村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

三月尽 飯台の茶事

2013-03-31 23:22:53 | 村雨庵 茶事茶会
飯台の茶事は
折敷の代わりに
飯台という表面が平らな文台のような机をつかう
四つ椀は重ねて持ち出す
飯椀には物相のご飯を入れ蓋をする
その下に汁椀その下に汁椀の蓋
一番上に利休箸を乗せて長盆で持ち出す・・・

飯台の茶事はいままで何度かしているが
経験の多いお客様でも面白がって頂けるようだ
椀の置きかたなど、いつもと違う
献立もわびて一汁三菜といきたいが
料理の関係もあり折角お客様お越し頂くからにはと
一汁五菜になって いつもと同じ
懐石の道具を出す時習慣的に出してしまった小吸物
小吸物は省略
香鉢もない
それから汁替えが無い
その分 水屋は楽だ



昨日菓子部で作った菓子は
ひさご
菓子器は花見弁当のようなつもりで手付を選び
白餡を緑に染め白酒餅でくるむ
それを形つくった
今回の茶事は正客のながたん姫、亭主の勝どの、それに私も体調不具合
元気でやって行こうではないかと無病で行くべし
菓子は五個、蓋にひとつ合計、六瓢ということ

茶事は終わった
まず互いに疲れをとろう


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明日は茶事 飯台の茶事

2013-03-30 22:17:15 | 茶の事
写真はホッケ
朝取り 津軽海峡とある
ほっけはアイナメ科
明日の茶事の煮付けにして焚き合わせの一品とする
新鮮だと刺身でも良いらしいが焼物、煮物、なにしても美味しい
釣針のついたほっけが二尾と
今日はとても大きな鯛をおろす

水屋は三名
鯛は飛び姫、鯛を一人で三枚に下ろせれば上等
飛び姫も一人前だ、
生のほっけは珍しい いつもの魚屋に頼めば何でも下ろしてくれるが
大きな魚、料理教室では一人しか下ろせない
茶事の前であれば何匹も下す事が出来る
何でも回数だからと、
サカチカさんとクマショウさん ほっけをそれぞれ
見事におろした そうな
魚のほかに明日の下拵え
その上、今日は主菓子も干菓子も作った
11時に来、帰りは6時近かった
長時間でお疲れでした 

明日は雨が降るかもしれない
もう一日 
集中しよう

明日は飯台の茶事だ



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サクラ 吹雪

2013-03-29 22:42:42 | 茶の事
たらちねの花見の留守や時計見る 子規

桜吹雪が舞っている
足元の桜の花びらを踏みながら
いつものクリニックへ
まず熱を計る と36.9
大したことはない
自覚は無いのだから

のども痛い、はな水が出て苦しい咳もでる でも
ビタミン入り点滴をすれば元気が出るのだ
 
明後日の日曜日は飯台の茶事
明日の土曜日は日曜日の茶事のしたく
今日は夕方 鍼の予約、
その後 美容院への予約してある

夜七時に美容院へ 
受付でちょっと目についた計算機
キーボードが竹で出来ている



髪は短く、気分良くカット
毎月髪が白くなる気がするが
まあ良しとする

担当の先生はシュガー先生
かつて二日酔いだったり風邪をひいたすると何故か
桃のネクターを飲みたくなるのとお喋り
帰り際に先生からネクターは売って無かったので桃缶を買ってきたと
思いがけないプレゼントを頂戴した
夕食後 パッカンと缶詰を開けた
喉の痛みに桃の甘味が優しく癒される
みるみる元気になった 

気がした


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水無き空に

2013-03-29 00:39:02 | 村雨庵 稽古 
桜さくら花
ちりぬる風のなごりには
水なきそらに
浪ぞたちける 貫之

木曜稽古の昼の稽古にみえたotakeさん何日か前に風をひいて寝ていたとのこと
少し痩せたように見える
風邪が流行っている私めも何度目かの風邪をひいたらしい
三月は毎年不具合だが 治りにくいのは 年のせいか
明日はまた ビタミン注射だ


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利休忌の茶

2013-03-28 00:36:37 | 村雨庵 稽古 
人生七十 力囲希咄 吾這寶剣 祖佛共殺 
提ル我得具足の一ッ太刀 今此時ぞ天に抛
利休の辞世の句

天正19年2月28日 
千利休は亡くなり
新暦では3月27日に表千家
3月28日に
裏千家で利休忌の茶会がある

わが社中では印刷だが
土佐光孚の画の利休坐像を掛ける
賛は鵬雲斎大宗匠 
今日親しく獅子吼を聞き
他時定めて鳳凰兒と作す

お茶湯 
今日届いた菓子は
ういろう製の「胡蝶」
胡蝶とは蝶の別名
小堀卓厳作の茶杓 泪写を使う




利休忌に泪の茶杓や雨の降り 村雨庵



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しら菫

2013-03-26 23:43:38 | 茶の事
若草やあるがなかにもしら菫 松岡青蘿

松岡青羅は江戸中期の俳人
もともとは姫路酒井家藩士だったらしい


つくばいのそばに咲く菫 
エイザンズミレだ
葉がギザギザですぐわかる
よくぞ今年も咲いてくれたと 写真を撮ると
写真目線でほほ笑んでいるような 
気がする


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わが宿に

2013-03-25 23:23:01 | 茶の事
S先生へとお菓子をお持ちした
今月はお誕生日月である
3月15日を無事に迎えられ
お元気なお声を聞く事が出来て嬉しい
玄関を入ると誕生祝いの
美しい蘭や花籠が飾られている

花はお祝いにも悲しみにも無くてはならないものだ
美しい花は
喜びを猶増し、悲しみを穏やかに癒してくれるのだろう

我が宿に咲ける桜の花ざかり千とせ見るとも飽かじとぞ思 兼盛

ボツボツと雨が降る
見上げると桜が咲いている
青い空だと もっと綺麗なのだが・・・


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おぼろなり とも

2013-03-24 21:02:48 | 菓子
案外 外は寒い
薄着で出かけた事を後悔したが
しかたない我慢 少しがまん


雲なくて おぼろなりとも見ゆるかな 霞かかれる 春の夜の月     西行



菓子教室で作った菓子は おぼろ饅頭
まず饅頭の生地をつくる
粉の入ったボールに山芋と砂糖の合わせたものを静かに落とし
粉をまぶし 左手で畳んでは右手でギュッと押しつける
粉をまぶしては拳でギュッと押す
これを何度も繰り返すと
段々 からだが温かくなってきた
だが
繰り返すと 段々 
飽きても 来る
これも修行 修行なのだが 私めは途中でくじけて
後はサカチカさんに修行してもらった
とほほ


写真の
「見たら四団子」はわれらクラスの後輩お二人が
心を込めて作ってくれた 有難や



箱入りは今日習ったおぼろ饅頭 
これも心が籠っているし 力も籠っている
明日は久しぶりのS先生の研究会だ
お土産にしよう


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花 十日

2013-03-24 01:11:12 | 茶の事
月みれば風に櫻の枝なべて花かとつぐるここちこそすれ  西行

エレベーターで20階に登り地上を見下ろすと
あちら またこちらに桜の花の薄桃色が見て取れる
桜が咲いた

花十日 珠玉のごとき日を生きる 徳子

草苑さまが花をたくさん持ってきたので
七事式のお稽古は
仙遊之式と三友之式
いずれも全員が花を入れる
選ぶ花 添える花 生け方にも個性が出る
大胆な人は大胆に 可愛らしい人は可愛い花を
花寄せでそれぞれの花入に花が入り 茶室は花盛り 
香も焚かれれば 
まさに
「香 満ちました」



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北寄貝 姥貝

2013-03-23 00:05:12 | 茶の事
金曜日の料理教室
生徒は三名

ほっき貝は北寄貝と書き
姥貝とも
ビタミンB12, 鉄、マグネシウムが多く含まれている
捌いて
きらず和えにした

写真は煮物椀
蟹しんじょ
生身をよく擂って 山芋、玉子の白身、コブ出汁、蟹と浮粉をいれて
茶巾絞りにして蒸した
上手に出来て美味
今日は蟹が165gだったので生身は同量にした
蟹がたくさんで嬉しいと皆 ほほ笑む


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白衣観音

2013-03-22 00:48:24 | 茶の事
木曜稽古 
この二、三日で庭の椿が満開になった
順に咲いてくれるはずが
いっぺんに開花
自然のものは勝手な人間の自由にならない
どの花を生けようか
今日は紺ワビ介と黒文字にした
本席の経切れを掛けたい
生憎無いので根津美術館の空海の大般若経の色紙をかける
待合には
久しぶりに白衣観音を掛けた



観音様に33観音があり
白衣観音はそのうちのひとつ
他に楊柳観音、魚籃観音、延命観音、
龍頭観音、滝見観音、水月観音、
威徳観音、岩戸観音 
初めて聞く知らないお名前の観音様がまだまだある
お顔を拝見すると ほっと安心する
やさしいお顔だが観音様は性別不明だそうで
それも 魅力的だ




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銀瓶に湯の沸きて

2013-03-20 23:39:57 | 茶の事
珠数ひろふ人や彼岸の天王寺 子規

文の会を今日はhirokoさんのお宅でする事になった
バイ様と日暮里で待ち合わせ
常磐線で松戸まで行く
今日は彼岸の中日 
改札口の混んでいる事 その凄さ
ところがバイ様が時間になっても来ない
10分過ぎて漸く見えたが
なんともう一つの改札口でずっと待っていたとのこと
バイ様は携帯を持っていない
こういう待ち合わせには少々不便だが
不便に思うのはこちら側で 
バイ様は何も不便に感じないだろう

Hirokoさまのお宅へは二度目だ
閑静な住宅街である
玄関の隣には広い書斎があり
文机が窓に向けて据えてある
そこに座るとお習字ができるように書道具が備わっているのだそうだ
隣の茶の間には火鉢に銀瓶が掛りしゅんしゅんと沸いている
炭はほの暖かく
とても懐かしい風景だ




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三十六歌仙 僧正遍昭

2013-03-19 23:55:46 | 茶の事
朝はまだ本調子ではないが
午後からは何とか調子が出て来た
膝が悪く座布団を重ねながらだが
今日は点前も二度ほど 何とか出来た
点前の出来る幸せ 確かにそれはある



棚は認得斎好みの香狭間棚
釘もあり中板を移動させる
杉棚に似ているが地板がない
運び点前だ
水指は砧青磁
口が小さい
柄杓の合が入れば使えるとのこと
これもギリギリであるが水は汲める
釣釜は雲龍釜で蓋は掻立鐶
大きい蓋や小さい鐶の時は動かさずとも構わない
音するものは音を立てない
動かす時は静かに動かす
みな普通の事だが
身につくまで稽古する

明日は彼岸の中日 
相応しい軸が掛っている
本席は仏心清浄常寂滅の一行
花入は経筒
待合には青々光琳筆僧正遍昭の白描画がかかる

僧正遍昭816~890
六歌仙、三十六歌仙のひとり
桓武天皇の孫 母は光孝天皇の乳母ともいわれる
仁明天皇の寵遇を受けたが天皇崩御のあと出家 
花山僧正とも呼ばれた
子は素性法師
俗名は良岑宗貞ヨシミネノムネサタ
 ゛
百人一首では12番
天つ風雲の通ひ路吹きとぢよ をとめの姿しばしとどめむ    



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春の彼岸

2013-03-18 19:52:42 | 茶の事
渡し舟武士は唯のる彼岸哉 其角

昨日から彼岸の入り
今日は棚経にとお坊様がいらしたが
お経が終わったらtomoちゃんが
お布施をそっとお渡し
緑の金団とお薄を差し上げる
案外お経が長かったようだ

昨日から風邪ぎみであったが
今日は朝から具合が悪い
予定のお料理へ出かける事、美容院への予約
予定は取止めて今日はゆっくり眠ることにした
とじっと寝てばかりでお坊様の時も眠っていた
冷たいお薄は にがかっただろうに・・・


写真は昨日の八寸
海のものは京都錦でおみやげに買った鰻
山のものは蕗のとう 
また京都に行きたくなった


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アイテラ氏茶名披露正午茶事

2013-03-18 00:03:49 | 村雨庵 茶事茶会
一月の予定だったアイテラ氏の茶名披露茶事
私めの風邪で延期したが
今日 無事に茶事は終えた
まずは良かった

お客様は三名 水屋は二名と亭主
懐石道具を出すのも洗うのも簡単 時間も早い

取合せの道具は亭主の道具を中心に足りないものは私のを使った
自分のだと道具を覚えなくても済む
その分楽だろうと 
まず本席の床は亭主の持ち物
山田無門筆 本来無一物
六祖慧能エノウ 638~713が 五祖弘忍の後を継ぐ
という事が決まった その偈頌である
五祖には弟子が700人程いたというが 
選ばれた慧能はただの寺男だったという


写真の
棚は八田円斎造 半月棚
水指 古高取 
薄器 唐戸面溜塗菊桐蒔絵茶器
薄茶茶杓 作は忘れた 銘は若草 
因みに濃茶茶杓の銘は平常心
両方とも亭主のものだ

 

主菓子は 亭主の名前から「一之字餅」菓子部製
銘々皿は 加藤幸兵衛窯の弥七田織部
干菓子はゴルフ最中 これのみは虎屋のだ 
転がらないように州浜でピンを作った これも菓子部



もうひとつの菓子はゴルフが趣味の亭主
グリーンと池 などどうだろうかと・・・
菓子部と相談 造ってもらったが



その調子 中々いいではないか
さあ うまく
カップイン出来るかどうか
それとも 池にポチャンと落ちるか
恐れを知らず ホールインワンを狙うか
ゴルフも人生と同じようかも
とまあ 遊んでみた



袴姿の亭主アイテラ氏
茶事が済んだ 帰りがけの言葉は
ああ面白かった   と・・・
お疲れでした
 

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