村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

東京駅の青い空

2017-10-31 01:36:54 | お勉強
定家
よしさらば
四方の木枯し吹きはらへ
一葉くもらぬ
月をだに見む

木枯らし1号が吹いたとか
外は案外寒い
写真は東京駅ホームから撮った
東京駅の青い空

今日は月に一度の研究会
終わると
帰り際にお土産にと
鰻のお弁当を手渡された
 うちは
 鰻は駄目でして
と申し上げた
何度か立派なお鰻様をお送り頂いた
有難く感謝し
 おいしかったですう
など
お礼を申し上げて
食べれませんとは言えずに
おり

お心遣い
誠に感謝




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野分ノワケかな

2017-10-30 00:23:54 | Weblog
妻も子も寺で物くふ野分かな 蕪村

台風が来ているのに
法事ゆえに
千葉のお寺まで行った
あとは母と
従姉のノンちゃんと
その息子のお嫁さんの納骨
みんなどこへ行ったのだろう
ホント悲しいね
この辺の
風はそれほどでもなく
雨も傘をさせば何とかなる
ところが足下が水たまりになって
目指すところ迄の土の道に
10センチ程水がたまっている
革靴ではとても歩けない
浅そうなところを選んでいく
年老いた石屋さんがカッパを着て
作業をしているが
石も重たそうだし
雨の中では
可愛そうなくらい
お線香はすぐ消える
何度も消えるので
最後は石屋さんの
バーナーで火をつけたのには
びっくり
御住職様の草履と足袋は
水の中をジャブジャブ
大変だ


写真は終わっての帰り道
街道沿いの店
ずいぶん風流な店構え
料理は色々
台風は
通りすぎたかな




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秋の行く小路コミチ

2017-10-29 00:29:48 | 紫廼茶話会
紫兎先生の七事式の会
今日は
壷荘付花月と
唱和の式

唱和の式は
全員で花を入れて
亭主の花は香を焚き濃茶を練る
薄茶は菓子付花月
それまでの時間で
つくった短歌や
俳句を短冊に書き
それぞれが読み上げる

私め
杜鵑と小菊を入れた

秋の行く小路にひかる紫の
頭たれつつ咲くホトトギス 村雨庵


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行く秋や

2017-10-27 23:44:54 | 食事会
行秋や手をひろげたる栗のいが 芭蕉

夕方
いつものイタリアンへ食事
ウエストさんとABB氏
まず生ビールのあと
いつもは頼まない
高いワインをボトルでとった

チーズと栗のガーリックトースト
シーザースサラダ
何とかのアヒージョ
肉の何チャラ
ピザを2枚
パスタを1皿

満腹になったら
そろそろ帰ろう
歩くと
けっこう酔っている感じ
気分はハイテンション
動作はオーバーアクション
声は大きめ
久しぶりに少し酔うと
至極愉快だ



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月もなくなる夜寒

2017-10-27 00:40:38 | 村雨庵 稽古 
欠け欠けて月もなくなる夜寒哉 蕪村

明日の金曜日は月齢6,8
月も無くなる新月から
7日目の上弦の月
次の
月も無くなる新月は
11月18日だとか


今日は晴れた
今度の茶会で使う掛け軸を
三幅
先週からあらかじめ掛けてあったが
雨ばかり降って
巻いてしまうのに躊躇していたが
今日は晴れたし
明日も晴れるらしい
だったら
巻いてしまうのは
明日にしよう

写真は三渓園


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宵の雨

2017-10-25 23:11:03 | 村雨庵 稽古 
鹿鳴くや宵の雨 暁の月 蕪村

写真はヨシコちゃんのお土産

杏と
ブラックブルーベリー
軽井沢の二つのジャム

最近の食事はパン食が多い
パンにはジャムをつけるから
嬉しいね



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秋の暮

2017-10-24 22:59:12 | 植物・茶花
たれかはな 
枯野をしのぶ 
をみなへし 
おのれも慕へ 
秋の暮をば
  藤原俊頼


今日は茶道具展示会の添釜
担当の日
お仲間がお持ちの花を
友人の里庵さんが入れた
秋草は
なんとなく
哀愁を感じる

黄葉になっているのは
丁子草チョウジソウ
それと
杜鵑ホトトギス
吾亦紅ワレモコウ
藤袴フジバカマ
糸薄イトススキ
女刈萱メカルカヤ
野菊ノギク

風炉の茶花もあと少しで
炉の花へと変わる



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筒花入 

2017-10-23 23:08:01 | 茶道具、古美術、骨董
茶道具の展示会へ寄り道
その添え釜の席の花をパチリ
写真には写っていないが
筒花入に入っている

筒花入というと
利休所持の高麗筒花入が
一番好きだ

筒花入は
比較的花も入れやすく
花も冴える

経筒
神酒筒
送筒
置筒
阿波筒
それから
淡々斎好みの
津泉筒花入
など
色々ある


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台風21号・日帰り京都の茶会

2017-10-22 23:26:45 | 茶事 茶会 
超大型台風21号縦断中
新幹線にて京都行き
着物は裾を始末して雨ゴート
うっかり携帯電話を忘れた
今日の写真は
別のもの

茶会の
席入は午後一時
場所は
陽明文庫虎山荘
雨風は思ったほどではなく
着物も濡れずにすんだ
濃茶席のあと薄茶席
食事をして最後に御文庫の見学

御文庫へは
茶会に伺うたび拝見しているが
初めは見ているのだが
見ても全く見えず
段々伺うごとに少し
みえてきたような
気がする

気がするだけ
これは古筆だからではなく
茶道具など美術品も
いやいや世の中の
全てのものが
見ても見えていないのだろうと
知らされる

今日は御堂関白記
行成の和漢朗詠集
茶杓箪笥は三十一本の中の
三十本
残りの一本は濃茶席に出された後西天皇
予楽院好みの素晴らしい表具の掛け物が
ずらっと壁に掛けられている

台風の雨で
御文庫への階段も厳しく
滑るし危険
台風に向かって
誰も転ばずに無事に帰れたこと
まずは一安心

茶会があれば
雨にも負けず
風にも負けず
どこへでも出かけて行く
とは
何者ぞ



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三夕の歌覚えているかな

2017-10-21 23:04:57 | 茶事 茶会 
『新古今和歌集』の三夕の歌
新古今調の特色をなす
三句切れ体言止めとか
覚えているか

寂蓮
「寂しさはその色としもなかりけり
まき立つ山の秋の夕暮れ」

西行
「心なき身にもあはれは知られけり
鴫立つ沢の秋の夕暮れ」

藤原定家
「見渡せば花も紅葉もなかりけり
浦の苫屋の秋の夕暮れ」

昨日の茶事では
本席の掛物
色紙に西行の歌
心なき

薄茶は動座し広間へ
掛物は自画賛
浜辺の画に
賛は
見渡せば

あと一つは
茶杓の銘

茶席の掛軸を
読もうとすると
途中で
エーとその先は何だっけ
毎年秋に口ずさむのに
すぐわすれてしまう
まあそれも良し
明日は
京都行き
台風がきているので
大変だ



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時外れの茶事

2017-10-21 01:16:25 | 茶事 茶会 
今日は茶事へ
時外れの茶事
待合のあと露地に出て
迎付にて席入
初炭をして菓子
中立する
ドラで後入
濃茶懐石
動座して薄茶
送り礼でおしまい

道具をゆっくり拝見し
そのあとで
懐石をゆるゆると味わう
とか
御酒の入らぬ前に茶道具を拝見し
懐石も心おきなく堪能する
茶事と聞くが
ホント
満足


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秋の雨

2017-10-20 01:25:30 | 村雨庵 稽古 
眠らざる夜半の灯や秋の雨 漱石

今日は木曜稽古
雨が降り風も吹く
寒い一日だが
寒い寒いといいながら
お弟子様達が次々と
お稽古にきてくれる
感謝

11月4日の花丹茶会も間近いのに
その間に出掛けることも多く
支度するのに
何かと時間がない
やり残し気持ちは焦るばかり
明日も
茶事だ
茶事は嬉しい楽しい面白い
でも
少し早起きしなければ
目覚ましを付けた



写真は四天王寺の
扇面法華経冊子
の複製
でもきれいだ


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あきつしま 秋津洲

2017-10-19 01:21:52 | 村雨庵 稽古 
寄神祝
すめらぎは
あきつかみなり
あきつしま
動くつきよの
あらんと思うな
香川景樹の和歌である

香川景樹カガワカゲキは
明和5年4月10日
(1768年5月25日)
~ 天保14年3月27日
 (1843年4月26日))は、
江戸時代後期の歌人。
父は鳥取藩藩士荒井小三次。
初名は、純徳・景徳。
通称は銀之助・真十郎・式部・長門介。
号は桂園ケイエン・東塢亭トウウテイ・梅月堂・
観鶩亭カンボクテイ・臨淵社・万水楼・一月楼。
出仕した徳大寺家では
「景樹」を「かげしげ」と呼んでいたが、
景樹自身は自身の署名で
「かげき」の読みを使っており、
こちらの呼称が一般に通用している。

(ウィキペディアより)
昔にしては長生き
75歳でなくなった
歌は
寄神祝だが意味は不明だ
皇スメラギとは天皇
あきつかみとは現神
あきつしまとは秋津洲で本州のこと
そのあとはわからない
それは江戸後期が
どのような時代だったのか
細かにわかれば解釈できるかも
難しい

今日は水曜稽古
ずっと降っていた雨が
上がって
少し陽も射した
寒いのでエアコンの暖房を入れ
ホットカーペットを敷く
早めに風炉に炭を入れるようやく
ほのぼの暖かくなった


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千鳥の香炉

2017-10-18 01:12:58 | 紫廼茶話会
千鳥鳴く
佐保の川霧たちぬらし
山の木の葉も色かはりゆく
壬生忠岑

今日は紫兎先生のお稽古
玄関には
カリロクと千鳥の香炉

この青磁の香炉
真ん中が高台になって
足が宙に浮いている
足は三つ
浮き上がっているのを
千鳥の香炉
千鳥形というらしい

千鳥の香炉
砧青磁の三脚の聞香炉。
宗祇・織田信長・豊臣秀吉らが所持したという。
底の中央に高台があって
脚が宙に浮くのを
千鳥に見立てて名付けられたという。
また,この形の香炉。
(三省堂大辞林ヨリ)



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身にしむばかり

2017-10-17 01:06:27 | 菓子
  和泉式部
秋吹くは
いかなる色の
風なれば
身にしむばかり
あはれなるらん

とても寒いというので
松風さんから頂戴した
ダウンコートを着た

ちょっと早かった
本格的なダウンコートは
赤坂では誰も着てなかった

今日は松籟庵様と二人で
赤坂2丁目のお菓子屋さん
塩野へ
11月の源氏香と茶の会の
菓子は塩野にした
主菓子は上用の菊
干菓子はすり琥珀の○○
と桃山の○
○が何かは 当日

近くのコージーコーナーで
パスタとサラダにスイーツ
それと珈琲がついて1500円位
パスタの量も多い
なんとなくお得だ
写真はそのスイーツ



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