つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

奈良だより 124

2015-12-15 | 国内旅行

 昨夜、奈良の前田さまからメールがあり、赤膚焼の登り窯の説明会に行かれた時のことが詳しく書かれていました。以下はメール。

 昨日(13日)奈良の赤膚焼窯元、古瀬堯三窯の大型登り窯が解体修理されていて、その修復と発掘調査の現場説明会があったので行ってきました。赤膚焼は大和郡山城主の豊臣秀長が、瀬戸か京都の陶工を招いて赤膚山に開窯したと伝えら、江戸時代末期の天明の頃に古瀬堯三窯の祖、治兵衛が京都から赤膚山に入り、大和郡山藩城主柳沢保光(堯山候)の藩御用窯として赤膚焼を再興したと伝えられ、江戸末期には治兵衛窯の西側および東側にも窯が作られ、それぞれ「西の窯」「東の窯」と呼ばれ、古瀬窯はその真ん中にあったため「中の窯」と呼ばれたようです。 幕末に名工と言われた奥田木白がこの「中の窯」で仁清写しなどの作品を世に広め、小堀遠州七窯の一つに数えられるようになったようです。明治になって東西二つの窯はいずれも閉じられ、「中の窯」だけが今日まで維持され、大型登り窯は、登録有形文化財に指定されています。

 写真①は古瀬堯三窯の庭先に、昭和13年に帝国奈良博物館長・春日大社宮司などが「中の窯」保存の会を作り、「赤膚山元窯」の碑を建立した。②は大型登り窯の内部。③は第6室の隔壁のレンガが、繰り返し熱しられて窯変したもので、ガラス状になっている。④は登り窯の最上 部から焚き口ほうこう。⑤は修復されている胴木間(燃焼室)の右側焚き口⑥⑦は抹茶椀の奈良絵写し⑧は水指の奈良絵写し、春日大社へ武甕鎚命が鹿島から白鹿に乗って遷座されてきた絵と思われる。

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ソン・ソルナム・フルートコンサート

2015-12-13 | 文化

 今年も、夫の友人の所属する教会のクリスマスコンサートに行きました。今回は、韓国人フルート奏者のソン・ソルナムさんの演奏とトークでした。韓流ドラマの「トンイ」とか、「イ・サン」を見ていたこともあり、その主題歌や挿入歌の作曲者とあらば是非と、期待していたのですが、その通りの人でした。母国でも大活躍。大邸宅を持ち、車もドイツ車を含めて5台。でも今の住まいは、日本の奈良。日本国際飢餓対策機構、親善大使も務め、東日本大震災ボランティア公演をされているからです。もう70回以上も・・・

 三種類のフルートを使い分けて演奏。一番高価なフルートは2000万円。銀とプラチナ製、ダイヤもはめ込まれています。次が200万円。安価な2000円のものは、市販されています。トークは、主に英語。牧師さんが通訳されました。日本語も少し・・・神に愛されているというクリスチャンの素晴らしさも語られました。

 父親の仕事の事情もあり、韓国から米国に移住。小学生のころから、黄色人種だからか、かなりひどいいじめを受けていたことも語られました。指で目尻をつりあげて、中国人と言われたり、寿司の匂いがするとも・・・どうやら韓国人、中国人、日本人は区別なく、いじめられていたらしいです。殴られて、トイレに隠れる学校生活。そんな中で、キリスト教に出会われました。

 その後、音楽に目ざめ、スイスの大学に留学。米国ジュリアード音楽院卒。今は世界90ヶ国で演奏する国際派音楽家です。どの曲もよかったです。夫人と二人のお子さんのよき父親。全国の教会でコンサートを展開されています。最近は、アフリカで公演されたところです。

 

     

     帰り道 車窓より 左後方は138タワー 手前は各務原大橋 養老山脈の日没後

           

            留守に届いた台湾みやげのドライフルーツなど

    

   

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手作り生チョコ

2015-12-12 | わが家

 昨日は、ある方から手づくり生チョコをいただきました。それも柚子入り。我が家の柚子を、先月差し上げたら早速作って下さいました。それも趣味で・・・Nさんのfacebookを見ると、プロのようなお菓子がいっぱい。クッキーはもとより、チーズケーキ、プリン、パイ、タルト、ティラミス、ゼリーから、えびせん、ごまだれ団子、どらやきに及んでいます。どらやきの中のカスタードや餡も手作り。パイ皮も自作。本職はデザイナーで、副職は整体師なのに・・・しかも男性で・・・お子さんも喜ばれていることでしょう。

 柚子入りの生チョコは、初体験。ほんのり柚子の香りがして、とても美味しかったです。

 下段の写真は、亡父が植えて50年は経っていると思われる満天星(どうだん)つつじ。昨日の激しい雨で散り始めています。

 

   

 

      

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水翳 2

2015-12-09 | 短歌

 東京歌会でご一緒の佐藤靖子さんが、歌集「水翳」を発行されて3年。作品を絵葉書にされていました。代表的一首を入れて・・・歌集は、2012.7.30にアップしています。もともとはピンクの濃淡なのですが、スキャナしたらなぜかこんなに色が混じりました。こういうすてきな絵葉書をいただくのも嬉しいです。

 ところで、昨日月見草27号の表紙絵が到着しましたので、表紙を完成させ、本日は印刷所に送ることになりました。本文の編集は、先月終了していました。表紙の絵は二輪草。期待通り白い花です。月見草の白をしのばせて・・・  

 

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北陸観音霊場

2015-12-06 | 国内旅行

 二日目はホテルを後にして、北陸方面に出発。北陸観音札所に初めて行きました。大悲山石観音。手足の不自由な方がお参りすると効能があるようで、そこでお札を買うと、治ったら返すしきたりがあります。空海も来られたと言われていて、石の上に石の鶏が彫られています。

 途中マキノ町という所にメタセコイヤの並木トンネルがあり、路上で撮影。車の通らないときを見計らって素早く撮らねばなりません。苗木を植え、30年。2キロのトンネルが出来ました。マキノ観光栗園を縦貫。似た風景が各務原市にもあり、冬ソナストリートとして、知られています。こちらも黄葉していると思います。

 行きは、名神高速で、彦根インターまで、帰りは、湖西線に沿う道を通る北陸経由。琵琶湖の竹生島のシルエットも見られました。ホテル5階からは、琵琶湖の向こうの近江富士を臨み、ご来光も素晴らしかったです。

     

      御来光 左の高い山は近江富士

 

         

  

石の上の石彫の雄鶏

       

       ここの紅葉もきれいでした

      

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東福寺

2015-12-05 | 国内旅行

 町内旅行で琵琶湖畔に宿泊し、東福寺など行って来ました。凡そ30年ぶりです。関西にいた頃は、気軽に京都に紅葉狩りなどしていたのですが、こちらに来てからはなかなか・・・30年前、何かの作品に龍吟庵が出ていたこともあり、友人3人と東福寺に出かけたのでした。

 今年はいつまでも温かいためか、紅葉もいつもより遅れていたおかげで、丁度良いタイミングでした。人も桁ちがいに多くて、撮影もままならないときもありました。

 東福寺に行く前に、近江八幡市の日牟禮八幡宮にも寄りました。暫く前にも行きましたが、春のさくらが目的。紅葉も美しかったです。

 泊まった雄琴温泉琵琶湖グランドホテルには、沖縄の中学生が修学旅行に来ていました。このあと彼らは内地のどこを廻るのか気になるところです。離島出身の友人の話によれば、関東、関西各地を一度に全部まわったようです。

 

日牟禮八幡宮本殿隣の紅葉

         

        日牟禮八幡宮山門前の紅葉

 

東福寺通天橋より  

  

           

           東福寺境内

      

 

       

      見かけは豪華ですが昼の近江牛すきやきの方が美味しかったです

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絵手紙 42

2015-12-02 | 植物

 今月もYさんからパソコンによる絵手紙が届きました。テーマは、冬茜。目にも鮮やかなカトレアです。コメントは、羨ましくなるような内容で、「12月は愛知県芸術劇場へオーケストラ演奏会を聴きに行く予定です。来年3月は"歌劇フィガロの結婚"をオーケストラピットすぐ脇の最前列中央席を確保したので今から楽しみです。音楽は不得意分野で知識もないがどんな世界が観られるのか興味津々です。」

 

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スリランカみやげ

2015-12-01 | 海外旅行

 昨日の英会話は、この教室の生徒Mさんを含む15人が、先生とスリランカ旅行をされた報告会のようで楽しかったです。たまにはレッスンのない日もいいです。でも先生は、最後に最新のニュース教材を配布。解説されました。例のトルコとソ連の軍事問題です。

 普通の観光旅行ではなくて、イベント中心だったようです。副大統領に迎えられ、レセプションに参加。サリーも着用されたようです。エランガ先生はご自宅に寄る時間もなくて・・・ご自宅は、4階建て。ベッドが20もあり、客人が泊まれるようになっています。帰宅しても3階より上は行ったことがないとか・・・幼少の頃は3人の世話役がついていました。好きな買い物すら自分で出来ないので、日本にいる方が気楽でよいそうです。女中さんの仕事をとりあげてはいけないとかで・・・

 スリランカにはシーギリヤロックという世界遺産があります。巨大な岩の上の遺跡に辿りつくには、200m階段を登らねばなりません。Mさん達には一人ずつエスコートする男性がつきました。岩の上の遺跡は宮殿跡。王様はおんぶされて登ったとか・・・ホテルはスイートルーム。先生にはさらにドアマンのような人も従っていたとか・・・

 帰宅したら千葉のIさんから今年も落花生詰め合わせが届いていました。国産は貴重でありがたいプレゼントです。また、Wさんから野菜までも届いていました。こちらにも感謝です。

      

      Mさんが拾われたスリランカのオリーブ 大粒です

     

     Mさんから頂いたビスケット かすかにピリリとします

   

        

        先生からのおみやげの紅茶2種類

        

         日本の消防自動車などの贈呈式の載る冊子

Mさんたちのサリー姿                       現地名では、サルという花

      

           

           頂いた千葉の落花生詰め合わせ チーズピーナッツ、落花生甘納豆、びわ羊羹は岐阜では手に入りません

 

 

有難い野菜の到来物 アンデスという赤いじゃがいももあります

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