岩つつじかな
卯の花の咲かぬ垣根
人もなき宿に匂へる藤の花
智慧あり顔の木蓮の花
朧月
空のいとゆふ
藤浪の
うらうらに照れる春日
朧月夜に
蔦の若葉もあゆみそめ
火宅ともしらで
江戸人は上野をさして
四条五条の橋の下
朧月夜にしくものぞなき
水もぬるみけり
春いかづちの 音さへや
峰の白雲
春寒や道ほそぼそと
ざーっと降ってカラッと上がる通り雨が村雨 まあ 暫し雨宿りにお寄りあれ
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