村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

森金さんの飯台茶事

2025-03-18 17:58:55 | 茶事 茶会 

寄付は短冊

森金さんが福田行雄先生より頂戴したもの

待合は狩野派の桜に霞

本席はお公家の桜の懐紙

春永のひねもすを

のたりとすごされてらっしゃるご様子

楽しそうなお声が途切れない

今日は4時半に起きた

そろそろ 眠たし

 

昨日の茶事 先生が

それでは春永ハルナガにお目にかかりませう

春分がすぎ

日が長くなったら とのことだ

是非とも

 

 

 

 

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茶飯釜の茶事

2025-03-17 18:37:51 | 茶事 茶会 

今日は柿伝の茶飯釜の茶事

初炭は管炭と枝炭は残し増やしたぎっちょと割りを丸くつぐ

サラサラと釜にお米を入れ

炊ける間に香合の拝見

あっという間にご飯は炊き上がり

香ばしい良い香りが広がる

まず一口の嬉しい時間だ

 

今日は彼岸の入り

生きてる生かされていることに感謝した

一日

写真は新宿のホーム

お茶らしい写真を撮れず

 

 

 

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五島美術館 美の友茶会

2025-03-16 10:15:31 | 茶事 茶会 

朝から雨だ

今日は五島美術館美の友の茶会

早めに行ったので44番

三席目に入れた

濃茶席は高野切の二の手

水指はノンコウの桐紋

薄作だそうだがこの茶会では何度も拝見する

茶入は住吉

茶碗は井戸 九重

茶杓は空中作

釜はあられ釜

五島の美の友には20代に入った

昔のこの茶会は道具にたいして敬意をひょうし

紋付きでと先輩にご指導あったが

時代ともに色々変わる

現在も全てが変更中

振り落とされないように

しっかりせねば

 

写真はわが狭き庭

 

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京橋~銀座

2025-03-14 16:00:26 | 食事会

今日は昔の友人と食事会

お互いに誕生会を開いて60年目

今回は京橋の婆娑羅ランチ 3,410円だ

トマトすき焼が有名とか でも私は魚

ゆっくり贈り物交換などは出来ないが 美味

予算内で友人の一人が肉が全てダメゆえ 場所を探すのも大変

年に三回なのだから次からは金額はほどほどなら良いことに

何でも値上がりこのご時世

三千四千円では探すのがなかなか難しい

お昼のあとは銀座五丁目のトリコロールのケーキセット1,670円

すごく良いのだが

すごく混んでる

そして外人が多い

階段でならんで待つひたすら待つ

次は 山の誕生会六月

予算が上がってどこになるかな

ちょっと楽しみだ

 

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春雨や

2025-03-12 19:05:41 | 村雨庵 稽古 

春雨や蓬をのばす艸の道 芭蕉

 

今日は小熊の会

春の雨が降っている

何でも名前をつけるのが好きらしく

村雨庵の七事式の会のこと

お宿のクマショウさんクマアッコさんの姉妹が

実に良いのだ

お二人とは二十数年前に

お香の教室でご一緒してからのご縁

明るく素直で気持ちの良い人物

二人とも八十路だが背が高く体格も良く

年齢にしては頗る元気だ

いつものお稽古は時間に二名ずつだが

七事式は最低五名なのでビジターも入れると

大勢になり

とても賑やかで

楽しい

 

古筆切の

「愛知切」は

平安時代の写経の名筆

伝承筆者は小野道風

丁子吹きに金砂子

金泥の界

道風が現在の愛知県春日井市に生まれたとの説による

覚えられると 良いが

 

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東博~根津美術館へ

2025-03-09 17:29:06 | 美術館・博物館

今日は朝一番で東博の前で並ぶ

9時少し前開館は9時半

切符はスマホのアートパスで買った2,100円

開創1150年記念

特別展「旧嵯峨御所 大覚寺 -百花繚乱 御所ゆかりの絵画-」

 

その後は根津美術館

招待券で参加なので予約せずとも入れる

お昼は法隆寺館の横のオークラの喫茶室

ハヤシライスを食べた

根津の帰りは原宿までタクシー駅近くの原宿どら焼の店 寿…にて

 

写真は大覚寺のウサギの書いてある障子

 

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ごきげんよう

2025-03-08 19:28:05 | Weblog

3月に入った

いつもは

ブログの文をスマホでを書いて

アップするのだが

スムーズに出来ない

「メール投稿機能の終了」のご案内

当機能、携帯・スマホからメールを利用して投稿が可能な「メール投稿機能」につきまして、2025年3月3日(月)に機能の提供を終了いたしました。

 

とあった

だから出来なかったようだ

他の方法もあるようだが説明文を読みたくない

2008年からブログを書いている

アップの回数が減るか

いつもお寄り頂き感謝申し上げます

村雨庵

インスタグラム少しやってます

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逢坂山の霞めるは

2025-02-28 21:08:01 | 食事会

 西行
わきて今日 
逢坂山の 
霞めるは 
たち遅れたる 
春や越ゆらん

今日は帝国ホテル
レ、セゾン
倍様にご馳走になった
恐縮
この上ない

お料理のあとのデザートが
実に美味しい
胃の具合を心配したが
完全に別腹で
完食した



ニットのワンピースの
お腹が気になる
タクシーで新しくなった畠山美術館へ直行
若い時にはお茶会でよく参加した
懐かしい場所

展示は冬季展 開館記念展 Ⅱ
琳派から近代洋画へ
―数寄者と芸術パトロン 即翁、酒井億尋
~3月16日(日)
「次郎左衛門雛」
光悦の茶碗
乾山の色々
抱一も数々

当館が誇る、琳派の歴史を彩る名品が勢ぞろい
とホームページにあった

お腹も喜び
眼も喜ぶ
これでは痩せるはずはない

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早春のたび

2025-02-27 20:46:33 | 食事会

宮沢賢治
ひるもなほ 
星みるひとの 
眼にも似る 
さびしきつかれ 
早春のたび

今日は恵比寿で食事会
昨年一度行ったことのあるお蕎麦屋さん
お昼は四千円
前菜は 鴨とネギとお豆腐に煮凝り


揚げ物 蕗の薹コロッケとアスパラの天婦羅


お椀 平貝のシンジョにワカメ


お造りは鯛と他で五切れ


その後に湯で立てのお蕎麦
大中小盛りを選べる

昨日の夜食べすぎたせいで
胃の具合がわるく
夜中に目が覚めた
揚げ餅の食べ過ぎ
今日の食事会へ無事に行けるか
本気で心配したが
朝 目を覚ますと
まあまあの調子
朝ごはん抜きで出掛けた
お蕎麦は中盛にして隣の倍様にお分けしよう
すると後で良いですよと仰るので
たべ始める
とスルスルと完食
おすそわけの事は
すっかり忘れて注意された
ごめんなさい

と言うことは
胃は元気になったということ 
体調が悪いと楽しくないから
馬鹿食いは止めよう
食事のあとは珈琲タイム
恵比寿ガーデンプレイスを散歩
東京都写真美術館の喫茶店でお喋り
長居した

帰りは恵比寿まで歩く
辛子さんが
ちょっとした旅行見たいねと
ロマンチックな台詞
同感

写真はお蕎麦屋さんの最後に出るスイーツ
「四種類あります
どれになさいますか
全部でも良いですよ」
「それなら勿論 全部ですよ」

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春や鏡のうらの梅

2025-02-26 20:47:56 | 茶事 茶会 

人も見ぬ春や鏡のうらの梅 芭蕉

今日は社中のお茶事
安居の会
亭主は雪さん
正客は秋さん
数先生と熊姉妹の四名
水屋はサカチカさんとタイさん
初心者用の茶事なので私は席中での指導と
打ち水をする
久しぶりの茶事
少しでものんびりすると
打ち水のタイミングが遅れる
亭主の雪さんは
お点前も挨拶も
いつも以上に
堂々と落ち着いてる

初炭から懐石
菓子で腰掛けに中立
今日は2月にしては春めいて
気持ちがよいだろう
銅鑼で席入
社中の会なので和気藹々
濃茶の最中は
お昼寝時間と化した
半刻以内に茶事は終えた

茶事を終えるとお菓子を食べる
それも異常に食べてしまった
夕御飯は
ブリと鯛の焼魚をペロっとたべ
竹の子とウルイの酢味噌和
二人前くらいを完食
そこで止めておけばよいが
揚げ餅あられ一袋を
一気に行ってしまった
やめられない

困り者だ

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下もえをうらからのぞく土橋かな 

2025-02-25 23:30:21 | 短歌・俳句の事

下もえをうらからのぞく土橋かな 千代女

昨日の茶会の菓子は
末富の銘下萌え
美味しく
美しかった

今日は火曜日
明日は社中の小さな茶事をひらくので
その支度
九時にサカチカさんがきて
チェックリストから台所の調理道具をチェック
それと料理の材料と調味料のチェック

家で茶事をしなくなってから
どのくらい経ったか
かつては懐石の料理教室をひらいていたので
道具も色々あったが
2020年の1月が最後
その後は自宅で料理することは
ほとんど無い

サカチカさんはチェックをしながら
それらの道具を大きなかごにまとめた
頭がいいね
感心した
10時になったのでお茶でも飲まないと言うと
叱られた

そうねゆっくりしていたのでは
仕事は終わらない
お昼前まで頑張って
その後は
魚屋に頼んだ魚をとりにいき
サカチカさんは下拵えをするため家に帰った
後は私はするべき事
がんばる
ボーッとしてると
片付かない
仕方ない
頑張ろう 愚痴だ

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紅梅や

2025-02-24 20:11:01 | 茶事 茶会 

紅梅や文箱差出す高蒔絵 漱石

今日は広尾にて茶会
濃茶薄茶ともに
とても良かった
茶会記を近くのハンバーガーのお店で
仕上げて満足

その後は
根津美術館
「武家の正統 片桐石州の茶」
わりと空いていたので
ゆっくり拝見
係の人が
お静かにと
言いたげに
私たちのそばを行き来して
その時だけ静か
茶杓がたくさん展示され
拝見するも
見ごたえあり
これも満足

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百千鳥さへづる春は

2025-02-23 21:29:01 | 茶事 茶会 

 読み人知らず
百千鳥さへづる春はものごとに
改アラタマれども我ぞふり行く
(古今和歌集)

たくさんの鳥が楽しげにさえずる春は、
見るもの聞くものすべて新しくなるけれど、
私だけが春が来るたびに古くなっていく。
と解釈がネットに出てた

今日は何もない
昨日の茶会の会記など眺めてる

薄茶席の寄付 一白庵
茶杓が飾ってあった

尾張徳川家伝来
三鳥之茶杓の内とあり
八代小堀宗中作共筒
歌銘 百千鳥

これは古今伝授の切り紙
三木三鳥の三鳥の一つ
他に小堀宗本作の「呼子鳥 ヨブコドリ」
宗中の次男で後の権十郎と呼ばれた蓬露は
「稲負鳥 イナオオセドリ」
…だったと
思うが

写真は三友居の
点心
お菓子は美濃忠の「折挿頭 オリカザシ」

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ほのぼのと

2025-02-22 20:32:26 | 茶事 茶会 

 柿本人麿
ほのぼのと
明石の浦の朝霧に
島隠れゆく
舟をしぞ思う

美術館薄茶席の寄付

床は岩佐又兵衛の人麿と貫之のニ幅

人麻呂影供にはほのぼのとの歌が添えられるのが定石


今日はお茶会
熱海のMOA美術館にての
光琳茶会

品川から新幹線こだまで向かう
昨年は自由席で行ったが
間違えてひかりに乗ってしまい
大慌て
間違えないように
今年はちゃんと指定席をとった
寒気が来てると言うが
熱海は寒さが少し和らいでいるようだ
濃茶から続けて
薄茶席に入り
お昼少し前にお昼
三友居の点心

最後にもう一席
薄茶席
この頃ちらほらと風花が舞ってきた
なんと
風雅な景色

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雪の色を奪ひて咲ける梅の花

2025-02-19 21:56:20 | 村雨庵 稽古 

 大伴旅人
雪の色を
奪ひて咲ける梅の花
今盛りなり
見む人もがも

今日は水曜稽古
寒波がやってきて寒い

来週茶事の亭主をする雪の輪さんが
露地つくばい腰掛の掃除をしてる
村雨庵での茶事茶会はしばらく開催してないので
庭は自然のまま
掃除は大変だ

寒いから適当に休んで
適当に終えてね
と言っても
庭仕事はやり始めると止まらない
結構楽しく
結構 達成感
寒さも忘れたと…
お粗末な狭い庭だが
掃除のあとは清々しい

写真の掛けものは
竹に雀
筆者は晴川院養信
   セイセンイン オサノブ

狩野養信
カノウオサノブ
1796-1846
江戸時代後期の絵師。
木挽町家狩野派9代目。
通称は庄三郎。
号は玉川、晴川院、会心斎。

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