村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

五帖・若紫

2019-10-10 18:50:45 | 源氏物語五里霧中
若紫
(源氏18歳3月から冬)

翌年の春、
傷心の源氏は病気の加療のため北山に赴き、
そこで祖母の尼君と共に住まう美貌の幼女を見かける。
藤壺の姪にあたる彼女に源氏は執心し、
引き取って手元で育てたいと申し入れるが
尼君は応じない。
夏、藤壺が病気のため宿下りする。
源氏は二度目の密会を行い、
直後に彼女の妊娠が発覚する。
冬、源氏は北山の幼女を半ば拐うようにして
手元に引き取る。
若紫と呼ばれる彼女こそ、
後の紫の上である。
(ウイキペディア源氏物語あらすじヨリ)

2019/10/8のニュース
源氏物語
青表紙本「若紫」発見!

「青表紙本」とは
紫式部の原本は無い、
写本が多く乱れた。
各写本を定家が比較して校正したもの。
表紙の青い青表紙本。
現存する青表紙本は、「花散里」
「柏木」
「行幸」
「早蕨」の4帖で、
最古の写本とされる

愛知県豊橋市の
吉田城主を務めた
大河内家の子孫が所蔵
縦21,9㌢、横14,3㌢
本文部分が126頁。


若紫はやや薄く
明るい紫色の美称

伊勢物語にも登場する
「かすが野のわかむらさきのすり衣
しのぶのみだれ限り知られず」


写真は愛用の室内履き
コメント
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