村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

忘れてしまった・・・

2011-03-31 23:25:08 | 村雨庵 稽古 
今日は3月31日 木曜日
ほんとだったら午前中には京都に居た
取りやめにして今日は木曜稽古だが
生徒が誰も来ない
庭に出て写真を撮った
灯篭は倒れたまま
日射しは春だ
庭は花盛り
勝殿もいつもよりずっと遅れて来た
今日の昼間は一人だけ
ゆっくり稽古しよう
暫くして
急に気が付いた
京都行きの新幹線をキャンセルしてない
月曜日にするはずだったのに 忘れてた 
困った さて、どうするかとぐずぐずしていると 
勝殿が素早く、自転車に飛び乗り、取り消してきてくれた
有難い 
親切な勝殿 有難う
朝の新幹線の分はもちろん払い戻しは出来ないが
勝殿の優しさをあらためて知ったし、
まだ今日気がついてよかったかも
しかし
それにしても 我ながら呆れる


夜の稽古はうらちゃんとサカチカさん
さかちかさんは稽古の前にお米を買ってきた
最近色々揃ってきたが
納豆とヨーグルトが無いらしい
水も探したが今日はなかったと言う

水はいつでも必須のものだが
宇治の七名水は
阿弥陀水、泉殿、百夜月井、公文水、桐原水、法華水、高浄水の七つ
去年は覚えていたはずが
時間が経ちすっかり忘れていた

「常に考える癖をつけよう!」という事をテレビで見た
満たされていると考えないので、日常をわざと不便にするという

足りない所を考えて埋めていく
最近それが無い
自分に言い聞かせる
「頭をつかって覚えよう」
「常に考える癖をつけよう」

だがすぐに その標語すら忘れてしまうのだが・・・



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七転び 八起き

2011-03-30 23:05:04 | 村雨庵 稽古 
茨城県五浦の天心の六角堂が津波に流されたとガゼータ様のブログで知った
岡倉天心は
晩年、五浦の雄大な風景を気に入り
思索と静養の為に移り住んだという

一度行ってみたかったが・・・



今日は水曜稽古
炭手前をしないので
奥伝の真の行台子と大円草
頭を使い、そして体を使う点前にした

掛軸はダルマの画賛
達磨大師の画に「廓然無聖」と賛ある


佛果圜悟禪師碧巖録(碧厳録)に

梁の武帝、達磨大師に問う、
如何なるか是れ聖諦第一義。
磨云く、廓然無聖。

武帝が質問した
「仏法の根本心理とは何」
達磨は答える
「からりと晴れた青空のようなものさ、聖なるものも、真なるものも何もないよ」

廓然無聖をデジタル大辞琳で調べる
「碧巌録」にある言葉で、
大悟(だいご)の境地には聖人と凡夫の区別はないということ。


達磨さんといえば
七転び八起きだから

  頑張れ
     ニッポン

頑張ろう ニッポン



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掛軸を 落としてはならない

2011-03-29 23:13:03 | 茶の事
火曜日
予定では昔の友人二人と
私めの誕生会をする予定であったが
延期にした

予定の何もない日は
眠る事にしている
朝も寝坊をしていたら
電話がいくつも掛ってきた
その度起き上がってお話しをしたが
すぐまた眠る
起きて動き始めたのは昼ごろ
いくらでも眠れる

夜は眠れない


茶道具には部分の名称がある

掛軸
表装の名称
巻緒・掛緒・鐶カン・本紙・風帯・一文字・中廻し(中)・天地(上下)・軸先
裏側に
表木ヒョウボク・外題ゲダイ・巻絹・軸助ジクタスケ・軸木ジクギ

箱に入れる時は外題を上に、巻緒を掛けた表を下向きにする
中廻の本紙の左右を柱というが
茶掛はこの柱が細い

軸を掛ける時、巻く時
決して、決して
落とさないように注意する
落とすと横皺になり切れる事もあるから
絶対に落とさない
その為には掛緒に注意する事
掛けるときと外す時、気をつける
あとは慣れる事、緊張しない事だ
明日の稽古は 軸荘り
昨日は
利休忌だった




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無作の美

2011-03-28 23:27:45 | お勉強
写真は香り姫という名の椿

今日は
四カ月振りのお茶碗研究会
S先生は今年の三月で卒寿になられた
目出度い
嬉しい
床には小倉遊亀の自画賛が掛る

「もものはな」と賛があり
小さい桃花の絵が
紅色に染めた紙に書いてある
103歳遊亀

小倉遊亀は
1895年3月1日滋賀県の生まれ
2000年7月23日105歳鎌倉で没す
安田靫彦に師事 日本を代表する女流画家である

103歳に書いたという
その軸は無邪気で華やかだ
有難く
拝見した

今日の勉強は
刷毛目と粉引
高麗から李朝時代と長い間高麗茶碗が日本に渡り
茶人たちはそれを茶の湯につかっているが
初めは見立てであったようだ
古雲鶴、狂言袴、古三島、古刷毛目、粉引と
堅手、井戸

高麗茶碗はいい
媚びていない
無作の美がある
昨今はとても高価で
わが手には到底無理・・・



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勿来の関 

2011-03-27 22:18:43 | 茶の事
写真は太郎庵か

三月最後の日曜日は
青山会の月釜に行く

待合は菊池容斎の「勿来の関」の絵
馬上の武者が連れと
はるかに勿来の関所を眺めみているが
その季節は春
桜は咲きほこり
穏やかな春の大気を感じるが関を越え…

勿来は福島県浜通りの地名
奥州三関のひとつ 
東北関東大震災、原発など
福島を応援するということで
この軸を掛けられたのだろう

ちなみに
勿来とは 「来るな」という意味とか

本席床 三条西実隆の短冊 
湖上朝霞
朝ごとの花もはずかし鏡山うつるもかすめ滋賀の浦波

山里棚に備前種壺の水指 玄々斎の直書がある
茶入は 仁清信楽
茶杓は 八代又玄斎一燈の共筒、共箱 
銘は黒主
    黒主とは 平安時代の歌人、六歌仙のひとり大伴(大友)黒主の事
    神になり近江国志賀郡に明神として祀られたとい
茶碗は
黒楽茶碗 後楽園焼 鵬雲斎大宗匠の銘 颯々声
後楽園焼は
水戸徳川家のお庭焼き
宝暦年間(1751~1764)に後楽園で創始。
初めは楽焼き、のち交趾(こうち)写しを焼いた

釘彫イラボ茶碗 鵬雲斎大宗匠 銘 樹花
建水 タイ製
蓋置 一閑人 唐金

あとになったが
釜は茶飯釜 角谷与斎
炭斗は池田瓢阿
灰器 織部
灰匙は南りょう
羽 ふくろう
火箸 象嵌
香合 都鳥 白井半七 
春は都鳥だ
伊勢物語第九段名に
名にし負はば いざこと問はむ 都鳥 わが思ふ人は ありやなしやと

茶会はかくも勉強になった
また来月も参加予定

茶会の後は急いで急いで
和菓子教室へ行く



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色々の花 花入も  

2011-03-26 23:28:35 | 紫廼茶話会
今日は七事の会
仙遊を二回

皆で花を入れ
本炭所望
三客が炭をつぐ
香を二炉 正客と次客が焚き
月が濃茶を練る
薄茶は花月

軸は
無名の漢詩
無名とは
池大雅イケノタイガのこと
享保八年生まれ、安永五年54歳1723-1776
江戸時代中期の画家,書家である
七歳から本格的に唐様の書を学び始め
神童と言われた事もあるらしい

その漢詩の文字の意味もさながら
墨の文字ひとつひとつに味わいがあり
かつ全体として整っている

胡蝶侘介、太郎庵はピンク
明石潟と赤角倉は赤
大城冠、袖隠し、加茂本阿弥は白
八つ手花笠(クリスマスローズ)
枝物が無いので家の空木を切ってきた

花寄せの花が並んでいる




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守り給え 幸い給え

2011-03-25 23:42:02 | 茶の事
祓い給え
清め給え
守り給え
幸い給え

相模の国一之宮の寒川神社


今日は文の会
ホントに久しぶりにバイ様にお目にかかる
地震の後はみな 懐かしい
結局 勉強は出来ず
もろもろのおしゃべりをして
もろもろの塵を祓う

バイ様は地震の後も
出来る事は
普段の事を 普通にしているとのこと

ふつうである事が
案外難しい


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赤い椿 白い椿と

2011-03-24 23:49:31 | 村雨庵 稽古 
赤い椿
白い椿 と
落ちにけり  河東碧梧桐

こぼれるように狭い庭の椿が
いっせいに咲いている

八重の大神楽も見事に満開であるが
その隣の椿はとうとう枯れてしまう様子
銘は何だったか忘れたが
一、二か月前から葉に水が上がらなくなった
根がだめになったか
どんどん水気が失せ
干からびてゆく
その姿はたとえ樹木でも
 悲しいものだ

木曜稽古
わが庭の今だけ花ざかりの椿
良さそうなのを切りとる
思い思いに花入を選び
花を入れる

聞香炉をつくり
銀葉をのせ
香を焚く

点前は茶箱
今日も炭は使わない

炭手前も無く
濃茶もないが
何時か役立つかもしれぬから
その分 香の勉強を・・・


余震があり、また計画停電もある
炭は停電には暖房も兼ね役立つが
地震の際危険で打つ手がない

炉の炭型電熱器を
ネットで買った、




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花を入れよ、香を焚き、そして茶を点てるのだ

2011-03-23 23:46:06 | 村雨庵 稽古 
水曜日
二週間振りの茶の稽古
今日は地震後初めての稽古日
当たり前のように面々が揃う
その事だけでも幸いなのだ

今日は皆が一人づつ
花を入れて
香を焚き、
そして
茶を点てる事に


朝はやくから
緊急地震警報が鳴り
慣れてはいても驚く
やはり暫く炭を使うのは止めよう
釣釜をかたづけ、炉畳を塞ぐ
取り敢えず今日は電熱器の瓶掛を使う

庭の椿をたくさん切り
花溜に入れておく
今日は必ず花を入れよ
葉を洗い整えて
花入を選び
心をこめて一輪を入れるのだ

香盆には
聞香炉に重香合
銀葉挟みに香箸
今日は一人ひとり、
必ず香を焚く

まず
香炭団を熾し
聞香炉にそれを入れ
灰を掻き上げ
灰押えで整える
聞き筋を入れ
火穴を開ける
銀葉をのせ伽羅を焚き
試し聞きをしてから
連客に回す
戻ったら自分も香を聞く
銀葉を外し、炭団を取り出し、灰を均し蓮穴を開けるまで・・・

そうして
茶を点てる

一心に点前をする
薄茶を何杯も点てるうち
互いに心は落ち着きやがて、
清められ
雑念が消える

それが
茶だ

掛軸は
おのが欲を捨て去るを願い

放下着 の一行を掛けた
筆者は芳賀孝四郎先生


わが雑念と、わが欲を捨てよ と言うがに


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浅みどり 糸よりかけて

2011-03-22 21:45:33 | 紫廼茶話会
軸は
古今和歌集の仮名序の六歌仙の部分から
僧正遍照ことば書きとその歌
中興の祖の冷泉為綱の筆




僧正遍照は 
歌の様は得たれども 
まこと少し
たとへば
絵にかける女を見て 
いたづらに心を動かすがごとし

浅緑
糸よりかけて
白露を
玉にもぬける
春の柳か



地震や津波で被災された方々やの事を思うと
茶どころではない
だからと言って
この十日間
何も
出来なかった
何もしなかった

出来るなら
日常していた事を
続けよう
できる事を
いつものように
続けよう

明日は水曜日
庭の椿を切り
下火を入れ
村雨会の水曜稽古を
いつものようにしよう



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草いろいろ・・・

2011-03-21 23:42:39 | 茶の事
春分の日
彼岸の中日

土曜日にはお坊様がいらして
棚経をあげて下さった


草いろいろ
おのおの花の
手柄かな    芭蕉


写真はうちの貝母だ




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曇りも果てぬ

2011-03-20 22:54:51 | 茶の事
平坦な時間がある
茶道文化検定の勉強を
今のうちにしようと
ノートに書き込むが
時間はいっぱいあるのに
長時間 集中する事が出来ない
すぐにお茶を飲んだり
甘い物をつまんだり・・・

時間の経つのが
とても早い

今は春の彼岸の最中

花を手向け
香を焚こう



大空は
梅のにほひに
かすみつつ
曇りも果てぬ
春の夜の月
菅原定家

照りもせず
曇りも果てぬ春の夜の
朧月夜にしくものぞなき
大江千里

不明不暗朧々月
    白楽天




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スミレ 咲く

2011-03-19 22:57:49 | 茶の事
どこにでも咲いているだろうが
わが庭にも
エイザンすみれの花が咲いた

飯乞ふと
我が来しかども
春の野に
菫摘みつつ
時を経にけり
      
良寛




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短歌を 詠もう

2011-03-18 23:29:28 | 茶の事
金曜日だ
日射しは明るく
庭の椿が満開だ
見ていると
不安な気持ちが晴れるような気がする
停電もないようだし
整形外科の病院と
いつもの美容院へ
久しぶりに歩いた

目覚めても
晴れぬが胸に滞る
短く髪を
切りに出でんか


そういえば
今週の水曜日は誕生日だった

誕生日の
メールが届く
開くごと
メロディが鳴る
その音
弾み


不安定な時は
短歌を

短歌を詠もう



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勉強を・・・しようか

2011-03-17 23:27:22 | 茶の事
伊勢暦出しては花を待ちにけり

今日は
三月十七日
木曜日
地震から一週間経った
昨日の夜は案外ゆっくり眠ったらしく
寝起きが良い

日中は外に出ないからこんな時に
掃除やかたづけをすれば良いのだが

また今日も本を読む
又は
茶道文化検定の勉強を
しようかと・・・

茶入の
国焼茶入の窯は
瀬戸以外の
地方の窯とある
ようするに国焼に瀬戸は入らない

瀬戸茶入は
古瀬戸フルセト
真中古マチュウコ
金華山キンカザン
破風ハフ
後窯ノチカマ

瀬戸陶器濫觴に出ている国焼茶入は六か所の窯
高取、薩摩、肥後、膳所、唐津、備前
寛永年間に作陶が始まったらしい
高取以外は江戸前期のみの作陶

今日はそれだけは記憶した



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