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今も寝ている
一日中眠っていた
幸い熱が無いので 眠れるようだ
眠っては目覚め 目覚めては眠る
朝方 森金さんが
昨日のお菓子を持ってきてくれた
昼ごろ 清秀庵さんが
お見舞いに果物を持ってきてくれた
有難い
眠る 眠る
ひたすら 眠る
そのうち寝ているのが嫌になったら
風邪は治ったということだ
明日から三月
三筆とは
平安初期の嵯峨天皇・橘逸勢・空海
三蹟とは
平安中期の小野道風・藤原佐理・藤原行成
寛永の三筆とは
光悦・近衛信尹・松花堂昭乗
古今の三筆とは
王羲之・鍾~G・張芝
魯山人が選んだ新三筆とは
一休宗純・豊臣秀吉・良寛
新三筆のことは知らなかった
一日中眠っていた
幸い熱が無いので 眠れるようだ
眠っては目覚め 目覚めては眠る
朝方 森金さんが
昨日のお菓子を持ってきてくれた
昼ごろ 清秀庵さんが
お見舞いに果物を持ってきてくれた
有難い
眠る 眠る
ひたすら 眠る
そのうち寝ているのが嫌になったら
風邪は治ったということだ
明日から三月
三筆とは
平安初期の嵯峨天皇・橘逸勢・空海
三蹟とは
平安中期の小野道風・藤原佐理・藤原行成
寛永の三筆とは
光悦・近衛信尹・松花堂昭乗
古今の三筆とは
王羲之・鍾~G・張芝
魯山人が選んだ新三筆とは
一休宗純・豊臣秀吉・良寛
新三筆のことは知らなかった
風邪だ
昼頃やっとの事で病院へ行った
今日は夜に新年会があるのだが
これでは行けない
咳がひどく
人前に出られない
おいしい物も食べられない
欠席する事にした
ただただ寝るに限る
写真は
病院の帰り庭の椿を撮った
これは羽衣という椿
大きい八重咲きの椿だ
あくまでも白が
白く美しい
昼頃やっとの事で病院へ行った
今日は夜に新年会があるのだが
これでは行けない
咳がひどく
人前に出られない
おいしい物も食べられない
欠席する事にした
ただただ寝るに限る
写真は
病院の帰り庭の椿を撮った
これは羽衣という椿
大きい八重咲きの椿だ
あくまでも白が
白く美しい
如月の茶の湯の稽古炉に近くにじり寄りたき思いする日ぞ
朱の袱紗畳む仕草の初々し茶道を学びそめにし人は
「山家雪」とう知紀トモノリの歌床の間に掛くれば生きんくれない椿
掛け軸をひたと見すえて草仮名を読み下さんと息をしずむる
炉に炭をつげる手前にほどけくるこの如月の強ばる手もと
お茶室の冷ゆるとはいえ窓の戸を左右に開けん炭燃えたれば
釜の蓋開くるよ白き湯気の帯広がりゆけり今宵の寒さに
細長き筒茶碗にて飲む薄茶そとは小雪の降りそめにけん
降る雨の明日は雪かと予測する襟元合わせて雨戸を閉めつ
真夜近く雪降りつぎてくる庭の写真を撮らなわがケータイに
灯籠に雪はつぎつぎ積もりいる今を写真に撮らねばこの雪
灯籠の笠にふっくら積もる雪綿のごと白し夜闇の庭に
朱の袱紗畳む仕草の初々し茶道を学びそめにし人は
「山家雪」とう知紀トモノリの歌床の間に掛くれば生きんくれない椿
掛け軸をひたと見すえて草仮名を読み下さんと息をしずむる
炉に炭をつげる手前にほどけくるこの如月の強ばる手もと
お茶室の冷ゆるとはいえ窓の戸を左右に開けん炭燃えたれば
釜の蓋開くるよ白き湯気の帯広がりゆけり今宵の寒さに
細長き筒茶碗にて飲む薄茶そとは小雪の降りそめにけん
降る雨の明日は雪かと予測する襟元合わせて雨戸を閉めつ
真夜近く雪降りつぎてくる庭の写真を撮らなわがケータイに
灯籠に雪はつぎつぎ積もりいる今を写真に撮らねばこの雪
灯籠の笠にふっくら積もる雪綿のごと白し夜闇の庭に
梅花帯雪飛琴上
柳色和煙入酒中
梅の花は雪を帯て琴上に飛び
柳の色は煙にわして酒中に入る
和漢朗詠集
朝八時半頃か
隣の庭から小鳥のさえずりが聞こえる
なんとなく聞いていたが
どうも
鶯らしい
よく聞こえるようにそっと
隣との窓を開けて
そっと見るが
姿は見えない
鳴き声は続いている
まだチャンとは鳴けないが
鶯だ
初音を
聞いただけだが
嬉しいもの
春一番も吹き
春も
すぐそこだ
柳色和煙入酒中
梅の花は雪を帯て琴上に飛び
柳の色は煙にわして酒中に入る
和漢朗詠集
朝八時半頃か
隣の庭から小鳥のさえずりが聞こえる
なんとなく聞いていたが
どうも
鶯らしい
よく聞こえるようにそっと
隣との窓を開けて
そっと見るが
姿は見えない
鳴き声は続いている
まだチャンとは鳴けないが
鶯だ
初音を
聞いただけだが
嬉しいもの
春一番も吹き
春も
すぐそこだ
梅
棹日女乃
霞能ころも
奴ひと里て
堂くる須所寄り
うめ咲きに介里
さおひめの
かすみのころも
ぬひとりて
たぐるすそより
うめ咲きにけり
作者は
正三位
生源寺希烈
近江国日吉神社宮司
文久二年に亡くなる
享年79才
今日もアイさんは遠くから八時過ぎに見えた
一緒に支度をする
畳を吹き
炉中を清め
下火を熾し
湯を沸かし釜をかける
軸を掛け
花を生ける
炭の支度して
出来次第手前する
薄茶と濃茶の点前の用意を終える頃には
炭は良くおきて
釜の湯も湧き始める
今日の主菓子は春の野
干菓子は立ち雛をかたどった和三盆と洲浜の菓子
主菓子は銘々皿に黒文字
干菓子はカッコ良く盛り付けるべし
杉浦先生には
絵を描くように盛り付けなさいと
お茶は五感をつかうもの
迷い悩み
楽しみそして
深くふかく味わうものだ
と
わたしは思うのだが
さて
棹日女乃
霞能ころも
奴ひと里て
堂くる須所寄り
うめ咲きに介里
さおひめの
かすみのころも
ぬひとりて
たぐるすそより
うめ咲きにけり
作者は
正三位
生源寺希烈
近江国日吉神社宮司
文久二年に亡くなる
享年79才
今日もアイさんは遠くから八時過ぎに見えた
一緒に支度をする
畳を吹き
炉中を清め
下火を熾し
湯を沸かし釜をかける
軸を掛け
花を生ける
炭の支度して
出来次第手前する
薄茶と濃茶の点前の用意を終える頃には
炭は良くおきて
釜の湯も湧き始める
今日の主菓子は春の野
干菓子は立ち雛をかたどった和三盆と洲浜の菓子
主菓子は銘々皿に黒文字
干菓子はカッコ良く盛り付けるべし
杉浦先生には
絵を描くように盛り付けなさいと
お茶は五感をつかうもの
迷い悩み
楽しみそして
深くふかく味わうものだ
と
わたしは思うのだが
さて
土曜日に松風庵様と
東の魯山人
西の半泥子
川喜田半泥子展に行った
松屋で開催の時には行けず
その話題があがっても
仲間に入れなかった
こういうのが結構
淋しい
横浜そごうに巡回している
今のうちに
行こう
明治11年15代続く伊勢の豪商の家に生まれ
一歳で当主、実母は実家に帰され
祖母に育てられる
昭和38年に84歳で亡くなる
第百五銀行頭取であったことは有名
広永窯を開き
独自の作風を産んだ
初めは陶工に作らせていたが
納得行かず50歳から自分で作り始めたという
たくさんの茶碗がならんでいる
伸び伸びと屈託が無く
語りかけてくるようだ
というよりお喋りな茶碗ばかりだ
ついつい引き留められて作品を観る
頭の中でお相手をしょう
こちらも
お喋りには負けないから
東の魯山人
西の半泥子
川喜田半泥子展に行った
松屋で開催の時には行けず
その話題があがっても
仲間に入れなかった
こういうのが結構
淋しい
横浜そごうに巡回している
今のうちに
行こう
明治11年15代続く伊勢の豪商の家に生まれ
一歳で当主、実母は実家に帰され
祖母に育てられる
昭和38年に84歳で亡くなる
第百五銀行頭取であったことは有名
広永窯を開き
独自の作風を産んだ
初めは陶工に作らせていたが
納得行かず50歳から自分で作り始めたという
たくさんの茶碗がならんでいる
伸び伸びと屈託が無く
語りかけてくるようだ
というよりお喋りな茶碗ばかりだ
ついつい引き留められて作品を観る
頭の中でお相手をしょう
こちらも
お喋りには負けないから
濃茶には生菓子
薄茶には干菓子といっても
茶会ではほとんど生菓子ばかりがでる
やはり茶事でないと
思う存分取り合わせはしにくいのだろう
二月 きさらぎ 梅月
梅のお菓子をさり気なく菓子の箪笥にしのばせ
鶯を一羽止らせてある
梅の蒔絵の菓子を入れてある箪笥は
取り皿もついてあり 雛道具かもしれない
そろそろ鶯の初音が聞けるころかも
薄茶には干菓子といっても
茶会ではほとんど生菓子ばかりがでる
やはり茶事でないと
思う存分取り合わせはしにくいのだろう
二月 きさらぎ 梅月
梅のお菓子をさり気なく菓子の箪笥にしのばせ
鶯を一羽止らせてある
梅の蒔絵の菓子を入れてある箪笥は
取り皿もついてあり 雛道具かもしれない
そろそろ鶯の初音が聞けるころかも
茶通箱付花月と
貴人清次花月濃茶と
菓子付花月をする
そのたびに菓子を食べる
蕨の焼き印の上用饅頭
鶴屋吉信製である
仲よく
呉須赤絵に盛られている
その菓子を
ひとつづつ取り上げ
軽く食べてしまったあとにも
ゆっくりと菓子器を
拝見する楽しみが残っている
貴人清次花月濃茶と
菓子付花月をする
そのたびに菓子を食べる
蕨の焼き印の上用饅頭
鶴屋吉信製である
仲よく
呉須赤絵に盛られている
その菓子を
ひとつづつ取り上げ
軽く食べてしまったあとにも
ゆっくりと菓子器を
拝見する楽しみが残っている
一枝梅花和雪香
一枝の梅花
雪に和して香んばし
梅の蕾は丸い
花も丸い
香りも丸い
厳冬を乗越えて花咲く
寒風吹きすさぶ日
雪の降る日
物皆襟を立て
肩をすくめゆく
一枝の白き梅一輪が
花を静かに開花す
白き梅の
その香の
なんと清らかな事よ
人生の厳しき時は
ひたすら
耐えよ
その時こそ
より精進するのだ
春になれば
自ずと花を開き
かおりは放つ
この梅こそが
わが先生
なのだが
怠け者の
われを叱咤す
梅一輪
お粗末 村雨庵
筆者は
大徳寺興臨院山口萬拙
山口大痴ヤマグチダイチ
大痴宗秀ダイチソウシュウ
1914~1985
大正3年長崎生れ
須磨禅昌寺で島田菊遷に就き、
相国寺・永保寺・南禅寺の各僧堂にて修行
S46大徳寺興臨院住職
S60遷化71歳
晩年は萬拙とも号
一枝の梅花
雪に和して香んばし
梅の蕾は丸い
花も丸い
香りも丸い
厳冬を乗越えて花咲く
寒風吹きすさぶ日
雪の降る日
物皆襟を立て
肩をすくめゆく
一枝の白き梅一輪が
花を静かに開花す
白き梅の
その香の
なんと清らかな事よ
人生の厳しき時は
ひたすら
耐えよ
その時こそ
より精進するのだ
春になれば
自ずと花を開き
かおりは放つ
この梅こそが
わが先生
なのだが
怠け者の
われを叱咤す
梅一輪
お粗末 村雨庵
筆者は
大徳寺興臨院山口萬拙
山口大痴ヤマグチダイチ
大痴宗秀ダイチソウシュウ
1914~1985
大正3年長崎生れ
須磨禅昌寺で島田菊遷に就き、
相国寺・永保寺・南禅寺の各僧堂にて修行
S46大徳寺興臨院住職
S60遷化71歳
晩年は萬拙とも号
昨日に続いて茶の稽古日
大炉を開け
もうひとつ炉を開けてある
逆勝手をして
大炉も済めば
次は隅炉と向切
それも済んだらそれの逆勝手と
する点前はまだまだあるが
個人的にはなんとなく苦手である
やはり 四畳半本勝手が一番
朝雪が降っていたようで
雨戸を開けると少し積もっていた
写真は志野香合
作者は野中春清作
藁ぶきの屋根には
薄っすら雪が積もっているよう
銘は
田家の栄 とある
九州から稽古に見えたハラユさん
今日は炉本勝手の初炭と薄茶と濃茶
基本の割稽古もおさらいして
お互いに確認して安心
ブランクがあっても
やはり社中というのは
芯になるものは良くも悪しきも同じ様だ
ハラユさんの点前も
素直で良しと
まずは安心
狭い茶室に長い時間いるは
ある程度ストレスであろうが
テレビの音が常にある日常などとは
遥かにちがう空間である
ゆえに
ストレス解消になる
はずだが
昨日と今日のハラユさんあまりに長いので
きっと疲れだけが残ったのではとも
また可能なら
お越しあれな
ハラユさん
大炉を開け
もうひとつ炉を開けてある
逆勝手をして
大炉も済めば
次は隅炉と向切
それも済んだらそれの逆勝手と
する点前はまだまだあるが
個人的にはなんとなく苦手である
やはり 四畳半本勝手が一番
朝雪が降っていたようで
雨戸を開けると少し積もっていた
写真は志野香合
作者は野中春清作
藁ぶきの屋根には
薄っすら雪が積もっているよう
銘は
田家の栄 とある
九州から稽古に見えたハラユさん
今日は炉本勝手の初炭と薄茶と濃茶
基本の割稽古もおさらいして
お互いに確認して安心
ブランクがあっても
やはり社中というのは
芯になるものは良くも悪しきも同じ様だ
ハラユさんの点前も
素直で良しと
まずは安心
狭い茶室に長い時間いるは
ある程度ストレスであろうが
テレビの音が常にある日常などとは
遥かにちがう空間である
ゆえに
ストレス解消になる
はずだが
昨日と今日のハラユさんあまりに長いので
きっと疲れだけが残ったのではとも
また可能なら
お越しあれな
ハラユさん
まきの戸を今宵はささし春やこむ
おぼろ月夜に梅かをりける
高畠式部の自画賛
寒い
朝の八時過ぎアイさんが稽古に
見える
炉には炭を入れてあったが
寒い
暫くしてカズ子様
昼過ぎにさわわ様と竹ちゃん、
三時には熊本からハラユさんが稽古にいらした
炭をすると戸を開けないといけない
開けると なおのこと
寒い
四時に勝殿
五時に播磨贔屓
その後森金さん
清秀庵アイテラ氏と飛び姫
今日のオールスターだ
久しぶりのハラユさんに会えて
皆テンションは上がったが
長い時間で炭に当たったらしく
頭が痛い
又もや戸を開けていなくてはならず
寒い
大炉か逆勝手の点前を
皆はする
二月きさらぎ
今日はずっと
ホントに寒かった
おぼろ月夜に梅かをりける
高畠式部の自画賛
寒い
朝の八時過ぎアイさんが稽古に
見える
炉には炭を入れてあったが
寒い
暫くしてカズ子様
昼過ぎにさわわ様と竹ちゃん、
三時には熊本からハラユさんが稽古にいらした
炭をすると戸を開けないといけない
開けると なおのこと
寒い
四時に勝殿
五時に播磨贔屓
その後森金さん
清秀庵アイテラ氏と飛び姫
今日のオールスターだ
久しぶりのハラユさんに会えて
皆テンションは上がったが
長い時間で炭に当たったらしく
頭が痛い
又もや戸を開けていなくてはならず
寒い
大炉か逆勝手の点前を
皆はする
二月きさらぎ
今日はずっと
ホントに寒かった
料理の帰り道 駅へと向かう
雪がちらほら降っている
草苑さんと電車を待っていると
電話が鳴った
私めがバックを忘れてきたようだ
包丁の袋とノートのバックは手にあった
そういえばもう一つ持っていたはず
忘れてしまったことさえ
気がつかなかった
手荷物が3つになると
よく1つは忘れるのだ
ドジは年中あるから
これ位は普通ふつうと思わないと
やっていけないさ
写真は田芹の胡麻和え
ほうれん草と芹を茹でるが
れん草はゆで水に取り冷えたら巻簀で巻いておく
れん草の茹でたそのままの湯で芹を茹でる
芹の方がアクが強いのだそう
同じく水に取り巻簀で巻いておく
れん草は2.5㌢芹は2㌢にきる
黒ゴマを炒って砂糖と醤油を入れ
れん草と芹を和える
雪はふっても
春だ
雪がちらほら降っている
草苑さんと電車を待っていると
電話が鳴った
私めがバックを忘れてきたようだ
包丁の袋とノートのバックは手にあった
そういえばもう一つ持っていたはず
忘れてしまったことさえ
気がつかなかった
手荷物が3つになると
よく1つは忘れるのだ
ドジは年中あるから
これ位は普通ふつうと思わないと
やっていけないさ
写真は田芹の胡麻和え
ほうれん草と芹を茹でるが
れん草はゆで水に取り冷えたら巻簀で巻いておく
れん草の茹でたそのままの湯で芹を茹でる
芹の方がアクが強いのだそう
同じく水に取り巻簀で巻いておく
れん草は2.5㌢芹は2㌢にきる
黒ゴマを炒って砂糖と醤油を入れ
れん草と芹を和える
雪はふっても
春だ
小柱しんじょの写真だ
今日は昨日と同じく料理の日だ
参加は2名 里庵様とカヤマ夫人
献立は同じだが2人でも作業が早い
もう三年経った
懐石とは茶事の時の料理である
茶事は
初座と後座の2幕の演劇のようなもの
初座では料理と炭手前があり
冬は寒いので炭が先に
夏は食事の後に炭をする
一幕と二幕の幕間には
茶室をでて
ひと休みする
銅鑼を聞き
改めて茶室に入る後座では
濃茶から後炭それから薄茶となる
料理はたとえ
珍客であっても茶の湯にふさわしく
一汁三菜をすぎない事
と
紹鷗門弟の法度にあると聞く
茶事の懐石は
亭主と客が一緒に食事を味わうのではなく
亭主自らが
ひたすらもてなす
これによって亭主も客も
もてなすことの
喜び
もてなされる事の満足感がある
茶事ならではの楽しみは
味わってみないとわからない
今日は昨日と同じく料理の日だ
参加は2名 里庵様とカヤマ夫人
献立は同じだが2人でも作業が早い
もう三年経った
懐石とは茶事の時の料理である
茶事は
初座と後座の2幕の演劇のようなもの
初座では料理と炭手前があり
冬は寒いので炭が先に
夏は食事の後に炭をする
一幕と二幕の幕間には
茶室をでて
ひと休みする
銅鑼を聞き
改めて茶室に入る後座では
濃茶から後炭それから薄茶となる
料理はたとえ
珍客であっても茶の湯にふさわしく
一汁三菜をすぎない事
と
紹鷗門弟の法度にあると聞く
茶事の懐石は
亭主と客が一緒に食事を味わうのではなく
亭主自らが
ひたすらもてなす
これによって亭主も客も
もてなすことの
喜び
もてなされる事の満足感がある
茶事ならではの楽しみは
味わってみないとわからない