村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

深雲

2015-10-27 21:06:44 | 禅語・禅
月に一度の茶の稽古
床の掛物はさて
何と読むか
よおく見ていると読める

深雲古寺鐘
シンウンコジノカネ

調べると
対句になっているようだ
流水寒山路。深雲古寺鐘。
山中幽深の妙趣。
現実がそのまま
悟りの妙ということらしい

悟りの妙
うーん それも難しい
どういうこと





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無事・・・とは

2014-09-02 23:48:06 | 禅語・禅
私のお見舞いにと 
従姉妹たちが来てくれた
秋田からノンちゃんと
成城ガゼータのブログの主と 
偶然お二人が
同じ日に同じ時間になった

写真はそのガゼータさんのお土産である
成城のパン屋さん 
右のパンの中は野沢菜
左のは桜の葉が巻いてある アンパン
写真を撮るとすぐ食べてみたが 
塩気が丁度よく癖になりそうな味 
つづけて二個食べて
夕食の炭水化物は充分摂取なのに
ほかに続けて
ノンちゃんのお土産の海苔巻を
あれやこれやと口に放り込み
満腹
わが胃袋は快調だ


明日から
9月の茶の稽古が始まる
掛軸を何にしようかと考えたが
やはり是だろう
「無事」だ 「無事」
「無事是貴人」でもよい
その禅語は臨済義玄の言葉らしい
無事とは 
ふつうは
平安とか健康であるとか
変らず元気であるというような意味だろうが
禅語では少し違うようだ

臨済禅師が説くところの「無事」とは
聞くところによると 
求めない心だという、
自分の希望や夢に向かって、
外へ外へと求めるのは愚かであり
求めるとどんどん遠くへ行ってしまい、
その欲は限りなく膨らむ
外にもとめなくとも、
それらはすでに内に備わっている のだと
それに気づいた人、
その境地に辿りついた人こそが
貴い人なのだ とか
禅語の本の受け売りだろうが
何度聞いても なんだかちっとも
理解できない
よくわからない
そんな時
難しい禅語の軸を前にしたら
礼をして拝むに限る
それを書かれている筆者は
仏様に帰依されている和尚様なのだから
お願いしよう

「どうぞ私と、お弟子様、
周りの縁ある方々と、
このブログの読者様を
どうぞお守り下さいませ」と
念を入れて拝むのだ
「どうか
この先ずっと30年くらいは
無事でありますように・・・」

何のお供物なしでは
厚かましい
お花は勿論 
ちょっと良いお香を焚いて
お供えせねば
明日 
忘れずに




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大徳寺 特別拝観

2012-11-17 21:59:15 | 禅語・禅
朝は8時頃イノダ珈琲で朝飯を食べ

タクシーで今宮神社へ
紅葉が美しい
お詣りのあと
歩いて大徳寺に入る

特別拝観の総見院、黄梅院、興臨院
それと
泉仙にて鉄鉢料理を食べ
瑞峰院へ
雨は大降り
止む気配はない
雨の中の紅葉は
驚くほど美しい
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紅炉一点雪

2012-02-07 22:58:48 | 禅語・禅
紅炉一点雪
碧巌録の六九則

かつての師匠が
二月になるとこの軸を掛けた
炭の黒、燃える赤、そして雪の白
その色の対比と
雪の冷たさ
炭の熱気を思い浮かべる
赤々と自ら燃える炭が
熱と光を発す
真白い雪片が
ハラハラと紅炉に降り来て
これ以上ない短さで
その姿を消す
雪片は
始めから無かったかのよう
消える

紅炉は悟りに至ればかのように強く
一点の雪のわが煩悩など
一瞬に消える
煩悩も肉体も儚い


この軸がかかると
かつての茶の稽古風景を思い浮かべる
過去はみな
懐かしい



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吾心似秋月

2011-09-27 20:57:06 | 禅語・禅
木戸をはいり家の入口の所に
写真の表札がある
今日も荷物を運んで来た人が
耐えかねたかのように
「いったい何と書いてあるのですか」と聞く

村雨会 です


前にも書いたと思うが
もう30年も前
お茶を教え始めて外の茶室を借りて茶会でもしようかとなったが
借りるのに団体名で無いと借りれないと言うので
30秒ともかからず「では村雨会で」ときめた
結局その茶室は借りなかったが・・・
名前だけ残った

寒山詩より

吾心似秋月
碧潭清皎潔
無物堪比倫
教我如何説

わが心秋月に似たり、
碧潭ヘキタン清くして皎潔コウケツたり。
物の比倫ヒリン(に堪ゆるは無し、
我をして如何が説かしめん。


秋には美しい物がたくさんある




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一休寺

2010-05-16 19:43:07 | 禅語・禅
今日は
新田辺の一休寺
地下鉄の烏丸御池から近鉄の新田辺へ
五月なのにとても上手に鴬が鳴く
透き通った鳴き声がときおり響くと
いつもわが駅で流れているテープとまるで同じようでもあり
どうしても本とうだとは信じがたく…
しかし本物だった
尚更いい声に聞こえる
庫裏に着くと
お守りやらお菓子などお土産がガラスケースに並ぶ
まだ何も拝見してもいないのに
一休寺のお土産を買った
お線香、縁結びのお守り、一休寺納豆
抹茶や善哉も食べられる
われらただちに善哉を注文
お餅の焼ける間に
和尚さんの書かれた短冊や色紙を物色

記念にみなそれぞれ買おう
虎丘庵を拝見したいとお願いし、お包みして特別拝観させていただいた

緑の木々を通り抜けた風が四方から入りくる
ここでまた昼寝をしたいと厚かましくも願えどもそれは無理
でも満ち足りた気分
駐車場の一休庵でビールで乾杯
一休そばを食べ
ますます気分良く市内へ帰る

あとはコーヒーでも飲んで
江戸へ帰ろう


そうして今、新幹線の中だ



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碧巖録

2010-03-23 23:34:50 | 禅語・禅
午前中
散歩に行く
遥か向こうに桃色の桜が見えた

そこまで歩く
近くへ行き写真を撮った
ヒヨドリがたくさんいる
花の枝から枝に飛び移る
そのたびにギィギィと鳴くのだ

さくらも鳥も
今まさに生きている


美刻の会
月に一度だが
本を音読して
ますみ様より操体をうける
テレビの音の聞こえない
ゆったりした時間が過ぎる


喫茶去キッサコ
日々是好日ニチニチコレコウニチ
山花開似錦サンカヒライテニシキニニタリ
看脚下カンキャッカ
話尽山雲海月情ワシツクスサンウンカイゲツノジョウ
紅炉上一点雪コウロジョウイッテンノユキ

碧巌録の中
茶掛としてよく登場する禅語だ

臨済宗では尊重され
宗門第一の書といわれる 碧巌録ヘキガンロク
雪竇重顕セッチョウジュウケンが「伝灯録」を中心に選んだ百則の公案に頌(じゆ)をつけ
圜悟克勤エンゴコクゴンが
垂示(総評)・評唱(講釈)・著語(短評)を加えた
公案集の代表的作品だが

本棚に
岩波文庫の上中下の三冊があるはず
買ってから一度も
開いてもいないが




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随所作主 ズイショニシュトナル

2009-08-18 23:46:57 | 禅語・禅
赤き色の持てる力を信じつつ真紅の紅をくちびるに引く

上記の歌はわたくしめの作

写真は絵ハガキ
作者はマンレイの唇


茶の掛物に一行物で
随所作主 ズイショニシュトナル という禅語がある

臨済録の中に
随所に主となれば立処皆真なり、境来るも回換することを得ずとある

どんな状況にあっても自己の本性を乱さず、
束縛や妄想に惑わされず、
己を確立し行動することで
真の自由が得られる

臨済録は唐の臨済義玄がその死後、弟子たちが臨済の言行をまとめたものが原型。
弟子の指導は厳しく鋭く「臨済の喝」として有名
この随所作主のほかに
無位真人ムイノシンニン
無事是貴人ブジコレキニン
巌谷栽松ガンコクサイショウ
且座喫茶シャザキッサなど


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夢 一字

2009-08-15 23:57:02 | 禅語・禅
夏の土曜の夜
夏休み

いとこ姉妹とラーメン屋へ
お気に入りのビールセットを頼み餃子と焼きそばを追加
満足
すこぶる気分良し

夏の夜の長きに
チョコレートでも
モーツァルトのチョコレート
ウイーン土産のチョコレート
アサノさん有難う



わがやは新暦の7月だったが
8月は盂蘭盆会

今日は
夢の一字を掛けてある

夢とは

全てのものは
空である

空ならば執着しても何も得られず、
夢も実体がなく
空と同じ


とは
一切のものは空なのだ


明日は
京都大文字焼き
五山送り火に火が灯る
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栄西禅師 

2009-08-06 23:34:32 | 禅語・禅
今日は木曜日稽古
来週は夏休みで暫く稽古は休みになる
少しさみしいかも

そういえばメールが入っていた
四頭の茶会が鎌倉の建長寺であるとか、茶会のお誘いである

四頭とは、中国の禅寺の接客形式であり、
栄西禅師゛の開山した 建仁寺で禅師の誕生日4月20日におこなわれる式はテレビのニュースなどでも映される
茶人なら一度は拝見し、参加したい茶会

明菴 栄西は
千光国師、葉上房とも称した。
永治元年1141の4月20日-生まれと言われているが
生年には異説がある。
喫茶の習慣を日本に伝えたことでも有名。

日本 臨済宗の開祖ゆえ
その四頭は東福寺、鎌倉の円覚寺、建長寺などでも行う
20年近く前、円覚寺の四頭の茶会に行ったことがあるからいいか、
その頃京都に行くかもなので、今回のお誘いはやめておこう

鎌倉時代 
栄西は二日酔いの実朝に
一盞の茶と茶の徳を誉むる所の書を献じたと吾妻鏡にある
その書とは「喫茶養生記」
日本最初の茶書である
実朝はその茶をのみ体の具合が良くなったのだ
そして将軍の気に入った茶は
鎌倉の武士たちから世間へ広まっていった
鎌倉時代の前半期の茶は 
まだまだ薬用であった
また禅宗の寺院内生活を定めた「禅苑清規」の中に「茶礼」があり
禅と茶とはなお密接に結びついたものだったようだ

室町時代
宋と盛んに貿易をしてたくさんの唐物が入ってくる
書籍、香料、薬品、織物、唐墨、硯、筆や茶の道具
青磁の花入や香炉、茶入や茶碗 いわゆる唐物だ まさ唐物数寄のお宝である

入手した唐物は「会所」などで飾るか
又はそれらをつかってお茶を飲む
「会所」は文化人のサロンであった

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