村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

十三帖・明石

2019-10-18 18:55:43 | 源氏物語五里霧中
明石
(源氏27歳3月から28歳8月)

父帝の夢告により源氏は須磨を離れ、
明石入道がこれを迎え入れる。
入道の娘・明石の御方と源氏は関係し、
やがて妊娠の兆候があらわれる。
一方都では朱雀帝の夢に
桐壺帝があらわれ、
源氏は無実の旨を告げて叱責する。
帝は源氏追放を悔いて勅旨によって
帰京を命じる。
源氏は明石の御方に心を残しつつ、
京へと戻る。
(ウイキペディア源氏物語あらすじヨリ)

明石海峡はいにしえより
ことのほか夕陽が美しく
瀬戸内の島々を遠くに
淡路島近景に臨む
風光明媚な所
またその近辺の海流が速く
汐待の地としても重要故
『万葉集』
『古今集』
『新古今集』
多くの歌人・俳人などに
その地を歌われてきた

光源氏が隠遁した須磨では突然なる春の嵐
暴風雷雨が11日から12日も続くのだ
そのうえ渡り廊下に落雷炎上
恐ろしさに震えた光源氏や従者たちは
ただただ住吉の神に必死に祈るのみだ
と光源氏の夢に故父桐壷院があらわれ
住吉の神の導きのままこの浦を去りなさい
と宣う
それより
不遇なる今の光源氏の運命は
驚愕的に好転し始めたのだ


住吉神は
大阪住吉大社の祭神
海の神とともに
歌の神として
古くから崇敬された
Amazonで
金運・仕事運・商売運なら
『「住吉の神さま」にまかせなさい』
という本を売っていた
一応
買ってみた



写真は
今朝ほど病室のカーテンを
看護師さんが開けにきて
端にカーテンを寄せたのだが
寝たままベットから見ると
ぽかんと口をあけた
鯉かなにかの魚のように私はみえる
ちょっと癒される
コメント
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