村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

江戸の茶の湯

2019-11-30 22:10:09 | 美術館・博物館
昨日
ホテルニューオータニのあと
タクシーに乗って根津美術館へ
開催中の展覧会は
「特別展 江戸の茶の湯」
川上不白 生誕三百年
2019年
11月16日(土)~12月23日(月)
友人のAは写真を撮りに
早々と庭に降り
鮮やかな紅葉を探して写真を撮る
私は川上不白の展示品を
ぐるっと見て回り
タクシーで千駄ヶ谷駅へ
電車で荻窪へ行った


川上不白(1719~1807)は、
10代の頃から表千家七代
如心斎のもとで茶の修行を重ね、
のちに江戸で千家流の
茶の湯を広めた茶人です。
江戸千家の祖である不白の茶は、
大名から町人まで
幅広い層の支持を受け、
明治時代以降も
当館のコレクションの礎を築いた
根津青山(初代嘉一郎)を
はじめとする近代数寄者たちに
大きな影響を与えました。
(根津美術館のホームページ)
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四十五帖・橋姫

2019-11-30 21:27:10 | 源氏物語五里霧中
宇治十帖
「橋姫」より「夢浮橋」まで。
薫20-28歳
柏木と女三宮の不義の子・薫と、
源氏の孫・匂宮が、
宇治八の宮の三姉妹・(大君、中君、浮舟)
をめぐって織りなす恋物語である。
つよい仏教色、無常感が作品の主調をなし、
優柔不断で恋に対して決定的な
強引さを持たない薫の人物造形が
ライバルである匂宮や
第一部、第二部の源氏と対比されている。
薫の人物像はこの後の
王朝物語、鎌倉物語に強い影響を与えた。


橋姫
(薫20-22歳10月)
源氏の弟・八の宮は
二人の娘とともに宇治に隠棲し、
仏道三昧の生活を送る。
みずからの出生に悩む薫は
八の宮の生き方を理想として
しばしば邸を訪れるうちに、
ふとしたことから長女・大君に
深く心を引かれるようになる。
都に戻って薫が宇治の有様を語ると、
匂宮もこれに興味をそそられるのであった。
(ウイキペディア源氏物語あらすじヨリ)

いよいよ宇治十帖
写真は
朝日焼の宇治十帖の銘々皿のうち
「橋姫」

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ベッラ・ヴィスタ ホテルニューオータニ

2019-11-29 22:35:06 | 食事会
明日は昔の友人Aの70歳の誕生日
今日はその誕生日会

イタリアンのBELLA. VISTA.(ベッラ・ヴィスタ )
/ホテルニューオータニのタワー40階だ
窓際の席で見晴らしよし遠くに山並みが見えた
近くの工事中の高いビルもすぐ見える

サラダとフランスパンに生ハムや蛸 海老チーズ
色んなものがのっている
その料理の名前は忘れたが
自由に何度も取りに行って良いそうだ
サラダバーにはたくさんの生野菜
温野菜も有り
色とりどり
私は病み上がり
たくさん食べられず
ほどほどにしたが
目にも体にも良さそうな
新鮮な野菜の色々
ドレッシングも豊富
トッピングも数多く
私もお皿は二枚使った
そのあと選んだメインのパスタ
私は食べたことのない穴子のリゾットを頼む
友人二人もそれぞれ頼む
美味しいパンがあるとお薦めがあり
大きなパンを三つに分けてたべる
これも良し
デザートも何点の中からチョイス
Aののプレートにお祝いの言葉と蠟燭
最後に珈琲と紅茶



お味は文句なし
美味しかった
料金はパンが800円
お料理は込み込みで一人3800円
凄く安く感じた
また来ようね
それぞれが言う
それぞれ別の人と行くのだが
まあそれで良し
さあ次は タクシー
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四十四帖・竹河

2019-11-29 16:40:52 | 源氏物語五里霧中
竹河 タケカワ
(薫14歳から23歳)

鬚黒ヒゲグロ没後の一家の物語。
玉鬘タマカズラの二人の娘は、
大君が冷泉院に嫁カし、
中の君が宮中に出仕シュッシすることになる。
夕霧はこの一家と親しく、
彼女たちから好感を持たれている。
後人の偽作ギサク説が濃厚。
(ウイキペディア源氏物語あらすじヨリ)

光源氏が亡くなったあとは
物語の文体や雰囲気などが変わり
紫式部とは別の人物が
書き加えたのではと
専らの話しだ
最も古いと言われる
徳川美術館の国宝源氏物語絵巻は
絵15面・詞28面
・蓬生
・関屋
・絵合(詞のみ)
・柏木
・横笛
・竹河
・橋姫
・早蕨
・宿木
・東屋
五島美術館に絵4面・詞9面
・鈴虫
・夕霧
・御法
何れも帖が一枚とは限らず
場面や枚数が何枚もある場合もある
絵の筆者を
平安時代の優れた宮廷画家であった藤原隆能(?-1126-74?)と
伝えるところから、
「隆能源氏」呼ばれていたそうだ
これらに宇治十帖もあることから
雲隠れ以降も
そう間をあけず
書き加えられたのでのであろう

写真は懐石の材料に買った紅玉と
ついつい可愛らしいので買ってしまったミニ林檎
時間が経ったのか
フカフカで味は何とも言えない
届いた築地定松の
サンツガルの方が 
遙かに美味
献立には紅玉とあったが急遽変えた
素材は重要だ
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開門落葉多し

2019-11-28 20:51:48 | 茶の事
今日は月に一度の茶の稽古
開門落葉多カイモンラクヨウオオしの軸と
竹一重切の花入
雲龍榛ウンリュウハシバミと西王母

見事な枝振りである
雲龍榛ウンリュウハシバミってどんなの
スマホで調べようと
探すと
2016年12月の拙ブログに写真が出ていた
その枝を持ってきて下さった瞳様
ちょうどその頃にその木を買って
庭に植えたそうだ
もう三年経った
居心地の良いお庭にすっかり定着したことだろう

雨を聴キいて寒更カンコウ盡ツクシ
開門落葉多カイモンラクヨウオオシ

11月には必ず登場する
この対句
サラサラと出てくるように
覚えよう
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冬の夜の川風寒み

2019-11-27 23:18:02 | 村雨庵 茶事茶会
 紀貫之
思ひ かね
妹がり行けば冬の夜の
川風寒み
千鳥鳴くなり

思ひ かね=想いが耐えがたい
妹=妹は恋人
がり=許モトへ
思いが絶えかねて恋人の許へ行く
その冬の夜の川風は寒く
千鳥は悲しく鳴いている

今日は茶事
和漢朗詠集の冬夜がテーマ
ケンケンがお客様をお招きして
薄茶待ちの茶事を披いた
生憎の雨であるが
天然の打ち水と思えば良し
待合で薄茶
ご連客がお揃いになるまでを
薄茶席
煙草盆に干菓子をお出し
薄茶二服
本席に動座して
初炭
濡れ釜を掛ける
今日の懐石は
八寸は無し
湯桶の代わりに
京番茶で一休み
この間に
釜を下げ炭を見て
道具畳に棚に水指と薄器
濃茶入を荘る
水屋に下げた釜を
ふかし釜にしてかけ
主菓子を運び
濃茶点前
終わると送り礼
茶事の時間は短め
早めに終わる
三時間から三時間半
足も気分も楽
亭主も楽しかった
水屋も楽しかったとの感想
私も楽しかった
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紅葉散る音は時雨の

2019-11-26 23:36:36 | 村雨庵 茶事茶会
 藤原家経朝臣フジワラノイエツネアソン
もみぢちる 
音は時雨の 
ここちして 
こずゑの空は 
くもらざりけり


聴雨寒更盡 
開門落葉多 

雨音を聴キき寒い夜が更けていく
門を開けば落葉多し
これは
昨日の雨音は
葉が落ちる音だったのかと気づく

家経の和歌は
この禅語と意味が似通う
わが家もこのところの雨で
まさに開門落葉多し
明日は村雨庵にての茶事
茶事の亭主はケンケン
今日はその支度だ
懐石の下ごしらえ
茶席の設シツラえ
掃除などなど
茶事があると
家が綺麗になって
ほんとに嬉しい

亭主は
蹲ツクバいの掃除
露地の落ち葉を拾い
明日の花を切る
炭を湯で洗って干す
軸を掛け
茶道具を箱からだし
並べる
茶を濃し
菓子を用意した

懐石の下ごしらえの
サカチカさんと
夕食はいつものイタリアンへと出掛けたら
お店はお休み
それでは いつもの中華屋へ
ところが火曜日は 定休日だった
仕方ない
いつもではないイタリアンへ初めて入る
蛸とセロリのカルパッチョ
生ハムとポルチーニ茸のシーザーサラダ
ピザは二種類のハーフアンドハーフ
写真がそれだ
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一楽二萩三唐津

2019-11-25 23:16:31 | お勉強
今日はやきもの研究会
萩焼と出雲焼を勉強した
萩焼にはコトワザがある

一楽二萩三唐津
または
一井戸二萩三唐津
他に萩の七化けともいう
萩焼は
使うほど 七変化する
萩焼は
高麗茶碗にすでに化けている
と言うこと

萩焼は毛利藩のお庭焼
出雲焼は萩焼から分かれたもの
萩焼のつちは
大道土ダイドウツチと見島土ミシマツチ

出雲焼イズモヤキの楽山窯ラクザンカマは
倉橋権兵衛クラハシゴンベエから始まり
加田半六へ続いた
初代長岡住右衛門ナガオカスミエモンは
倉橋権兵衛楽山窯から数えると五代
長岡家二代空斎(六代目)から
七代空入、
八代代庄之助、
九代空味、
十代空処、
十一代空権へと続き
現在では
十二代目空郷

9月と10月の研究会は入院中だったので
二ヶ月お休みしてしまった
退院して久しぶりにお伺いした
退院のお祝いと言うことで
お昼には三友居のお弁当をご馳走になった
感謝である
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王様のビーフシチュー

2019-11-24 21:57:32 | 文の会
今日は文の会
久しぶりに大和物語92
三十六歌仙の一人
今は亡き権中納言
藤原敦忠アツタダ(906-943)の歌

故権中納言ゴンチュウナゴン、
左の大臣オホイドノの君を
よばひ給うける年の、
師走のつごもりに、

もの思ふと
月日のゆくも 
知らぬまに
今年は今日に 
はてぬとか聞く
  となむありける


写真は
王様のビーフシチュー
他にパスタ二種と帆立貝のアンチョビソース
グラスワインは私は飲まず
久しぶりのイタリアンで
嬉しい
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四十三帖・紅梅

2019-11-23 22:10:00 | 源氏物語五里霧中
紅梅コウバイ
(薫24歳春)

柏木没後カシワギボツゴの頭中将家トウノチュウジョウケの物語。
致仕太政大臣チシダジョウダイジン(頭中将)の
孫娘・中の君と匂宮
との結婚が画策されるが、
真木柱マキバシラの姫君と
蛍兵部卿宮ホタルヒョウブノキョウの娘に
心惹かれる匂宮は相手にしない。
後人の偽作ギサク説が濃厚。
(ウイキペディア源氏物語あらすじヨリ)

匂宮三帖
匂兵部卿、紅梅、竹河
今日は紅梅

致仕チシとはとは、
官職を退いて引退すること
日本の律令法では
数え年の70歳以上になった官人は
致仕を申し出ることが出来たそうだ


今日は雨
稽古日でもないが
お弟子様の古志ちゃんと園さんが片づけを
手伝いに来てくれた
重たいし簡単に終えない風炉が
三個残っている
これを押入れの下段に終う
灰を取り出して五徳や底瓦前瓦を外して
それぞれを箱に入れる
これを一人ですると半日はかかる
古志ちゃんはなんと20分で終えた
そのあと二人で
棗と茶入を替えて
園さんは風炉先の出し入れ
二時半頃か
出しっぱなしの道具類の
来週の茶事のための片づけはとりあえず終わり

炉風炉道具の入替えは
いつもはサカチカさんが手伝ってくれるのだが
今日は森金さんと二人で
口切の茶事の亭主と半東にて参加している
夕方
その帰りに
肉まんを買ってわが家に寄ってくれた
やはり
ひとしきり茶事の話し
外の雨は
止んだらしい
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時雨か氷雨か口切の茶事

2019-11-22 22:36:12 | 茶事 茶会 
今日は口切の茶事に参加
全ての畳は新しくされて
藺草イグサの香りも清々しい
勿論露地も青竹に一新されている
生憎の雨が一日中庇ヒサシを打っていた

待合床はもみぢの画賛
本席は清巌の一行
挨拶のあと口切
茶を取り出し封印して
口覆クチオオイともに拝見
終わるとふくべで初炭
口切のあとから始まる
茶をひく茶臼の
挽き木の音を聞きながらの懐石
美味しかった

懐石は
折敷に壺々
向付は古染の開扇
味噌汁は紅葉麩
煮物椀は雑煮
焼物は鱒マスと零余子ムカゴ
預け鉢は菊蕪キクカブラと海老うま煮と青菜
進肴は柿と小松菜と茸キノコの胡麻和え
小吸物は松の実
八寸は祝いの三種
数の子と叩き牛蒡ゴボウに田作り
香の物は沢庵 芝漬 白菜
菓子は菓子椀に織部饅頭と
口切ゆえ柿と栗も
後座は濃茶
後炭
薄茶
留炭トメズミもあり

口切の茶事
勉強になった
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むら時雨シグレ紅葉ながらに降りくれば

2019-11-21 23:44:20 | 村雨庵 稽古 
今日は木曜稽古
掛物は千種有功チグサアリコトの自画賛

むら時雨紅葉ながらに降りくれば
心と袖を濡らしけるかな

むらしぐれ
群時雨、叢時雨、村時雨とは
晩秋から初冬にかけて、
ひとしきり降ってはやみ、
やんでは降る小雨。
《季 冬》

千種有功 チグサアリコトとは
1797-1854 
江戸時代後期の公卿クギョウ。
歌人。
寛政9年11月9日生まれ。
正三位,左近衛権中将サコンエノゴンノチュウショウ。
歌を一条忠良イチジョウタダヨシ、
飛鳥井家アスカイケにまなび、
香川景樹カガワカゲキ、
賀茂季鷹カモノスエタカらとまじわる。
嘉永7年8月28日死去。
58歳。
通称は橘蔭道タチバタノカゲミチ。
号は鶯蛙園オウケイエン、在琴,千々迺舎チヂノヤ。
歌集に「和漢草ワカクサ」「日枝の百枝ヒエノモモエ」など。
(日本人名大辞典+Plusの解説)

明日、明後日と雨の様子だ
予報では寒くなるらしい

写真は寄付の掛物
紅葉の嵐山と渡月橋の絵
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胡桃クルミと金柑キンカン

2019-11-20 23:11:13 | 村雨庵 稽古 
今日は水曜稽古
いつもの御菓子屋から届いたのは
金団の「初霜」と「蒸し菓子」の二種
それとお弟子様からの京都のお土産三種

ひとつは大津名物の
本家力軒・三井寺辨慶力餅ミイデラベンケイチカラモチ

ふたつめ笹屋昌園の
本わらび餅「極み」

三つ目は写真の老松の
胡桃律コウトウリツと橙糖珠ダイトウジュ

胡桃律コウトウリツは信州上田産の胡桃を
丸ごとキレイに取り出し
丁寧にローストしてから
すり蜜漬けにしてある
橙糖珠ダイトウジュは徳島産の金柑キンカン
約10日間を毎日
糖度を少しずつ上げた蜜に入れ替えて
蜜漬けにしすり蜜漬けにする
『延喜式エンギシキ』の
「諸国貢進ショコクコウシン菓子」に載っている
と老松のホームページに書いてあった

先日「残火の茶事」のお菓子が
椎茸と干し柿と焼き昆布だったことを
思い出した
胡桃と金柑は
八寸の山のものにも使える
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四十二帖・匂宮ニオウノミヤ

2019-11-19 22:57:21 | 源氏物語五里霧中
光源氏の死後の世界
ここからの三帖は
匂宮三帖という

匂宮ニオウノミヤ
(「匂兵部卿ニオウヒョウブキョウノミヤ」)
(薫14歳から20歳正月)

物語は源氏の死の数年後から始まる。
源氏一門の繁栄は
明石中宮アカシチュウグウと
朱雀帝スザクテイの子・今上帝キンジョウテイの
皇子ミコたちを中心にゆるぎない。
ことに明石中宮腹アカシチュウグウバラの
三宮サンノミヤは色好みで名高く、
薫と並んで世にもてはやされている。
天然の薫香クンコウが身から発するために
「薫」、
それに対抗タイコウして名香を
常に焚きしめているために
「匂宮」と
二人は呼ばれる。
(ウイキペディア源氏物語あらすじヨリ)

源氏物語は三部に分けられ
四十二帖・匂宮から

匂兵部卿、紅梅、竹河の三帖を
匂宮三帖

橋姫、椎本、総角、
早蕨、宿木、東屋、
浮舟、蜻蛉、手習、
夢浮橋の十帖を
宇治十帖という


今日は
来週茶事があるので
どこにも出掛けず
片づけをする
すぐ疲れる
まだ足に力が入らず
重いものが持てない

半年位は無理をせず
一年経ったらそれからだ
どんどん元気になるよと
先生に言われた
時間が薬よ 
と友に言われた

写真は
最近気に入りの
チョコレート
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/帖・雲隠

2019-11-18 19:50:02 | 源氏物語五里霧中
雲隠 クモガクレ
帖名のみで
本文は伝存しない。
帖名に
源氏の死が暗示されている
というのが古くからの定説。
なお「宿木ヤドリギ」に出家シュッケ後数年、
嵯峨に隠棲インセイして
崩御ホウギョしたことが記されている。
(ウイキペディア源氏物語あらすじヨリ)

天にあっては
比翼ヒヨクの鳥となり、
地にあっては
連理レンリの枝とならん
源氏物語は
その当時の貴族層が熟知す
玄宗ゲンソウと楊貴妃ヨウキヒの
長恨歌チョウゴンカを根底に
紫式部が物語を展開させたという


一帖の桐壷で
長恨歌チョウゴンカが登場する
また二部の最後
四十帖・御法ミノリで紫の上をなくし
源氏は深い悲嘆くれる
桐壷帝と光源氏
ひとりの人を強く深く想う
親子は似るのだ


今日は病院での
血液検査
帰りはいつもの喫茶店へ
回りのお客さん達はお喋りに夢中
その渦の中案外集中する
今月の短歌をつくることにした
自宅より頭がはたらく
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