村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

ふゆふかみ 

2021-01-31 22:28:38 | 短歌・俳句の事

ふゆふかみ 
こほりやあつく 
とぢつらむ 
おとたえにけり 
たにかはのみづ
 京極関白家肥後
 キョウゴクカンパクケヒゴ

院政時代の代表的女流歌人の一人。
堀河院艶書歌合・堀河百首・永久百首などに詠進。

今日は一月晦日ミソカ
晦日正月ミソカショウガツ
初晦日ハツミソカとも
言うらしい
今年は新年の一月らしいこともせず
これという勉強もせず
寒いからと道具の片づけもせず
達成感は皆無のうちに
何となく
終わってしまった
明日から二月
二月は逃げると言うが
何かしないとね

今日は
森金さんとリモート茶花会
ラインビデオで見たが
すぐ固まってしまい
声も途切れてばかり
なかなか上手くいかなかった
夕方お手製のお菓子を持って来てくれた
写真がそれ
ご馳走様

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或夜半アルヨワの

2021-01-30 22:17:11 | 短歌・俳句の事

或夜半アルヨワノの炭火かすかにくづれけり 芥川龍之介

今日は広島の凛さんから電話があった
久しぶりのお声を聞いて
嬉しかった

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今日は満月

2021-01-29 22:55:54 | 短歌・俳句の事

藤原道長
この世をば わが世とぞ思ふ 望月の
欠けたることも なしと思へば

今日は満月だ
空のお財布を満月に向かって降ると
金運アップですよ

お弟子様の直様に
教えて貰った

その後やってない

写真は
お弟子様のお持たせ
抹茶クリームと餡子が挟んである

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とくる春をや

2021-01-28 20:38:53 | 短歌・俳句の事

寂蓮ジャクレン
谷深み 雪にこもれる うぐひすも 
とくる春をや したに待つらむ

お菓子を取りにいらしてとメールして
また
お習字の添削とりに来て下さいとメールして
昼前にお弟子様が二人
別々だが見えた
 先週の金曜日に録画した「エバンゲリオン」
以前も夜遅くに見たところ
意味がよく分からない
暮れちゃんに説明を受けると少しは分かった気がした
中国ドラマの衣装の話しは
染色や布のことまで広がった
 雪子さんは楷書と行書を書いてるが
仮名も書いてみたいが
難しいと嘆いてる
そうだ
簡単なものは無いのだ

雪さんを玄関まで送ると
外はなんと霙ミゾレ
その後それは雪になって
雨になったが
家に入るときに写真を撮った
寒葵カンアオイ
常盤トキワの緑色

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燈下に書す

2021-01-27 23:03:50 | 短歌・俳句の事

冬ごもり燈下に書すとかかれたり 蕪村

蕪村が本を読んでいた
読み終えると
最後に
「燈下に書す」と書いてあった

というのだ
蕪村からしても
いにしえの人の書いた本
書き写した写本の
最後に
「燈下に書す」とある
冬ごもりの中の読書
そこで見つけたその文字

冬ごもりの蕪村の情景と
燈下で書写しているいにしえ人の情景と
二つの場面が思い浮かんだ


今日紫兎先生にお電話した
お元気のご様子で安心した
コロナ禍が過ぎてまたかつてのように
紫兎先生のお宅へ伺いたい
と念ず

写真は森金さんに頂いた苺

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俺 猫だから

2021-01-26 21:39:23 | Weblog

靴下手袋大嫌い俺猫だから 前田吐実男

1月26日読売新聞朝刊
「編集手帳」に書いてあった俳句である

マタタビを猫が好むのは
「マタタビの葉が蚊を遠ざける成分を含むことを発見し、
猫が葉に体をこすりつけるのは
蚊よけの行動であることを
確認した。
蚊の媒介するウイルスから身を守るため、
進化の課程で獲得した本能だという」
とあった

いつの世も
身を守ることは重要だ

今日は午後から森金さんが見えて
しばしの楽しいお喋り
お喋りはオアシス
まだまだ砂漠の中だね

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春待つや

2021-01-25 23:43:00 | 短歌・俳句の事

春待つや赤き毛氈モウセン次の間に 星野立子

星野立子ホシノタツコ
1903年(明治36年)~ 1984年(昭和59年)
昭和期の俳人。
高浜虚子の次女。


今日はわりと暖かい
午後からサカチカさんが淡交を取りに来て
ついでに
楷書半紙の書き方の微々繊細なる指導を受けた
感謝だ
まだ締切日まであるから
明日またお習字しようかな

現在の等級は
私は7級
サカチカさんは8級なんだけど
それから
私の仮名半紙は
8月に入会してからずっと10級
森金先生の大先生の添削には
「お見事」
「恐れ入りました」
とコメント頂き
嬉しくなっていたが
一度も昇級できず
これも頑張ろう
今こそ
頑張ろう
暇なんだから

写真は
サカチカさんお持たせのスイーツ

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紀友則キノトモノリ

2021-01-24 22:57:20 | 和歌と歌人

君ならでは誰にか見せむ梅の花
色をも香をもしる人ぞしる

ひさかたの光のどけき春の日に
静心なく花の散るらむ

音羽山けさこえくれば時鳥ホトトギス
こずえはるかに今ぞ鳴くなる

五月雨に物思ひをれば時鳥ホトトギス
夜ぶかく鳴きていづちゆくらむ

秋ちかう野はなりにけり白露の
置ける草葉も色変わりゆく

『古今集』
和歌・歌人61
紀友則キノトモノリ

紀友則キノトモノリ
851/857―905
平安時代前期の歌人。
三十六歌仙の一人。
有友 アリトモ の子。
紀貫之の従兄。
土佐掾,少内記を経て,正六位上大内記にいたる。
『寛平内裏菊合 』 (891以前) ,
『寛平御時后宮歌合』 (889?) ,
『是貞親王家歌合』 (893) に参加し,
延喜5 (905) 年
『古今和歌集』の撰者として撰集にあたったが,
完成をまたずに没した。
家集『友則集』。
勅撰集入撰歌は『古今集』以下約 64首。
(コトバンクより)

寒い
今日はお習字を少し書いて
お謡をちょっとやって
昼寝したら
あっという間に一日が終わった

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陽成院ヨウゼイイン

2021-01-23 23:17:56 | 和歌と歌人

つくばねの峰よりおつるみなの川
こひぞつもりて淵となりける
『後撰集』巻十一・恋・七七七
和歌・歌人60
陽成院ヨウゼイイン

貞観十~天暦三(868~949)
82歳
第五十七代天皇。
清和天皇の第一皇子。
母は藤原長良女、藤原基経妹、二条后。
生後三ヶ月で立太子、九歳で即位、在位八年。
狂疾のため関白基経によって退位させられた。

小倉百人一首では結句が「淵となりぬる」とある

今日は朝から雨が降ってる
ちょっとお習字書いたが
あまりの下手加減に呆れて
ミーちゃんと遊んだ

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寒つばき

2021-01-22 23:18:59 | 短歌・俳句の事

寒椿月の照る夜は葉に隠る 貞

貞とは及川貞

及川 貞オイカワテイ
1899年(明治32年) ~ 1993年(昭和61年)
日本の女流俳人。
旧姓は野並ノナミ。
水原秋桜子の指導を受ける。

お習字の添削を森金先生が届けて下さる
サカチカさんもやって来て
しばしお喋りの凄いのなんの
大騒ぎという感じも
久しぶり
二人のお持たせのスイーツ
ペロッといった

帰りに庭のあけぼの椿を
一、二輪切ってお二人に渡す
間違えて凄く短く
切ってしまった
文鎮で押さえないと
ひっくり返ってしまう
写真はそれ

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りんとして

2021-01-21 21:47:10 | 短歌・俳句の事

水仙や白き障子のとも移り  芭蕉
 
御年八十七歳の先輩からの
寒中見舞いを頂いた
そこにも俳句

りんとして水仙たつや初点前

今日も寒い
ペン習字を少し練習
それとお謡を少しお稽古
家にいると三食とおやつに三時
食べてばかりで
一日過ぎる
これでいいのだろうかねぇ

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ミュシャ

2021-01-20 21:40:55 | Weblog

写真は「ミュシャ」
アルフォンス・マリア・ミュシャ。
チェコ出身。
グラフィックデザイナー、
イラストレーター、
画家。
アール・ヌーヴォーを代表する画家で、
多くのポスター、
装飾パネル、カレンダー等を制作した。
とか

今日はコレステロール値が高いので
毎日薬を飲んでる
月に一度薬を貰いにクリニックへ
壁に掛かってた「ミュシャ」をパチリ

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新井勝利アライショウリ

2021-01-19 22:44:59 | 待合掛

写真の作者は
新井勝利アライショウリ
1895-1972 
大正-昭和時代の日本画家。
明治28年3月6日生まれ。
梶田半古カジタハンコ,
安田靫彦ヤスダユキヒコにまなび,
昭和5年「葡萄」が院展に初入選。
15年から19年まで法隆寺壁画模写に従事した。
24年多摩美大教授。
昭和47年6月21日死去。77歳。
東京出身。
本名は勝利カツトシ。
(日本人名大辞典ヨリ)

二月の待合に何度か掛けた
来月のお稽古は出来るか
出来ないか
多分ダメだろうと思うと
ガックリだ

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明堂宗宣ミョウドウソウセン

2021-01-18 18:33:59 | 待合掛

明堂宗宣ミョウドウソウセン
梅の画

明堂宗宣ミョウドウソウセン
江戸後期の臨済宗の僧。
大徳寺四百二十九世。
丹波生。
明堂は道号、
宗宣は諱イミナ、
舂米子・返照山人と号する。
森川曽文に学び、
卓抜した画技で知られる。
墨竹を得意とする。
天保8年(1837)寂、70才。
(美術人名辞典の解説)

今日もどこへも出ない
何もせずだった

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三条西実澄

2021-01-17 23:03:20 | 待合掛

今日は日曜日
大河ドラマの麒麟が来るをみる
朝廷の登場人物は特に興味深い
正親町天皇
三条西実澄
近衛前久


写真は
家にある巻子本の一部を撮ったもの
三条西実澄の名前が書いてある

山風を腰にそえたる扇オウギかな
三条西殿
実澄公
とある

楽しげな絵だ

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