つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

第14回源流展

2013-09-14 | 文化
 友人の墨さんからの案内が届き、今年も源流展を見るため県美術館に行きました。。昨年10/14にも13回展を紹介していますが、やはり今年もMingleの続きで、テーマは、国旗。ドイツとフランスとイタリアの国旗の色と、その色を混ぜたグレーで構成されています。6面の正方形で・・・
 彼はアメリカの現代美術に触発され、作品を創っておられます。ロシア現代美術の影響もあります。私はモンドリアンを思い出しました。

 でもこの会で発表するのは今回限り。来年からは個展を名古屋で開かれる予定で、活動の拠点が移ります。もう作品のイメージは出来ているようです。
 昨年のように、次は桂川さんの版画にも目が行きました。女性でこれだけの大作の版画制作は並大抵ではないと思いました。9/16まで。


ちらし(デザインは墨さん)


作品の前に立つ墨さん

  
  
   桂川さんの版画作品二点

     
      岐阜新聞9/11付け
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母校で短歌指導 2

2013-09-11 | 学校
 今年も昨年(9/29)に続いて母校(岐南西小)から要請があり、短歌指導に出かけました。昨年より生徒数が増加。隣の岐阜市では生徒数減少により、また学校が統合され、一つ減るというのに、有難いことです。
 昨年は1クラス31名2クラスでしたが、今年は39名ずつ。広い特別室に移動しての授業でした。特別室は内装が木。とても暖かい雰囲気です。岐南北、東もそれぞれ木目の部屋があるそうです。
 昨年の6年担当の先生が持ち上がり、同じ方で話がしやすかったです。それに偶然の出会いもあったりして・・・(2012.11.1)昨年から続いて今も東北ボランティアをしておられます。
 昨年は実作に三人の方に手伝いをして貰いましたが、体調が悪くなられ今年は二人でした。
 
 昨年のように短歌の歴史などを話してから実作にとりかかります。もう子供たちは、校長先生が全国の歌会の子供部門に応募されているほどで、経験豊か。すぐ出来てしまう子もありました。生徒の作品より。

夏の朝セミの鳴き声聞きながらぼくはえんぴつはしらせている

青い空家族で行ったバーベキューかわらでにおう焼きとうもろこし

 授業がすんで校長室でしばし談話しましたが、校長先生は今年の卒業アルバムには、これまでは生徒たちのコメントを載せていたが、今年度は短歌一首ずつ載せるということでした。一生の記念になることでしょう。

    
     校長室に掲げてあった当町出身の日本画日展作家・長縄士郎先生の作品

  
  廊下に掲げてあった昨年の金環日食と金星の太陽面通過の写真(元校長先生撮影)

      
         1組の授業

  
   代表作品二首

         
          2組の授業

  
   代表作品
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絵手紙 13

2013-09-10 | わが家
 これらは絵手紙というより写真葉書ですが、昨日は二枚も頂きましたので・・・一枚は、大阪音大同窓会音楽会(8/26) の久野さんから。ステージ写真は撮影禁止ですから、こういう写真は嬉しいです。連弾をされているところです。

 もう一枚は、友人のYさんから。楽しかった夏休みの家族写真です。お孫さんとのお庭での思い出のひとときを、記念に残されるのもよいと思います。以下は、Yさんのコメント。
 「今年の夏の思い出の一ページです。プールやテントやバーベキューの準備は大変でしたが、我が家の庭で家族全員で賑やかに大笑いした楽しい一日でした。」


演奏する久野さんたち


Y家の楽しそうな夏休み
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ハイチ報告会 2

2013-09-09 | ボランティア
 昨年8/9に続いて、昨日は愛知のOさんからハイチの報告がありました。なかなか大地震からの復興はままならないのですが、一応識字学校は再建されたようです。
 学校再建後、ハイチ大統領が来日され学校建設のお礼のメッセージが述べられました。その懇親会でOさんもあちらの重鎮と会われたようです。WFWPの他にNPOの代表もおられたようです。

 でもまだこの国には問題が山積していて、産業もないので、米国などへ出稼ぎに行っている主人の収入をあてにして生活しているような有様。独立の時、フランスに100年に亘って支払われたお金が途方もないものであったため、観光になるような土地も荒れてしまいました。大統領も前の時代には恐怖政治であったからか、すぐには改善出来ないのです。

 35年も独裁政治が続いたため、知識人は米国などに亡命。米国で作家活動している人もあるようです。戦争によるものでなくお金で独立したことなども考えると、かなり特殊な国と言えます。貧富の差が著しいようですし・・・

 なぜ9/8にこのイベントを催したのかと言うと、この日が国際識字デーにあたるからです。1967年9月8日に、イランのパーレビー国王が、軍事費を教育費にあてたので、この日が識字デーと定められました。でもまだ世界で7億人が文盲。6700万人の子供が学校に通っていません。ハイチの識字率は、52.9%.世界で最初に黒人の手により1804年に独立はしたのですが・・・

 水不足に加え、慢性的電力不足で、オリンピック開催どころか、そのテレビを見ることも出来ません。

 ハイチと日本の共通点は、活断層があることです。

    

        
         マルンガイ(9/6記) の植樹

    
     再建された識字学校開校式

    
     大統領のお礼のスピーチ

         
          代理大使との交流

             
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奇跡の植物 マルンガイ

2013-09-06 | 植物
 ハイチでボランティア活動をしていたOさんから、「マルンガイ・モリンガ」という植物の種を昨年頂きました。ハイチとは? ハイチのことは、昨年8/9にも書いていますが、カリブ海、西インド諸島にあり、世界最貧国のひとつと言われています。

 なぜ奇跡の植物と言うと、葉や実にすべて利用価値があるからです。ビタミン、ミネラル、アミノ酸、カルシウム、マグネシウム、鉄分、ビタミンAが豊富に含まれています。モリンガオイルの成分もオレイン酸の値が高いです。
 葉は野菜としたり、乾燥させ、飼料にしますが、飢餓に苦しむ国には食料となります。フィリピンでは、母乳の出をよくするための必要不可欠植物。飢餓に悩むアフリカ・セネガルでは、栄養補助食品として多くの乳幼児を救っています。
 熱帯・亜熱帯地帯に見られます。ワサビノキ科。北インド・パキスタン原産。幹に少し辛味があります。

 4月に大粒のマルンガイ種を播くと、発芽。どんどん成長し、今は60cmほどになりました。冬には室内に取り込みます。花はクリーム色で芳香があるそうです。実は短剣の形で、長く垂れ下がるようです。

 それにしても昨日までの集中豪雨はひどかったですね。竜巻まであったりして・・・一昨日の東海地方もすさまじかったです。2000年の東海豪雨と天気図が似ていたようです。

    
    ひまわりの種より大きいです

        
         五月撮影

    
         
          七月

             
              九月
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絵手紙 12

2013-09-03 | 文化
 今月も、中学の後輩Yさんからパソコン画の絵手紙が来ました。ネットででも公開されているので、拝見するともう5年描かれているようです。5年でここまでとは、上達が早いです。テーマは、早秋。裏面には、

 「酷暑に苦しんだ夏もやっと過ぎ早秋を迎えました。外では暑さに弱いダリアが色とりどり咲く時期になりました。また、三陸沖の脂ののった秋刀魚を炭火焼で食べたいですね」   (然りです)

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小山文榮 一時間だけコンサート

2013-09-02 | 文化
 友人の息子さんのお嫁さんがクラシックのコンサートを開かれたので、笠松町のホール杉に出かけました。ピアニストは、小山文榮(ゆきえ)さん。プログラムは、ベートーベーン、ショパン、ラベル、それからラフマニノフ。120年余りの間に作曲された作品の古い順に演奏されました。練習もその順にされるとか・・・120年の間にピアノは進歩し、だんだん複雑な音も出るようになったということで、難しいテクニックもいるそうです。
 ラベルはボレロしか聴いたことはなかったのですが、今回は、水の戯れ。リストの別荘にあった噴水からの曲を聴いて、それに触発され、創られたとか・・・ものすごく神経質な作曲家で、早さまで指定されているとか・・・

 小山さんのトークは楽しく続きます。
 ラフマニノフは、スクリャービンとモスクワ音楽院の同期生。どちらも作曲とピアノ専攻で優等生。卒業試験は甲乙がつけられないほど接近していたので同点とされたとか・・・
 アンコール曲は、プログラム最後がラフマニノフの楽興の時よりの4番であったので、次の5番。4番の激しさとはうって変わった静かな曲でしめくくられ、素晴らしいコンサートでした。
 帰りはピアニストの舅さん(同級生)とともに皆でコーヒータイム。たのしいひとときを過ごしました。ピアニストご夫妻は、幼稚園、小学校、中学、高校とずっと同級生。文字通り幼なじみだそうです。音楽が共通の趣味という羨ましいご夫婦です。 


プログラム

        
         ホール杉(さん)入口の蹲

    
     小山さんのトーク

   
    ラフマニノフの楽譜

         
         

  
         
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100万回生きたねこ

2013-09-01 | 
 ずっと気になっていた絵本を友人からこのほど借りてきました。彼女は、小学校図書室などで読み聞かせをしています。子供たちの反応を見るのも楽しいようです。借りたのは、佐野洋子作・絵「100万回生きたねこ」。
 子供だけが読むのは勿体ない内容でした。99回も改版を繰り返しているのもうなづけます。リンクしているZooeyさんも2008.10.15に、取り上げられています。
 美大出の作者だけあり、絵もうまく、長新太さんのような楽しさがあります。多くの賞も獲得。この本の初版は、次男が7歳の時なのに、与えずに済んでしまいました。

 作者と母親の間にはいろいろ確執がありました。4歳の時母親と手をつなごうとしたら、チッと舌打ちされ拒否されて以来、長く親を受け入れなかったのです。臨終近い親が認知症になり、ようやく和解したといういきさつがあります。その作者も近年鬼籍に入ってしまわれました。

 これは、最後の部分です。

 ”ある日,白いねこは,ねこのとなりで,しずかに
うごかなくなっていました。
ねこは,はじめてなきました。 夜になって,朝になって,
また夜になって,朝になって,ねこは100万回もなきました。
朝になって,夜になって,ある日のお昼に,ねこはなきやみました。
ねこは,白いねこのとなりで,しずかにうごかなくなりました。
ねこはもう,けっして生きかえりませんでした。”

          
          表紙

  
   裏表紙
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