村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

初来日 ベルリン国立美術館

2012-08-31 22:13:32 | 美術館・博物館
今日はkeikoちゃんと上野へ
国立西洋美術館 ベルリン国立美術館
フェルメールを見に行ったのだ
もちろん真珠の首飾りの少女も見た
わりあいサッと見た
あとは常設展もちろん見るが
常設展のほうが見慣れた画家が多く
嬉しいというか懐かしいというか
癒された

そこから近くの東京国立博物館 東博へ
初めてだというkeikoちゃんに東博を案内する 
常設展は600円だがパスポートの4000円を買う
東洋館と表慶館は休みなので
本館を一周して平成館でアイスクリームを食べ
法隆寺館へ
視界に緑が広がり
ゆっくりとした時間が流れる

ぼちぼち歩いて帰りは鴬谷駅から電車に乗ろう

美術館、博物館はホントに楽しい


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富士山の軸

2012-08-30 23:39:45 | 村雨庵 稽古 
水曜日と木曜日は村雨会
茶箱は御所籠で色紙点、
もう一か所は竹台子
火曜日が河口湖まで出かけたので
富士山の軸を掛けた

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空の通ひ路は

2012-08-28 21:08:43 | 茶事 茶会 
朝 8時四谷駅近くに集合
清昌堂やましたの富士桜茶会へ4名で参加した
想望庵様と松風様サカチカさん
行先は河口湖の別荘地帯にある茶室と茶屋
明るい森の緑の中は、先ほどの四谷とは雲泥の差で
すこぶる涼しく空気が綺麗だ
バスは40名位で班に分かれて茶室を回る
私たちは緑色のグループ
バスに乗る時、正客をお願いしますと言われ
はい承知 と一度も辞退せず 
これは茶人にあるまじき
一度位はお断りせねばいけなかったかと反省した

以前、友人たちが参加してとてもよかったからと何度か誘われたが
都合が付かず行った事はない 
今回は初めての参加

富山の米蔵を移築したと言う茶室で薄茶を頂き、
その後三友居の点心
中門をくぐり濃茶席へ 
にじり口を開けると
古筆が掛っていた 

お道具も素晴らしく嬉しい

茶会はあと明日、明後日とあるので内容は書けないが
われら四名、満足しての帰りは四谷に四時頃バスが到着
まだ早いからと四谷駅で珈琲とケーキで余韻を楽しんだ

さて
もう五時過ぎて そろそろ帰るかと
足元を見ると、
茶会の後の時間に買い求めた山野草が五種類
結構かさばっている それと
帰りにバスが寄り皆さんに釣られて買ったお菓子
やましたさんから お土産に頂いた団扇

あれやこれと肩に掛けて、手に持ってそれぞれ、わが家に帰ろう
ああ 
下界はなんて暑いのだろう
でも見上げた空は 秋だ

 
  
夏と秋と行き交ふ空のかよひぢはかたへ涼しき風や吹くらん  躬恒




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やすらはで寝なましものを

2012-08-28 00:39:17 | 懐石・料理
今日からBSでヨン様の昔のドラマ「初恋」が始まったので
久し振りにS先生へお電話をした
八月に入ってから一度も連絡をせずにいたので気になってはいたものの
電話をするタイミングというのが案外難しい
電話をしようと思うと食事時かとか、夜遅い、朝はまだ早いと
なかなか決心がつかない
だれとでも最近の連絡は殆どメールばかりであるが
先生は携帯をお持ちで無いので不可能だ
でも電話をしてみると
声の反応で元気だとか疲れていそうだとか
すぐにわかり 
今日もお声やお話の調子がいつもと変わらずお元気でいらした
良かった 安心した
今日もヨン様の話しと、昨日のイサンの場面
ロマンチックで良かったですねえと感想を言い合う
約一時間お話しして、「初恋」が始まるからと電話を置いた
ずっと気になっていたので 安心した


夜は暑気払いに福們ふくもとへ行く
暑気払いと言っても もう秋だが
この暑さではちょっと気を紛らわしたいものだ
参加者は六名
おなじみの森金さん、飛び姫、サカチカさん、
と修繕室長のアイテラ氏それに最近入門のベテラン鶴仙人
まずは久しぶりの面々と生ビールで乾杯 
温度がちょうどいい だから猶おいしい
写真の口取が来ると歓声が上がる
田舎屋には胡麻豆腐
そのまえには葛の葉を敷き
冬瓜の蟹餡、鴨ロース、カマスの棒鮨、蒸アワビ、キヌカツギ、トウモロコシのしんじょ、山桃
つぼつぼには新銀杏だ 緑鮮やかなる翡翠銀杏
初めからこれだから
先を想像するだけで気分は弾み 同席の面々の嬉しそうな事
ビールが終わると日本酒にかえて
次の煮物椀 鱧と早松茸と玉子豆腐
お造り 雲丹、平目、鮪とろ、甘エビ、それにサンマ 
妻は紫芽、摺りたての山葵、花穂に酢橘
鰻と南瓜饅頭のあんかけ
焼物に 子持ち鮎
稲庭うどんで上がり
留めは 葛の菓子とお薄
食べる、喋る、写真撮る
写真がうまく撮れない 実際はもっと綺麗なのだが

明日、皆は会社、私とサカチカさんは朝早くから出かける
早めに引き上げ、早く寝ようではないか



やすらはで寝なましものを小夜ふけてかたぶくまでの月を見しかな 赤染衛門




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風は清し

2012-08-27 00:51:53 | 茶の事
日曜日は袋物の勉強会
またもいつもの中華屋で待ち合わせ
三名でランチセットを二つ
マーボ豆腐とチンジャオロースそれに餃子を一つ頼んだ
まずは生ビールを頼んで久し振りの会食に乾杯
ランチはご飯とサラダと最後に杏仁豆腐が全員につく
頼んだお料理を小皿に分けた所を写真に撮った
のだが上手く撮れてなかった

会計は3千円でおつりが110円
ビールも飲んだのに一人1千円もしない
安い

稽古が暫し休みだったので
サカチカさんと飛び姫と会うのは久し振りである
会うと文句なしに嬉しい
食事の後は互いに買ってきた布を持ち出して
どれにするか決める
二人とも茶箱はすでに完成間近で次は
茶箱の中の茶杓と棗と茶碗の3点の袋をつくるらしい
表地を決め、裏地を決め、その紐の色を合わせる
時間がかかり、これが案外大変でなかなか決まらないのだが
一番楽しい作業だ
私めは小さめの数寄屋袋を作る事にしたのだが
どの布を使うかさえ決まらない
2時半頃休憩して西瓜を食べ
5時過ぎにお餅を焼いて各2個ずつとマロウプリンをひとつ
食べられるかなと思いつつペロッと完食した

お腹も元気だ

6時20分二人が帰る
公園の近くになると音楽が聞こえてきた
そういえば昨晩と今日の夜は町内の盆踊りだと
立て看板が出ていた
まだ時間には早いらしく人は少ないが
提灯が連なり何だか懐かしい景色だ
はて
先月は本山で盆踊りがあった
何回でもするのだ それだけ需要があるのだろう

良寛さんの歌に盆踊りの歌がある

風は清し 月はさやけし いざともに 踊りあかさん 老のなごりに 


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星月夜

2012-08-25 23:54:52 | 茶の事
あまりにもゴロゴロしているので
腰が痛くなった
怠け者のわたくしめ
ダラダラしている自分が
ホントに嫌だ

私の夏休みももう終わりに近い
さすれば少しは働くか
と山積みの本に手を付けた
毎月届く雑誌がいくつか
淡交となごみと淡交テキスト
陶説と短歌結社の本
今の所合計5冊が毎月届く
そのほかに気に入った本はすぐ買うから
山積みになってもう大変だ 
2008年から溜まっているのを順に並べ
必要なところだけ破り取りそれを綴る事にした
あんのじょう途中で飽きてしまったので
八月の初めから是非ともせねばならない仕事、
ずっと念頭にあった撒き灰を作る事を思い出した
時間は午後2時半だ
ちょうど陽も少し傾き始めたし
やっとのことで体を起こし
庭へ出て灰を篩う 
何かを篩うのって結構 楽しい 止めたくなくなる
炭の燃えがらと枝炭の白いかけら
灰の塊などふるって捨てる、ふるっては捨てる
マスクをすればよかった反省しながら
ブンブンやってくる蚊を手ではらう

篩って綺麗になった灰に水を注ぐ
今日の作業はこの辺でいっぱい
大して働いていないが
私も年だし無理せずに
この辺で許してやろう


たけ高き
ヒマラヤ杉の星月夜
二階の窓に
灯のうごく見ゆ 白秋


今はもう夜中だ
外には出ないが
月は半分 月も輝いている

明日も暑いらしい



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滝の音は

2012-08-23 23:59:36 | 美術館・博物館
木曜日 8月23日
想望庵様と高輪台で待ち合わせて畠山記念館へ
「ふしぎ発見!茶道具と銘をめぐる物語」9月17日まで
隅の方に大勢の人が集まっていた
10時半から23日の今日は列品解説があったようだ



展示№は35番まである 丁度良い
いつもサラッとしか見ないので あっという間に観終わった
玉舟宗璠の一行があり さて大徳寺何代だったか 調べると185世
瀑布図 狩野養信オサノブ筆
江戸後期の画家
木挽町狩野派9代 
号は 晴川院、会心斎、玉川
狩野伊川院栄信の子 
高輪台近くのイタリアンでランチを食べ
高輪台から東銀座で日比谷線に乗換て神谷町
二件目は大倉集古館



「国宝 古今和歌集序との本の書」9月30日まで
駅から坂道を登って行くのだが暑いのなんの
辿りつけば別天地だ
三年間の修理後初公開の「国宝 古今和歌集序」
唐紙33枚を繋ぎ合せた美麗なる料紙に見事な水茎
見ているだけで直に美しさが響く
藤原公任書の軸が二幅出ていた
公任と言えば百人一首の55番に登場

滝の音はたえて久しくなりぬれど
名こそ流れてなほ聞こえけれ

椅子に座ってひと休み
想望庵様とそっと口ずさむ
時間は三時少し前
次はと・・・
そういえば
新宿の青松園に頼んであった釘があり
取りに行かなければならない
日比谷線の神谷町で想望庵様とお別れしてから
霞ヶ関で丸ノ内線に乗換え新宿へ
預けてあった炭と釘と煎茶に本を一冊買うと
結構重いし 外はまだまだ暑い盛りだ
ゆっくりゆっくり帰ろう 


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50番は藤原義孝

2012-08-21 00:17:09 | お勉強
今日は文の会
バイ様とhiroko様
珍しく充実した一日
たくさん勉強をした なんて・・・


先週の「うた恋」で見たばかり 藤原義孝が登場した
「うた恋」はテレビの漫画で夜中に放映されているが登場人物が
平安の歌人たちばかりで楽しい
百人一首の50番 藤原義孝
君が為惜しからざりし命さへ長くもがなと思ひけるかな

美男子で早世 21歳で亡くなった
父は、45番の謙徳公(藤原伊尹コレタダ) 
あわれとも言うべき人はおもほえで身のいたづらになりぬべきかな 謙徳公

子に、三蹟の藤原行成がいる

叔父の藤原兼家や従兄弟の藤原道隆が登場する
その道隆の思い人 高内侍コウノナイシ(高階貴子)の場面もあった

百人一首では54番 儀同三司母 として歌が出ている
忘れじの行く末までは かたければ 今日を限りの命ともがな 儀同三司母

などと 漫画も面白い
今日の夜中にテレビ東京7番で1時半から放映される
「超訳 百人一首 うた恋い」
録画予約してあるので後日に見る事になる
今のところの楽しみの一つだ

写真は昨日
ニューオータニのロビーで撮ったもの


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バーン=ジョーンズ展、東洋の白いやきもの、マリーローランサンとその時代展

2012-08-20 00:21:59 | 美術館・博物館
木曜日16日から
パソコンのインターネットが繋がらない
ケーブルの接触がどうもわるい
ここ何日か特に用事もなくゴロゴロ体を休めてばかりいると
猶更何もしたくなくなる すると自己嫌悪に包まれたまま、またゴロリ
寝てばかりで腰が痛い体が痛い

この所あまりに暇なので昨日keikoちゃんに電話して出かける事にした


赤レンガの三菱一号館美術館で開催中の
物語の世界を描いた、「英国絵画の巨匠 バーン=ジョーンズ展
―装飾と象徴― 」
19日の今日が最終日だ
この美術館へは初めて入ったが赤レンガが所々に見える中々良い
バーン=ジョーンズの絵も懐かしい色合いだが
さて画題はは聖書や神話、物語などであるがさっぱり不明 
わかったのはイソップ物語の「眠り姫」だけ
神話好きのガゼータ殿だったら良く理解できただろうに

お腹がすいた
少し歩いて



帝劇地下の讃岐うどん丸亀製麺で日替わりセットを食べる事にした
550円だったかな
とろろウドンに掻き揚げと昆布のおにぎりが付いているのだが
社員食堂のように前の人に並んでお膳に次々と置いていき最後に
お金を払う 
うどんはさすが美味しい
おにぎりまでは食べられず持って帰った
ここまで来たのだから地上にあがる

9階の出光美術館 10月21日まで開催の
「東洋の白いやきものー純なる世界―」
展示を見ずにいきなりサービスのお茶を飲み
9階からの皇居前の景色を堪能
空は青 雲は白 
お腹も満腹お茶も飲み 気分がスッとした
それから展示を見るが、徳川美術館からの特別出品がいくつかあり
重要文化財の「白天目」は9月30日まで展示されている じっくり拝見

タクシーでホテルオークラの美術館へ
9月30日まで「マリーローランサンとその時代展〈巴里に魅せられた画家たち〉」
美術館は6階で本館と続いている
ホテルは夏休みで驚くほど混んでいた
華やかに装う泊り客らしい人らと摺れ違う
キョロキョロするだけでも気分は上々だ
足を充分休めたら歩いて赤坂見附へ行こう



何か甘いものでもと思って休み休み歩いているうち結局TBSサカスまで歩いた
私は何度か来ているがkeikoちゃんは初めてだと言う
今日の最後にコージーコーナーでケーキセットを食べて地下鉄に乗った



今日は12831歩
暑いが歩くと風が吹いて涼しかった
ゴロゴロしているより調子が良い

当たり前か!



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駒場松籟庵 夏の茶事

2012-08-15 23:46:31 | 茶事 茶会 
毎年の 夏の茶事
駒場松籟庵 夏の茶事
明かりを暗くした待合
細身のグラスに冷たい麦茶を汲出しに
掛物は室町の紺地金泥の経切キョウキレ
表具も見事で美しい
そう今日は8月15日 
仏事に因んだ取合せのようである

席入すれば挨拶に入られる亭主の松籟庵様
今日は白地の絽の着物で暗めの席中に映えるお姿
客は一人ひとり挨拶する
今日の掛物は哲学者谷川徹三の横物「茶事仏心」



今日の茶事は気の置けないお仲間ばかり





心地よく、するすると進む
始まれば あっという間に薄茶だ
楽しい事はすぐに時間が経つもの
茶事は支度も片付けも大変な苦労でもあるが
それを遥かに上回る嬉しさが亭主も客もあるものだ
またお誘い頂く事をお願いして
茶事を終わる


松籟庵様は
箱書に何やら由来が書いてあり
谷川徹三が松永耳庵と茶事で一緒になった時にふとこの言葉が浮かんだと書いてあると
何度か拝見している軸だが そのお話しは初めて伺った
一瞬席中は静まり
あらためて掛軸に視線を移した

「茶事仏心」
果たして我々はその境地に辿りつくだろうか



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三越→三井→辻利パフェ

2012-08-15 00:19:44 | 美術館・博物館
ザーッと雨など降ったらしい
庭の草木がたっぷり露を含んでいる
今日は従姉妹のkeikoちゃんと有楽町で待ち合わせ
日本橋の三越の「輝ける皇妃 エリザベート」展へ行く
その前に
三階のラデュレ・サロン・ド・テへ
19世紀のフランスの雰囲気だとかでインテリアはとても素敵





2,100円のランチを食べた
軽く展覧会を見て、デパート内をそぞろ歩き外へ出る
三越の隣の三井本館 
Keikoちゃんが興味深げに見ている
そういえば月末の茶会の送金を忘れていたのを思い出した、
丁度良いと三井住友信託銀行へ入り振込をした

隣の三井記念美術館


美術の遊びとこころⅤ「三井版 日本美術デザイン大辞典」
とは 何かなと進んでみると
あ・・・ あかえ、あしでえ
い・・・ いろえ、いんざい  とあいうえお順に参考になる美術品が展示されているのだが
か・・・かたつき には唐物の「北野」
ら・・・らくやきには長次郎の「俊寛」とノンコウの「鵺ヌエ」が
れ・・・れんめんたい には「升色紙」 
ただただ眼福であった

室町から東京駅まで歩く


大丸の10階 辻利の都路里は30名位並んでいたが

じっと待ち続けて待望の抹茶パフェを食べる



ところが食べ終わって見るともう誰も並んでいない
さっきは何だったのだろ


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遠州の自然

2012-08-13 22:43:07 | 茶の事
きのうの朝9時半に玄関のベルが鳴った
隣のtosikoちゃんが着物の反物を持ってきてくれたのだ
toshikoちゃんは私の父の従姉妹で隣に住んでいる
わが家とは違い100坪の土地に旦那さまと二人で住んでいるが
それを売り今月末には引越す事になった
それで現在は片づけたり捨てたり大変な最中だという
片づけのその中から古い反物を届けてくれたのだ
それをきっかけに
しばし我らが子供時代の話しなどをして昔を懐かしんだが

だれしも
夏は思い出が多い
若い時は意識的に出かけて思い出を作ったものだ
さて今はと言うと
じっと暑さを避けてゴロゴロ寝ているばかり

小堀遠州好みの茶陶窯が七つ
遠州七窯というがサカチカさんの覚え方
「遠州の自然こそ赤々と朝日は高く」
遠州の・・・
志戸呂(遠江)→し
膳所(近江)→ぜん
古曽部(摂津)→こそ
上野(豊前)→あか
赤膚(大和)→あかと
朝日(山城)→あさひは
高取(筑前)→高く


今日の用事は鍼治療へ行く事だけ
「さすが世間はお盆休みだから、人通りがめっきり少ないね」と鍼の先生
帰れば又ゴロゴロするばかり
油蝉が鳴いている

閼伽桶アカオケニに秋暑の花のしづみけり 蛇笏



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ひらひら残る暑さ・・・

2012-08-11 23:47:52 | 茶の事
荻の葉にひらひら残る暑哉  一茶


今日は暑い
雨が降るらしいが日傘だけで出かけた
行先は○○家の近くの茶道具の店
駅を出ると年配の男性が○○家の地図を見ながら駅員に此方で良いか聞いていた
私たちは駅からエレベーターで地上に上がる
後からその男性も乗ってきた
「○○家へいらっしゃるのですか」と聞くと
「ええちょっと見てみたくて」と手もとの地図を見ている
一緒に地上に出たが違う方向へ行こうとするので
「こちらですよ」と言うと後についてこられたが
次に振り向くと姿が無く違う方向へいらしたようだ
暑いさなかを歩くのは大変だ 
早めに私たちも同じ方向に行くと伝えれば良かったと
後から思ったが・・・

目的の道具屋で安い買い物をした
大きな袋を持ち次は新宿の茶道具屋へ
頼んだ物が出来たと連絡を貰っている
地下鉄から上がり店の前に着いたところが
シャッターが閉まり今日から夏休みだとの貼紙
休みの日程は聞いていたのに
頭になかった
これももう少し深く考えれば良かったものを・・・



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夕納涼

2012-08-09 23:23:03 | 村雨庵 稽古 

昨日の水曜日と今日の木曜日は稽古日
八月は5回あるので来週とその次は休みにした

寄付には団扇を掛ける
高島屋の団扇 
浜田台児の複製のカワセミの図
台児は大正5年鳥取県の生まれ
伊藤深水、橋元明治を師に日展で活躍
平成22年93歳で亡くなった


掛け物は筆者は不明の短冊
その短歌を読み上げ情景を思い浮かべれば
たちまち涼かぜに吹かれている気分になる

夕納涼 

隅田川
舟さしゆけば夕風の
絶えず吹き来る
袖の涼しさ




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稽古は楽し

2012-08-08 01:36:41 | 茶の事
月曜、火曜はいそいそと自分のお茶の稽古へ出かける
八月でも休みではない
オリンピックを夜中に見ているので
最近とみに寝不足ではあるが
六時半には着物を着て家を出ないと間に合わない

朝の電車は結構混んでいる
空いている席などひとつも無く
また近くに席を立つ人も無い
暫し立ったまま電車に揺られるが
先日の高尾山の山を歩いたせいか
足がしっかりしている気がするから
単純だ
窓から差し込む日射しはまさに夏のそれ
キラキラと輝いている

火曜日の朝は10時少し前に出かける
菓子は鶴屋吉信の 桔梗
里庵さまの手前で
たっぷりと濃茶を頂くと
間もなく、覚醒する
次の亭主は私め、膝が駄目で座れないが
座布団を折ってお尻に敷く
じっとしていられず、ジタバタしながら点前をする
情けないが点前をさせて頂くだけでも
感謝である
稽古でも楽しい
本番ならなお楽しい
8月は好例の松籟庵さまの茶事に招かれている
今から楽しみだ



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