風吹て廻り燈籠の浮世かな 子規
今日は七月十五日
午後二時頃
自転車に乗って
お坊さんがやってくる
お盆の棚経をあげてくれるのだ
まずお布施の用意
筆ペンを探してお金を用意
銘々皿に和菓子
すぐにお薄を点てられるように
撫子の色絵平茶碗を用意
ティフアールの温度は80度
お菓子を召し上がり
お薄をおまちのお坊様へ
「お待たせしました」
これも茶の湯
懐石の献立は
常にアンテナを出して
新しい使えそうなものを探そう
人は何でもすぐに
飽きるからね
味噌汁は味噌を必ず使うこと
具は精進ものを一つ
脇役を添えても可
白味噌と赤味噌の割合を変えつつ
一年の変化を見せること
それに
出汁は最上の昆布と鰹節で引くこと
懐石は非日常なんだから
味噌汁の具 風炉
白玉団子
焼湯葉
栗
焼豆腐
南瓜
新管牛蒡
ムカゴ
タラの芽
蓮芋
アスパラガス
ゼンマイ
舞茸
しめじ
小茄子
ずいき
胡麻豆腐
子芋
冬瓜
丁子麩
粟麩
と本には出ていた
麩のいろいろ
野菜いろいろ
豆腐のいろいろ
きのこ色々
木の実も可
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