村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

遊ぶ今夜は明けずもあらむか

2023-10-29 20:18:00 | 待合掛

 大伴家持
黄葉の
過ぎまく惜しみ
思ふどち
遊ぶ今夜は
明けずもあらむか

昨日の三渓園の茶会
寄付の掛けものは
琳派の
紅葉に仕丁の画だった
筆者は
深江 芦舟
フカエロシュウ
1699年(元禄9年)~ 1757年(宝暦7年)
江戸時代中期の画家。
名は庄六。
別号に青白堂。

京都銀座の商人筆頭役であった
深江庄左衛門の子として生まれる。
父と共に家業を営んでいたが、
1714年(正徳4年)に
父が流罪を受けたことにより、
その責任で家業を辞した。
後に父と親交のあった
同じ商人の中村内蔵助を通じて、
その庇護者であった
尾形光琳の門人となった。
光琳に師事している時には
琳派の作品だけでなく、
俵屋宗達が描いた作風の宗達派もよくした。
後に光琳の作風を受け継いだ
草花図等を描き、
琳派における代表的な画家となった。
(ウィキペディアヨリ)

東博にある『蔦の細道図屏風』
俵屋宗達の手法を利用。とある


今日はワクチン接種の
七回目
いつものクリニックに向かう
1/3位まで裏道を歩いて行く
すすきの写真を撮ろう

秋だねぇとパチリ
昨日よりは少し涼しいかも
気持ちの良いコロナワクチン接種日和


今日はワクチン接種
封筒はバックに入れたか

いや空っぽ
置き忘れてしまった
早めにでたので
戻れる
踵を返して家までダッシュ
封筒を取って
またまたクリニックへ向かう
時間には間に合った


前にも封筒忘れて
取りに帰ったこと
あった

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なびく尾花に まかせても見む

2021-09-12 23:37:41 | 待合掛

 藤原道綱母フジワラミチツナノハハ
穂に出でて 
いはじやさらに 
おほよその 
なびく尾花に 
まかせても見む


写真は
石山寺の紫式部
窓があり月が見える

実際の石山寺には二度参詣している
山門のところの白地に墨で
石山寺と書かれた提灯をすぐ思い出す
驚くほど大きな石が積み重なり
確かに名前のとおりだ
だから石山寺なんだと妙に感心した

平安時代から人々の信仰あつく
蜻蛉カゲロウ日記の藤原道綱母ミチツナノハハや
更級サラシナ日記の菅原孝標女タカスエノムスメも
お詣りしたことを日記に
残している

石山寺の観音様は
京都の清水寺、
奈良の長谷寺とならび
三観音といわれるそうな
昔から霊験あらたかな観音様
もう一度お詣りして
冥土の土産にしたい

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新井勝利アライショウリ

2021-01-19 22:44:59 | 待合掛

写真の作者は
新井勝利アライショウリ
1895-1972 
大正-昭和時代の日本画家。
明治28年3月6日生まれ。
梶田半古カジタハンコ,
安田靫彦ヤスダユキヒコにまなび,
昭和5年「葡萄」が院展に初入選。
15年から19年まで法隆寺壁画模写に従事した。
24年多摩美大教授。
昭和47年6月21日死去。77歳。
東京出身。
本名は勝利カツトシ。
(日本人名大辞典ヨリ)

二月の待合に何度か掛けた
来月のお稽古は出来るか
出来ないか
多分ダメだろうと思うと
ガックリだ

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明堂宗宣ミョウドウソウセン

2021-01-18 18:33:59 | 待合掛

明堂宗宣ミョウドウソウセン
梅の画

明堂宗宣ミョウドウソウセン
江戸後期の臨済宗の僧。
大徳寺四百二十九世。
丹波生。
明堂は道号、
宗宣は諱イミナ、
舂米子・返照山人と号する。
森川曽文に学び、
卓抜した画技で知られる。
墨竹を得意とする。
天保8年(1837)寂、70才。
(美術人名辞典の解説)

今日もどこへも出ない
何もせずだった

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三条西実澄

2021-01-17 23:03:20 | 待合掛

今日は日曜日
大河ドラマの麒麟が来るをみる
朝廷の登場人物は特に興味深い
正親町天皇
三条西実澄
近衛前久


写真は
家にある巻子本の一部を撮ったもの
三条西実澄の名前が書いてある

山風を腰にそえたる扇オウギかな
三条西殿
実澄公
とある

楽しげな絵だ

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寒のうち

2021-01-16 21:12:31 | 待合掛

寒のうち
フグ黙々と
昏クレ残る

河豚の画讃
作者は箱をみないとわからない

寒とは
二十四節気の小寒と大寒の時期。
暦の上で寒の入りから立春までの間。
1月6日ごろから2月4日ごろまでの約30日間。

今はまさに寒のうち
風邪をひかないように
じっとしてる所だ

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川端玉章 於福の図

2021-01-15 21:36:58 | 待合掛

便面に於福の図
着物の柄が梅型の鹿の子絞りと竹の絵
一文字は唐花唐草の金襴
中回しは薄茶に赤の小柄文様
上下は青色に幾何学模様の緞子

作者は
川端玉章カワバタギョクショウ
日本画家。
京都生。
名は滝之助、
別号に敬亭、晩年に璋翁。
11才の時中島来章の門に入り、
のち小田海僊に学ぶ。
上京して高橋由一・ワーグマンに油絵も習う。
また円山応挙を慕い
近代円山派の泰斗となる。
画塾天真堂・川端画学校を設立、
門下に結城素明・平福百穂らを輩出する。
東美校教授・文展審査員・帝室技芸員。
大正2年(1913)歿、72才。
(美術人名辞典の解説)

わりと大きめの軸である
買ってから三十年は過ぎているので、
一月と二月の待合掛けに
何度もつかっている


今日は
美容院で炭酸シャンプーして
髪をカット
さっぱりした

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