村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

若菜は千代の春の野に

2020-03-31 21:19:36 | Weblog
 春日同詠若菜知時
ハルヒ オナジクヨム ワカナヲシルトキ

つみはやせ
若菜は千代の春の野に
おいいずるさへ
君が為なる

作者は
風早実種 カゼハヤサネタネ


1632-1711
江戸時代前期-中期の公卿(くぎょう),香道家。
寛永9年8月17日生まれ。
姉小路公景の次男。
風早家の祖。
千宗旦,烏丸光広に師事
香の奥義をきわめた。
正二位,権中納言。
宝永7年12月24日死去。79歳。
通称は三位。

と箱に書いたものが入っている

テレビばかりみて
自己嫌悪
家で出来る楽しい事
探そう

春らしい掛け軸をかけて
その時代に思いを馳せる

浮かぶのは
竹の子とワカメの炊き合わせ
タラの芽と
款冬花カントウカの天麩羅

款冬花カントウカとは
ふきのとう 
の事で
かつて習っていた
お料理で春によく
登場する食材だった
いつか食べよう
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そう!こんな時は読書だね

2020-03-30 20:44:53 | Weblog
今日は
古筆研究会の四月取りやめ
お茶碗研究会の四月五月取りやめ
わが村雨庵の稽古も現在休み中だが
続いて四月は取りやめ
お菓子屋さんに電話
兎に角四月は
みんな取りやめ
こんな時に
何をしようか

そうだ
読書だね
社中のお弟子様方よ
このひと月に
何か本を読んで
その話しをしておくれ
次の参考にするから
こんな時だから
気楽で
楽しい大衆小説
時代小説
長編小説でも
ゆっくり読もうよ
私は今読んでるのは鬼滅の刃
だけど
いや茶道の本でも
勿論よいじゃないの
テレビを消して
読書

写真は
昭和19年十銭硬貨と
昭和33年の百円硬貨
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今ひとたびの

2020-03-30 00:01:27 | 短歌・俳句の事
 百人一首歌番号二十六
小倉山
峰のもみぢ葉心あらば
今ひとたびの
みゆき待たなむ

貞信公
『拾遺集』雑集・1128

貞信公テイシンコウとは
藤原 忠平フジワラノタダヒラのこと
平安時代前期から中期にかけての公卿。
藤原基経モトツネの四男。

写真は
古くからのお茶の知人から頂いた小物入れ
葉書を入れるのに
ちょうど良い大きさだ
他にのし袋入れや
大きめな袋物いくつも頂いた
昨年も新潟から
茶会にお越し頂き
楽しくお話しをした
ハキハキとお話になる
きっぱりと気持ちの良い性格の
大好きな先輩だった
十五年前に招かれて
正午茶事に伺った
場所は新潟の燕三条
跡見の茶事があるというくらい
素晴らしいお道具の茶事
年に一二度
お菓子を送っていたが
お返しに美味しいお米か
お酒を頂くと
恐縮しながらも
頂戴
昨年末に茶会でお目にかかれるはずが
お具合悪くおやすみ
一月にお電話があり
いつものお元気なお声で
これから病院へ行ってくるわと
三月に携帯がかかってきたので
お元気になられたのかと
嬉しく電話に出ると
それは
お嬢様から
悲しいお知らせ

ても
それは
普通のこと
生まれることと同じように
いつかは必ず逝くんだから

命を大切に
新型コロナウイルスに気をつけよう
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名にし負はば

2020-03-28 22:56:47 | 短歌・俳句の事
 百人一首歌番号二十五
名にし負はば
逢坂山アフサカヤマのさねかづら
人に知られで
くるよしもがな
 三条右大臣サンジョウウダイジン(25番)
『後撰集』恋・701


三条右大臣とは
藤原 定方フジワラノサダカタのこと
873 - 932
平安前期から中期にかけての貴族・歌人
醍醐天皇の外叔父
和歌・管絃をよくし、
紀貫之・凡河内躬恒の後援者


百人一首の歌を
覚えていると
何かと便利だと感じて
以前紫兎先生のお稽古の帰りに
想望庵様と二人で
神戸屋ベーカリーで勉強した
私は途中で挫けたが
想望庵様はその後も続け
今では全て番号と歌と歌人を言える
百人一首は
飛鳥時代の天智天皇から
鎌倉時代の順徳院までの100人の歌人と
100首の和歌を知ることが出来る
結構なものだ

そこで25番まで
1 ・天智天皇・秋の田の
2・持統天皇・ 春過ぎて
3・ 柿本人麻呂・あしひきの
4・山部赤人・ 田子の浦に
5・猿丸大夫 ・おく山に
6 ・中納言家持・かささぎの
7 ・安倍仲麿・天の原
8 ・喜撰法師・我が庵は
9 ・小野小町・花の色は
10・ 蝉丸・これやこの
11・ 参議篁・わたの原
12 ・僧正遍昭・天津風
13 ・陽成院・つくばねの
14 ・河原左大臣・陸奥の
15 ・光孝天皇・君がため
16・ 中納言行平・立ち別れ
17 ・在原業平朝臣・千早ぶる
18 ・藤原敏行朝臣・住の江の
19・ 伊勢・難波潟
20 ・元良親王・わびぬれば
21・ 素性法師・今来むと
22・ 文屋康秀・吹くからに
23 ・大江千里・月見れば
24・ 菅家・このたびは
25 ・三条右大臣・名にしおはば
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花許りなる空

2020-03-27 22:30:30 | 短歌・俳句の事
木蓮の花許バカりなる空を瞻ミる 
夏目漱石
 瞻ミるとは=注視すること

写真は木蓮
わが家には白木蓮ハクモクレンがあり
その花はパラパラ散ってもう終わり
今は黄緑の柔らかそうな葉を伸ばしている

散歩に出ると
おっと
思わぬところに桜の花が見えて
あら いらしたのと
近づいて見たくなる
あと
もう少しで
チラりチラりと桜も散り出す

2011のお香の勉強会
もう十年も前になるが
講師の話で知った

四月の第二日曜日
京都の今宮神社で行われている
(やすらい祭り)がある
京都市北区で行われる祭の一つ
平安時代の京都で
はやり病があった
それが桜の花が散る頃
桜の花びらが振りまくように
ひろまったそうだ
そこで
花の霊を鎮め、
無病息災を祈願したのが
祭りの起こりという
(現在は今宮神社
玄武神社
川上大神宮
上賀茂の
4つのやすらい踊保存会によって
伝承されている)とか
京都の方などは勿論
ご存じの方も
たくさん居られるかと思うが
私は知らなかった
それを聞いたときは
本当だろうかと驚いた
桜が散る風景は
絵になることも多く
叙情的で美しい
その桜の散る様子と
病気とは結びつかず
へぇー
不思議なお祭りだと思ったのだが

このところの新型コロナウイルスの
ニュースばかり見て思い出した
(花傘を先頭に踊りの一団が続く
この一団に赤毛・黒毛の鬼たちが、
笛や太鼓のお囃子に合わせて、
長い髪を振り乱しながら、
「やすらい花や」の掛け声とともに踊り、
練り歩く。
皆が競って花傘に入って、
悪霊退散と無病息災を祈願する)
とネットに書いてあった

しばし
あちこち出かけないで
しずかに家にいよう
悪霊退散
無病息災
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神のまにまに

2020-03-26 21:30:06 | 短歌・俳句の事
 百人一首歌番号二十四
このたびは
幣ヌサも取りあへず
手向山タムケヤマ
紅葉モミジの錦ニシキ
神のまにまに

菅家カンケ
『古今集』羈旅キリョ・420

玄々齊好みに
手向山香合タムケヤマコウゴウがある
紅葉の形に透きうるしをかけて
甲に「神のまにまに」とくずし字で書いてあり
それは
この歌より採ったものだ
歌の意味は
旅に出掛ける時には
その無事を願って
幣ヌサをこれから行く道に撒いて
送る皆で無事を願うのだが
急なことで
布や紙を小さく切った幣ヌサが無い
仕方ない
手向山タムケヤマの美しい
紅い紅葉を撒いて
無事な旅を祈りましょう
神様どうぞお守り下さい
と私の解釈

菅家カンケとは
天神様
菅原道真スガワラノミチザネ
845-903
日本の平安時代の貴族、学者、漢詩人、政治家。
参議・菅原是善の三男。

忠臣として名高く、
宇多天皇に重用されて、
寛平の治を支えた一人であり、
醍醐朝では右大臣にまで昇りつめた。
しかし謀反を計画したとして(昌泰の変)、
大宰府へ大宰員外帥として
左遷され現地で没した。
死後怨霊と化したと考えられ、
天満天神として信仰の対象となる。 
現在は学問の神として親しまれる。
小倉百人一首では菅家。
(ウイキペディアヨリ)


今日は一日
「イシュタルの娘~小野於通伝~」の
漫画を見た
近衛信伊コノエノブタダ
凄くいいね

写真は昨日写した路傍のスミレ
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ちぢにものこそ悲しけれ

2020-03-25 23:30:58 | 短歌・俳句の事
百人一首歌番号22
月みれば
ちぢにものこそ悲しけれ
わが身一つの
秋にはあらねど
大江千里オオエノチサト
『古今集』秋上・193

今日は病院へ
昨年手術した左膝の
半年後の検診だった
新型コロナウイルスは大丈夫なのか
心配である
自分的にはみなみな用事は
取りやめにし自粛中
今日の病院も
どうしようか
先に伸ばそうかと思ったが
担当の先生が転勤になられるので
行くことに決定した
病院は
どこも結構混んでいる
こわいね
早く家に帰ろう
写真は
可愛らしいスノードロップ
たくさん咲いている
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吹くからに

2020-03-24 22:43:02 | 短歌・俳句の事
 百人一首歌番号22
吹くからに
秋の草木のしをるれば
むべ山風を
嵐といふらむ
 文屋康秀フンヤノヤスヒデ

文屋 康秀フンヤノヤスヒデ
平安時代前期の官人・歌人。
六歌仙
中古三十六歌仙の一人。

『古今和歌集』仮名序カナジョで紀貫之に
「詞コトバはたくみにて、
そのさま身におはず、
いはば商人の
よき衣
着たらんがごとし」と言われてる


小倉百人一首のほかに
定家の撰による歌集
「百人秀歌」というのがある
『百人一首』は100首
1首ずつの年代順
『百人秀歌』は101首あり
2首で1組となっている
97首の歌が一致
3首は異なる

「百人秀歌」では
22番文屋康秀フンヤノヤスヒデの「吹くからに」の秋の野と
35番の紀貫之「人はいさ心もしらずふるさとは
花ぞ昔の香ににほひける」の春の古里が
27,28番で対になっている

今日は久しぶりに駅近く
整体へ行った
もみもみしてもらうと
筋肉の緊張がとけ
気持ちもほどけてくる
外へ出るのも久しぶり
少し寒めの外気を感じつ
歩く
小学校の裏の桜で
歩きながらの花見
乙だねぇ
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いまコント

2020-03-23 22:08:09 | 短歌・俳句の事
百人一首歌番号21

今来むと
いひしばかりに
長月の
有明の月を
待ち出イでつるかな
 素性法師ソセイホウシ

有明の月とは
夜が明けても
空に残っている月の総称


一夜ヒトヨ恋人を待っているうちに
朝が明けてしまった
又は
幾夜も恋人を待つうちに九月
長月になってしまった
ともよめるとか

素性法師は
僧正遍昭ソウジョウヘンジョウの子
桓武天皇カンムテンノウの曾孫 
俗名は良岑玄利ヨシミネノハルトシ
三十六歌仙の一人

今日は寒い
寒いと何もしたくない
こたつに入って寝ていた
幸せか
不幸か
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わびぬれば

2020-03-22 20:54:42 | 短歌・俳句の事
百人一首一覧1~20
1. 天智天皇
秋の田のかりほの庵の とまをあらみわが衣手は 露にぬれつつ
2. 持統天皇
春すぎて夏きにけらし 白妙の衣干すてふ 天のかぐ山
3. 柿本人麻呂
足曳の 山鳥の尾の しだり尾の長々し夜を獨り かも寝む
4. 山邊赤人
田子の浦に うち出でて見れば 白妙の富士の高嶺に 雪は降りつつ
5. 猿丸大夫
奥山に 紅葉踏み分け 鳴く鹿の聲きく時ぞ 秋はかなしき
6. 中納言家持
鵲の 渡せる橋に おく霜の白きを見れば 夜ぞ更けにける
7. 阿倍仲麿
天の原 ふりさけ見れば 春日なる三笠の山に 出でし月かも
8. 喜撰法師
わが庵は 都のたつみ しかぞ住む世をうぢ山と 人はいふなり
9. 小野小町
花の色は 移りにけりな いたづらにわが身世にふる ながめせしまに
10. 蝉丸
是れやこの 行くもかへるも 別れては知るもしらぬも 逢坂の關
11. 参議篁
わたのはら 八十島かけて こぎ出でぬと人には告げよ あまの釣船
12. 僧正遍昭
天津風 雲の通路 ふきとぢよをとめの姿 しばしとどめむ
13. 陽成院
筑波嶺の みねより落つる みなの川戀ぞつもりて 淵となりぬる
14. 河原左大臣
陸奥の しのぶもぢずり 誰故に亂れそめにし われならなくに
15. 光孝天皇
君がため はるの野に出でて 若菜つむわが衣手に 雪はふりつつ
16. 中納言行平
立別れ いなばの山の 峯に生ふるまつとしきかば 今かへりこむ
17. 在原業平朝臣
千早振る 神代もきかず 竜田川から紅に 水くくるとは
18. 藤原敏行朝臣
住の江の 岸に寄る波 よるさへや夢の通ひ路ひとめよくらむ
19. 伊勢
難波がた 短き蘆の ふしの間も逢はで此世を すぐしてよとや
20. 元良親王
佗ぬれば 今はたおなじ なにはなるみをつくしても あはむとぞ思ふ

蜀山人の狂歌に
わびぬれば
鯉の代わりによき鮒のみを造りても飲まむとぞ思う

暇だから
百人一首でも覚えようかな

写真は
里芋を貰ってお料理したとき
切り落としたものを
台所の窓際に
水につけて置いたものだ
芽が出て
葉が伸びるを
楽しんでいる
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みをつくしても

2020-03-21 22:47:17 | 短歌・俳句の事
 百人一首歌番号二十
わびぬれば
今はた同じ難波なる
みをつくしても
逢はむとぞ思ふ
 元良親王
『後選集』恋・961

元良親王モトヨシシンノウ
(890-943)
陽成院ヨウゼイインの第一皇子。

後選集(後撰和歌集)とは
三代集の一つ

三代集とは
『古今和歌集』
『後撰ゴセン和歌集』
『拾遺シュウイ和歌集』
の三勅撰和歌集の総称。

「三代」とは
醍醐 ダイゴ天皇,
村上天皇,
花山カザン院の三代

《古今和歌集》醍醐天皇の勅命
定家本1111首
《後撰和歌集》村上天皇の勅命
1425首
《拾遺和歌集》花山院
約1350首

書いたらすぐ
忘れる


暇な時は
本を読む
漫画を見る
最近はスマホで映画
ドラマを見る
何もしなくともあっと
時間は過ぎる

出掛けない時は
猫と遊ぶ
夜寝る前はユーチューブの猫の動画を見てから寝る
今日も同じかな
写真はうちのミーちゃん

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弥生の短歌

2020-03-20 23:12:24 | 短歌・俳句の事
昨日の夜中に
短歌を十二首詠んだ
何時間かで作るのだから
もちろん駄作
ただその時は集中する
いざとなったら
テレビも消して集中する
短歌を始めた平成八年頃は
メモ帳に控えていたが
その後はパソコンの前で
キーボードを打ちながら短歌をつくった
最近はスマホ
短歌にならずとも
とりあえず
かいておき発展させて作る
昨日もそうして十首くらい作った
あと少しだ
喉が渇いたので
スマホにそれを保存
お茶を飲んで戻り
続きを作ろうと思ったが
無い
無くなってる
消えている
(保存)でなく(破棄)したのだ
ショック
やっとの事で完成させたのに
もう夜中一時過ぎたのに
内容を全く覚えてないのに
明日提出なのにだ

何もなかったことにしよう
暫くは考えないことに
五分間ぼーっとテレビ見て
改めてどんな内容だったか
思いだそう
そうそう
「青丹よし」とか「都鳥」とかだ
改めて作り直したものが
下記のもの

弥生の短歌 村雨庵愚作 

「青によし」
小野老オユの歌
口づさむ奈良の銘菓の
箱開けながら

薄紅と若草色の奈良の干菓子
「青丹よし」とう枕詞の

「青によし奈良の都は」
そのあとが思い出せずに
スマホに聞かんや

初炭手前の
炭つぎ最後に香を焚く
いざ香合の蓋あけるべし

都鳥の形を倣ナラう香合みれば
業平の歌のするする浮かぶ

都鳥の業平の歌各々オノオノの
知るを披露す
茶道の稽古場

三月は天井からの長き鎖に
釣釜を掛け
茶の稽古せん

釣釜は
なるべく揺らすなとう
師の教え
炭の火盛れば
揺るるは止ヤまず

燃え盛る椚クヌギの炭の別名の
菊炭まさにその美しき

立雛の掛軸を掛け
雪洞ボンボリを灯トモす茶室は
雛の宴なる

雛まつり雛のあられの薄甘き
懐紙に掬スクう
椿の葉もて

雛祭りは
銘「ひちぎり」の京の菓子
草餅に似る菓子相応フサワしとう

以上十二首 お粗末様

写真は三越のイタリアンの前菜
フランスのアスパラガス
生ハムとトリュフ
ああぁ
暫くは家の片づけ
しようかな
明日から
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鉄絵の茶碗いろいろ

2020-03-19 23:16:50 | 村雨庵 稽古 

棚に並べある茶碗は
同じように
鉄で絵を書いてあるもの
鉄絵茶碗だが
それぞれ
呼び名が違う

棚の左から
絵丹波エタンバ
絵御本写エゴホンウツシ
絵瀬戸エセト
銹絵サビエ

絵丹波エタンバは
山城建司ヤマシロタテシ作

絵御本写エゴホンウツシは
駕洛窯カラクガマ

絵瀬戸エセトは
竹里庵春二チクリアンシュンジの柳茶碗

銹絵サビエは
京焼の花光山窯
乾山ケンザン滝山水タキサンスイの写し
京焼の鉄絵はサビエと言う

何れも稽古の薄茶茶碗
たとえ稽古でも
このように似たようなものが
いくつも出てきては
面白くない
お弟子様の
やきもの勉強用で
今 棚に並べたものだ

他に
絵唐津エカラツ
絵萩エハギ
絵三島エミシマ
などがある

村雨庵は
毎週茶の稽古があるのだが
来週はおやすみ
各自自習
短歌か俳句を
筆で書いて提出

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仏に供ソナえ人にも施ホドコし吾ものむ

2020-03-18 23:33:11 | 村雨庵 稽古 
昨日から春の彼岸
今日は彼岸の二日目ゆえ
午後三時頃わが家にお坊様が
お経をあげに見えた

今日は
村雨庵水曜稽古
お坊様が見えたときは丁度
点前の途切れたとき
お坊様は
蝋燭に火を灯トモし
お線香を供えて
おりんをならす
しばしお経を唱えるのを
お弟子様たちも
水屋にて
無言で聞いている 

十五分ほどでお経が終わる
お弟子様が銘々皿に
今日のお菓子を乗せてすすめ
そのあと薄茶を点てだし運ぶ
お坊様は屈託なく
お菓子とお薄を召し上がり
お帰りになられた

南方録の覚書に
「小座敷の茶の湯は、
第一仏法ブッポウを以モッて
修行得道トクドウする事也、
家居カキョの結構ケッコウ、食事の珍味チンミを
楽タノシミとするは俗世ゾクセの事也、
家はもらぬほど、
食事は飢えぬほどにてたる事也、
是コレ仏の教オシエ、茶の湯の本意也ホイナリ、

水を運び、薪マキをとり、
湯をわかし、茶をたてて、
仏にそなへ、
人にもほどこし、
吾ものむ、
花をたて香をたく、
みなみな仏祖ブッソの
行オコナイのあとを学ぶ也」

お茶の稽古と
お経をあげる姿は
違和感なく融合していた

食事は
飢えぬほどにて
たる事也
いつも満腹満足な毎日ゆえ
ここの部分は
すこぶる耳が痛い

写真は
昨日のランチの前菜
お腹は勿論
美しい盛り付けは
眼からも栄養を吸収し
かつ免疫力メンエキリョク増強
コロナが収まり、
早く日常が戻りますように
デスね
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散歩は楽し

2020-03-17 23:34:53 | Weblog
今日はサカチカさんと散歩
築地場外へ
市場が豊洲に移ったからか
いつもの買い出しのお店が
幾つか無くなっていた
料理の材料より
食べ物屋さんがいっぱい

タクシーに乗り
行き先を豊洲市場と告げると
今は仕入れの人のみで
一般は3月末まで入れないとのこと
それでは
日本橋三越へ変更
新館にあるイタリアンレストラン
代官山ASOチェレステ日本橋
二人ともラフな築地歩きの
いでたちで も
ちょっと贅沢した

美術館休み
映画館も休み
デパートの美術部も展示替え中
散歩するところ
他にあるかねぇ
かえりに
3/14開業の高輪ゲートウェイで
降りてみた
われらと同じく暇人
野次馬がいっぱい
うろちょろして写真撮ってた

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