
灰をいれる
灰形をつくり種火をいれて炭手前
なんとか良さそうだ
お弟子様
今日は大道具係のように力仕事ばかり
腰が痛いのに有難う
お疲れ様でしたね
夜の部がないので
いつものイタリアンへ電話して夕食
ワインで乾杯

写真は
ぶつ切りタコのサラダ
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机も古フりぬ 人も

2018-04-18 23:41:51 | 村雨庵 稽古 
春蘭や机も古りぬ人も古りぬ 草城

日野 草城ヒノソウジョウ
1901- 1956
東京都出身の俳人。
本名は克修(よしのぶ)。
「ホトトギス」で学んだ後、
「旗艦」を創刊、
女性のエロスを主題とした
句や無季俳句を作り、
昭和初期の新興俳句運動を主導。
戦後は「青玄」を創刊・主宰し
一転して静謐な句を作った。
(ウィキペディアより)

写真は
海老根エビネだ
別名として
ジエビネ、エビネラン、
ハックリ、カマガミソウ、
スズフリソウ、他偸草(たゆそう)ともいうらしい

以前は春蘭もあったが消えた
今はこのエビネと黄エビネが咲く
今日は水曜稽古
椿はすべて咲ききったので
エビネを古銅の花入にいれた
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竹の子や

2018-04-17 23:23:16 | 紫廼茶話会
竹の子や幼き時の絵のすさび 芭蕉

今日は紫兎先生の茶の稽古
黒田清暉のホトトギスの画に
本席は不昧の一行

今年は不昧没後200年で
松江では
不昧公200年祭としてイベントが続くようだ
松平不昧は
1751寛延4年2月14日(旧暦3月11日)に生まれ
1818文政元年4月24日(旧暦5月28日)に亡くなった

三井記念美術館では
没後200年特別展 を開催中
大名茶人・松平不昧 
―お殿さまの審美眼 ―
4月21日から6月17日日曜日

時間があったら行ってみたい
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春をしむ

2018-04-16 23:56:41 | 菓子
春をしむ人や榎にかくれけり 蕪村

木々は急に枝を繁り
陰を多くするから
榎に隠れることも可能だろう
「春惜しむ」が春の季語

今日は赤坂「塩野」へ
茶会のお菓子を頼みに
主菓子と干菓子
日曜だが当日届けて下さるとのこと
良かった
そのあとは銀座の花屋さん「司」へ
花をひとめぐり見たが
草花も今年はいつもより早いとか
花の下見もちょっと早すぎた
いつも頼む山野草のお花屋さんに電話したが
これももう少し近くならないと
どうにもならない
何事も
タイミングが重要だ

昼食は銀座煉瓦亭にて
ワインに
チキングリルとヒレカツ
それとパン
どれも驚き
さすがだ 美味し
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春のかぜ

2018-04-15 23:12:57 | お勉強
野ばかまの法師が旅や春のかぜ  蕪村

夜中には風雨厳しく
まるで嵐のようだった
道理で昨日は具合悪かったはず
低気圧が来ていたのだ
だからか
今日はとても体調が良い
そして今日は
気楽で楽しい日
サカチカさんのおうちに行って
みんなでちょっとお勉強したあと
お手製の和食を食べる
サカチカ○○道場
今日は 空豆御飯に
筍とワカメと鶏団子
蕗のうま煮と酢の物はきゅうりと姫皮
それに香の物とインスタントの味噌汁
ウーン 満足
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春老いて

2018-04-14 23:46:53 | Weblog
春老てたんぽぽの花咲けば散る 子規

急に庭は緑が膨らみ出した
春の野草の成長めざましく
花咲いたと思ったらすぐ散ってしまう
そして
天候が変わるのか
今日は体調が悪い
体が重く眠たい
茶会のしたくや
読まなければならない本
書いておくるもの
短歌も作らないと
謡の稽古など
何も出来ず寝ていた
ずっと体を起こさず
横になっていた

写真は黄花踊子草

踊子草
シソ科の多年草。
原野に自生し,
茎は四角で高さ30~50センチメートル。
葉は卵形で対生し,
粗い鋸歯がある。
初夏,葉腋に白か淡紅色の唇形花を開く。
和名は花冠の上唇を笠に,
下唇を踊り子にみたてたもの。
若芽を食用にする。
野芝麻。踊り草。踊り花。 [季] 夏。
(三省堂 大辞林ヨリ)
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井出の玉川・タイ様の茶事

2018-04-13 23:57:35 | 茶事 茶会 他会記
駒とめて
なほ水かはむ山吹の
はなの露そふ
井出の玉川
新古今集 藤原俊成

井出の玉川は六玉川のひとつ
井出は山吹で有名な場所で
山吹と言えば井出
井出と言えば山吹のことだ

タイ様のお茶事
エフ先生と紫兎先生のお二方
二人の先生とのお供に招かれた正午茶事
掛けものは
山吹の歌二首
筆者は二条為氏だったかしら
初炭の香合は周茂叔
懐石は平目の向付に蓬麩の味噌汁
卵豆腐の煮物椀に焼き物はかます
筍とワカメに蕗の預け鉢
きゅうりとしらすの酢の物
生姜の小吸物
八寸は天豆とホタルイカ
香のものは沢庵と柴づけ
菓子は塩野の山吹だった

後座は青磁に牡丹
紫紺色というらしい
濃えんじ色
たが袖棚にて濃茶
都合で続き薄茶にしてもらった

茶事のあと私は
宝生能楽堂での観能がある
6時から始まるので4時過ぎには出なければならない
挨拶を終えたあとの
ケーキタイムには参加せず
電車に乗れば
お能はギリギリ間に合った
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さわらびの

2018-04-12 23:14:07 | 村雨庵 稽古 
石走る垂水の上の早蕨の
萌え出づる春になりのけるかも
志貴皇子シキノミコ

志貴皇子は、飛鳥時代末期から
奈良時代初期にかけての皇族。
天智天皇の第七皇子
子は光仁天皇


今日は木曜稽古
始まりは午後からなので
ゆっくり

けんけんとサカチカさんと越ちゃん
夜は森金さん

炉には透き木釜ががかっている
茶会のための風炉の点前もあり
炉の点前もある

四月は炉塞ぎの月
五月は初風炉
潔く炉を塞ぎ切り替えれば
風炉の茶はスッキリと新鮮に感じるのだが
今回はすでに炉風炉が混ざるから
五月の稽古は新鮮味か薄いね
きっと
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