村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

短日

2023-12-11 22:29:18 | 覚えよう

柿落ちてうたた短かき日となりぬ  夏目漱石

今日は古筆研究会
八代集
『古今和歌集』
『後撰和歌集』
『拾遺和歌集』
『後拾遺和歌集』
『金葉和歌集』
『詞花和歌集』
『千載和歌集』
『新古今和歌集』

これの覚え方 

今後私語は禁止せし
こん ご し ご は きん し せし

古今→こ(ん)
後撰→ご
拾遺→し
後拾遺→ご
(は)
金葉→きん
詞花→し
千載→せ
新古今→し

今後私語は禁止せし
覚えよう 
すぐ忘れてしまうけど

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雨隠りアマゴモリ

2022-11-28 23:32:59 | 覚えよう

 大伴家持
雨隠り
心いぶせみ出で見れば
春日の山は
色づきにけり

 雨隠りアマゴモリとは
雨に降られて隠 コモる笠の意から、
「三笠 ミカサ」にかかる枕詞


(七種の天目 )
曜変、
油滴、
建盞、
烏盞、
灰被、
黄盞、
玳皮盞。

(薄器七種 )
尻張棗、
大棗、
中棗、
小棗、
つぼつぼ棗、
碁笥棗。

(中興名物瀬戸の七茶入 )
古瀬戸肩衝在中庵ザイチュウアン、
古瀬戸肩衝釣舟、
古瀬戸肩衝畠山、
古瀬戸肩衝可中ワクラバ
古瀬戸尻膨伊予簾、
古瀬戸相坂丸壷、
古瀬戸真中古窯面取手吸江。

覚えるの苦手だ

五回目のワクチン打ったが副反応なし
注射をした左腕がちょっと腫れてる感じ
全く変わらず

幸い
若くないからかもね

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七種の天目 言ってみよう

2022-08-22 23:02:27 | 覚えよう

七種の天目を確認しよう

ネットを見る

2015年の自分のブログに
「七種の天目を言ってみよう」
というのがあった
曜変、油滴、建盞、烏盞、灰被、黄盞、玳皮盞
これを
「ようゆうわ けんさん う-さんの はいかつ量 きたいしさんな」
だって
書いた記憶が全くない
けれど
これで七種を言えるかな

 藤原家隆
眺むれば
風吹く野辺の
露にだに
宿りも果てぬ
稲妻の影

最近
黒雲に稲妻の金蒔絵の棗を拝見した
案外いろいろな取合せに使える
とのこと
勉強になった

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のんこう七種、覚えよう

2022-06-06 23:45:36 | 覚えよう

先日の朝日カルチャーでは楽家三代道入
ノンコウの茶碗をいくつか拝見した
そこで覚えよう

 のんこう七種
獅子(黒)如心斎書付、
升(黒)原叟書付、
稲妻(黒)江岑書付、
鳳林(赤)江岑書付、
若山(赤)如心斎書付、
鵺(赤)原叟書付、
千鳥(黒)原叡書付。

 のんこう加賀七種は、
桔梗(黒)、
善福寺(黒)、
青山(黒)、
霞(黒)啐啄斎書付、
此花(黒)、
香久山(黒)江岑書付、
今枝(黒)


月曜日
一日中雨だ
わが家の猫はずっと寝てる
私目も半分寝ていた
写真は
鶴屋八幡の「山百合」
前から好きなお菓子だ

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雨に音なしカキツバタ

2022-05-20 23:38:49 | 覚えよう

宵々の雨に音なし杜若   蕪村

なかなか複雑
楽家の事

初代は長次郎
二代は常慶だ

常慶の父、田中宗慶
常慶の兄、宗味
常慶の長男、道入
常慶の子で道入の弟、道楽

常慶の孫で道入の長男、一入

一入の娘婿、宗入は雁金屋三右衛門の子。
    尾形光琳の従弟。
一入の庶子、一元は玉水焼初代

ここら辺は系図にしないと
分かりにくい

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中国の歴史を覚えておこう

2022-02-23 00:55:31 | 覚えよう

今日はお習字の日
細字というのを二枚目書いた
書いてみると
ひどい字だ
楷書と行書
森金先生に見て頂くと
よくお手本をみてね

久しぶりなので
見ても筆が動かない
もっと
手本をよくみなさい
見てるんだけと
つもりだけで
ちゃんと見てないのよね
休むともとに戻るまで大変
どちらかというと 
何事も制作より鑑賞する方が良い

文字の変遷は
殷代の篆書テンショ、
戦国時代の隷書レイショ、
前漢時代の草書、
後漢時代の行書、
後漢末から三国時代にかけての楷書
お習字は楷書から習うが
草書、行書、楷書の順にでき
すべての書体が
一応完成されたのが六朝時代

陶磁器や絵画でも
中国の時代を覚えてないと不便だ

殷、周、秦、漢、三国、晋 、
南北朝、隋、唐、五大 、
宋、元、明、清、中華民国
中華人民共和国


殷(前16c~前11c)
周(西周:前11c~前771、
東周:前770~前256)
秦(前221~前206)

(前漢:前202~後8、
 後漢:25~220)
三国時代(220~265)
晋(265~420)
南北朝(420~581)
隋(581~618)
唐(618~907)
五代・十国時代(907~960)

(北宋:960~1127、
 南宋:1127~1279)
元(1271~1368)
明(1368~1644)
清(1644~1912)
中華民国(1912~、現台湾)
中華人民共和国(1949~)

写真はうちの胡蝶侘助

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六古窯

2022-01-21 22:48:43 | 覚えよう

六古窯を調べてみると
日本六古窯は、
古来の陶磁器窯のうち、
中世から現在まで
生産が続く
代表的な6つの窯
(越前・瀬戸・常滑・信楽・丹波・備前)の総称です。
昭和23年頃、
古陶磁研究家・小山冨士夫氏により命名され、
平成29年「日本遺産」に認定されました。

六古窯は日本遺産のひとつ
知らなかった

日本遺産(にほんいさん)とは何
文化庁が認定した、
地域の歴史的魅力や特色を通じて
日本の文化・伝統を語るストーリーである。
各地域の魅力溢れる有形・無形の文化財群を、
地域が主体となって整備活用し、
国内外へ発信することで地域活性化を図ることを目的とした、
日本の文化遺産保護制度の一つである。
(ウィキペディアより)
なるほどね

六古窯の覚え方(案サカチカ)
瀬戸は、
どこ、
しがえ、
たびする、
六古窯。

瀬戸は→瀬戸
どこ→常滑
しが え→信楽、越前
た びする→丹波、備前、
六古窯

 

水にレモンの薄切りとお酢をちょっといれてる

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スマホ機種変更、間近。

2021-06-01 15:58:29 | 覚えよう

スマホ容量いっぱい

のため

今日はブログ(-_-)zzzお休み致します。

写真は以前の庭

 

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陶淵明 飲酒其の五

2021-05-17 21:41:30 | 覚えよう

陶淵明 飲酒其の五 覚えよう

盧イオリを結んで人境ジンキョウに在

而シカモ車馬シャバの喧カシマシキ無し

君に問ふ何ぞ能ヨく爾シカルト

心遠ココロトオくして地チ自オノズから偏ヘンなればなり

菊を采トる東籬トウリの下モト

悠然ユウゼンとして南山を見る

山気サンキ日夕ニッセキに佳カなり

飛鳥ヒチョウ相アヒ与トモに還カヘる

此の中ウチに真意有り

弁ベンと欲すれば已に言ゴンを忘る


今月のお習字の本が届いた
隷書の課題は
而シカモ車馬シャバの喧カシマシキ無し

今日は朝九時から
ワクチン接種の予約の日
早起きしてスマホで予約
すぐには繋がらなかったが
そのままにしていたら
十五分くらいで繋がった
早めに接種出来る場所を希望し
無事にとれた
一回目は6月7日
二回目はその三週間のち
ひとまず安心

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型物香合 周茂叔シュウモシュク

2021-04-30 22:50:14 | 覚えよう

形物香合相撲番付
西前頭二段四枚目
呉須 周茂叔シュウモシュク
四方入角
甲盛の呉須

欄干に肘をついた人物が
水面を眺めている姿。
水面に蓮を表す点描のあるものと、
無いもの。
側面は宝尽しの変形、
七宝と巻物の二種が描かれている。
とか

梅は林和靖リンナセイ
菊は陶淵明トウエンメイ
蓮は周茂叔シュウモシュク
蘭は黄山谷コウサンコク
覚えよう

今日は美容院
炭酸シャンプー
カットしてパーマ
スッキリした
それからお昼
コロナ前はいつも行っていた喫茶店
ホットサンドと珈琲
ここで案外リラックス効果
帰ると
炉の香合を箱に入れ片付けた
そろそろ炉風炉を変えないと

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六歌仙の覚え方

2021-04-12 20:45:19 | 覚えよう

恋しけば
形見にせむと
我がやどに
植ゑし藤波
今咲きにけり
赤人

山部 赤人ヤマベノアカヒト、
生年不詳 - 天平8年(736年)?)、
奈良時代の歌人。
後世、山邊(辺)赤人と
表記されることもある。
姓は宿禰。
大山上・山部足島の子とする系図がある。
官位は外従六位下・上総少目。
三十六歌仙の一人。

六歌仙の語呂合わせ
《ある小僧 大喜びで 踏みならす》

・在アル=在原業平
・小コ=小野小町
・僧ゾウ=僧正遍昭
・大オオ=大友黒主
・喜ヨロコビで=喜撰法師
・文フミならす=文屋康秀

今日は古筆の研究会
先生のお庭の藤の花が満開
二輪草か一輪草が群れ咲いていた

 

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十三代集

2021-03-22 22:41:02 | 覚えよう

写真は十三代集
十三代集とは
勅撰和歌集の第9番目の
『新勅撰集』から
第 21番目の
『新続古今集』まで
13の和歌集の総称。

『新勅撰集』
『続後撰集』
『続古今集』
『続拾遺集』
『新後撰集』
『玉葉集』
『続千載集』
『続後拾遺集』 (以上鎌倉時代) ,
『風雅集』
『新千載集』
『新拾遺集』
『新後拾遺集』 (以上南北朝時代) ,
『新続古今集』 (室町時代) をさす。

勅撰和歌集は534年間に
21集編纂された。

八代集と
今日の十三代集を加えて
二十一代集という。

勅撰和歌集とは、
天皇や上皇の命により編纂された歌集。
『古今和歌集』(延喜5年(905年)成立)から、
『新続古今和歌集』(永享11年(1439年)成立)まで

534年間に21の和歌集編纂された。

短歌を詠み始めて
はや25年くらいになる
日記のつもりで毎月結社に投稿しているだけ、いまだに
よくわからない

万葉の時代から
それぞれ時代を艶やかに彩り
絶えることなく今へと続いている
知らないことも多い
いつまでも勉強だ

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六歌仙を覚えよう

2021-03-08 21:50:36 | 覚えよう

おもふこそ
かへすがへすも
さびしけれ
あらたの面の
けふの春雨
 定家

今日は古筆の研究会
歌仙画の勉強
会員は八名
茶室は寒い

歌仙といえば六歌仙
六歌仙わかっているけど
一人だと誰かが抜けたりする

覚えよう六歌仙
「お惣菜は気分しだい」

お,そう,ざいは,き,ぶんし,だい、
お→小野小町、
そう→僧正遍照、
ざい→在原業平、
き→喜撰法師、
ぶん→文屋康秀、
だい→大友黒主

先生のお庭の苔が
春雨の水気を含み美しい

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掛け軸の絵には意味がある

2021-02-21 20:24:35 | 覚えよう

以前見た掛け軸に
天保九如図と書いてあった

「天保九如図」とは、
中国の古典「詩経」の小雅天保の篇にちなみ
山・阜・岡・陵・川・月・日・南山・松柏
の九つを書き込んだ
吉祥画題のこと。

掛け物の絵柄には意味がある
例えば
達磨は 忍耐
お福さんは 商売繁盛、家運隆盛
高砂は 夫婦円満、健康長寿
富士山は 生命力の象徴

山水サンスイ画は年中がけ
山水画の中に絵が描いてある
 家は 財宝
 橋や滝は 人が訪れ家が栄える
 川は 喜びや幸せを運ぶ
 老人は 長寿を願う


庭の貝母が蕾を持った
三月から
お稽古を始めたい

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六古窯ロッコヨウを暗記しよう

2021-02-20 21:39:56 | 覚えよう

茶の湯には欠かせないやきもの陶磁器は、
花入、香合、水指、茶碗、懐石道具にも登場する。
拝見したり、
それを手に取ったりもする。

日本は火山列島で、西日本はやきものをつくる粘土が豊富だ。
かつては、身近な土を焼いてつくるから、
土を見るとある程度わかったが、
今はどこでも欲しければ買って、宅配便で届く。
だから土をみても焼いてるところはわからない。

持っている物や経験から、
これは○○だと判断できれば良いが、
多少勉強が必要だ。

日本、中国、朝鮮半島、東南アジア、ヨーロッパ
大まかに場所と時代がわかると楽しい。

日本のやきもの。
縄文土器、弥生土器、土師器、須恵器
そしてそのあとが
六古窯ロッコヨウ。

六古窯ロッコヨウは
鎌倉時代のやきものの窯。
瀬戸、 常滑、 信楽、 越前、 丹波、 備前、の六つの窯。

六古窯の覚え方(案サカチカ)
瀬戸は、
どこ、
しがえ、
たびする、
六古窯。

瀬戸は→瀬戸
どこ→常滑
しが え→信楽、越前
た びする→丹波、備前、
六古窯

六古窯の内唯一釉薬がかかっているのが瀬戸。
他は皆無釉焼〆だ。
皆無釉焼〆は土のまま、自然と同じようだ。
水指と花入は無理なく調和する。
懐石道具にも一つは欲しい。

わが社中でも
お茶事ができるように、
友人達と会えるように。
早くコロナが収まって欲しいものだ。
今日は短歌の締切、夜遅くまでかかって完成。
清書してポストまで投函するに、外に出た。
途中の桜草が可憐だった。

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