村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

有明の月ぞ残れる

2024-07-16 20:03:00 | 茶事 茶会 

 後徳大寺左大臣
ほととぎす 
鳴きつる方を 
眺むれば
ただ有明の 
月ぞ残れる

後徳大寺左大臣
1139~1191
本名は藤原実定サネザネ
大炊御門右大臣藤原公能キンヨシの子供
藤原定家のいとこ。
祖父も徳大寺左大臣と称されたので、
区別するため後徳大寺左大臣と呼ばれる。
詩歌管弦に優れ、
平安時代末期の平氏が栄えた時代に
大臣の職にあった。


今日は森金さんの
お茶事の水屋
跡見なのでいつもの茶事より
時間も短い
庭の秋海棠と高砂芙蓉を切っていくと
花溜めに
木槿の白とピンクに
水引があった

花を活ける時は誰もが
真剣
無口になってる
花は亭主がいける
花はもてなし

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 廻り燈籠の浮世かな | トップ | 夏草に »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

茶事 茶会 」カテゴリの最新記事