村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

明日は満月

2015-07-31 00:56:30 | 村雨庵 稽古 
月に柄をさしたらばよき団扇かな 宗鑑


明日は7月の晦日
満月だという
今日も満月かと思うくらいの
丸い月で赤かった


木曜日
昼間のみの稽古
夜は森金さんお休みのメールがあり
七時になっても
桃ちゃんは仕事で来れないようだし
夜の稽古は無し
食事に出かけて
帰ってきた
ふと
茶券どうしたろう
10月の茶券
浅草伝法院と京都の茶会
2件あるはずだが
そういえばと
いつもの場所を見るがない
他のありそうな場所も見てみるが
ない
ありそうでない場所も探した
でも
ない
いまだにないが
遅いから
明日また考えよう っと



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糸瓜

2015-07-29 23:56:06 | 村雨庵 稽古 
今日は水曜稽古
待合の掛物は糸瓜の図とある

糸瓜と書いて
へちま
と読む

いとうり→とうり
→と・は→イロハではヘとチとの間にあるので→ヘチマ

ヘチマの図だ
筆者は東庵
平井東庵 ひらい とうあん 実業家。
万延元年(1860)生。


昭和12年2月15日 京都美術倶楽部にて平井東庵の売立てがあった

平井東庵こと
平井仁兵衛は、京都の実業家。
近江に生まれ、
京都西陣の織物商平井家に養子で入り、
京都瓦斯の役員を務めるなど、
京都財界で活躍した。
その一方、東庵と号し、
画家、茶人としても活躍した。

この売立の目的は不明であるが、
同年7月に勃発する盧溝橋事件から
日中戦争に突入する直前、
すなわち、
金融恐慌以降の不況のあと、
戦時に対応する統制経済体制が
間近に迫った時期で、
贅沢品である西陣織に関する商売には、
厳しい時期が迫っているという
事情を考慮する必要があろう。

出品作品で目を引くのは、
「壬生忠見像(佐竹本三十六歌仙)」
(現、個人蔵、分割時の所有者は、
京都の実業家塚本与三次)が
51,000円で落札されたほか、
近世京都画壇の絵画や、
茶器に優品が多数含まれる。
それらの中には、
「雁半伝来」、
「下村(正太郎)家」伝来
などの注記があるものも目立ち、
大正から昭和期の数多くの売立で、
平井仁兵衛が落札したものも目立つ。
総売上は920,000円余に及んだ。
《平井東庵氏所蔵品入札目録》

一つの掛物を調べただけだが
思いがけず
たくさんの事を知った
これで
忘れないと良いのだが



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古今和歌集 秋上

2015-07-28 23:30:24 | 村雨庵 茶事茶会
この菓子の茶事は
待合に朝顔の絵
朝顔は牽牛花とも言う
本席は寿老人
賛には南極星ともあり
主菓子は葛の菓子で内製
 菓子部でつくった「織姫」
干菓子は半田松花堂の「星のしずく」
とまあ
七夕の趣向である
待合の文台に巻物を飾った
江戸時代の粉本
つまりお習字のお手本だ
と先生に教えて頂いた
料紙は金の装飾があり綺麗だ

書いてあるのは
古今集秋から

題知らず  素性
今宵こん人にはあはじ七夕の
久しき程に待ちもこそすれ

七日の夜の暁によめる  源むねゆきの朝臣
今はとてわかるる時は天の川わたらぬさきに袖ぞひちぬる

八日の日よめる  みぶのただみね
今日よりは今こむ年の昨日をぞいつしかとのいまちわたるべき 

題知らず  よみ人知らず
このまより もりくる月の影見れば
心づくしの秋はきにけり

おほかたの秋くるからに
わが身こそ悲しきものと思いしらぬれ


わがためにくる秋にしもあらなくに虫の音きけばまづぞ悲しき

物ごとに秋ぞかなしきもみぢつつうつろひゆくを限りを思へば


平安時代からずっと
日本の秋は美しい








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菓子の茶事・二日目は楽々会

2015-07-28 00:00:58 | 村雨庵 茶事茶会
今日は楽々会
お客様は六名様
この物凄く暑い
その日中にお越し頂くのは
恐縮である
せめて
冷房をグングン効かせ
えっちらおっちら水を撒く
撒けどもすぐ乾くが
また水撒いてを繰り返す
着物を着て水を撒くのは結構大変
それを繰り返すうちに
どうしても着くずれをする
着くずれを直しつつ
さあ次は釜に水をいれようと
次の事を考える
今日の水屋は私とサカチカさんの二人
主なことは役割を決め
そのほかの細かい打ち合わせはせず
各自自動で動く
こういうことが
案外 楽しい

中立のあと席入り
床は軸から花に変わる
花は秋海棠と吾亦紅
花入は時代の籠


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菓子の茶事

2015-07-27 00:03:56 | 村雨庵 茶事茶会
昨日の土曜と今日は
この辺の夏祭り
御神輿や小さな山車が出る
朝からピーヒャラと賑やかな音楽が聞こえる
今日は朝から特別に暑い
お越しになるお客様はさぞ大変だろう 

今日は飯後の茶事
または菓子の茶事だ
本を見ると
吸物八寸に初炭
菓子椀にて菓子
中立
続き薄茶
となるのだが

今日は時間もある
向付
大葉ご飯
煮物椀
焼き物
和え物の鉢
相伴
八寸
初炭
菓子椀にて菓子
中立
後座は普通の茶事と同じくした

亭主は森金さん
正客は縞様、咲様、辛子様、凛様
水屋はクマショウさんとサカチカさん

待合に朝顔の画 楢崎鉄香筆
楢崎鉄香は
明治31年(1898)山口県生。
画を橋本関雪に学ぶ。
帝展に出品する。
京都住。

本席は高嵩谷の寿老人の画賛
高嵩谷 こう-すうこく
1730-1804 
江戸時代中期-後期の画家。
享保(きょうほう)15年生まれ。
英一蝶の門人佐脇嵩之(すうし)にまなぶ。
風俗画にすぐれ,中年以後は武者絵をえがいた。
江戸浅草寺の「源三位頼政鵺(ぬえ)退治図」の額で有名になったという。
文化元年8月23日死去。
75歳。江戸出身。
姓は高久。
名は一雄。
字は子盈(しえい)。
別号に屠竜翁,楽只斎など。
《デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説》

茶事が終わると
四名でいつもの中華屋
生ビールで乾杯




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瀧のいわね

2015-07-26 01:54:53 | 村雨庵 茶事茶会
寄亀祝
 權大納言 通知

亀の尾を瀧のいわねに抱きそへて
萬代より峯の松風

亀に寄する祝い
権大納言通知とは
中院通知のこと

中院 通知(なかのいん みちとも)は、
江戸時代中期の公卿。
権大納言。
正二位。
父は中院通古。
弘化3年(1846年)4月4日、死去。享年76歳。


明日は茶事
前日の外の掃除をするが
とびきり暑い
顔の周りから汗が飛び出る
夏の茶事は主客とも大変だ
亭主の森金さんは
道具の箱を開けひとつずつ棚に並べる
予定した道具が
あるはずの場所になかったり
いざ開けてみたら思ったものとは違っていたり
相変わらずギリギリに変わる
ほとんど毎月茶事をしているので
取り合わせは一か月の間に考える
たとえ
何年も前から取り合わせても
主な道具以外のものは
茶事の近くに決めるものだ
そうすると
いつまでも会記が決まらず
亭主や水屋は
覚えるのに苦労するだろう
その他の細かい道具、脇の道具 
蓋置や火入や懐石の道具などは
数多く持っていると変化が出る
その日の天気やお客様により
より良い道具にすぐさま変更できるよう
新鮮な取り合わせをしたい

箱から出して並べ
合わなければすぐ仕舞う
それが楽しくもあるが 
運動量が多く年とともに大変になる
茶事をするにも盛りの時代がある
あとでいくらでも出来ると思っても
出来なくなる
茶事をしたいと願う時が
茶事をするときだ
たとえ暑くても寒くても
茶事は一年中
季節を問わない




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雷鳴

2015-07-24 23:56:30 | お勉強
雷やんで夕陽雲の下にあり 原石鼎


今日は 文の会
先月と同じ洋風キッチンにて
バイ様とミカワ様と待ち合わせ
まずは生ビール
を頼み1500円のランチセット
ゆっくりお昼をとり
それからわが家でお勉強
読めない掛軸を並べて
読む
不思議なもので
あれやこれやと呟いているうちに
読めるようになる

先月の続き
竹取物語を原文で読み
そのあと読み下す
いつもの方式で本を読み始める
にわかに雷が鳴り響く
雨は降っていないのだが
いつまでも雷鳴は止まない
このとき局地的に東京では大雨だったと
あとでテレビのニュースで知った

ああ今日のお昼をお支払いしていないというと
ご馳走するからと良いですよと
何を言ってもガンと受け取ってもらえない
あり難く
ご馳走になることにした

また来月
文の会で





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巻水,浅路飴

2015-07-24 01:01:50 | 村雨庵 稽古 
今日は木曜稽古
サカチカさんの仕事の帰り
といっても午前中なのだが
そごうに寄ってもらい
茶事につかう材料を買ってもらった
その時ついでに 
虎屋の生菓子のショーケースを
見ていたら食べたくなったと
お菓子を二個買って
お昼頃やってきた
虎屋のお菓子
半分ずつ味わう


左のお菓子は
道明寺製 小倉餡入
「巻水まきみず」
池や湖に広がる水紋を思わせる意匠。
初出年代安永2年(1773)頃
「巻水」の意匠は、
古来、着物や工芸品の文様としても親しまれてきました。
『巻水』は、氷餅を付けた水色の道明寺生地で
小倉餡を巻いておつくりしています。
池や湖に広がる水紋(すいもん)を思わせます。
価格:519円(本体価格480円)

右の菓子は求肥製の
銘「浅路飴あさじあめ」
求肥と白胡麻の豊かな風味の菓子。
初出年代『あさち』として貞享4年(1687)
[
「浅路飴」は
求肥に白い胡麻をまぶしたお菓子で、
求肥と胡麻の豊かな風味が特徴です。
江戸時代にはよく知られたお菓子で、
菓子製法書にも名が見えます。
価格:486円(本体価格450円)
とのこと
ホームページにあった



もちろん 美味だ





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白鷺

2015-07-23 01:48:57 | 村雨庵 稽古 

松風の落葉か水の音涼し 芭蕉

暑かった
午前中カズ様とさわわさんから
お休みしますメールが着いた
お昼ごろに見えるお弟子様はお休み
外は暑いがクーラーの効いた茶室は
涼しい
障子越しの真夏の日差しは柔らかく
 ああぁ気持ちが良い

読みかけの本「鹿の王」を柱に寄りかかって読むと
睡魔におそわれた
その後15分位か 
お弟子様 が相次いでお越し 
玄関の開く音にわれに返る
早めに入れた炭が熾きて
釜の湯が丁度よく湧いている
まず一服飲んでから

写真は掛物だが
絵は白鷺とある
白鷺という鷺はいないそうだから
たぶんダイサギだろう

白鷺(しらさぎ)とは、
コウノトリ目サギ科のうち
ほぼ全身が白いサギ類の総称で、
日本ではダイサギ・チュウサギ・コサギ・カラシラサギを指す。
と ウィキペディアより



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蔓荊

2015-07-22 00:50:34 | 植物・茶花

ギラギラ陽は照り
少しの距離歩くだけで
照り焼き状態だが
いかにも夏らしい日
昼間は茶の稽古
夜は料理教室へ
ダブルヘッダーは辛い のだが
どちらも楽しい時間ゆえに
両方行こう


写真は
はま ごう 
漢字は非常に難しいが〈蔓荊〉
クマツヅラ科の落葉低木。
海岸の砂地に自生。
茎は砂上をはい,高さ50センチメートル 内外の枝を立てる。

葉は対生し,
灰緑色の楕円形。
夏,枝頂に青紫色の唇形花を多数つける。
果実は球形,
生薬名を蔓荊子(まんけいし)と称し
鎮痛・排膿薬などとする。
ハマツバキ。
《大辞林》



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ありわらのむねやな

2015-07-20 23:36:29 | 中古三十六歌仙
中野にての研究会
森金さんとサカチカさんと三名で参加
受付で声を掛けてくださったのはTohoyukiさん
朝からお目にかかれて嬉しい です
研究会が虎の門からサンプラザに変わってずいぶんたった
サンプラザの20階にレストランがある
わが支部は午前の部 終わり次第
お昼はサンプラザだ

20階の121ダイニング
【土・日・祝日限定ランチ】ローストビーフランチ
ローストビーフのジューシーな旨みが味わえる
お得な逸品ランチメニュー。 
 期間:2015年7月4日(土)~7月26日(日) 
時間:11:30~15:00(ラストオーダー14:30)
 
一日15食だと書いてある
試しに聞いてみたら4食あるとのこと
三人 お願いしまあす


中古三十六歌仙の一人
在原 棟梁
ありわら の むねやな 又は むねはり
生年不詳
平城天皇後裔、
父は在原業平
母は紀有常の娘
男子:在原元方
男子:在原元清
女子:藤原滋幹母 - 藤原国経室、
   谷崎潤一郎の『少将滋幹の母』のモデル



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大友黒主

2015-07-20 00:38:58 | 茶の事
掛け軸を片付けたついでに
こんどのお稽古につかうつもりで
掛けてみた

大伴黒主オオトモノクロヌシの歌だ
黒主は六歌仙のひとり

歌は
思ひ出でて恋しき時は初雁のなきてわたると人知るらめや(古今735)

初雁とあれば秋である
まだ七月では早いだろう 

初雁は
大辞林によれば
秋,北方から最初に渡って来る雁。
はつかりがね。 [季] 秋。

ほかのを探そう



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おおえのちさと

2015-07-19 01:00:51 | 中古三十六歌仙
写真は京都のちんぎれ屋で買った生地
繻珍というものらしい
茶入の袋にするつもりだ

中古三十六歌仙 
二人目は大江千里
平安時代の千年前と同じく
現代でも同じ名前の人がいる位だ
古めかしく感じない

大江千里
おおえのちさと

平安時代前期の歌人,文人。
父は音人 (おとんど) 。
宇多天皇時代の人で,六位兵部大丞にいたった。

在原業平、行平は大江千里の叔父にあたるといわれる


百人一首23番
月見れば千々にものこそ悲しけれわが身一つの秋にはあらねど



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輝く日の宮

2015-07-18 00:30:04 | お勉強
台風の影響で夜のうちに
雨が降ったようだが
朝は晴れた

今日は源氏の会
いつもの中華屋で待合せ
松風様は長靴を履いている
レインシューズでなくちゃんと長靴
家を出るときは雨だったとか
少女のように
可愛らしいスタイル

今日は源氏の会
小学館の古典文学全集
源氏物語 一
本が重いのでいちいち持参せず
わが家の階段に積んで置いてあるのだが
本読みよりもおしゃべりが優先

今日の話題は
「桐壷」と「箒木」の間にあったのではといわれる
「輝く日の宮」の帖の話に盛り上がる

桐壷は
源氏の生まれてからの12歳まで
13歳から17歳までは空白で
箒木は源氏の17歳夏が書かれている
空白の17歳までの事柄は「輝く日の宮」の帖にあり
何らかの理由で削除されたとする などなど

喋っては喉が 渇く
ジュースや珈琲を飲む
胡椒煎餅を食べる
喉がかわく
実に忙しい

そろそろお帰りの時間が近づくと
本読みになる
原文を読むにさらさらとは読めない
二度目のはずだが難しく苦労する
その後に読み下しを読んで
なるほどと感心する

わずかな頁進んだだけだが
勉強した気になった

次月も楽しみ






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白衣観音

2015-07-17 00:21:14 | 村雨庵 稽古 
今日は木曜稽古
掛物は和田呉山の白衣観音
小さな軸だ
観音様のお顔がやさしい
表装の一文字は金襴
中回しは時代の蜀江錦
神光院の箱書がある



和田呉山は
江戸後期の画家。
大坂生。
名は弘毅、通称房吉。
森徹山の門で画法を学び、
人物花鳥を得意とした。
四三才で落飾し、
名を空相と改め、
法諱を月心、阿閦と称す。
のち京都神光院に移り精進苦行し、
法務の余暇に好んで白衣観音像を描き、
民衆に施与した。明治3年(1870)歿、71才。
《美術人名辞典より》




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