村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

昭和の竜宮城

2014-11-30 23:12:19 | 懐石・料理
Aの誕生日
今日は新しくなった目黒の雅叙園にて
ランチバイキング



古い時は会社の忘年会などで5,6回行ったことがある
20代の頃だが
そのどぎつい装飾や赤い太鼓橋、漆塗りのお手洗いなど
印象深い
改築後、特に行く用事もなかったので
今回は久しぶりである


≪雅叙園のホームページには≫
「目黒雅叙園」は、
日本で初めて誕生した総合結婚式場として、
今年で85周年を迎えました。
創業者・細川力蔵は、料理の味はもちろん、
お客様に目でも楽しんでいただきたいと考え、
芸術家たちに描かせた壁画や天井画、
彫刻などで園内装飾を施し、
その独特の装飾美から“昭和の竜宮城”と呼ばれ、
親しまれてきました。
平成3年の大規模なリニューアルを経て、
近代的な建物に生まれ変わりましたが、
現在も園内には旧施設の美術工芸品や
有名な百段階段などを含む保存建築が大切に残されています。




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やかもち

2014-11-30 00:34:31 | 三十六歌仙
三十六歌仙の大伴家持
大伴 家持(おおとも の やかもち、養老2年(718年)頃 - 延暦4年8月28日(785年10月5日)
奈良時代の貴族・歌人。
大納言・大伴旅人の子。
官位は従三位・中納言。
三十六歌仙の一人。
小倉百人一首では中納言家持。

『万葉集』の編纂に関わる歌人として取り上げられることが多いが、
大伴氏は大和朝廷以来の武門の家であり、祖父・安麻呂、父・旅人と同じく律令制下の高級官吏として歴史に名を残す。
天平の政争を生き延び、延暦年間には中納言まで昇った。
≪ウィキペディアより≫

色紙に書かれている歌は
読みづらいが
家持の代表歌のひとつだ

春の野に
あさる雉キぎしの
妻恋ひに
己オノがあたりを
人に知れつつ





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はぁい 私が正客になります

2014-11-29 00:16:56 | 茶の事
大寄せ茶会は
大先生か殿方か相応しい方が席中におられれば問題はないが
だいたいは正客を決めるのに時間がかかる


あちらの方に、そちらの方にと
すったもんだと時間がかかり
決めるまでちゃんと座れないこともある
ほっておいたら
喧嘩でもおきかねない危ないことも
知らない方ばかりの中では、
誰も正客にはなりたくないもの
下を向いてしずかに様子を見守ろう


航空公園の茶会
濃茶席にて
最後に入ってきたお二人の席がない
空いているのは正客の席のみ
末席あたりに少し年配の方がおられ
いかにも茶人の風雰囲気を醸し出している
ほどんどあの方だろうと周りは思っていたが
出来ませんと すげないご返事

最後の席入りの方か
その方か
どうなるかと周りは傍観する
半東の方がどうぞお願いしますと哀願する
どなたでも座って頂けるだけで良いのです
後は席主が説明いたしますと言い
そうですかと
最後の方が一度は座ったものの
でも出来ない どなたかにお願いします
と困り顔

友人が言う
お茶は好きだが
茶会は嫌いだ
駄目よ ダメ駄目というのに
断れきれずに正客になり
恥をかいた事がある
心が大きく傷ついた
二度と茶会には行きたくない
と何人かが言うのだ

さあ どうしよう
私の出番か

ええいとばかり手を挙げた
はい
私がなります


正客にどうぞと言われても二度は断る事
三度目には
しぶしぶ 仕方ないですねと正客になるのですと
先生にご指導を受けた が
スイマセン

いつも正客と言われると
はいはいと
軽々とその座に就く
これではいかんと思い改めても
二度めには
はいわかりましたと
するすると素直に正客になってしまった事もある

で 今回はというと
一度はお願いしますと
言われたのだが
視線はすぐ他へと移った
それなのに
自分から手を挙げた
慎ましくなければ
茶ではない だろうから
いままでで最低だ


今回の
席主の先生は良く存じ上げている
お祝いも申し上げたい
道具や由緒も伺いたい


手を挙げて正客になった
はい 
わたしがなります正客


正客とは(goo辞書では)
1 客の中で、いちばん主な客。主賓。
2 茶会における最上位の客。

知ると余計に正客などできない
私は決して
正客になりたいわけではない
なると ゆっくり出来ないのだ
気をつかい言葉を選び
次々とお尋ねする
その間にお菓子を食べそれを褒め
お茶をのみ点て方を褒める
それが忙しくて
茶会を楽しめない

しかし大寄せ茶会
困っている人がいれば 
いつでもなりますぞ
正客





広尾祥雲寺の茶会
男性は少ない
鶴仙人もすぐに正客にと頼まれ
薄茶席の二席で正客をつとめた
爽やかで
中々見事だった
頼まれたらジタバタせずにそれを請けよう

正客も慣れだ
差しさわりのない大寄せ茶会で
どんどん実践するのがよい


写真は
松江に旅行した
鶴仙人のお土産

三英堂・伝統銘菓「日の出前」

日の出前
庭園日本一と横山大観のコレクションで知られる
島根県安来市の足立美術館のお茶席菓子になっている銘菓です。
陶芸家・河井寛次郎先生の命名による
三英堂独自の伝統銘菓。
松江独特の「皮むき餡」を
「しののめづくり」という
手間をかけた製造方法で造っています。
≪ホームページより≫








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落葉

2014-11-27 23:56:24 | お勉強
ふりいでし雨ぬれそめし 落葉かな 万太郎


朝方まで雨が降っていたようだ
玄関の戸を開けると
その雨で
木の葉がたくさん散っている
茶色のかさついた白木蓮の大きな葉や
色づいた紅葉があちこちに散らばり
敷き石の上は落葉で賑やう

昼は出かけるが
夜は木曜稽古
帰ったら掃除しよう


午後は
9月10月と病気で休み
二か月ぶりに○○研究会へ行く
ご心配をお掛けしたS先生にお目にかかると
手を握り合いお互い涙をこぼした


床には蓮月の短冊がかかる

年の暮れに
うつばりの
ススも心の塵ひじも
はらいて清き
年の暮れかな
蓮月


蓮月とは
大田垣 蓮月
寛政3年1月8日(1791年2月10日) - 明治8年(1875年)12月10日)は、
江戸時代後期の尼僧・歌人・陶芸家。
俗名は誠(のぶ)。菩薩尼、陰徳尼とも称した。


写真のお菓子は
菓子部製 試作
銘を何とつけようかな





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狩野探信カノウタンシン

2014-11-27 00:45:08 | 村雨庵 稽古 
今日の掛物は
狩野探信の寒山拾得

狩野探信とは

1653年~1718年 
狩野探信【かのう たんしん】
 江戸前・中期の画家。江戸の生まれ。
狩野探幽の子で、名は守政。
狩野派は、
室町中期から明治初期まで続いた日本画の代表的な流派で、
狩野正信が始祖。
時の動きに敏感に対応して勢力を伸ばし、
徳川幕府の成立とともに江戸への進出をはかった。
一六一七年に、一六歳で幕府の御用絵師となったのが探幽。
二一年には鍛冶橋門外に屋敷を与えられたので、
のちに、鍛冶橋狩野家と呼ばれた。
探信は
七四年に跡を継いだが、父ほどにはふるわなかった。
現在の外神田一丁目(当時は松永町)に、
拝領屋敷があったとされる。
≪千代田区環境協会のホームページより≫







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茶家酔古集

2014-11-26 00:17:52 | お勉強
写真は「茶家酔古集」
きのう五島美術館へ行った

その展示の第一部・存星を語る
1,君台観左右帳記
2,名物記三冊物
3,喫茶余禄
4,茶家酔古集が展示されていたが
その
茶家酔古集を見たことがあった
確か
家にあったような
でも
三冊のような気がする
ある場所もだいたいわかる
本棚の並んだ本の上に
こそっと置いてある
時たま戸に引っかかって
くしゃっとなっていたり
邪見に扱っていた

やはりあった 
ちゃんと5冊ある

手元にあるのは大正時代の日付
以前に古本屋で買った 
江戸時代の
美術手帳のようなもの

今でもきっと古本屋で買える
はず



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広尾の茶会→上野毛・五島美術館

2014-11-25 00:16:44 | 茶事 茶会 
空は何となく重く
灰色の雲が広がっている

今日は茶会
場所は
地下鉄広尾駅の近く
祥雲寺での茶会

祥雲寺(しょううんじ)は
東京都渋谷区広尾五丁目にある、
臨済宗大徳寺派の寺院。
山号は瑞泉山(ずいせんざん)
東京メトロ日比谷線広尾駅至近、
広尾商店街突き当りに位置する。
渋谷区第一の巨刹であり、
江戸時代初期に筑前福岡藩主・黒田忠之が、
黒田藩赤坂江戸中屋敷内に
父の黒田長政を弔うために建立したのが始まり。
以後、広尾に寺地を移転する。
福岡藩や黒田氏に縁のある
数々の大名家や武家の墓所となっていることで知られる。
≪ウィキペディアより≫



祥雲寺塔頭・香林院雲中庵
祥雲寺の中にあるというので雲中庵
かつてここには仰木魯堂が住んでいたという

その雲中庵での濃茶
ご正客は祥雲寺の和尚様
待合の時から偶然近くの席で色々なお話を伺った
以前なごみの特集にその和尚様が出られたのではと
何となく記憶にあったので
すぐお尋ねすると
五年くらい前ですねとのお答え
爽やかなお話しぶりでお寺の歴史や
茶室のお話を教えて頂き
とても 得をした

茶席は他に薄茶席二席に入り点心を頂き

まだ時間があると
広尾から上野毛に移動

五島美術館の【特別展 存星―漆芸の彩】
12月7日まで

淡交にも特集があり
この展覧会を見たかった
宋元明清と時代ごとに作品の様子も変わる
行きつ戻りつ
展示品を比べらつつ拝見した

松籟庵さまが存星盆をお持ちのはず
こんど拝見させてもらおう





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航空公園・茶会

2014-11-23 23:08:22 | 茶事 茶会 
まがうことなき 晴天
小春日和の
茶会日和
今日も茶会だ



西武新宿線・航空公園東口からすぐ
所沢航空記念公園内の茶室・彩翔亭にての
A先生の茶会である



旦那様が亡くなられ三年たち
その教え子の生徒さんたちがお謡を
またA先生は茶の湯で…

旦那様を偲ぶ会なのだ

茶会を終えて感じた
茶道具はそれぞれ素晴らしい
取り合わせも見事
旦那様との思い出などの
先生のお話も優雅だ

でも まず感じた
A先生の想いと
旦那様の大きな愛を
なんと美しい
ご夫婦愛だろうと
自然に優しい気持ちになる茶会
じんーんとした
茶の湯は
愛をも表現できる
とは・・・
知らなかった



濃茶席の床は後奈良天皇宸翰シンカン
宸翰とは 天皇の書だ

後奈良天皇は105代天皇
[1496~1557]在位は1526~1557。
後柏原天皇の第2皇子。
106代は信長や秀吉の時代の正親町天皇であるから
その前に時代という
在位中は皇室が最も衰微した時期とのこと
茶道具で知る日本の歴史だ

花入は竹 淡々斎の作 銘・古今
香合は古信楽 伽藍
釜は阿弥陀堂 高木治郎兵衛造
炉縁は厳島神社古材
茶入は瀬戸肩衝 銘・昔語り
ほどんどに裏千家代々の箱書がある

ほかに
薄茶席
立礼席
点心席
素謡「羽衣」「葵上」





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穴子めし

2014-11-22 23:35:07 | Weblog
今日の予定は何もない
午後3時に鍼治療に行くだけ
あとは
ゴロリと寝ころんでテレビを見る
撮ったビデオがたまっている
嬉しい

写真は昨日の夕飯の穴子めし



これが
美味しかった


茶会のお菓子の写真も



のせよう





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厳島神社献茶式

2014-11-22 06:32:19 | 茶事 茶会 
朝5時半に起き
風呂に入り
着物を着る
洋服やいらないものは
まとめてキャリーバックに詰め
その荷物を家に送る
気分も
からだも
身軽になった


7時まえには
旅館を出て
献茶式がよく見えるように
能舞台の向かいの回廊に席をとり
あとはひたすら待つのみ
まだまだ回りは我ら11名と
場所を設定する関係者ばかり
早く来すぎたかもしれにない
まだ7時少し過ぎだ


満潮は8時48分
ひたひたと潮が満ち来る
空は青く風もない
気温は15度か18度とか
予報では言っていたが
朝はもっと下がっているはず
着物を着ているかぎりは
何とか耐えられた

11名で羽田から萩そして宮島と移動して
ここで17名と合流,総勢28名
何年か久しぶりに会う知人や
先週会ったばかりの茶友も
お顔を見れば心強い
他県からの参加ということで
みな赤いリボンを付けている

時間になり
能舞台には
するするとお家元が進まれ
献茶が始まる
初めは観光客の
がやがやと見物する騒音が
聞こえていたが
そのうちそれも気にならなくなる
諸々の雑念を吹き払うほどに
お家元の献茶のお姿は
清々しい
,
時刻が移るほど
潮は引きはじめる
月の引力
大自然のはたらきを
しかと見るに
大勢の人らの中だが
静寂とういことばが
心に浮かんだ

ここは
神域


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萩→岩国→宮島

2014-11-20 23:13:48 | Weblog
萩を出て
岩国の錦帯橋近くで昼食

岩国寿司

それから一直線に宮島へ
向かう


宮島の夜の遊覧船に乗った
厳島神社の参道は海の中にあるという
夜の観光船は
その海の参道を通り
船のまま大鳥居をくぐるのだ
ライトアップされた鳥居は清らかで素晴らしい

おのずから
神々しい気持ちになった


明日は献茶
天気も良さそうだ
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萩へと 空飛ぶ

2014-11-19 23:18:48 | Weblog
久しぶりに飛行機に乗った
いや
40年ぶり
恥ずかしながら
二度目の飛行機だ

窓から見る景色がグーグルと同じようで
大田区 東京
関東とだんだん高く広く見えてくるのが面白く
興奮した
暫し地上の景色をワクワクして見ていたがる
そのうち 飽きた

萩の石見空港から
観光バスで萩へ向かう

歴史の町 萩へようこそ

ガイドの方の口癖である
幕末の歴史に詳しくないので理解できないことも多かったが高い建物がなく
海沿いのきれいな町であることはわかる

萩焼など窯元などには行かず
松陰神社など見学して
宿に着いた
宿は北門屋敷
毛利家のもと家老の屋敷あとだとか
大きな旅館である
食事は豪勢でフグサシや
ミシマ牛の鍋など堪能した
旅人らしく露天風呂などにも入り
早めに床に就く

部屋は暗く
同室の他三名
そろそろ就寝である
わたしめも
明日のためソロソロ…
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あかひと

2014-11-18 22:11:55 | 三十六歌仙
山部 赤人、
生年不詳 - 天平8年(736年)?)は、
奈良時代の歌人。
六歌仙の一人。
姓は宿禰。
大山上・山部足島の子とし、
子に磐麻呂がいたとする系図がある。
官位は外従六位下・上総少目。
後世、山邊(辺)赤人と表記されることもある。
≪ウィキペディアより≫


人麻呂とともに歌聖と呼ばれる

山部赤人の色紙に書かれている歌は

和歌の浦
汐満ちくれば片男波
芦辺をさして
田鶴鳴き渡る

明日は
羽田から石見空港へ行く
金曜日、厳島神社での献茶に参加する
ついでに観光して萩で一泊
翌日は広島へバスで向かう
宮島で一泊
二泊三日の小旅行
今日は早く寝よう



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雀はたらく冬構え

2014-11-17 23:37:05 | 茶の事
一つ戸や雀はたらく冬かまへ 曽良

曽良とは
奥の細道に登場する芭蕉の門人
河合曽良だ


なんとか茶事はおわり
ほっとした
今日はゆっくりしていよう
明後日は二泊三日の旅行へ出かける
風邪でもひかないようにしないと皆に迷惑をかけ
水屋が残してくれた
茶事ののこりの真薯や刺身の鯛の塩焼き
有難く頂戴した
体力をつけようと
食欲のままにあるだけ食べる食べる
疲れをとろうと甘いもの
水屋見舞いに頂いた空也の最中を3個ペロ
わりと働いたから少しは良いだろう

うまく撮れなかったが
茶事につかった大きな会津塗の煮物椀
三十年以上前に骨董屋で買ったもの
昔はよく使ったが最近は奥にしまったままだが
いつも思い出す懐石道具だったが
四客しかないのであまり使えない
今回は三名なのでやっと登場
文様が隙間なく書き込まれているが
古いものなのでピカピカしていない
作られたのは明治だろう
中身は水屋で作った蟹真薯




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宗悦さんの茶名披露

2014-11-16 21:29:34 | 村雨庵 茶事茶会
今日は茶事
デレラ嬢いや宗悦さんの茶名披露の正午茶事
小春日和 気持ちの良い晴れ
やはり亭主の宗悦さんは
晴れ女だ

精進潔斎とはいかないが
美容院へ行き髪を結いあげて
今日の茶事にのぞむ
取り合わせた道具は殆ど亭主の持ち物
今日は
いままで集めた道具を披露する楽しい場所でもある


茶名披露の時にわが茶事では
待合に茶名の許状を飾る
お客様はしげしげとそれをご覧になり
初心にもどる


掛物は
近衛信尋筆 和漢朗詠




本席は一行 
建仁寺管長の竹田益州筆
本来無一物

大辞林 第三版の解説によると

ほんらいむいちもつ【本来無一物】
〘仏〙 万物は実体ではなく,
空にすぎないのだから,
執着すべき対象は何一つないということ。
〔禅宗で用いる語〕

なるほどね

主客の挨拶
主「茶名を頂きこれからが茶の勉強だと思いました」
正客「ほんとにそうですね、私もまだまだ入口だと思っておりますのよ」

水屋でそれを聞いた
「そうだ頑張れ」


茶事は部屋を綺麗にしなくてはならない結構大変で疲れる
でも楽しかった
茶事はほんとに面白い
また次を
頑張ろう






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