北原白秋
高々と
のうぜんかづら
咲きにけり
ただにあはれと
観つつ籠コモらむ
のうぜんの暮
月曜日は研究会だった
会員の辛子さんがお持ちになったもの
写真がそれの裏側
ネットで調べると
蟠桃核
バントウカクという墨だった
中国上代伝説中の
西王母が持つと言う
桃の核を模した墨。
明代になると
戯曲にまでなり、
三月三日には
西王母を祀る蟠桃会が
催されるように
民間行事にまでなった。
その故かこの墨はかなり多い。
良い墨は少なく粗雑なものが多いが、
形が変っていて喜ぶ人もいる。
『文房古玩事典』とのこと
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