村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

八帖・花宴

2019-10-13 22:14:46 | 源氏物語五里霧中
花宴
(源氏20歳春)

翌年の春、宮中の観桜の宴の後、
源氏はさる姫君と関係を持つ。
春の末、政敵・右大臣家の宴に招かれた源氏は、
彼女がまもなく
みずからの兄の元に入内する
右大臣の娘・朧月夜の君であることを知る。
(ウイキペディア源氏物語あらすじヨリ)


花の宴とは
左近の桜を愛でて宴を披くこと
宴ウタゲは優れた文雅
舞楽など芸能漢詩など学問の能力を発表される
この御代がいかに優れた治世かを表すという
花の宴は
聖武天皇のころから続いているとか
源氏物語文学セミナーの先生のお言葉だった

宴が終わりぐずぐずしていた光源氏
向こうから歌をうたいながら姫君が来る
大江千里の
「照りもせず曇りもはてぬ春の世の
朧月夜に如くものはなし」を
似るものはなしと間違えてうたっている
光源氏はこの姫君を抱き寄せ結果契る
やりたい放題の光源氏
これを千年前に書くのだから
紫式部は凄い
聞いても名乗らない姫君と扇を交換
朧月の絵が描いてあった
この大江千里の歌は
源氏物語に載った事で有名になり
その後の勅撰和歌集に載った
それだけ源氏物語は有名だったということか


昨日は台風で怖かった
わが家は川の近く
氾濫したらわが家も水浸し
家も古いから潰れるかも
木戸には屋根がついているので煽られて
15号の台風で心なしか傾いた
今度は倒れるかも
考えればどんどん不安が募る
九時を過ぎると急に静かになり
あとはテレビばかり見ていたが
十二時前に薬をのんで寝た
朝四時半に起き
妹にメール
明るくなったら見渡したが
どこも壊れていないとのこと
安堵したが
東北では大変なことになって
心が痛む
コメント
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