村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

佐保姫

2009-03-31 20:48:50 | 茶の事
三月も今日で終わり
三月は仲春である

立春から春
2月は初春
3月は仲春
4月は晩春
立夏から夏
5月は初夏
6月は仲夏
7月は晩夏
立秋から秋
8月は初秋
9月は仲秋 ゆえに中秋の名月
10月は晩秋
立冬から冬
11月は初冬
12月は仲冬
1月は晩冬

とこんな話を
私は以前 ささがに倶楽部という
料理勉強の会の時に話した事がある

春の女神として 佐保姫は有名である
春霞の衣をまとう若々しい女神とか

秋の女神 は竜田姫 立田姫とも  たつ の音が裁つで 裁縫の神という
   私めは 甘味屋の竜田野を思い浮かべるが

あんがい知られてないのが
夏の女神 筒姫と冬の女神白姫

こうして
日本の四季には
女神様が
おわします


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だんどり

2009-03-31 00:55:00 | 茶の事
三月も終わる
さてさて
四月は炉塞ぎの月
釜を透木釜に替え
また
花見の頃ともなれば
茶碗に桜の色絵を出し
吉野棚にて点前などせんか

四月1日は水曜日
稽古の準備と茶事の道具を出さねば日がない
道具の出し入れが 大変だ
どこに何が入っているかがはっきりしないから
場所がわかっても手前にいくつも並べ重ねてあるので
それらを片づけてからでないと・・
明日にしょう

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香道

2009-03-30 18:20:28 | 香道のこと
来月の4月26日は 香席を開く
四月は忙しく
お稽古出来るのは今日一日だけ
うまく出来るか少々心配
夕方の風は冷たい
すれ違う人の顔は見えずまさに誰そ彼
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やきものの勉強

2009-03-30 01:22:42 | 茶道具、古美術、骨董
茶碗で知るやきものの見方 (淡交ムック)
杉浦 澄子
淡交社

このアイテムの詳細を見る
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研究会

2009-03-29 22:47:33 | 茶道具、古美術、骨董
杉浦先生はこの3月で八十八歳になられた
誠に目出度い

月に四日間
今も茶碗研究会をひらかれ、会員はその内の都合の良い日に伺うのだ
やきものを茶碗を通して勉強する

やきもの王国と言われる日本であるが、普通は学校で勉強する機会はない
磁器と陶器の違いもはっきりせず
また萩と志野は同じようにみえるらしい
沢山の人がやきものを好むがそれが何焼きか知らぬ

なにごとも
教えてもらわないと
勉強しないと
わからないのだ
やきものの勉強は面白い 飽きない

席の顔ぶれを見回すと
この研究会に伺って
駒場の松涛庵どのが一番古いか
そして次は私めが半年遅れて
先生が60歳の時からで
もう27年か28年経つのだ
 
今日の勉強は瀬戸の最後
犬山 夜寒
来月から京焼の勉強が始まる


 
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染付

2009-03-28 22:36:29 | 茶道具、古美術、骨董
食器棚を開けて
さてどれを使おうか
向付は深川製の染付を出す

染付とは何かと?
どちらの食器棚を開けても染付があるはずであるが
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築地市場 花冷え

2009-03-28 09:55:38 | 懐石・料理
以前は新橋から徒歩で行ったが
最近は大江戸線で築地へ向かう
土曜の8時前
ソメイヨシノもちらほら咲き始め
春なのだが
今朝は寒い

大江戸線築地駅
市場の帰りの人の列
すれ違いざまに聞こえるは中国語らしい、なんとも賑やかで活気があることよ
若い人が多い

壊れたので大野屋で30cmのすり鉢を買った
大きくて重い


懐石料理のわが料理教室
会の名は懐の会

本日は11時から三名

いざいざ
家へ急げ
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杉木普斉

2009-03-27 23:02:21 | お勉強
文の会
今日はまたもや話に花が咲き文読む時間はわずかなれど
さらっと読む

宗旦四天王のひとり
杉木普斉

紫のくさのゆかりにあらぬ身を
なをしのばるる袖の色哉
普斉
続きを書こうと思ったが
遅くなった 
のちにかくことに
明日早く築地へ買い物は行く

    今1:41だ
今日はここで

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柳は緑 木曜稽古 

2009-03-26 12:24:59 | 茶の事
茶の掛け物に
禅語を掛ける
他 歌切れだったり 
画賛だったりする
ただ画のみもある

掛け物を掛ける場所は
寄付 待合 本席 一応三ヶ所として
どこも同じような禅語ばかりと言うのも
面白くない 
それぞれ替えて 
それぞれがお互いを引き立てる
それもすべからく 「取り合わせ」ということになる

道具、懐石、茶室、連客はもちろん
季節の取り合わせ 
茶事の種類・内容の取り合わせ
あらゆる力が必要だ
そのため
亭主はただただ精進するしかない


柳は緑 花は紅
人と比べず 
とどまらず・・と己に言い聞かせる

今日は木曜稽古 
今日の掛け物は
寄付 花の画 
待合 印刷慣れど棟方志功 自画賛  
      賛 花深処
      画 茶碗の絵

本席 短冊 作者不明
      門柳 佐保姫のひきのはしたる糸柳
         月さえ門にながく宿せり

今日の稽古は
    茶碗荘 つり釜初炭と後炭
    旅箪笥でやっとも姫は茶事の稽古 
    初炭濃茶後炭薄茶と 一通り点前は完了というところ
    茶事の道具を出し箱を開いて現物を見る
    自分の覚えのノートに記入して覚える
    茶事でつかう道具をすべて覚えるのだ
大変だが 
どうしてもしなくてはならない
だいたい私もだが
誰かがやってくれるならしない
やってくれなくても しなくてよければしない
しかし
茶事の亭主はどうしても、しなくてかはいけないことがある
たくさん頭を使い また 体をうごかし 
そして
たくさん
食べて

それで、ひき締まるのだ 
身体も  こころも
茶事の亭主をしよう
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水曜稽古…花は紅

2009-03-25 23:51:05 | 茶の事
桜が薄く色づきはじめた
気温は下がり冬が戻ったかのようで、蕾は暫し足踏み

今日は七事式の稽古日
旦座
香付花月
平花月

香付花月では皆、香銘で短歌か俳句を作る

大変だが案外集中して
何とか出来るから
それも楽しい
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白木蓮

2009-03-24 23:45:28 | 短歌・俳句の事
かすかなる
夜風の
吹くや
芽吹きたる
柳の長し
枝は揺れ次ぐ 


 
椿はいくつも花をつけ 咲き満ち そして散る
明石潟という椿は10cm以上の花を枝先に咲かせ
重そうにゆらゆら 
胡蝶わびすけはたくさんの花がつき
緑の葉よりピンクの色の方が多いくらいだ
黒文字の木も
二三日前はまだ葉のみだったのに
今日はもう緑のふさふさした花をつけている
花冷えか
襟元をかき合わせつ空を見上げる
わが狭い庭に
白木蓮が夢のように揺れている
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真剣に香道の稽古

2009-03-23 23:45:12 | お勉強
月曜日は香道の稽古
4月26日に香席をみんなで持つのでそのお稽古だ
10時、12時それと関係者がお客様になりあと一席
計三席となる
役は香元、文台、書記が必要 その三名が三回あるわけで延べ9名だ
私め含み生徒はみんなで6人だから役を掛け持ちでしないとならない
熱心な生徒でないのに
なんと 一席目の香元をする
出来るかな 始まればなんとかなるだろう
今回は源氏香で 楽しみでもあるが 手前に自信は無い
手前する人が居ないらしいから まずは仕方がないか
2席目には書記となり3席目も書記だそうだ
頑張って当てられたら うれしいが 
難しいものだ 香を当てるのは
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春の雨風 桜ごはん

2009-03-22 23:55:18 | 茶の事
今日は
はや10時前からサカチカさん、10時過ぎたらかつどの、トビ姫
カズ様、設計室長、修繕課長のアイテラ氏それからヤットモ姫
と雨が強いからと早め早めの一日であった
トビ姫が今日は途中でお帰り
はっと 気がついたら2時過ぎて 空腹 空腹
ちょうど茶飯釜をつかっているからと
お米3カップを洗った
ザルにあげ 少しおいておいた方が良いのだが
お腹がすいているので
すぐ炊こう 
今日は さくらご飯を炊こうぞ
炭をしっかりして洗い米を入れる 
桜の塩漬けを水で洗って少し塩を落とし細かく切ってそれも入れる
すでに釜にはお湯が入っているので柄杓で適当にとる
ほんとに適当 適当である 
稽古には炉を二つ使ってるので
もう一方で稽古をする人はかまわず稽古する 
そのうち釜から だんだんよい香り
お米の炊ける よい香り
今日はそれと共に
桜のかおりもするので もう一か所で点前しても
さぞ 落ち着かぬことであろうが
そうしているうち15分くらいで湯気が吹き出し いい具合
少し小上げをして 後はゆっくり蒸らすのだ
蒸らしが足りないとお米が釜の内側にしっかりこびり付き取るのが大変
時間がかかりその上よくとれない 
ここはじっくり我慢して10分待つ
さあご飯の支度
いつも使う小さい折敷とお椀を棚から取り出し
桜ご飯を左に
右にはインスタントの味噌汁を入れるもう一つの釜から柄杓でお湯を入れる
向こうには空の小皿を置き取り皿とする
そこにはありあわせの佃煮と
母親がつくった鶏のから揚げ、
キャベツの千切り、トマト、それにデザートは金柑
みな取りまわす
ささやかな茶飯釜だ
献立は急なので満足とはいかないが
とりあえず 顔をそろえて同じ釜の飯を食べる
お腹と気持は 満足だ


外はときおり 風雨厳しく音立てている

今日の
待合の掛物は嵐山の渡月橋
桜は ほの咲き始め

本席の掛物は
茶烟永日香 

今日のわが稽古場は
ふくふくと茶飯釜にて桜ごはんなどを炊く

のどかなりし 

 
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今日の献立

2009-03-21 23:54:54 | 茶事 茶会 
村雨庵 懐の会 
花見の茶事懐石献立のうちいくつか稽古する
今日生徒は2名

今日はあいなめを下ろし
お造りと あいなめの葛叩き椀
それに若竹煮と白和えである
あいなめはカサゴ目アイナメ科
冬から春が旬であぶらが多いのでアブラメともいう
ホッケも中まで ホッケの匂いがした
三枚に下ろしたら 塩をしておき水気がでたら拭く
骨切りをしてカタクリ粉を刷毛でつけてわいた湯に入れて
椀種にする 今日はシイタケと菜の花 吸い口は木の芽

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六本木

2009-03-20 22:50:19 | 茶事 茶会 
今日は食事会
誕生日の食事会
六本木5丁目
分とく山 飯倉片町店 ランチを
まずは美味しく頂戴した

ミッドタウンをぐるぐる回る
リッツホテルで紅茶を飲む
ミッドタウンをぐるぐる 
のどかな土曜日だ


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