村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

寒枝霜雪傲カンシソウセツニオゴル

2019-01-08 23:41:19 | 紫廼茶話会
寒枝霜雪傲 深省
とある色紙皿
深省シンセイとは
尾形 乾山のこと
1663- 1743
名は惟充。
通称は権平、新三郎。
号は深省、乾山、霊海、扶陸・逃禅、
紫翠、尚古斎、陶隠、京兆逸民、
華洛散人、習静堂など。


今日は一月八日
紫兎先生の初稽古
床の間は
富士山と雲海に日の出の図
青磁の花入に
松と紅梅がいけられている

一月八日は初薬師
毎月8日と12日が縁日
その年の
最初の縁日が初薬師
ほかに四万六千日の
7月10日も縁日があるとか
元旦詣は
3000日の参詣と
同じ利益があるらしい
お得です

一月八日 松の内が昨日で明けた
家に帰ると木戸にあった
門松やお飾りを外してあった
そう
お正月はおしまい
普段に戻ろう
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訶梨勒 カリロク

2018-12-26 22:52:04 | 紫廼茶話会
写真は訶梨勒 カリロク
(読み)カリロク
《〈梵〉haritakī》
1 インドなどに産するシクンシ科の高木。
高さ30メートルに達し、
葉は長楕円形。
枝先に白い花が群がって咲く。
果実を風邪・便通などの薬にし、
材は器具用にする。
2 室町時代、
象牙・銅・石などでカリロクの実の形を作り、
美しい袋に入れ、
柱に掛けた飾り物。
(デジタル大辞泉の解説)

この訶梨勒の実が
漢方薬として病を治す
といわれたことから
いにしえより魔除けとして柱に飾ったとある

写真は紫兎先生のカリロク
他にもっと大きく
立派なカリロクもお持ちだが
写真のは普段掛けてあるもの

常より
もろもろの邪気を
祓ってるのだ


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すすはらい

2018-12-25 23:49:42 | 紫廼茶話会
煤掃は己が棚つる大工かな 芭蕉

今日は
紫兎先生の今年最後のお稽古日

寄付は神坂雪華

神坂 雪佳カミサカセッカ
1866-1942
近現代の日本の画家、図案家。

本席の掛物は宙宝の一行


いつもの六名が参加
山里棚にて重茶碗
皆で濃茶を頂戴し
そのまま薄茶
食事をして
台天目をふたり稽古
今年は終了
私目とネコ様はお客のみ
紫兎先生とも年末のご挨拶

来年も紫兎先生のお稽古に
参ります
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年の暮れ

2018-12-22 22:25:20 | 紫廼茶話会
忘れ草菜飯に摘まん年の暮 芭蕉

今日は紫兎先生の
七事式稽古
11時から始まるのだが
時間になっても
先生とふたりしかいない
不思議
まったりしてひたすら待つ
ひょっとしたら
今日は稽古日ではなかったかも
スマホの予定表
バックの中の手帳をみたりする
今日で間違いないですよね
里庵様のメールに
一時間遅れますとのこと
ゆりももさんは午後からとのこと
いつも早めに見える草苑さんは音沙汰なし
30分すぎても誰も来ない
ひょっこり松籟さんが
遅れましたと笑みながらいらした
そのあと続いて
想望庵様のお出ましで
漸く賑やかになった
12時を過ぎれば
一時間遅れの里庵さんも到着
先生も参加され
とりあえず
平花月をし
遅いお昼を取ってから
仙遊をした
今年はこれにて
おしまい

年の暮れに
こうも集まりがバラバラなのは
歳のせいとは言いたくないが
これじゃまた
「ボーッと生きてんじゃないよ」
チコちゃんに叱られる ぞ
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喫茶去

2018-12-04 23:44:30 | 紫廼茶話会
喫茶去→まあお茶でもお上がりなさいな
趙州のことば

趙州従諗
じょうしゅう じゅうしん
778年 - 897年
中国唐末の禅僧

今日は紫兎先生のお稽古
初めて自宅近くのバス停から
先生の近くまでバスで行く
座っていればやがて着くのだが
慣れていない道路
どこで降りるかはっきりしない
乗り越してはいけないから
景色を見て
ずっと緊張している
それならば
電車の方がずっと楽だが
たまには
見慣れない景色を見ながら行くのも
脳には良いかも
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冬の月

2018-11-24 23:34:49 | 紫廼茶話会
この木戸や鎖のさゝれて冬の月    其角

江戸時代の城下町では
町内毎に木戸があり木戸番がいて
夜になると閉めたという

我が家の木戸は
軋む戸を直したばかり
開け閉めするたび
気分が良い

今日は
紫兎先生のところで
花月の稽古
待合には横山清暉の通天橋の絵
本席は江月の一行

江月 宗玩
コウゲツソウガン
1574~1643
津田宗及の子
号は欠伸子、慒袋子、赫々子
大徳寺156世

勉強に なる
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千鳥鳴く

2018-11-13 23:33:49 | 紫廼茶話会
千鳥鳴く佐保の河霧たちぬらし
山の木の葉も色勝りゆく
『古今集』
壬生忠岑
 

今日は紫兎先生のお稽古
掛けものは
寄付には団扇に富士の画
光琳筆
本席は宙宝の一行
そして香合が飾ってある
仁清だ
手にとって拝見
お稽古は奥伝

しっかり勉強したという
気分になった
気分だけだ



 
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秋もはや

2018-10-16 22:47:57 | 紫廼茶話会
秋もはや
はらつく雨に
月の形
芭蕉


時紫兎先生のお稽古
時間は10時半から始まる
でもその前に整形外科へ寄るぞと
朝早起きして出掛けた
整形外科のリハビリは
無理しないで週に二度くらい
通えばよいと決めた
駅までの途中に病院はあるので
歩いて寄り
それから駅まで少し歩いて
電車を二駅乗れば
先生の駅になる
自宅から寄り道しなければ
30分から一時間以内で必ず着く
近くて嬉しい

寄付の掛けものは蓮月
本席は侘びた表具の宙宝の一行
話尽山雲海月情

山雲海月情
サンウンカイゲツノジョウ
『碧巌録』第五十三則
野鴨子。
知何許。
馬祖見來相共語。
話盡山雲海月情。
依前不會還飛去。
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秋風に

2018-10-13 22:15:08 | 紫廼茶話会
秋風に折れて悲しき桑の杖 芭蕉


今日は紫兎先生の七事式のお稽古
まだ足がつって痛くて
杖を外せない

寄付は酒井抱一
本席は清巌の円相
清巌は
清巌宗渭セイガンソウイのこと
安土桃山・江戸前期の臨済宗の僧
大徳寺百七十世
近江生
諱は宗渭
号は自笑子・孤陋子

三友の式と壺付花月と濃茶付花月
写真は
紀伊上臈杜鵑キイジョウロウホトトギス
と高砂芙蓉タカサゴフヨウ

稽古の帰り
想望庵さんと茶会の打合せ
二人で12月に茶会をひらく
はじめは目黒区役所の予定だったが
予約者が一杯で
全くとれなかった
やむを得ず
茶会の場所を変えた
久しぶりに想望庵さんのお宅で
茶会を披らく
どこのお菓子にしようか
お弁当はどうしようかなど
楽しいことから先に決めた
取り合わせは これからだ

写真の花は
想望庵さんが入れたもの
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霧立ちて

2018-10-02 21:36:00 | 紫廼茶話会
霧立ちて
雁ぞ鳴くなる
片岡の
朝の原は
もみぢしぬらむ
読人知らず
古今和歌集

今日は紫兎先生のお稽古
お菓子は
季節の羊羮
先生が切って下さると
富士山らしき山に
月が現れた

美味を味わおう
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秋海棠

2018-09-18 20:45:35 | 紫廼茶話会
秋海棠西瓜の色に咲きにけり 芭蕉

今日は紫兎先生のお茶のお稽古
早めに終えて
サカチカさんと待ち合わせて
銀座の司へ茶会の花を探しに行った
秋海棠にリンドウ
藤袴 ムベ
秋の野草があるにはあるが
明日の方が
たくさんあるとのこと
それなら明日にしよう
明日サカチカさんは
茶花のお稽古らしく
その帰りに
寄ってくれることになった

いつもの事だが
茶会の花は一番苦労する
今回も花屋に行ったのが
茶会の前々日だったので
ちょっと無駄骨だったかもね

銀座は早々に帰り
家の近くで
夕食にしよう
今日の私は お寿司 お寿司
今日はお寿司が食べたいからと
五時から開くお店の前に
五分前に着いた
回転寿司でない
久しぶりのお寿司は
美味で
満足
次は目の前で揚げてくれる
天ぷらが良いかな
食べられるうちがしあわせだ
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柴の戸

2018-09-08 19:25:11 | 紫廼茶話会
柴の戸に訪なう月の影落ちて金水引にひかり集めん 村雨庵

紫兎先生の七事式のお稽古
今日は
濃茶付花月と唱和乃式と雪月花

私のメモゆえ
確定ではない
各自確認されたし


唱和乃式の順
花寄せのあと
亭主は香を焚き
香盆飾ると
四畳半に進む
濃茶を練る
茶碗戻って総礼
こすすぎのあと
客付向いて「お薄は花月で」
連客はふくさをつける
干菓子に折据のせ持ち出し
菓子付花月
道具拝見
拝見を下げるとき八畳に戻る
重硯持ち出し菓子器を下げる
歌をしたためたら重硯送り
亭主は重硯下げ
文台持ち出し
順に歌を詠じ
文台下げ
送り礼
ふくさを畳み退席

おしまい

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夜もすがら

2018-08-28 21:00:34 | 紫廼茶話会
夜もすがら
何事をかは思ひつる
窓打つ雨の
音を聞きつつ
和泉式部

今日は紫兎先生のお宅でお稽古
夏休みもあり
久しぶりにお目にかかる
ご一緒で嬉しい


本席は松平不昧筆
美術人名辞典の解説によると
松平不昧
江戸後期の大名・茶人。
松江城主松平宗衍の次男。
名は治郷、
別号に宗納・一閑子等。
松江藩を襲封して、
藩財政の立て直しを行なう。
茶道を好み、
伊佐幸琢の石州流を学んで、
石州流不昧派を興した。
書道は定家流の名手。
文政元年(1818)歿、68才。

今年は松平不昧没後200年
松江では不昧公二百年祭の
イベントが色々あるようだ

写真は
虎屋製の棹物
銘は「水の宿ヤドリ」
白道明寺羹と青琥珀羹を
組み合わせた羊羹で、
陽に照らされてきらめく
渚や泉を思わせる意匠です。
とあった

銘々皿は切子
目が洗われるやう
綺麗だ
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浅茅ヶ宿は

2018-08-25 18:23:34 | 紫廼茶話会
夏草の
田ぶせの庵と
秋の野の
浅茅ヶ宿は
いづれ住みよき 良寛

今日は久しぶりの外出
駅までタクシーを呼んで
紫兎先生の七事式のお稽古に出かけ
また帰りはタクシーで帰った
歩いたのは
紫兎先生の最寄りの駅から
お宅までの往復のみ
歩数は合計で1750歩
リハビリとしては
まあまあだ


寄付は酒井抱一の月の絵
本席は良寛の漢詩
友人たちとの久々のおめもじを
嬉しく
ついついお喋りになるのだが
舌が思うように回らない
気がする
そのうち慣れるだろう

今日のお稽古は
東貴人且座
貴人清次濃茶付花月
菓子付花月
何度やってもどこか不安
難しいものだ
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山の井の岩もる水

2018-07-14 23:52:26 | 紫廼茶話会
今日は紫兎先生の七事式のお稽古
珍しく全員集合で
八名の勢揃い
華やかでかつ賑やかだ

ユリモモさんが手作りの
梅のジャムとヨーグルトを持参
皆さんにふるまう
有難う
去年その前も
今ごろこうして頂戴した
先生もみんなも
元気で変わらずいることも
有り難い

今日は
濃茶付花月
茶箱付花月
東貴人シャ座
平花月

お菓子の銘「岩もる水」
緑の葛製である
円能斎の好みのようだ
ネットで歌を探したが
良くわからず結局
自分のブログからコピペ

すらすら口ずさむ事が出来たら
かっこいいのだが
そう簡単にはいかないね

小夜ふけて岩もる水の音聞けば
涼しくなり ぬうたたねの床
(式子内親王 玉葉集夏)

山の井の岩もる水に影みれば
淺ましげにもなりにける哉
(右兵衛督伊通 金葉和歌集)


昔 浅草に山の井という喫茶店があったが
この和歌からとったのだろうか
などと急に思った
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