村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

沖なる玉

2018-09-30 20:48:25 | 短歌・俳句の事
秋風は継ぎてな吹きそ海の底沖なる玉を手に巻くまでに
読み人知らず 万葉集
玉は真珠のことらしい

台風が来る
そのせいか体調が悪い
ずっと横になっているだけ
昨日は電機屋さんが来たり
呉服屋さんが来たりしたが
今日は誰も来ず
どこへも出かけない
外は今のところは静かだが
台風はこれからやってくる
早く寝てしまおう

写真は
騎馬人物土偶
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萩の下葉の

2018-09-29 19:29:42 | 食事会
秋風に乱れてものは思えども
萩の下葉の色は変わらず
藤原高光

藤原高光フジワラノタカミツ
(デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説)
?-994 平安時代中期の歌人。
藤原師輔の8男。
母は雅子内親王。
応和元年(961)右近衛少将のとき,
比叡山で出家。
多武峰トウノミネに庵をむすんだ。
歌物語「多武峯少将物語」は
この名門貴公子の出家を題材とする。
三十六歌仙のひとりで,
「拾遺和歌集」以下の勅撰集に23首。
正暦ショウリャク5年3月10日死去。
法名は如覚。家集に「高光集」。


写真は
昨日のお昼
注文したもの
パン付きカプレーゼをひとつと
ハヤシライスを二つ
シェアして食べます
と言ったのだが
きたのは写真のように
ハヤシライスはひとつしかこなかった

年のせいか
行き違いがホントによくある
パンもあるので
量的にはこれで十分だが
またも
伝えたことが通じなかった

聞くところによると
伝えたあとには
繰り返してもらうと
お互いに意思の誤差が
なくなるとのこと

普通オーダーは繰り返すから
その時もあったかも知れないが
どっちも気がつかなかった


カプレーゼとは
「カプリ島のサラダ」という意味だとか
材料にはスライスしたトマト、
モッツァレッラ それとレタス
ワインが欲しかったが
KEIKOちゃんにより却下

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青し栗の毬

2018-09-28 22:01:50 | 美術館・博物館
秋風の吹けども青し栗の毬 芭蕉

今日は上野
トーハク
東京国立博物館へ
冷凍してた栗きんとんを二つ持って
KEIKOちゃんと待ち合わせた


平成館の特別展は10/2から

2018年10月2日(火)~12月9日(日)
マルセル・デュシャンと日本美術

「京都 大報恩寺 快慶・定慶のみほとけ」
2018年10月2日(火)~12月9日(日)

普段の常設展は
総合文化展(平常展)と名を変えたのか
一般は620円だが
70歳以上は無料なので
KEIKOちゃんはただ
私は
メンバーズプレミアムパスの期限がまだあった
お金を払わないと
凄く得した感じだ
入ってすぐ
まだ時間はお昼になっていないが
お腹がすいたので
レストランゆりの木へ直行
そのあとは久しぶりに東洋館をみる
一階のロッカーに荷物を預けて身軽な姿で
展示を見よう
ロッカーの鍵はKEIKOちゃんのポケット

五階の朝鮮半島の展示
三階の中国の展示を見てから
本館の古写経と古筆へ移動
展示品をチラッと眺めるだけで
あとはソファーに座ってお喋りした
東洋館へ戻り
ロッカーの鍵を開ける段になったが
KEIKOちゃんは
ポケットに鍵がなくなってる
というのだ
あら大変

KEIKOちゃんは必死で
受付の人に訴える
KEIKOちゃんの他のポケットを
ここにはないのと触ると
ガチャと鍵の音
大丈夫ありました
良かった

歩くと足が
すぐ痛くなる
椅子があると
すぐ休み
お喋りばかりして
それでも
1900歩は歩いた

空は青く
風はほどよく
爽やかに吹いてくる
今日は 良い
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雨中瞿麦

2018-09-27 22:59:05 | 村雨庵 稽古 
雨中瞿麦ウチュウ ナデシコ

打ち見れば
振り分け髪に
成ナリにけり
雨の朝アシタの
なでしこの花
高畠式部の短冊

題は難しい文字だが
雨中の後の文字は
なでしこ

歌も読みにくいが
長いこと眺めていると
何とか読めた




今日は木曜稽古
昼はお休みして
夜のみの森金さんひとり
週末に夕ざりの茶事に参加するとのこと
手燭の扱いをおさらい
盆香合と続き薄茶を稽古する

秋分も過ぎて
日の沈む時間がだんだん早くなる
お稽古だけでは
面白くないから
茶事が出きるように
道具を片付けないといけない
片付けたら
夜咄でも何でもしようではないか
とりあえず片付けを実行する事
言うはやすし
行うはかたし
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秋の夕暮れ

2018-09-26 23:30:49 | 村雨庵 稽古 
見渡せば花も紅葉もなかりけり 
浦の苫屋の秋の夕暮
定家

さびしさはその色としもなかりけり 
真木立つ山の秋の夕暮れ
寂蓮

心なき身にもあはれは知られけり 
鴫立つ沢の秋の夕暮れ
西行

秋になると必ず話題にのるのが
三夕の歌

新古今和歌集の
秋の夕暮れを詠った三首
間違いなく三つを言うのは
あんがい難しい
秋には秋の和歌を口ずさもうと
毎年のことだが
三夕の画賛を掛けた

賛は
大国隆正
(寛政 4年 1792~明治4年 1871)
幕末・明治維新期の国学者・神道家

画は
高 嵩嵺 コウスウリョウ
(寛政11年1799 ~ 明治8年1875)
のち高嵩谷コウスウコクの二代を名乗る



今日は九月最後の水曜稽古
朝から冷たい雨が降ったりやんだり
今は強めの雨音が聞こえる

秋の彼岸の最中だから
届いたお菓子は
萩の餅 (おはぎ)と
里の秋 (外郎製の柿)

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十六夜

2018-09-25 21:38:27 | Weblog
十六夜イザヨイはわづかに闇の初め哉 芭蕉

昨夜は満月の十五夜
美しい月を見た
テレビでだ
今宵は十六夜イザヨイ
でも
朝から雨が強く弱くずっと降っている
満月を過ぎると
新月の闇に向かって欠け始める
その始まりが今夜ということらしい
 

朝九時にシロアリ駆除の業者が来た
業者の人はドリルであちこち
穴を開けて薬を注入していたが
途中で呼ばれたところ
誤って水道管に
ドリルで穴を開けてしまったとのこと
水がジャンジャン止まらない
という
近くの水道屋さんか
水道局に電話して
とか言われても
知らないし
水道局へ電話すると
家の中は近くの水道屋さんが
なおすからこの電話は違うと言うし
テレビのコマーシャルのように
水は出っぱなし
私はパニックになってしまい
じたばた
とりあえず外のおお元の栓を閉めて
いつもの電機屋さんに電話した
いきさつを話して
近くの内装リホームの店を紹介してもらう
電機屋さんまでたずねていって
リホーム屋さんを連れて来てもらい
現場を見てから
水道屋さんに来てもらうことになった

お昼にシロアリ屋さんは
次の作業場へ向かうとのこと
雨の中を帰っていく

午後二時頃水道屋さんが来た
タイルを切り外し
穴のあいた
水道管を取り換え
修理完成

ようやく水が使えるようになった四時すぎ
タイル屋さんがタイルの大きさなど
見積もりに来て
今度の木曜日にもとに戻す
タイルを貼るそうだ
めでたし めでたし

朝から色々心配で
ひやひやしてばかり
食事も取れず
トイレも行けなかった
やっと
水が使えれるようになり
安心

冷静に考えて対処すれば
そう大した問題ではないのだろうが
いざ自分の立場になると
カッコ悪いが 慌ててしまい
疲れ果てた
葡萄を食べて
癒されよう
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祖父親孫オオヂオヤ マゴ

2018-09-24 23:10:33 | お勉強
祖父親孫オオヂオヤ マゴの栄えや柿蜜柑 芭蕉

たわわになっている柿や
青い蜜柑もこれから熟すだろうと見ると
親や祖先の植えた木々の実が
子孫の栄えになる
ということか

今日はお茶碗研究会
八月は夏休み
七月は膝の手術で休んだので
二ヶ月振りのお茶碗研究会
西荻窪まで電車で
あとはタクシー
術後出かける距離としては
一番遠いので
自分でもたどり着くか
心配していたが
祭日のせいか家族づれが多く
皆のんびり歩くから
私がゆっくりでも迷惑をかけないと
そう思うと気が楽だった
でも疲れた
遠いと足は疲れて痛いが
出かける事が即リハビリ
また出かけよう

今日は堅手茶碗のお勉強
堅手は挑戦半島の李朝時代のやきもの
S先生からは
カタデは白磁のことだと習った
先生は常日頃
やきものは買っただけ解る
と仰っていたので
勉強した若い時にあちこちで
堅手の茶碗を探した
しばらくして
骨董市で買うことが出来たのだが
お茶碗としては重くて
茶味はない
実際茶碗として使えないが
堅手のことは一応
わかったような気がした
あくまでも
気がしただけだが

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閨までおくる秋の夜の月

2018-09-23 22:48:10 | Weblog
野に山に
浮かれ浮かれて帰るさを
閨までおくる
秋の夜の月
蓮月


三連休の中日
朝から昨日の続きで
部屋の片付けをする予定だったが
腹痛で調子が悪い
一日予定がないのだから
後でやろうと
得意のゴロゴロ
午後からは水屋あたりを片付けて
短時間で終了

写真は入院中
同室だったお友達からのプレゼント
退院した知らせと一緒に送られてきた
友人は九十歳
三週間同室だったが
いつも可愛らしい笑顔で
優しいもの言いで
皆に好かれる
頂いた手作りのポーチも
可愛らしい

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葡萄美味

2018-09-22 22:11:05 | Weblog
この暑い夏の間 台風が来たり
ゲリラ豪雨があるので
濡れ縁にビニールを掛けておいた
退院してその濡れ縁の
ビニールをはずすと
端の二枚の板にしっかりと
シロアリの痕があった
ネットで業者を探し見積もりに来てもらうと
大した被害はないが蟻道というシロアリの
あとがあるので駆除してもらうことにした
縁の下に入って作業をするのだが
茶室は炉壇を取り外し
その空間から入るとのこと
駆除に来るのは今度の火曜日

今日は人を頼んで炉壇に
入れっぱなしの灰を取り出し
底瓦を取り出し炉壇を取り出した
炉壇は二ヶ所だ

そう書くと簡単だが
とても苦労した
灰を取り出すのは何とかなるが
炉壇を持ち上げるのはホントに大変
炉壇は重くても三人で持ち上げれば
上がるかと思ったのだが
手がかりがなく持ち上げにくい
上がったと思うと
少しだけ畳に引っ掛かり
すんなり出ない
じたばたしながら結局
周りの畳を上げてからでないと
炉壇は取れなかった
それも二ヶ所の炉壇とも
畳を上げないとダメだった
重い畳を誰かが押さたり
持上げたりあれこれやった
その結果炉壇が持ち上げり
はずすことが出来た時は
拍手だ
かかった時間は一時間ほど
そのあとは疲れ果てて
栗入茶巾絞りのお菓子と
お煎茶を堪能
達成感に浸った

今日は暑かったのか
その作業中は
驚くほど汗が出て
拭く余裕もない
炉壇に汗がポタポタ落ちた
我ながら本気で頭を使い
重いものを持った
私には滅多にないこと
やれば出きるじゃないのと
お弟子様たちに言われそうだ

S先生から葡萄が送られてきた
メロンの空振りもあり
秋の実り完熟の葡萄を
有難く頂戴します
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秋の雨の

2018-09-21 22:28:58 | Weblog
秋の雨の
晴れ間に出でて子供らと
山路たどれば裳の裾濡れぬ 良寛


メロンをもらった
友人が二人遊びに来たので一緒に食べよう
半分を三人で今食べて
残りは三つに切って
各自後で食べるように
ラップにくるんでお土産にしましょう
と私が言った
友人が切ってくれてお皿にのせて
私は食べるだけ
残りはラップにくるんだとのこと
友人が帰った後に
うきうきとメロンを冷蔵庫へ入れようと
メロンを探せどさがせど
どこにもなかった
あれ私のが無い
そう言えば
お皿に櫛がたのメロンと
なぜか櫛がたを三つに切った
おまけのようなものがプラスされていた
私の言い方が悪かったのだろう
がっかりしつつ反省

木曜日茶会があり
私は終日かげだて
表には一度も出ない

茶会の最後には
濃茶薄茶お互いの席に入りましょうと
話がついていた
薄茶席もそろそろ終りの席
半東にお客様はと聞くと
正客は会長様で
お詰めに男性の方が座られて
たぶん濃茶のお席主です
私もお顔を存じ上げないので
そうかと納得
あとから何名か増えて
楽の会の方が入りました

りこさん入られたかしらと聞くと
お顔がわからないのですが
らくの会の方ですから
入られたと思いますよ
そのあと
われらは会長様と濃茶席に
入った
戻って道具の片付けをしていると
りこさんがいらしゃって
驚かれた
まだ薄茶席に入ってないとのこと
私も驚いた
席主様は別の方だったし
りこさんは当然入ってない
どこで何がどうなったのたろう
いずれにせよ 確認が
あいまいだった
猛省した
ご免なさい りこさん

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美ささ苑 楽の会

2018-09-20 22:58:37 | 村雨庵 茶事茶会
今日は朝 五時に起きた
久しぶりに
ひとえの着物を着て
茶会の手伝いに八王子まで
アイテラ氏の車で出掛けた

八王子の美ささ苑にて
お弟子のケンケンが茶会をするのだ
社中は手伝い
午前中は曇りだったが
午後は雨の予想
お客様の帰りも
自分達も
着物では大変だ
道具の撤収なども
濡れないか心配だったが
小雨になり
殆どぬれず良かった
ずっと水屋にいてお茶を
たてていて
動くことはせず
お声をかけたお客様にお目にかかるのが
楽しみで
わりと疲れなかった

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忘るなよ

2018-09-19 23:20:43 | 村雨庵 稽古 
忘るなよ 
たのむの沢を 
立つ雁も 
いなばの風の
秋の夕暮れ 
(新古今和歌集)

和歌の作者は後京極摂政太政大臣
九条 良経クジョウヨシツネ

平安時代末期から鎌倉時代前期にかけての公卿。
従一位、摂政、太政大臣。
後京極殿と号した。
通称は後京極摂政、中御門摂政。
摂政関白・九条兼実の次男。
(ウィキペディアより)

今日は水曜稽古
朝早くからお弟子様が見えた
朝九時頃だから私としては
早い
その頃お菓子屋さんもお菓子を届けてくれる
今日はういろう製の柿の形のお菓子
中餡は柿の味がして美味しい
銘は 里の秋
それと栗がたくさん入ってる
栗蒸し羊羮
茶のお菓子はすっかり
秋模様
明日は茶会だ

       
                
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秋海棠

2018-09-18 20:45:35 | 紫廼茶話会
秋海棠西瓜の色に咲きにけり 芭蕉

今日は紫兎先生のお茶のお稽古
早めに終えて
サカチカさんと待ち合わせて
銀座の司へ茶会の花を探しに行った
秋海棠にリンドウ
藤袴 ムベ
秋の野草があるにはあるが
明日の方が
たくさんあるとのこと
それなら明日にしよう
明日サカチカさんは
茶花のお稽古らしく
その帰りに
寄ってくれることになった

いつもの事だが
茶会の花は一番苦労する
今回も花屋に行ったのが
茶会の前々日だったので
ちょっと無駄骨だったかもね

銀座は早々に帰り
家の近くで
夕食にしよう
今日の私は お寿司 お寿司
今日はお寿司が食べたいからと
五時から開くお店の前に
五分前に着いた
回転寿司でない
久しぶりのお寿司は
美味で
満足
次は目の前で揚げてくれる
天ぷらが良いかな
食べられるうちがしあわせだ
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唐辛子

2018-09-17 22:45:14 | 文の会
青くてもあるべきものを唐辛子 芭蕉

今日は文の会
昨日も行ったのだが
いつものイタリアンで待ち合わせ
柿とイベリコ豚の生ハムで乾杯
パスタを二種とドリア
アラビアータは大盛



写真がそれだ
アラビアータとは
唐辛子、にんにくを入れた
トマトベースパスタ
ピリッとしてるが美味

最後はデザート
家に帰って珈琲
とお茶
昨日の栗金団

少しだけ
大和物語を音読した
【大和物語】とは
(デジタル大辞泉の解説)
平安中期の歌物語。
作者未詳。
天暦(947~957)ごろの成立、
のち増補されたといわれる
和歌を主とし、
恋愛・伝説などを主題とする
170余編の説話を収録。

深い意味はわからないが
原文と読み下しを
ふーんと言いつつ
音読する
美味しいものを食べて
たくさんお喋りして
ちょっと勉強した気分も味わう
まあまあの一日だね

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月はさやけし

2018-09-16 21:07:38 | 食事会
風は清し
月はさやけし いざ共に
踊り明かさむ老いのなごりに 良寛

明日は敬老の日
自分も還暦をはるかに越え
古希に近くになりつつある
年をとると同年でも体力や気力の差が大きくなる
私などは病気や手術をたくさんしているので
体には自信がないが
どうあがいても時間は逆行しない
今の自分を受け入れるしかないのだ

茶会の道具の積み込みに
お弟子様たちが到着
チェックしながらまとめてくれた
終わるといつものイタリアンで夕食
予約でいっぱいだったが
七時からだとのこと
その前に済ませるからと
開店時間の五時に到着
ワインにおつまみは
生ハムとイチジクのなんちゃら
大盛サラダとパスタ二種類
ドリアとピザ
次から次へと平らげる
私の希望どおり
色々食べられて
最高だ
そのうえお勘定は
森金さんのおごりだと聞いて
よけいに嬉しさ満面の笑みが出る
ご馳走様です

そのパスタを撮るのわすれたから
写真は
サカチカさんお手製の栗金団
冷蔵庫から出してパチリ

実はこの一時間まえに
今日の作業を済ませて
遅い三時に栗金団
ひとつ食べると
あまりの美味しさに
もうひとつと手がのびて
二個ずつ食べた
残りはあと七個
明日は文の会
バイさんとヒロコさんが見えるので
明日も二つずつ
また食べよう
上にのってるひとつは
私があとで食べるつもり

美味しいものを
食べるしあわせ
至福の時間だ
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